この時期になるとタカ長ブログも話題に事欠くことになります。特に今年のように、裏山の夏鳥が少ないときは、、、、、、。
そこで苦しいときは旅情報、今春の韓国の旅のことなのでつないでゆきます。と言っても時系列に整理して、、、と言うのはタカ長の性に会いません。印象に残ったことを紹介することになるでしょうが、最初くらいは時系列に従って4月27日の話題です。
4月26日のプサンに着いた翌日、私たちは地下鉄を乗り継いで「ジャンサン」駅に下立ちました。赤い軌跡の右下が旅の始まりのジャンサン駅です。今日のタイトルを「海雲台」(ヘウンデ)としましたが、地下鉄海雲台駅はジャンサンより少し左になります。画像の中央に半円形に見えているのが韓国でも有名な海雲台の海水浴場です。このあたり一帯が「海雲台区」になるので、今日のタイトルを「海雲台」としたわけです。
ジャン山山頂からの大展望です。画面右の入り江に橋が架かっているのがみえます。そこが「広安里」(クァンアンリ)で、ここもまた海水浴場として有名なところです。海辺の通りにはしゃれた店が並んでいます。
こちらは海雲台方面を見下ろしたところ。いずれにしてもご覧のような好天でした。空気が澄んでいたら対馬を見ることが出来る山で、ちょうど山頂で一緒になった韓国人登山者もそのことを自慢たらしく話していました。山頂にいても携帯、スマートフォンか何か知りませんが、そのようなものをいつも捜査している風景は日本と同じ、、、、、いや日本以上かも分かりません。
タカ長はここで目の前を飛ぶハイタカを見ました。この画面で言えば左から右へ、、、そして背後に消えて行きました。都合よく解釈すれば日本あたりから渡ってきた個体、と言うことになりますが、旅先で一度見ただけでは本当のことは分かりません。
後日影島でこのジャン山方向から渡ってくるハチクマを何羽も見ました。韓国の研究者のKさんの話では、この山の西にある山(ハンリョン山)で多くの渡りを記録しているようでした。ついでに言えばこの山のふもとに彼の母校があると言っていましたから、学生生活の合い間にも多くの渡りを見ているのかも分かりません。
いずれにしても日本に渡ってゆくハチクマは釜山の町にある山を越えて影島方面に向かっているようです。と言ってもすべてのハチクマが同じような行動をしているのではないので、その詳細はタカ長には分かりません。その解明はこれからの課題でしょうか?
この軌跡の通り反時計回りにまわってふもとの公園(テチョン公園)に下りてきました。2万歩を越えるロングコースになりました。
そこで日本の山ではあまり見たことのないものを見ました。上はエアーガンで体についたほこりを取っているところです。この装置があることは山に登るときに気がついていましたが、正直言って何か分からなかったのです。画面では見えにくいのですが、足元はほこりを吸い込むようになっています。
下山したときに地元の登山者がほこりを払っていたので、やっと分かったと言うわけです。
もうひとつは靴を洗っているところです。靴を洗いやすいように流れが引き込んであり、そばにはブラシが置かれていました。汚れた姿で町に下りてはいけないと言うこと???海雲台区は釜山でもチョッとしゃれた高級住宅街なのです。
地図で見ると上のようになります。これだけでは味気ないものになりますが、最初に紹介したような航空写真と組み合わせると面白いですね。
面白いと言えば下の図。緑の線が歩いたときのスピードを示しています。この線の中心を取れば平均的なスピードが分かります。最初と最後、町の中を歩いているときは早くて、山の中はそれよりゆっくり歩いていることが分かります。
その線を面白く思うのはタカ長ら現地にいたものだけでしょう。画面の両端で、特に左側で線がはね上がっていますが、、、、、、あの時はコンビニに行くため大きな通りを大急ぎで、走るように横断していたのです。そのようなことまで記録されてしまうのです。上の平面図で見るとそこで軌跡が乱れています。昼食弁当を求めて走りまわったことが丸見えです。
人には分からない情報まで記録されてしまうこの「旅レコ」の軌跡、これではうかうか「立ちション」も出来ませんね。