今朝の広島地方はきれいに晴れました。タカ長団地には明るい陽が当たっています。
まさしく「晴れて風なし」の天気です。激動の一年を締めくくる穏やかな朝です。
この一年、いろいろありました。何と言っても3:11。あの大震災の、、、、、、とりわけ押し寄せてくる津波の映像は頭から離れません。
あの震災を経験し、、、、、このままのんびりと空を見上げていて良いものだろうか???と渡りを観察しながら考えたものです。タカの渡りを観察しながら、、、、ある種の後ろめたさを感じ、、、、、だからと言って何も出来ない無力感を感じ、、、、、、、その思いはいまだに払拭されていないようにも思います。
被災地から遠くはなれたタカ長観察地に集まる人も、それぞれがそれぞれの思い出あの震災を受け止め、、、、、、その傷はいまだに残っているように感じています。
今年の災害はそれだけではありませんでした。紀伊半島などで起きた豪雨災害。そして新燃岳の火山災害などなど、、、、、。
ダブルパンチ以上の痛手を受けた今年の日本です。しかし、日本はキット立ち上がります。
あの大災害の中でも整然と行動する日本人、それが出来るのは世界でも日本人だけではないでしょうか。何だかんだと言っても日本人は世界に誇れる優秀な民族です。その日本人ですから、皆で力を合わせて、、、、、キット立ち上がります。
一年の終わりの今日、このように晴れて穏やかな日を頂いて、、、、そのようなことを愚考しました。
そして来年はこのような穏やかな一年であって欲しいと願っています。
「晴れて風なし」 「終わり良ければすべてよし」
被災された人のことを考えるとそのようなことを言うのは不謹慎なのかも分かりませんが、、、、、タカ長としては日本人の底力を信じています。
NHKのローカル番組である出演者が「広島は<元祖瓦礫の町>だ」と言っていました。言われてみればその通り、広島は原爆の廃墟から立ち上がった町です。
その町から、、、、、エールを送ります。被災地の皆さんはもちろんですが、、、、全国の皆さんに本人の力を信じてがんばりましょう。
多くの実をつけたわが家のクロガネモチ。
来年は穏やかでよい年であるよう願っています。