タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~3月31日

2011年03月31日 | タカの渡り
天気は回復しましたが、、、、

 天気が回復しました。終日快晴。

 これだけ天気が良いのは今月初めてのことです。明日からは4月ですから、今年の3月は天気が安定しなかったと言えます。雨とか雪を心配しないで観察できたのは今日が3回目ですから、、、、、。

 人間とは勝手なものですが、天気がこれだけ良いと見難くて、見難くて文句タラタラでした。

    

 大体このような感じです。ノスリも空にとけこんでしまいます。

 A山の尾根から現れるタカはこんなものではありません。まさに点、、、、それが頭上に近づくにつれて次第に大きくなって、、、そしてこのように見えてきます。

    

 これなど低くて(?)よく見えたノスリです。今日一番見やすかったものです。

 ノスリがこの程度ですから、ハイタカはおして知るべし。まさに針でついたような小さな点をさがして、その動きを追いながら識別、、、、、。だから疲れます。

    

 その疲れ見舞いにジョウビタキが来てくれました。メスですが、開花間近なサクラに止まってくれたところを撮りました。

 何枚か写した中の目が光っているものをアップします。

花情報です

    

 タカ長観察地の標準木の今朝の様子です。まもなく開花ですね。

 花見は4月9日、10日の週末が良さそうです。その日はタカ長観察地は花見客で賑わうことになりそうです。

 それは良いのですが10日は選挙の日です。投票も忘れないようにお願いします。

 それとこんどの週末と選挙の日は少年野球大会があって駐車場も混雑します。観察にお出で下さる方はご注意下さい。


今年の春も韓国へ

2011年03月30日 | 韓国情報
韓国探鳥旅行が近づいてきましたが、、、

 一昨日のブログでも紹介したように今春も韓国へ行きます。前半は探鳥旅行。後半は渡り観察。

 4月25日出発ですから旅行は目前に迫っているのですが、、、、

 なかなかその気分になれません。そろそろ準備を始めないといけないのですが、、、、。

    

 今回行くのは外煙島(ウエヨンド)です。昨年行った於青島(オチョンド)の北側にある島です。

 この画像ではウエヨンドは表示されていませんが、オチョンドの北隣のしまです。その西の大川港から船で1時間30分、黄海上の離島です。

    

 これがウエヨンドです。島の左側に100mくらい、右側に200mくらいの山があります。画像中央の港を中心に集落があるようです。

 この島に4泊して鳥を探して歩きます。昨年のように風待ちで足止めを食わないよう祈るだけです。

 島の様子はまったく分かりません。行ってからの楽しみです。

    

 これはオチョンドで撮った画像ですが、このように花に囲まれて鳥を見ることになるのでしょうか?

 渡りの時期は鳥が集中するので、ここでも多くの鳥を見ることができるはずです。昨年聞いた話ですが、最近はウエヨンドのほうが良いのでソウルのバードウォッチャーはほとんどこちらに行くそうです。そのためかどうか分かりませんが、昨年のオチョンドは鳥を見ている人はほとんどいませんでした。

 

 多くの鳥がいてもタカ長は識別できません。今春は韓国の友だちが助けてくれるはずですから、私としてはのんびりと鳥を楽しみ、誰かが珍鳥を見つけてくれたらその鳥を見せてもらうつもりです。

    

 これはおそらくムジセッカだと思われます。しかし、○○ムジセッカと言うのかどうか、、、、。そのようなことはまったく分からないので、現地についてから鳥に詳しそうな人を見つけて、、、、、、、と横着なことを考えています。

 ともあれ出発まで1ヶ月ないのです。それまでにたくさんの用事があるのです。

 元気を出して、、、準備にかからないと、、、、。

 ドタバタ急いでやると必ず何かを忘れるタカ長です。そのようなことにならないようにするつもりですが、、、、、。

 本当に大丈夫なのかなぁ?自分でも良く分かりません。本当に、、、、。


今日もまた雨

2011年03月29日 | タカの渡り
天気が安定しませんね

 今朝は晴。昨日に続いて今日も天気を気にしないで観察できると思ったのに、、、、

 今日もダメでした。3月になって終日天気が良かったのはたったの二日だけです。

    

 昼食は雨を避けて車の中で採ることになりました。他の車がいない駐車場で、、、車の中で独りで、、、、

 あまりパッとした風景ではないですね。

 今シーズンは西向きハイタカが多く記録されています。タカ長観察地としては倍増です。

 ネットの情報によると立石山も出ているようですね。

 昨年秋、異常に(?)多くのハイタカがタカ長観察地の上を東に向けて渡っていきましたが、その記録との整合性が取れているような今春の記録です。

 今日は雨のために早めに撤収しました。

 岡山から若い二人ずれが訪問されたので、本当はゆっくりとタカ談義を楽しみたかったのですが、この雨では引き止めることも出来ませんでした。

 今日はタカ長観察地の場所を知ること。ビックな渡りを楽しんでいただくのはこれからです。5月と9月のハチクマ、その時は再度お出で頂き、一日1000羽以上の渡りを見てもらいたいものです。

    

 タカ長観察地のサクラの花芽も赤く色づいてきました。

 まもなく開花です。その日が楽しみです。

    

 花が咲いたら、、、、春になったら雨や雪を気にしないで観察したいものです。

元気を出しましょう

2011年03月28日 | 日々雑感
今回の大震災。ショックを受けられたのはひとりタカ長だけではありません。

被災された人はもちろんですが、多くの日本人、いや世界中の人が大なり小なりショックを受けられたはずです。

あの日から何となくおかしくて、、、、何かが狂ったように感じているタカ長ですが、、、、

そろそろ元気を出さないといけません。

一月もすれば韓国で鳥を見ているタカ長なのです。

    

このような小さな船に乗って、黄海上の離島、外煙島(ウエヨンド)に行っているのです。

それまでにはいろいろな予定もあります。それらを消化しながら韓国へ行く準備もしなければなりません。

ぼんやりとしてはおられないのです。

     

昨年と一昨年に行った於青島(オチョンド)から見たウエヨンドです。

と言ってもタカ長が実際に行くのはこのうちのどの島なのか良く分かりません。

とにかくこの島のどこかへ行くのです。もちろん韓国でも有名な探鳥地です。

    

そこでどのような鳥にあえるのか、楽しみですね。韓国の図鑑などに目を通して、勉強しておかないといけませんね。

    

と言ってもにわか勉強では手も足も出せないでしょう。その時は現地のバーだーの助けを借りて、、、

そして出来ればキム・ソンヒョン研究員にも同道してもらって、、、

韓国の離島に立ち寄った鳥を楽しませたもらった後、釜山に帰って渡り観察に入ります。

調査期間は5月3日から17日までの予定。

この間のことはノートパソコンが故障しない限りこのブログで紹介する予定です。

    

初めて行くウエヨンドでどのような鳥に逢えるか、、、

どのようなバーダーに逢えるか

その人楽しみにしながら元気を出すことにします。


今日の観察~3月26日

2011年03月26日 | タカの渡り
春なお遠い(?)観察地

 今月にはいって終日晴れたのは1日か2日です。天気は依然安定していません。

     

 今朝も雪が降りました。観察地の東側の山には雲がたなびき雲海が出現したようです。

 早朝は風景写真を撮るのに忙しいタカ長でした。こうして見るとタカ長観察地も山奥の、標高の高い観察地に見えますね。

    

 朝の雪は観察地にも積もりましたが、、、、、その量はわずかでした。遠くの山は雪景色。まだまだ「春遠し」を思わせる風景です。

 その山をバックに飛んでいるのは、残念ですがカラスです。これがタカだったら嬉しいのですが、早々都合よくタカは飛んでくれません。

    

    

 観察地のサクラ。花芽の先には今朝降った雪が凍り、、、、それがとけて水滴が出来ていました。先日までは花芽もとがった形をしていましたが、いまはこのように丸くなり、少しずつ色づいています。

 例年ならそろそろ「開花日」ですから、花芽が色づいても不思議はないのですが、このところの天気では花芽も首をすくめてしまいそうです。

    

 上の写真を見ると今日は晴れたようにも見えるでしょうが、、、、、、。今日も天気は変わりやすくて、雪が何度も降ってきました。

 観察しやすい天気になったので観察機材を出したら、あっと言う間に雪がやって来て車の中に避難する。車の中から外を見ると雪は右上から左下へ、その次に降ってきたときは上から下へ、その次は左上から右下へと、そのときの風の状況でめまぐるしく変わりました。

 天気はまだまだ安定していません。

 今回の大震災で被災された人のことを考えると、呑気に(?)タカを見ながら天気が悪いとか、寒いとか言ってはいけませんね。

 昨日と今日、天気は同じようでしたが、ノスリやハイタカは昨日より多く渡りました。何がどう違うのか、私たちには分かりませんが、悪天候の中を3羽、5羽が相次いで渡って行くのが観察されました。


水がない

2011年03月24日 | 日々雑感
震災にともなう原発事故。

首都圏の水道から放射性物質が検出されました。その量は微量とは言いながら乳児には飲ませてはいけない量だと言われています。

乳児を持っている人には無視できない情報です。当然のことですが市販されている水に人が殺到して、今では手にはいらない、もしくは手にすることが非常に困難な状況になっています。

タカ長の姪も乳児を抱えています。当然水には苦労しています。あの手この手を使ってとりあえずの量は確保できましたが、この問題が長期に及ぶと、、、、、、、、困ったことになります。

タカカノの姪も首都圏にいます。今回の災害を受けてこちらの親元に疎開して来ました。疎開できる人はまだ良いのでしょうが、タカ長の姪のように仕事があって東京を離れられない人には深刻な問題になりそうです。

    

水は命の基。その水が汚染されたことは深刻な問題ですね。平素は向から「買ってくれ」と言ってくる名水の会社のネットを見ると、納品まで25日かかると書かれていました。

今回の震災を日本人みんなの問題として受け止め、軽挙妄動は慎むとしていも、、、

今回の事態は乳幼児をもっている家庭には深刻な問題になりそうです。

原発事故が、、、、、放射能がいかに大きな問題を抱えているか、、、、そのことを思い知らされています。


登山靴を買いました

2011年03月22日 | 山歩きから
 ハッキリしない天気が続いています。

 昨日は広島に出て登山靴を買いました。これがその靴です。

    

 タカ長は現在3足の靴を同時並行で使っています。しかし、そのうちの2足は寿命切れ、防水性は落ちて型は崩れ、山らしい山には履いて行けなくなっています。

 そのため1~2年も前から新しい靴を買いたかったのですが、、、、いろいろ出費が重なって放置していたのです。

    

 これは古い靴。手入れも悪かったこともありますが、この靴の防水性はほとんどなくなりました。底は取り替えたのでまだまだ使える状態です。そのためこの靴は「晴れた日の裏山用」としてまだまだ働いてもらうつもりです。

 写真は撮っていませんが、もう1足はこれ以上にひどいので、その靴は処分するつもりです。

 新しい靴も、それだけを使うつもりはありません。同じものを使うより、何足かの靴を状況に応じて使い分けるほうが靴の寿命も長くなると考えているからです。

 ここで紹介した古い靴はもう1年がんばってもらって、来年当たり引退してもらいます。それと引き換えにもう1足買うつもりでいます。

 この歳になって新しい靴を買うことを躊躇する人もいますが、タカ長はそのようなことは考えません。80歳になっても必要なら新しい靴を買います。

 人の生き死には誰にも分かりません。いつまで山を歩けるか、それも分かりません。

 しかし、気持ち的には80歳になっても90歳になっても歩き続けるつもりでします。自分のほうから線を引く必要などまったくないのです。

 靴は登山者の命です。ピッケルやアイゼンを使った厳しいまと別れ、健康のための山歩きをしているタカ長たちには、登山靴は最も大切なものなのです。そのためあと1年しか山に登れないことが分かっていても、必要とあらば靴は買います。

    

 その新しい靴を履いて裏山を歩きました。今日が筆おろしです。

 山には今日も寒い風が吹いていましたが、しかし、ところどころで花が咲き始めていました。春は近いのです。

    

 花が咲いたら花を楽しみましょう。この時期ですから過度な歌舞音曲は控えたいと思いますが、何もかも自粛することが被災者の心にそうことではないはずです。

 また、あまり自粛しすぎると、震災で大きな傷を受けた日本経済の足を引っ張ることになります。

 ここは日本人の誇りを持って冷静な行動に努めることにしましょう。


がんばれ東北

2011年03月21日 | 日々雑感
冷静に行動しましょう

 気になる福島第一原発。

 関係者の懸命な努力によって最悪の事態には至っていませんが、依然気になる状況が続いています。

 農産物の放射能汚染も認められ、念のための出荷制限されるものもあるようです。

 放射能は目に見えないので気にすれば気になるのですが、ここは政府を信用して冷静な行動に努めましょう。

 間違っても風評被害に加担して、関係者の足を引っ張ることのないようにしましょう。

    

 私たちは平素まったく意識しませんが、宇宙から届く微弱な放射能の中で生活しています。

 高空を飛ぶ飛行機に乗ると、平地で生活するよりも多くの放射線を受けます。しかし、放射能を気にして飛行機に乗らない人はいません。

 私たちよりはるかに多く飛行機に乗る乗務員が宇宙服を着て乗務されている姿を見たことがありません。

 私たちが高い山に登ると、平地より多くの放射線を浴びているはずです。しかし、山小屋の人が放射能汚染対策を講じていると聞いたこともありません。

 つまりいま報じられているのはあくまで念のための措置であるということです。

 過剰反応をして騒ぐ必要はないのです。

    

 乱暴なことを言えば、、、、

 タカ長は6歳のときに、少なくともいま報じられているより多い放射線を浴びているはずです。

 広島に投下された原爆をこの目で見ています。

 そのとき爆風で吹き上げられたいろいろなものが私たちの上に降ってきたことを子ども心に覚えています。

 そのとき空から降ってきたゴミや灰に放射能が皆無であったとは考えられません。

 それでもタカ長は今日まで健康に過ごしています。

 もちろん、放射能が出続けている状況は望ましいことではありませんし、一日でも早く収束して欲しいと願う気持ちは持っています。それとともに関係者には正確の情報を包み隠さず明らかにしてもらいたいと思っています。

 そのような正確な情報を専門家に検討してもらって発表される政府の情報を信用したいと思っています。

 間違っても東北の人の足を引っ張るような行動をしないよう心がけましょう。

    

 被災地の人のことを考えると、今でも何となく後ろめたいものを感じながら渡り観察をしています。

 しかし、タカ長もそろそろ立ち直って(?)タカのことを考えましょう。

 今年もハチクマを迎えに韓国に行くつもりです。この予定は変更していません。

 今年も釜山で観察します。

 スカッとするような大きな渡りを見たいものです。



 

がんばれ東北

2011年03月19日 | 日々雑感
 今回の震災の影響は広範囲に及んでいます。

 被災地はもちろんですが、首都圏からも地方に避難する動きが出ているようです。

 地方に親などがいる人には当然の選択肢になるのでしょう。

    

 タカ長の娘は東京の日赤病院で助産師として働いています。

 停電などの事情で出勤できない人が出たときの対策として、非番の日でも自宅待機になっています。

 そのうえ物不足になり、買い物に時間がかかる現状では、日々の生活にも苦労しているようです。

 その娘からの依頼で先日生活物資を送りました。

 日常生活に多少の不便があっても、この時期ですから我慢しないといけませんね。

    

 その娘は日赤の医療チームの一員として被災地に行くことになったようです。

 被災地に助っ人に行くのはあの子が初めてです。わが家族にはそのほかにはお手伝いできそうな者はいないので、言ってみればわが家の代表みたいなものです。

    

 気になるのは原発事故の推移、これからどのようなことになるのか分かりません。

 あってはならないことですが、今以上に状況が厳しくなってもあの子は東京を離れないでしょう。

 何かあれば助ける側に立つ子なのですから、東京に残って仕事を続けるはずです。タカ長ももちろんその選択を支持するつもりです。

 そのような厳しい選択を迫られるような状況にならないよう切に願っています。

 いま多くの人たちが助っ人として被災地で働いています。

 皆で助け合ってこの災害を乗り越えてゆきましょう。


がんばれ東北

2011年03月17日 | 日々雑感
がんばれ東北、負けるな日本

 東北関東大震災。被災地は依然厳しい状況が続いています。

 原発事故は依然収束の方向性さえ見えません。

 言いたいことはいろいろありますが、いまは皆で力を合わせてこの大災害に立ち向かわなければなりません。

 と言ってもタカ長は何も出来ないのですが、、、、、

 この無力感、、、、。

    

 この状況になっても整然と行動する日本人に海外から賞賛の声が上がっています。

 確かに、このような状況になっても略奪が起きない国は、世界ひろしと言えども日本だけかも分かりません。

 何だかんだと言っても、まだまだ日本人は捨てたものではありません。

 被災された皆さんがんばってください。

 タカ長が所属しているARRCNのMLにも海外から多くのお見舞のメールが届いています。日本人だけではなく、世界の人たちが応援しています。

    

 日本人の力を信じて、、、、

 世界の人たちの心を感じて、、、、

 被災者の皆さんがんばってください。

 日本の、、、いや、世界中の人が応援しています。

 大災害に負けないでがんばりましょう。