タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

ハルラ山に登る~18

2015年01月16日 | 韓国情報
ハルラ山の紹介です。

ヨンシル(霊室)登山口から登りはじめて、尾根に取りつくまでは展望は楽しめませんが、、、、、

標高差の低い急登を登るとハルラ山の西方面の展望が開けてきます。

    

まさに「広さのハルラ山」というかんじですね。一面の緑が広がっていました。そして、、、、、

    

目を反対に転じると特徴ある岩壁が、、、、、、、。

何かが営巣していそうな、気になる岩壁ですね。ハルラ山の場合一般の人が立ち入ることができるのは限られた登山コースだけですから、この岩壁の近くに人が入りこむことはほとんど無いはずです。

ということは何がいてもおかしくない???

などと考えながら、、、、、、、

    

急な木道を登って高度を上げてゆきます。

普通このような道は歓迎されませんが、ハルラ山の10時間コースを歩いたすぐ後ですから、このときだけは足場の安定した道はむしろ有難いように感じました。

    

ゆっくりでも登ってゆけば、、、、、

ふり返るとこのような風景が、、、、、

    

そしてまだまだ登ってゆくと、、、、

    

近くにあるオルムの火口の中まで見えるようになります。

オルムというのは「側火山」といわれるもので、ハルラ山が噴火して済州島がかたちづくられる時に、メインの噴火口の側からたくさんの小さな噴火が見られ、それが小さな山のようになったところで、済州島にはこのようなオルムが360以上あるそうです。

この画像手前のオルムの向こうにも二つの小さな峰が見えますが、それもオルムです。済州島に行って、このような小さな峰を見たらそれはすべてオルムだといっても間違いないようです。

    

高度を上げるにつれて広がってゆく展望を楽しみながら、、、、、、

    

木道のそばの花を撮ったり、、、

のんびりと風景写真を撮りながら、、、、、

    

さらに高度を上げてゆきました。

この写真には黒い鳥が飛んでいるのが写っていますが、残念ながらそれはカラス、気になるワシやタカではありません。


ハルラ山に登る~17

2015年01月11日 | 韓国情報
    

ハルラ山のヨンシル・コースは単調な登りから始まります。登山口をはいってもこのような木道がつづき、、、

    

特記するほどの傾斜もありません。ただ歩いてゆく感じですが、一般の人を対象の遊歩道を意識しているのか、、、、、

    

このような展示物はソンパナク・コースより多かったような???

と言ってもシッカリ記録しているのではないので、これもタカ長の独断、勝手な印象かも分かりません。

    

ソンパナク・コースと同じように、この掲示で自分の位置を確認とペースを確認しながら登ってゆきます。そして、、、、

    

標高1400mを過ぎたあたりから、、、、、

    

やっと山らしい登りになりました。この日の登りでは一番登りらしい登りだったのかも分かりません。しかし、この日のコースは6時間コースです。9月7日の10時間コースとは違います。

この4時間の差は心理的には「半分以下」の差に思われました。少々のことがあってもゆとりをもって行動できます。



その急登を登ってゆくとだんだんと視界が開けてきます。ハルラ山の広さを感じる展望です。

その日も天気は最高、ハルラ山展望コースのトレッキング開始ということでしょうか?




ハルラ山に登る~16

2015年01月09日 | 韓国情報
韓国の最高峰ハルラ山には、私たち外国人が簡単に歩けるコースが4コースあります。

①ソンパナク・コース ②カンヌンサ・コース ③ヨンシル・コース ④オリモク・コース

私たちは2014年9月にそのすべてを歩くことができました。

9月7日に①を登り②を下りました。このことはすでに紹介しました。

9月9日に③を登り④を下りました。その9月9日の山歩きの紹介です。

4コースを歩いての印象は、9月7日のコースはハルラ山の高さを感じるコース、そして9月9日に歩いたコースはハルラ山の広さを感じるコースでした。このことはすでに書いたと思います。

    

そのハルラ山ですが、どこから見てもほぼ同じような感じに見える山で、、、、、

この写真は2012年に済州港から撮ったものです。遠くに見えるのがハルラ山で、山頂の左側が東側、ソンパナク側です。



これはネットから借用した画像ですが、上の写真の反対側、済州島の南西側から撮ったものです。

左に見える山が山房山(サンバンサン)で、その右に遠く見えるのがハルラ山です。山頂の右側がソンパナク側で、左側がヨンシル側ということになります。

これで分かるように、どこから見てもなだらかな山、それがハルラ山です。



9月9日の7時過ぎ、私たちはタクシーでヨンシル登山口に着きました。

実はこの日、韓国語のできないタカ長と日本語のまったく分からないタクシー運転手の間でチョッとした手違いがあり、私たちの予定していた時間に迎えに来てもらえなかったのですが、、、、

そのことに気づいて、あわてて催促して迎えに来てもらったのです。そのため多少の時間ロスがありましたが、まぁまぁそれも想定内のロスで、のんびりと出発することができました。

    

まずはこのような看板を見て確認し、、、、、そして、、、、、

               

韓国の人にシャッターを押してもらって記念撮影。この5人が山に向かいました。

    

歩き始めからこのような木道です。特記することは何もありません。

7日に歩いたコースと同じような感じのところを、ほとんど平行に歩く感じで山歩きが始まりました。

ハルラ山に登る~15

2015年01月06日 | 韓国情報
タンラ渓谷木橋まで下りてしまえばあとは楽勝、、、、、と何となく思っていて、とにかくそこまでと頑張ってきたのですが、、、、、

    

橋の渡ったとたんこの登り、、、、、気分的には相当こたえる登りでした。

しかし、それを登ってしまえばこれといったアップダウンもなくて、、、、、

    

問題ない下りがつづきます。しかし、ここからが「要注意」なのです。

もう90%以上終わってしまったというこころの隙を見せると、なんでもないところで転倒して怪我、、、、、、というようなことはよくあることなのです。

    

    

    

このような渓谷風景を横見に楽しみながら、足元だけには注意をして最後の頑張りです。

    

    

    

そしてついに、、、、、前方に横断幕が見えてきて、、、、、、、

    

10時間コースの山歩きが終わりました。17時30分でした。

11時間30分かかったことになりますが、本当は最後のところで小さな親切をしていたので30分くらい遅くなっているのです。

山頂を出発するときからオリモクで鳥を見ている鳥友と電話連絡しながら、観音寺登山口に帰着する時間を伝え、その時間に合わせて迎えにきてもらうことにしていたのですが、、、、

最後のところで連絡しなかったの少し心配させたことになっていたのです。

それというのも、、、、最後のところで両親に連れられて来ていた女子高生らいしい人が足を捻挫して困っているのに遭遇し、簡単な応急処置をしていたのです。

私たちのパーティには内科医ですが一応医者もおり、看護師もいるので最低限の処置はできるのです。言葉が通じない中での処置でしたが、この人はお医者さんだといってあげたら本人の顔が一瞬に変わったのを覚えています。たとえ内科医であっても、ずぶの素人でないことが分かり安心したのでしょう。

足を痛めて苦労をしていたとはいえ、とつぜん通りかかった日本人に声をかけられ、意思疎通が十分できない中で応急処置を始められたのですから、私たちにどのように対応してよいのか、ご両親を含めて本人も戸惑われたのは当然のことですね。

他意あってこのことを紹介するのではないのですが、要は11時間あるいてもこのようなことをする体力気力が残って言うことなのです。

それにしてもあのお嬢さん、あそこからまだ距離もあったので大事に至ることなく下山できたか、私たちはそのことをずっと気にかけていました。本当に後遺症など残らないことをいまでも願っています。

    

韓国の主要な山の登山口にはエアーで靴などの汚れを吹き飛ばす装置があり、、、

私たちももちろんハルラ山の埃を飛ばして、鳥友が乗ってきてくれた車に乗りこみました。これで無事にハルラ山、ソンパナク登山口から登り観音寺登山口に下りる10時間コースが終わりです。

このコースを歩ききったことで、タカカノらは済州島に来た甲斐があったと喜んでいました。そのうえ二日後にはヨンシルコースを登りオリモクコースに下りることができたのですから、2014年9月の済州島は、登山に関しては万々歳の結果になりました。


ハルラ山に登る~14

2015年01月05日 | 韓国情報
    

三角峰避難所は快適なシェルターでした。ここで休憩しました。

その名前ですが、まっすぐ前を見ながら下りて来たのではその意味は分からないでしょうが、、、、、

    

後ろをふり返って見ればすぐに分かりますね。このコースを登ってくればこの三角峰が目にはいりますから、この特徴ある峰がひとつの目印になるはずです。

    

避難所の前から北を見れば海が、、、、、、、といいたいのですが、この日は雲がありました。きれいに晴れればおそらくここから海が見えるはずなのですが、、、、、、。

ここで小休してまたまた下りにかかります。

    

この道を下がっていけば良いので戸惑いはないのですが、、、、

そしてその下りも、特に足にくることもなかったのですが、、、、、

    

    

しかし、このあたりまで来ると、ずいぶん永い旅をしたような気分がして、、、、

まだ14時30分になっていないのですが、何となく夕暮れが近づいてきているような気分になりました。そしてもうひとつ気づくことは、、、、、

    

ここにきて写真の数が少なくなっていることです。

足が痛いといえば痛いのですが、だからと言って問題があるというほどでもなかったのですが、やはり早朝からの山歩きで疲れてきていたのでしょう。

朝の6時から歩き始めて、休憩らしい休憩といえばツツジ畑小屋と山頂、そして三角峰避難所で休んだだけですから、後期高齢者としては疲れがでてきても不思議はありません。

    

とか何とか言いながらタンラ渓谷避難所まで下りてきました。ここにきてはっきり疲れを自覚、前方に見える登山者の中に座りこみました。

三角峰避難所からここまで1時間50分くらいかかっていました。このコースの登りは2時間20分のコースタイムになっていますから、下りの苦手な高齢者としては上出来だと思います。

    

ここまで下りると赤いラインもあと少し、まもなく緑のラインのところにたどり着きます。

そしてついに、、、、、、

              

赤いラインから緑のラインに変わるタンラ渓谷に下りることができました。この橋を渡って左岸から再度右岸側に移ります。

ここまで下りるともう下りたようなものですが、、、、、、、でもまだ「楽勝」ではありませんでした。



ハルラ山に登る~13

2015年01月04日 | 韓国情報
ハルラ山の山頂を観音寺登山口に向けて下りはじめて1時間15分くらい経過していました。コースタイムは1時間ですから、タカ長たちとしてはまぁまぁというか、、、、、いや、問題のないペースです。

    

竜鎮閣休憩所あとを出るとすぐに、、、、、、

    

立派なつり橋が現れ、渓谷の右岸から左岸に移ることになります。

    

その橋の上から見た風景です。例の鳥友が気にしそうな風景ですね。

でも、この日のタカ長たちは鳥ではなくて山、鳥のことなどかまってはおれません。くどいようですが、まだまだ先があるのですから、、、、。

    

つり橋を渡ってふるかえるとこのような岩峰が見えます。そして、、、、、、

    

道のそばに冷たい水が流れ出ています。その水を飲むことが第一で、、、、、写真としては何が写っているのか分からなくなりましたが、、、、

韓国の山ガールの尻に注目しているわけではありませんよ。そんなことより何より、ここの湧き水は美味しかったです。

ここから左岸を下がって行くのなら良いのですが、、、、、

    

ここからあのネットのところに向けて登ってゆくことないなります。標高差にしたらたいしたことはないのですが、、、、、

でも、今日はロングコース、、、、、、足に余裕があるわけではないので、あの登りはイヤでした。

    

その上りを登りきると道はほとんど平行になり、、、、、

    

先ほど見えていた落石避けのネットの下を通り、しばらく行くと、、、、、、

    

三角峰退避所に着きました。ここまで下りてきても足は悲鳴をあげていませんでした。といっても自慢にはなりません。ここで歩けなくなったらヘリコプターを呼ぶしか帰る方策がなくなるのですから、、、、、、。

    

これで見ると、、、、現在地は○印が見えるところ、、、、、

何度も言っていることですが先は長いのです。

何とか、最後に見えるグリーンの線のところまで下りたい、あそこまで下りると遊歩道になっていて、それから先は楽に歩ける、、、、、

と勝手に想像しながら、、、、、、とにかく、赤いラインで示されているところをつぶすことばかり考えていました。


ハルラ山に登る~12

2015年01月03日 | 韓国情報
天気は少しずつ回復しているようです。

2015年も昨年と同じように1月3日に始動するつもりなので、正月休みも今日で終わり、、、、、

ということで1月2日に予約投稿することにします。

ハルラ山からの下山です。観音寺コースの登山口に向けての下山、、、、、、、

    

標高1700mまでおりてきました。このあたりまでは展望も良くて、そして斜度も気になるほどではなくて、まずは順調な下山ということでしょうか?

    

少し行くとヘリポートのようなところに着きました。天気も展望も最高、チョッと休憩したいところですが、、、、、

私たちの下りには長時間の休憩はありません。

    

谷の奥のほうには岩壁もあり、、、この時間オリモクで鳥を見ている仲間には涎の出そうな風景のはずですが、、、

ここでノンビリと空を見ていると明るいうちに下山できなくなります。

    

その先から木道の階段も急になり一気に高度を下げることになります。

    

木道を歩くのは、時によっては嫌なものですが、足に問題を持っているタカ長やタカカノには好都合な登山道といえそうです。

その意味で言えばこのハルラ山は高齢者向きの山といえるのかも分かりませんね。時間さえかければ、足に問題をかかえた後期高齢者でも登ることができますから、、、、、、、。

    

当然のことですが、高度が下がるにつれて、木道のまわりの木が高くなりますが、、、、

それでも、、、、

    

このような風景を見ることもできます。

広い草原(?)状の地形の上にある岩壁。例の鳥友にも気になる風景のはずです。このような風景を楽しみながら下がり、、、、

    

背の低い木立のなかを下って行くと、、、、、

    

開けた風景のなかに飛び出しました。

ここには説明版もありました。それによるとここに竜鎮閣(よんじんかく)という休憩所があったのですが、台風による大雨で流されてしまったようです。

あの奥のほうから土石流のようなものが流れてきたのでしょうか?

済州島は水はけのとてもよい島です。一日に1000ミリくらいの雨が降ったくらいでは水害も起きないようなところで、香川県ほどの広さのある島を一周しても川らしい川は見ることができないくらいです。

そのような済州島の山で、小屋が流されるほどの雨が降ったということは、、、、、その雨がどれほどすごいものだったか、、、、タカ長には想像できません。

    

ここで短時間の休憩をとりました。空を飛ぶものが見たい鳥友には気になる風景のはずです。

でもまだまだ先が長いのです。ここでゆっくり休むことはできないのです。


ハルラ山に登る~11

2014年12月31日 | 韓国情報


前にも紹介したことがあるハルラ山の軌跡、標高差を示したものです。

左から登り右に降りる。こうしてみると斜度の差はほとんどないようですが、でも、よく見ると右側のほうが急であることが分かります。

このような場合、私たち高齢者は急のほうを登って斜度のきつくないほうを下りる、というのが一般的な考え方だと思うのですが、ネットで見る限りではソンパナクから登り観音寺に下りる人が多かったので、自分たちはどのようにするか最後まで考えました。

その結果は、、、、、、下手なことを考えても仕方ないので、、、、、、とにかく登りやすいほうから登り、下りはそのときの状況をみて判断する、ということにしたのです。

結果としてはそれが正解で、多くの人が歩いている通りに歩いて良かったようです。何しろ10時間コース、実際はそれ以上かかるロングコースですから、どちらのコースをとっても劇的な差はないのです。

    

    

ということで、迷うことなく観音寺登山口に下山することにしました。

その下山コースも最初は木道で、斜度もほとんどありません。天気は良いし、ルンルン気分の下りでした。

    

    

このような道が続くことは、どこかで急斜面の下りを強いられることは分かっていますが、、、、、、、

広い景色を見ながらこのような道を歩くのは嬉しいものです。それからしばらく行くと、、、、、

    

だんだんとそれらしい下りになります。でも、時間をかけて下りれば問題はありません。

    

足元に注意しながら、、、、それでも周りの風景を楽しみ、楽しみ下りて行くと、、、、

    

チョッとしたビュウポイントにでました。

このような風景を見ると、ハルラ山としてはアルペン的で、、、、、

と言っても北アルプスの雰囲気はありません。強いて言えば「南アルプス的」ということになるのでしょうが、いずれにしても同じ道を引き返していたのでは、ハルラ山のもうひとつの面を見ることができないわけです。

やはり、このコースを降りる決断をして良かったと思いました。






ハルラ山に登る~9

2014年12月29日 | 韓国情報
今年も残り少なくなりました。

町のほうは人出が多いのでしょうが、団地では人の動きも少なくてはや正月気分???

タカ長は裏山に行ってウラジロをとってきました。喉の調子もイマイチで、これで今日のお仕事は終わりですね。

年末年始はどこにも出かける予定がないので、つまりブログのネタがないということです。ということで、中断しているハルラ山の写真でも紹介することにします。

賞味期限が過ぎた話題かも分かりませんが、、、、、まぁまぁあまりかたいことは言わないでおつき合いください。

    

ソンパナク登山口を出発して、延々と歩いてヤット標高1900mまで登ってきました。残りは標高差にして30mです。しかし、、、、、、

    

山頂付近はガスっていて、、、、チョッと面白くない気分で登ってゆくと、、、、

    

登るにしたがって空が明るくなり、ガスも切れてきました。ラッキーですね。



この空を見れば今日の天気は心配なし、ということですね。空の青がとても深く感じられました。



ハルラ山の象徴とも言える白鹿湛、バッチリ見ることができました。

ここまで5時間30分、最初の想定は5時間を見ていましたが、休憩時間を含めてこの時間に到着できたのですから、まぁまぁ「想定内」の山頂到着です。

前回は到着してすぐに山に来たので、登山口出発は8時15分でした。その上天気は雨、、、、、

そのためツツジ畑小屋でひき返しましたが、私たちの脚力ではあの時間に出発したのでは天気が良くても、このロングコースを歩くことは無理だったようですね。

    

                      

山頂には思いのほか多くの登山者がいました。反対側の観音寺コースを登ってくる人も多いのでしょうか?

    

この青空の下、木道の隅に座って昼食にしました。

とにかくロングコースを登りきったので満足感は一杯、天気の心配もなさそうなので、くつろいだ気分でハルラ山の山頂を楽しみました。


ハルラ山に登る~8

2014年10月06日 | 韓国情報
    

ハルラ山の山頂まで1kmをきるところまで登ってきました。いよいよこれからが最後の登りです。

    

ここまで登るとやっと視界が開け、ハルラ山の雄大な風景に接することができます。

全体的に言えば、ソンパナクから登りカンヌンサに下りるコースは、ハルラ山の高さを感じるコースだとタカ長は思ったのですが、しかし、山頂の手前まで登るとハルラ山の広さを実感することもできます。

    

    

ここまで登るとシラカバの木も見え、木道のそばの花を見ることができます。

    

私たちが登ったのは9月ですから、日本の感覚からいえば花の最盛期は終わっています。ハルラ山の山頂を目指すのは今回が初めてですから、ハルラ山の花の状況など不案内なのですが、、、、、

花の最盛期に登るともっともっと多くの花が見られるはずです。ここには日本の高山に似た雰囲気があります。

    

しかし、ここの登りはつらかったですね。ソンパナクを出発して5時間以上が経過しているのですから、それなりに疲れますし、、、、

タカ長のペースづくりは間違っていなかったはずですが、このような状態になるのは歳のせいでしょうか?

    

皆さん花など見たり、、、、写真を撮ったり、、、、一見すると余裕に見えますが、、、、、

本当のことを言うと、このようなことをしながら上手に休憩を取っていたわけです。

    

いくら休憩をとっても、まだまだこのような登りがあり、、、、、

    

タカカノも少々バテ気味、でもここまできたのですから登るほかありません。このあたりが本当の意味の最後の「がんばりどころ」だったようです。

    

登るにつれキリも出はじめましたが、心配するようなものではありません。ここは我慢、辛抱、、、とにかくゆっくりゆっくり歩をすすめるだけです。

    

このような登りのときは花に癒されますね。

仮に、、、、、仮に前回雨の中を登ったとしたら、、、、、、、、雨とキリ、そしておそらく強風、、、、、、

そのような状況におかれたら気持ちがなえて、おそらくこれ以上登れなかったはずです。