タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

落ち葉の道を山歩き

2008年10月31日 | 山歩きから
紅葉を求めて高岳に登りましたが、、、、

 今日のタカ長、渡り観察を休ませてもらって紅葉の山を歩きました。北広島町の高岳登山。しかし、紅葉は期待したほどではありませんでした。



 落ち葉の道をゆっくり登ること1時間で頂上に着きます。途中にはブログで紹介するほどの紅葉は見られませんでした。



 久しぶりに登った頂上には木が繁ってきて、昔のような一面の笹原、ススキの原ではなくなっていました。昔と変わらないのは聖湖の様子でしょうか?しかし、今は水位がかなり落ちています。



 曇り空、空気がもやっていて臥竜山方面の紅葉もほとんど見ることが出来ませんでした。



 頂上の近くを歩いて探した紅葉です。これだけ見ればかなり良さそうですが、本当は良いところだけをズームアップしています。


 天気がハッキリしなかったので早めに山を下りて八幡高原を歩きました。途中でアトリの群れに遭い、その群が運よく私の車の前の電線に止まったので写真を撮るつもりでカメラを手にした途端カラスがやって来てアトリを追っ払ってしましいました。


     アトリ     写真: キム・ソンヒョン

 憎たらしいカラスめ。タカ長のカメラではこのような写真は撮れませんが、電線に止まったアトリを全部撮って大体の数を数えてみたかったのです。

 200いたのか300だったのか、あるいはもっといたのか、それが知りたかったのです。



今日の観察~10月30日

2008年10月30日 | タカの渡り観察
大台を達成して余裕の観察です

 私たちの計算が違っていなかったら5000羽の大台達成です。9月1日から観察を始めてまるまる2ヶ月たっての達成です。



 これが5000羽目のノスリと言いたいのですが、これはその前にC山の上で帆翔していたノスリです。タカ長のカメラでもノスリらしいことは分かるはずです。

 5000羽目はノスリやツミが何羽か一緒に出たので、この鳥が5000羽目だと特定しないことにしました。記念の花束でも進呈するのならハッキリしないといけないのですが、単なる自己満足の世界ですからおおらかに処理しました。



 大台をクリアしたので余裕の観察です。お祝いに来てくれた(?)カマキリさんや小鳥たちと遊びながら午後の観察を続けましたが、観察する目の数は増えてもタカは現れませんでした。





 スズメでもジョウビタキでも良いのですが、絵になるところに止まってくれないので面白くありません。相手はタカ長のことを考えて飛んでいるのではないので仕方ありませんが、、、、。

今日の結果

   10月30日    晴のち曇

     観察者    タカ長 トビ吉 カメ吉 コリ吉
     観察時間   8:00-15:00

       ノスリ          10
       ツミ           17
       ハイタカ   東向き   6

 少ないとは言えノスリが久しぶりに二桁になりました。東のほうの観察地のデータを見るともう少しは出ても良さそうに、、、、、と思いながら観察を続けています。

 観察は予定通り11月9日(日)まで続ける予定です。2回週末がありますから今年最後の観察に是非お出で下さい。
 例年通りだとまだまだ飛びます。

今日の観察~10月29日

2008年10月29日 | タカの渡り観察
何故か小鳥類の動きは活発な朝でしたが、、、、

 厚い雲におおわれた今朝の観察地、何故か小鳥類の動きは活発でした。ミヤマホオジロの♀をタカ長としては今季初めて見ましたが、その他ではヤマガラ、ホオジロ、メジロ、モズ、ジョウビタキ、ヒヨドリ(渡り)イカル、スズメ、キジバトなどが忙しく飛び回っていました。





 ホオジロは何を思ったのか長々とさえずっていました。あれだけ長時間、同じ枝でさえずってくれるとタカ長の高級カメラで撮影するチャンスは十分にありました。

 小鳥と言えばアトリの群が東から西へ渡っていくのを確認しました。アトリの逆渡りと言って良いのでしょう。100羽くらいはいたと思われます。

 渡りをしないといえば、今日もオオタカやハイタカがわけの分からない動きをしていました。もちろん渡りにはカウントしていませんが、神出鬼没のハイタカ属には振り回されている感じです。お陰さまで渡りの数字以上には楽しませてもらっている、と言いたいのですが、最近はいささか食傷気味になっています。


今日の結果

   10月29日   曇のち晴

     観察者    タカ長 御大
     観察時間   8:00-13:30

       ノスリ            3
       ハイタカ   東向き    6
       ツミ            15

 10時20分まではトビも飛ばない状態でしたが、11時前にツミが一度に4羽と東向きハイタカが1羽A山の上で一緒に帆翔して西と東に別れて流れていったのをはじめに、昼間ではボツボツ出てくれました。

 東のほうの情報を見るとノスリが出ているのですが、タカ長観察地にはなかなか姿を現してくれません。


今日の観察~10月28日

2008年10月28日 | タカの渡り観察
思ったほど出てくれませんが、、、我慢ですねぇ。

 天気が回復してきたのでもう少し期待したのですが、、、、、。大台を前に我慢の観察が続いています。
 鳥のことはまったくの素人の元店長に励まされながら観察地に通っています。その店長はリハビリのためとは言え毎日がんばっておられるのだから、タカ長もその店長の言葉を素直に受け取ってがんばることにします。

それにしても出ないなぁ

今日の結果

   10月28日    晴

    観察者    タカ長
    観察時間   8:00-14:00

      ノスリ             3
      ハイタカ   東向き     8
      ツミ             10

今日の野鳥~ミヤマホオジロ

 一昨日仲間がタカ長観察地でミヤマホオジロを見ました。タカ長もその現場に行ってみたのですが、残念ながら出てくれませんでした。
 ミヤマホオジロもこの観察地の常連ですからいずれ見ることが出来るでしょうが、仲間が見たのは渡り途中だったのでしょうか????
 今日も見ることが出来ませんでした。


     ミヤマホオジロ     写真: キム・ソンヒョン


     ミヤマホオジロ     写真: キム・ソンヒョン

 タカ長も撮影のチャンスを逃さないように例の高級カメラを準備しているのですが、果たして思うようなところに出てくれるでしょうか?



今日の観察~10月27日

2008年10月27日 | タカの渡り観察
河津峡で紅葉狩り、と言いたいのですが、、、、、

 今日のタカ長、渡り観察はカメ吉おじさんにお願いして河津峡に紅葉狩りに行ったのですが、地元の人の話では今年は紅葉が一週間遅れているとか、期待していたほどの紅葉ではありませんでした。



 山を見ても人家を見ても紅葉はイマイチでした。



 しかし、仲間たちと植物観察をしたり空を飛ぶ小鳥類を見たり、いつものように山里歩きを楽しむことが出来ました。



 タカはハイタカとクマタカを各1羽見たのみ。ハイタカは写真には撮れれません。クマタカは一応撮りましたが、大きなタカとは言っても100ミリのレンズでは米粒ほどの大きさにも写っていませんでした。いくら厚顔のタカ長でもその写真を紹介する気にはなれません。

今日の結果

   10月27日    晴れたり曇ったり

     観察者    カメ吉
     観察時間   11:00-16:00

       ハイタカ   東向き   2
       ツミ             5

 こうしてコツコツと積み上げて5000羽に近づいています。

 大陸から季節風が吹き出しているので明日あたり東向きハイタカに期待しているのですが、、、、、、、。果たしてどうなるでしょうか?





今日の観察~10月26日

2008年10月26日 | タカの渡り観察
寒くなってきました



 寒くなってきました。と言うより天気が悪いから寒く感じるのでしょうか?皆さん、防寒衣を着ての観察になりました。



 赤く色づいた葉も多くなりました。秋本番、ハイタカ属の季節のはずですが、なかなか飛んでくれません。明日になるのでしょうか???



 しかし、ゼロではありませんでしたよ。これが証拠写真です。露出などを補正する時間は有りません。レンズも短いのでお見せできる写真ではありませんが、と言いつつ証拠写真をアップします。

 あまりにもひどい写真ですが、これは105ミリレンズで撮影しました。いくらなんでも短すぎます。来シーズンまでには対策を考えないと、、、、、。

今日の結果

   10月26日   弱雨のち曇

     観察者    タカ長 カメ吉 カンヌシ 他 1名
     観察時間   8:30-15:00

       ハイタカ   東向き   3

 ひとり1羽になりませんでした。明日天気が回復すると出るのでしょうか?

 大台突破まであと81です。トビ吉おじさんが帰省先から帰ってくるのが早いか、大台突破が早いか、いずれにしても今月中には達成できるでしょう。



今日の観察~10月25日

2008年10月25日 | タカの渡り観察
残業までしてがんばりましたが、、、、、

 

 A山に陽が沈むまでがんばりました(?)がサプライズはおきませんでした。まぁ、この時期としては好成績だと言えますが、、、、、。



 タカの渡らない時間帯はカメ吉おじさんとカメラ遊び、このようなものまで撮りました。今日は観察者の目が有ったのでこのような遊びもさせてもらいました。

今日の結果

   10月25日    曇一時晴

     観察者    タカ長 キョージュ カメ吉 カンヌシ コリ吉 他
     観察時間   8:00-16:30

       ノスリ            8
       ハイタカ   東向き   22
       ハイタカ   西向き    1
       
ツミ             23

 今シーズン観察したタカの総数が4900を超えました。大台突破まで秒読み段階にはいりました。明日の日曜日に達成できると週末組の人たちと一緒に喜ぶことが出来るのですが、天気予報が良くないようなので、明日は無理なのでしょうか?

 ノスリの群れに当れば簡単なことなのですが、、、、、、。


今日の観察~10月24日

2008年10月24日 | タカの渡り観察
渡り観察は牛のよだれ

 タカ長観察にやって来るKさんは元スーパーマーケットの店長さんです。病気をしてそのリハビリのための散歩の途中毎日観察地に来られます。その元店長さんの口癖は「商いは牛のよだれ」、毎日コツコツとやっている人は強い、と話されます。

 タカ長はそれをもじって「渡り観察は牛のよだれ」。いい日も悪い日も辛抱強く続けることに意味があると思うのです。

 とは言っても生身の人間、気分転換も必要です。まして、歩くことで健康を維持しているタカ長は、山を歩くことを捨てられません。今日のその山の日、このような日に限って空の状態は良いのですね。皮肉なものです。



 裏山の名刹の紅葉です。秋らしくなってきました、と言いたいのですが、今日も暑くてまだまだヘビが活動していました。







 これはアキノキリンソウですが、なかなか思うような写真が撮れません。山歩きのついでに写真ですから仕方ありませんが、本当はもう少し気の聞いた写真を紹介したいのです。

 以上のようなわけで今日の観察はナシです。

 この週末に今日の分まで取り返すつもりですからよろしくお願い致します。


今日の観察~10月23日

2008年10月23日 | タカの渡り観察
雨は上がっても、、、、、

 雨は上がっても飛びませんでした。

 タカ長とカメ吉おじん、カメラを取り出して観察地の前で撮影です。鳥はジョウビタキとヒヨドリ、メジロなどが飛びまわっていましたが、タカ長のカメラで撮影できる距離ではありませんでした。



 そこで雨の滴の撮影です。観察地の中だけですからなかなか写真になりそうな素材にめぐり合えませんでした。



 滴の中にタカが写っている、何てことは起こりようがありませんね。残念ですが、、、、、、。

 と言うことで本日は開店休業の状態でした。

今日の結果

   10月23日    弱雨のち曇

     観察者    タカ長 カメ吉
     観察時間   9:00-14:30

       タカの渡りを認めず

 と言うように残念な結果でした。


 A山の南側稜線の枯れ木にタカが止まっていました。トビでもカラスでもないことは分かるのですが、その先が分かりません。カメ吉おじさんがカメラを取り出し望遠レンズで撮影し、ディスプレイの上でズームアップしたのですが、霧がかかったように写っていて識別できませんでした。

 ノスリ? ミサゴ? それともハヤブサ? はたまたオオタカ? 大穴としてはクマタカ?

 二人の目ではどのようにしても識別できませんでした。写真を撮るときだけ1秒でも陽が当れば何とか見当だけはついたかもわかりませんが、、、、、、。

 これが今日唯一のタカでした。と言うことはトビも見ていないということです。



今日の観察~10月22日

2008年10月22日 | タカの渡り観察
裏山から秋の便りです

 秋はまたキノコの季節、松茸の季節でもあります。タカ長観察地の裏山でも松茸が採れるようで、週末などはタカ長が出勤した頃には駐車場が満車状態になることがあります。

 そのようにたくさんの人たちが松茸目当てに裏山に入っていかれます。その中の一人、何となく親しくなって言葉を交わすようになった松茸おじさんが、今日は二人の人と山を下りてこられました。奥さんと若い友だち(?)

 「今日の成果は?」と聞くと「ベテランの人の後を追うかたちになったのでダメだった」と言う返事でした。
 せめて香りだけでも、と思って見せて頂くと、袋のそこにチョッとだけ松茸が羊歯の葉の陰に隠れていました。冗談にも「一本分けて、、、、、」と言えない量でした。



 もちろんこれがすべてではありませんが、確かに正真正銘の松茸でした。写真的には山を下りられるときに傷つけたのが残念ですが、、、、、、。

 松茸の深い香りを嗅がせて頂きながら、子どもの頃嫌と言うほど食べさせられた松茸を思い出しました。当時は弁当のおかずが無いときは松茸を焼いて醤油をかけたものを入れたものです。
 
 今あのときの弁当を再現したらいくらかかるのでしょうか?

 ン万円する高い弁当になるのでしょうね。

今日の結果

  10月22日    曇

    観察者    タカ長
    観察時間   8:00-14:00

       ノスリ              7
       ハイタカ   東向き    10
       ツミ              8
       ハイタカSP   西向き   2

 今日は10時半まではトビも飛ばないような状態でゼロを覚悟していましたが、それからパラパラ出てくれました。
 5000羽突破に向けて最低限の成果を出すことが出来たようです。

週末頃には大台に乗るかも分かりません。週末組の皆さん、ご期待下さい。そしてよろしくお願い致します。