タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

縁は異なもの

2013年07月31日 | 旅行のことなど
北海道だけではないでしょうが、長期間旅をしていると、同じ人に再会することは珍しくはないようです。

今回もそのようなことがありましたが、、、なかでもSさんは特別でした。

初めて会ったのが朱鞠内湖畔キャンプ場。そこでどちらからと言うこともなく、何となく言葉を交わし、、、、ヤマゲラを撮ることができたと話したら喜んでくださり、、、

サロベツ原野に行くとそこで再会し、、、、、、





サロベツ原野にはシマアオジが来ているので、そのポイントはいつもこのような状態です。私たちは本格的なカメラマンとは少しはなれてシマアオジを待っていると、、、、

動画を撮っておられるSさんも、人の群れにはいると鳥の声がとれないとか、人の声が邪魔になるとか言う理由だと思われますが、カメラマンの群れとははなれて撮影されているので、タカ長たちと再会と言うことになったのでしょうか?

もちろんお目当てはシマアオジで、、、、、、そのシマアオジが出ないときにいろいろ話をうかがいました。

聞くところによるとSさんは、一年のうち10ヶ月以上鳥を求めて車旅をされているとか、そのためいろいろな情報をお持ちで、いろいろ参考になることを教えて頂きました。

     

これは別のポイントで、Sさんのそばで撮影したツメナガセキレイです。

Sさんとはフィールドだけでなく、豊臣温泉の浴場でも一緒になり、車中泊に適したところまで教えて頂きました。

数えてみれば5回か6回お会いしましたから、よほど縁があるのですね。

          

そのSさんの作品です。帰宅して早々アマゾンで購入しました。2時間40分くらいの長編で、正直言ってまだ半分しか見ていません。野鳥の声と簡単な説明、多くの野鳥の特徴など知りたい人には最適なDVDだと思います。

そのSさんのそばで、マキノセンニュウの証拠写真を撮りましたが、、、

   木の中にいるマキノセンニュウなので写真としては面白くないのですが、Sさんは「私にとってはマキノセンニュウのほうがシマアオジより何十倍も価値がある」とおっしゃっていました。

旅に出るといろいろな人との出会いがあります。それもまた旅の醍醐味ですね。


世界共通の手話

2013年07月30日 | 旅行のことなど
     

日本海を行くわがポシェット。モンベルの宣伝写真ではありませんよ。

     

見ていただきたいのはこの赤いもの。何と言うの?バッチではないようなし、、、、。

このかたち、指を広げたかたちから、中指と薬指を曲げているところをデザインしています。この指の形にご注目あれ。

     

その意味はこれ。このかたちは世界共通のI love youを表す手話だそうです。

アイ・ラブ・ユーと言っても、男性が女性にプロポーズするときにだけ使うものではなく、、、、

 よその奥様に、ご主人にナイショで見せる手話でもありません。

博愛の意味もある、誰にでも使える、世界共通の手話だと説明を受けました。

その説明を受けたのは紫竹ガーデンに行ったときです。

花いっぱいの紫竹ガーデンの一角で、オーナーから無料で借り受けた小さな店で、この看板を立てかけ、手作りのピンバッチを販売されているご婦人からです。

たとえば友だちに会ったときこの手話。写真に写るときはVサインではなくこの手話。

多くの人がいろいろなところで使っていただくことを願ってこの店を開いていると言うことでした。

紫竹ガーデンに行ったのは旅の終わり、もっと早く知っていたら、旅の途中で出会った外国人にも使っていたはずです。そのときの彼らの反応がどのようだったか、興味ありますね。

 

紫竹ガーデンは花いっぱいの素晴らしい庭でした。そのことは後日あらためて紹介するつもりです。


実は、、、、大変なことが、、、、、

2013年07月29日 | 旅行のことなど
北海道旅行をふりかえって、私の感じたものを記事にしていますが、、、、、

持参したノートパソコンの容量がいっぱいになったので、USBメモリーにバックアップをとって、パソコンの画像を削除したのです。それは間違いないはずですが、富良野で買ったばかりのUSBメモリーが、わずか2~3回の使用で壊れてしまい、認識しなくなって、、、

パソコンの先生のところに持ち込んでもダメでした。削除したパソコンを、まるで犯罪捜査のようにして探ってもらったら、、別のUSBにバックアップしている画像は取り出すことが出来たようですが、こわれたUSBにバックアップしていた画像を取り出すことに成功した、、、、、と言う報告は来ていません。

たとえばこの7月14日の記事も、同じパソコンを使って作業しているので、復元できるものなら出来るはずですが、、、、、

何だかわけの分からないことが起こって、、、、、かなりの数の画像が失われたようなのです。積丹半島や旭山動物園などなどの写真が、、、、、

タカ長は運が良いと言えば良いのでしょうが、これまでHDDが壊れたとか、USBをだめにした経験がまったくなかったのです。それがここにきて初めての経験、一番おきて欲しくないときに起きた感じですね。

旅の泊まりは、、、

キャンプ場がベストで、その次が道の駅だと紹介しましたが、そのキャンプ場での写真も失われたものがあるようです。

     

これは最初に利用した朱鞠内湖畔キャンプ場(電話 0165-38-2101)です。

私たちの旅は外食することがベースで、湯を沸かし、コーヒーつきの朝食をとる程度のキャンプ行為をするために必要なものを持って行っただけです。この程度のことでも道の駅では出来ませんが、キャンプ場なら遠慮なく出来ます。料金も200円とか300円と言うようなレベルですから、やはりキャンプ場が良いですね。

あたり前のことですが、キャンプ場はテントを持って行ってキャンプするところですから、キャンプサイトのそばの駐車場はガラガラ、広い駐車場を独占して車中泊するのは気分がいいものです。

     

     

この朱鞠内湖畔キャンプ場は鳥の面でもアタリでした。アオジやアカハラが樹上でさえずっているのを見たり、、、

でも一番はこのヤマゲラでしょうか?

     

     

     

そのほかニューナイスズメやベニマシコなどの画像が残されています。

キャンプ場の奥のほうでクマゲラの声がした、と言う情報もありましたが、このキャンプ場はセミの声がうるさくて遠くの鳥の声など聞ける状態ではありませんでした。

それがこのキャンプ場の、鳥好きからみた欠点と言えば欠点でしょうか?


旅の泊まりは、、、

2013年07月28日 | 旅行のことなど
今回の北海道旅行、最初のおおまかな計画では車中泊と屋根のあるところに泊まるのが半々のつもりでした。

その車中泊するところが分からない、と言うか、、、、、、具体的にどうすればよいか、と言うことが現地に行くまで心配でした。が、行ってみれば、、、、、産むが易し、、、、事前にあれこれ心配したことがウソのようでした。

結論から言うと、タカ長としてはキャンプ場に泊まるのが一番で、次善の策として道の駅に泊まるのが良い、と言うことになります。

道の駅にはずいぶんお世話になりました。単なる休憩、トイレだけではなく、情報を仕入れたり、地元の産品を買ったり、遠く本土から来て旅をするものにとっては道の駅の存在は本当に役に立ちます。

     

最初に泊まった道の駅がここかみゆうべつ温泉チューリップの湯でした。

鉄道の駅から道の駅に代わったところはいくつかあるようですが、ここもそのひとつ、かつては名寄駅と連絡する鉄道が走っていたようです。

     

鉄道マニアではないタカ長には、そのようなことはどうでもよいのですが、この道の駅の良いところは温泉があり、レストランがあることです。

レストランは21時まで、温泉は22時まで営業しているので、一日の活動の終わったあとの時間をゆっくりとくつろぐことができます。

 

そのためでしょうか、私たちが車中泊した日も十数台が車中泊していました。

     

7月15日に泊まったしほろ温泉は、偶然と言えば偶然見つけた、非常に良い泊まり場でした。

その日は糠平あたりのキャンプ場に泊まるつもりでいたのですが、午後になると豪雨がやってきて、車中泊できる状況ではなくなりました。山を下りたら雨も少なくなるだろうと考え、ふもとの士幌町にある二つの道の駅に行ってみると、、、このしほろ温泉は21時まで営業しており、その中で夕食もとることができ、そのすぐ前の駐車場にはきれいなトイレもあり、、、、、、

と言うことでここに泊まることにしたわけです。タカ長のヨミもあたり、夕方には雨も上がり、快適な一夜を過ごすことが出来ました。

 

車中泊の旅をされるひとはそれぞれ情報をお持ちなのでしょう、ここでも十数台が車中泊していました。

     

     

北海道で最後に利用したのがこのむかわ四季の館でした。

ここの温泉も22時まで営業しているので、苫小牧のフェリーターミナルに行く前の時間をのんびり過ごすことが出来ました。

夏の北海道へ行くと、道の駅には車中泊する車がたくさんいる、と聞いていましたが、実際に行ってみるとその通りでした。道の駅はキャンプ場ではないので、そこを利用させて頂くときはそれなりの気遣いは必要ですが、旅行者にとってはとてもありがたい存在であることは間違いありません。




いろいろな北海道

2013年07月27日 | 旅行のことなど
北海道を旅してみて、いろいろな人たちがいろいろな目的で旅をされているのを見ました。

ゴルフを楽しんでいる人、岬めぐりをされている人、釣り目的の人、、、、、、などなど、、、、、

もちろん登山目的の人も多く、偶然であった広島からのグループは短期間に4座くらい登って帰るとか、、、、、他のグループは十勝岳に登った次の日に旭岳に登ってくるとか、ファイトのある人たちを数多く見ました。

     

昨年の忘年会でタカ長は、来年は北海道に行くのでこの歌を歌います、、、、、と言って「石北峠」を歌いました。1979年北海道で大ヒットした、作詞・高木隆春、作曲・桑山真弓、歌・長坂純一の歌で、最近リメイクされて、清水博正が歌っているようです。

       山の向こうも山だろか

と言う歌いだし、、、、そして、、、雪積む緑 えぞ松の 峰ふりあおぐ、、、

と言う歌詞に自分なりのイメージをいだいて、わざわざ、、、、もの好き(?)にも、、、その石北峠に行って見ました。

 

しかし、その石北峠には小さな店があるだけで、、、、、私のイメージとはずいぶん違っていました。名作の舞台が必ずしも心に響く観光地ではないと言うことでしょうか。

石北峠では清水博正が歌う「石北峠」がエンドレスで流れているだけでした。峠の上のほうに展望台のようなものがあるのかも分かりませんが、、、峠のまわりを歩きまわる気にもなれず、記念に「石北峠」のCDを一枚買って早々に峠をあとにしました。



それに比べると三国峠は良い峠でした。峠の展望台に立つと、広大な緑が広がり、、、、、、、こちらのほうが「山の向こうも山だろか」のイメージにあっているように思われました。

 

三国峠にはチョッとしゃれた店もあり、コーヒーなど飲みながらくつろいだ時間を過ごすことが出来ました。

客観的に見れば似たりよったりの峠なのかも分かりませんが、タカ長には三国峠のほうが「アタリ」でした。

     

霧がますます深くなり、そのうえ峠の覆道が工事中で、その面では落ち着かない峠でした。ここから見えるはずの三国山も確認できませんでした。

それでも三国峠が好ましく思えたのは、、、、、

      

このアオジさんがいたからかも???

いろいろな北海道。そのなかに「峠めぐり」の旅があっても良いのかも分かりません。

有名な狩勝峠は3回通過しましたが、その日そのときによって、遠くの山が見えたり見えなかったり、、、そのため印象もそれぞれでした。その経験から言うと、峠をめぐる北海道の旅も面白そうです。


久しぶりの裏山歩き

2013年07月26日 | 山歩きから
長旅の疲れはいまがピーク?

写真の整理も、頭の整理も出来ないので、今日は裏山の話題です。

久しぶりに仲間たちと裏山を歩きましたが、やはり疲れました。北海道で食べ過ぎたためか、体重もふえているので、、、、、、そのうえこの暑さ、、、、標高の低いわが裏山はこの時期がいちばん歩きにくいのです。

     

     

オオルリ・マンションに入居者がありました。双眼鏡でそっとのぞくと何やら動くものが、、、、、。繁殖に成功したようですね。

仲間の話では一昨日サンコウチョウを見たようですが、今日はその気配さえありませんでした。

 

ツユクサもウスキキヌガサタケもまぁ普通に見られますが、このウスキキヌガサタケはこれまで見たことのないところに生えていました。

     

あまり言ってはいけないことかもわかりませんが、コクランが花をつけているのを初めて見ました。

その存在だけは分かっているので、いつも気にしていたのですが、、、、、、やっと花をつけたようです。

     

     

久しぶりに帰ってみると、団地の側溝の工事がすすんでいたり、公園のトイレが完成していたり、、、、、

あっと言う間に過ぎたような、、、、ずいぶん前に出発したような、、、何だかわけの分からない気分ですが、この間に私たちの町も変っているのですね。




別冊付録

2013年07月25日 | 旅行のことなど
40日を過ぎる北海道の旅を終え昨日帰宅しました。

今回の旅のことはまったく整理できていませんが、、、、、この旅をひと言で言ったら、、、



このような感じでしょうか?

七十余年を生きてきて、そこにはそれなりの流れがあり、今ではその流れの中で幸せに暮らしている私たちですが、、

今回の旅はその流れとはまったく別のもののような、、、、言ってみれば「別冊付録」のような気がしています。

貧しい「本誌」に比べると、この「別冊」はなかなかのもので、その意味では「特別付録」と言わないといけないのかも分かりません。

目次を加えても50ページに満たない、人さまから見ると拙い別冊付録ですが、、、

私たち二人から見ると、やはり「特別付録」と言うのがふさわしい、豪華な別冊のように思えます。



その別冊には多くの花もあり、、、、、庭園の花もあれば、高嶺の花もあります。



拙いものですが野鳥の写真も入っています。

そのページを整理し、皆様に紹介できる形にするのはまだまだ先になりそうですが、、、、、、

私たちの「別冊付録」には是非目を通して頂きたいものだと思っています。

そのような前宣伝をするのは簡単ですが、、、、本当に別冊が出来上がるのかなぁ、と暑い空を見ながら心配しています。

私たちが旅をしたところは、富良野の居候先を含めネット環境が悪く、ブログの更新やコメヘンが思い通り出来ませんでした。

          事情をご賢察のうえご容赦下さるようお願いします。

何しろ、朝は5時前から活動を初め、、、、、と言うような日の連続でしたから時間も取れなかったのです。何でも見てやろう、、、と言う欲張りな旅でしたから、、、、、。


無事帰宅しました

2013年07月24日 | 旅行のことなど
6月11日にわが家を出発して、北海道内で5000km以上、総計で6500km以上を無事故無違反で走り終え、無事帰宅しました。

40日以上留守にしたわが家は雑草の天国になっていました。

すべてはこれから、、、、、少しずつ片付けて行くことにして、、、とり急ぎ帰宅の報告とさせて頂きます。





             画像は7月21日に中札内の「六花の森」撮影したものです。

それにしてもわが家は暑い。私たちの町は狭苦しい。

涼しくて、、、、広くて、、、、、高かったあの空が懐かしいなぁ、、、、、。


鳥的にはどうも、、、、

2013年07月21日 | 旅行のことなど
明日ここを発ってわが家にむかいます。明日は十勝から襟裳岬方面に行って一泊、22日の夜のフェリーで北海道を離れます。

明日はブログの更新も出来ないかも分からないので予約投稿します。

こん回の大雪をめぐる旅、鳥的には良くなかったようです。鳥があらわれるのをゆっくり待つ旅ではないので仕方ありませんが、、、、、、



三国峠で見たアオジ。近いところでさえずっていました。これだけが写真らしい写真です。目が光っていますよ、、、、、。





いちばん目につくのはノゴマ。ここでは普通種だと思われます。

黒岳でもこの程度の写真が撮れましたが、、、、、、

残念だったのはギンザンマシコに会えなかったことです。「その先でギンザンマシコを見ましたよ、、、」と聞いたので、なおさら残念に思いました。



遠くの枝先でさえずっているキビタキ。文字通りの「証拠写真」です。

このように、花と比べると不作だった大雪をめぐる旅でした。

最後も日はのんびりと

2013年07月21日 | 旅行のことなど
おそらくこれが最後の投稿です。昨日予約投稿しているので、私たちが富良野を出発したあと1件アップされるはずですが、、、、、時間的にはこれが最後になります。

40日と言えば永いようですが、、、、終わってみれば短かったような、、、、、ちょうど1ヶ月前に行っていた礼文島のことが何年か前のことのように感じられたり、、、、妙な気分を味わっています。

それだけの時間を持ってきてもやり残したことはたくさんあります。十勝岳にも富良野岳にも登っていません。そのそばの原始が原にも行けませんでした。

そればかりではありません。私たちが居候をした町にも知らないところがいろいろあって、、、、、

昨日はそのようなところを何軒か訪ねました。と言っても結果としてそのようなことになっただけです。





富良野では有名なケーキ屋さんです。タカカノのリクエストでケーキを買いに行きました。小高いところにあるためテラスから富良野岳などが良く見えました。



私たちがコーヒーを楽しんだのはこの店、すばらしいログハウスの店です。

この二つの店は、先日仲間たちが泊まったホテルのすぐそばにありますが、おそらく彼らも行っていないはずです。





皆で昼食に行ったのはゴルフ場のあるホテル「オリカ」のレストラン。ここでも山が良く見えました。ゴルフをしている人たちを見ることも出来ます。

タカ長の下の娘は何度も富良野にやって来て、ここでもゴルフをしているようです。

帰りに寄ったスーパーも、中に入るのは初めてでした。富良野も週末になると車の交通量が増え、そのような時は裏道を通って帰ることが出来るようになったタカ長ですが、この富良野でも知らないところ、やり残したことがたくさんあるようです。

このような思いを残して富良野を発ちます。帯広を通って襟裳に行き、そのあたりで一泊して明日のフェリーで北海道を離れます。

そのあと帰るのは猛暑のわが家。

いまも長袖を着て、肌寒い思いをしながらこれを書いていますが、この肌寒さを持って帰れるものならもって帰りたいですね。それが出来たら、仲間たちにも喜ばれる、カネのかからないお土産になるのですが、、、、、、。