タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今年もいろいろありました

2010年12月31日 | 日々雑感
この一年間ご訪問頂き有難うございました

 2010年もあと少しになりました。今年最後の更新です。

 今年は親しい鳥友を亡くしました。これだけは今思い出しても悲しいことですが、それ以外には悪いことはタカ長の身辺には起こりませんでした。全体的に見れば穏やかな一年だったと言えそうです。

 仕事もしないで遊んでばかり、、、、、それでも安穏な生活ができ、好きのことができる、本当にありがたいことです。

  

 今春も韓国に行きました。江華島(カンファド)ではクロツラヘラサギの繁殖地や夏羽のクロツラヘラサギを見ることが出来ました。その日天気が悪かったのは残念ですが、こればかりはタカ長の思い通りになりませんね。

 

 天気が悪いと言えば強風のため黄海が荒れて予定通り於青島(オチョンド)に渡ることができなくて、群山(クンサン)のモーテルに4連泊する羽目になりました。天気はこの写真のように晴れているのですが、風が強くて波がおさまらないためフェリーが運航できなかったのです。

 風待ち、と言う言葉がありますが、タカ長が風待ちを体験したのは初めてのことです。日本では、風待ち港には遊郭があって、と言うことになっていたようですが、韓国の事情は知りません。タカ長たちはもちろん遊郭より探鳥です。
 この写真はセマングンで鳥を見ているところです。写真には風が写りませんが、足を広げて腰を落として、、、と言う姿を見れば風の強さを想像して頂けるのではないでしょうか?

  

 韓国に行った最大の目的は釜山での渡り観察。タカ長カメラでもこの程度の写真が撮れました。

 タカ長としては上出来の写真です。

  

 山もたくさん歩きました。裏山歩きを含めて78回の山歩きでした。そのほか単独で歩いていますから、、、、総計何回になっているのでしょうか?100回には少し足りないようですが、ほぼ三日にあけず登山靴を履いていたことになります。

 

 四季折々の山を元気に歩くことが出来たのですから最高です。今年は山の仲間も増えて、、その面でも嬉しい一年でした。山を一人で歩くのも楽しいものですが、しかし、年齢的なことを考えるとあまり勧められません。やはり高齢登山者は仲間と歩くのがベストだと思います。

  

 花の写真も楽しませてもらいました。

 山の花にはいつも力をもらいます。これからも山の花を求めて歩きたいと思っています。

 鳥と山。多くの仲間に囲まれて今年も暮れてゆきます。

 来年も皆と一緒にその両方を楽しませてもらいます。その様子はこのブログでも紹介させて頂きますから、これからもご訪問くださるようお願いいたします。

  この一年ほんとうに有難うございました

 

今日の裏山

2010年12月29日 | 山歩きから
雪の中を歩きました

 今朝は夜明け前月が見えていました。

 好天を期待して裏山に行く気になったのですが、家を出る頃には曇り空に変わってしまいました。

 観察地に着くと、、、、、例のサクラが、、、、

  

 寒そうに咲いていました。この時期の桜は花のモテが良いようですね。雪の山をバックにしたサクラの花。

  

 しかし、バックがB山では絵にならないですね。曇り空の下の、モノトーンの風景のなかではピンク色の花は目立つはずですが、花にちからが感じられないので絵になりませんね。


  
 観察地の北側の山はすっかり白くなっていて、こちらのほうはいつもとはまったく違う風景になっていました。瀬戸内沿岸の風景とは思えませんね。

  

 これが岩山だったら迫力があるのでしょうが、、、、、、。無いものねだりをしても仕方ありませんね。この風景を見ると、この山の上をハチクマが飛んでいたのはもう何年も前のことのように思われます。雪は魔法使い、平凡な風景を別物に仕立ててしまいます。

 イヌワシとは言いませんが、せめてクマタカがこの上を飛んでくれると絵になるのですが、なかなかタカ長の思い通りにはなりません。

  

 50番鉄塔まで登ってみました。地面の雪は10cmに満たない程度でした。いつもとは違う裏山ですが、これでは雪山とは言いがたいですね。この年末の天気は良くないようなので、雪の量は増えてくるはずです。

 

 この雪の中でも白いキノコが生えていました。先日見つけたものですが、今朝の雪にしぼむこともなく、生き生きとしていました。何と言うキノコなのか、食することが出来るのか出来ないのか、何も分かりません。しかし、この時期にこのようなキノコを見ると「冬キノコ」と言いたくなります。夏キノコとは言っても、冬キノコとは言わないはずですが、、、、。

 観察地に下りてくるとそうま君たちが「ウソがいた」と言っていました。数羽の群(?)が観察地の斜面に飛んできたようで、手の早いそうま君は写真に収めていました。

 タカ長観察地ではハギマシコの情報もあります。鳥が目立たないこの頃ですが、じっくりと見ると色々な鳥が観察地の近くにいるようです。

 タカ長観察地はタカの渡りだけでなく、小鳥の観察地としても売り出してゆきたいと考えています。

モノトーンの朝

2010年12月27日 | 日々雑感
タカ長団地の初冠雪

 わが家の庭に雪が積もりました。

 東北のほうではたくさんの雪が降り、車が雪に閉じ込められて大変な苦労をされた人がいるようですね。そのような雪国の人から見ると申し訳程度の雪ですが、それでもタカ長にはマジ寒くて、朝からコタツの番をしています。

  

 そのような訳でブログのネタ探しに出歩くなんて出来ません。雪を口実にいまから寝正月をしているようです。いくら何でもまだ正月には早いのですが、、、、。

 

 わが家のモッコクにも雪が積もりました。向かいの家の間からは広島湾の海が見えるのですが、、、、



 今朝は見ることが出来ませんでした。チョッとした雪国気分?

 コタツの番をする、と言っても本当は寝ていたわけではありません。

 団地新聞の編集長の仕事をしていたのです。まだまだその仕事は終わりません。

 タカ長団地の団地新聞は年3回発行しています。数は少ないのですが、単なるお知らせ版ではなく毎回何かをテーマに特集記事を組んでいます。マジメな新聞なのです。今回のテーマは高齢化する団地住民と、独居老人などの見守り活動の問題です。

 テーマが大きくて、、、限られた紙数の中で問題提起をするために悪戦苦闘しているのです。これがタカ長の正月休みの宿題みたいなものです。

 さてさてどのような新聞が出来るのか???編集長自身が楽しみにしています。



 昨日撮影した写真、瀬戸内海の光る海、ある友だちから「今年の最高傑作ではないか?」と言われました。これがその写真ですが、、、、、如何でしょうか???

 その友だちからは大きく伸ばして額に入れるよう言われていますが、その価値があるでしょうか???


歳末のミカン狩り

2010年12月26日 | 日々雑感
友だちに誘われてミカン狩りに行きました

 今年も残り少なくなりました。

 何かと雑用があるような、、、、何もしなくても新年はやってくるのだから、何もしなくても良いような、、、。

 そのような一日、友だちに誘われて瀬戸内の島にミカン狩りに行きました。正月用(?)の葉ミカンを頂に行ったわけです。

  

 現場に着くとこのようなミカンの木が4本ありました。チョッと見たときは大の大人が何人も来て採るには少ないのでは、と言う気がしましたが、、、、実際に採ってみると余るくらいありました。量の感覚は素人には分かりませんね。

 

 写真で見ると普通のミカンと変わらないように見えますが、これ等はみな形の小さな葉ミカンです。

 葉ミカンといえば子どもの頃ミカンつきをしたことを思い出します。コタツの上にミカンを置いて、糸をつけた針で吊り上げ、その量を競争したものです。今日もらって帰った葉ミカンはその頃の物と同じ大きさでした。

 

 適当に採って、昼食は道路の真ん中でコンビニ弁当を食べて、、、そして午後は腹へらしのために少しだけ採ってから帰りました。

  

 ミカン畑から少し離れたところで撮った瀬戸内海の光る海です。瀬戸内海の島はタカ長団地あたりより暖かくて、普通なら宮城道雄の「春の海」を連想させる風景に出会えたはずですが、寒波の張り出している今日はその気配さえ感じられませんでした。

 瀬戸内海の海の上にも冬の雲、、、。

 観察地の裏山あたりには雪も舞ったようですから、それから見れば瀬戸内海の島はやはり暖かかったようです。

 その島の上を飛んでいたのはカラスばかりでした。そのなかでやっと1羽ノスリが飛んでいるのを見つけました。鳥の面での成果はその1羽だけ、しかし、ミカンをたくさん頂いて今日もハッピーなタカ長でした。


今日の裏山

2010年12月24日 | 山歩きから
クリスマスの花見を、、、、

 サンデー毎日のタカ長も何かと忙しい年末です。

 今日は今年最後の裏山。仲間14名と歩きました。その裏山歩きの集合場所、タカ長観察地のサクラが咲きました。今が見ごろ???

  

 でもこの時期に咲くサクラは、春に咲くサクラと違って生気がないように感じます。この花がサクラであることはタカ長でも分かりますが、数あるサクラの中の何サクラなのか、それまでは識別できません。

  

 その隣にはソメイヨシノの木もあり、春には花見の人がゴザを敷くところなのですが、この時期のサクラを見に来る人はいないようです。特に今日のように北風が強い日には花見客は皆無です。

 クリスマス観桜会と言うのも乙なものですが、、、、、。この週末、タカ長観察地で花見をされては???

  

 裏山から見下ろす広島湾の海。海が明るく輝いていましたが、、、、タカ長カメラではうまく撮ることが出来ませんでした。瀬戸内海の光る海といえば、タカ長は岡山の写真家緑川洋一さんを思い出します。彼のような写真を撮ることは私には出来ませんが、あの写真の世界は「フィルム写真」の世界だと思います。

  

 モノトーンの海。

 私たちのグループは「陽だまりハイク」と称して、この時期は瀬戸内海の生みが見える山を選んで歩いています。健康登山を志向している私たちには、雪山歩きより陽だまりハイクが似合っている、と考えて実行しているのです。

 冬は瀬戸内海の穏やかな海が良いですね。本当に、、、、、。


年末の大掃除

2010年12月22日 | 日々雑感
 今年も残り少なくなりました。

 今日は愛車を車検に出したので終日わが家に軟禁状態になっています。代車はありますが人の車に乗るのは好きではないので、あえて軟禁状態を楽しんでいます。

 終日家にいることなどめったにないのでこの機会にわが城の掃除をしました。

  

 わが城の本丸ともいえるパソコンです。ディスプレイは21.5型のワイドです。先日購入しました。

 その右が今秋故障したパソコン本体です。今は機嫌よく動いてくれていますが、いつ何が起こるか分かりません。仕事でパソコンを使っているわけではありませんが、今のタカ長にはパソコンは生活必需品になっています。パソコンが動かなくなると途端に生活が不便になります。

 そのためこのパソコンが故障する前に、できるだけ早く新らしいパソコンを購入するつもりでいます。そのときは今のパソコンは代打要員として、新しいパソコンの横に置くつもりです。

 新しいディスプレイには新しいパソコンが似合いそうです。車検の支払いが終わったらパソコンの購入を検討することにします。

 わが狭い城では何かを入れるためには何かを捨てなければなりません。今回も捨てました。そうしたらわが城も幾分スッキリしました。

 私たちの年代のものには、物を捨てることは難題ですが、でも残された時間は少なくなっているのですからとにかく捨てて、いつも身の回りをスッキリとしておくつもりです。

 本当はこれが一番難しい課題なのですが、、、、、。


月日が流れるのは速いものですね。

2010年12月22日 | 日々雑感
モノは試しに、、、、

  

 月日がたつのは速いものです。このタカ長ブログを開設して今日で1196日になります。

 開設当初はコメントを受け付けていました。しかし、いわゆる「迷惑なコメント」が多くて困ったので早々にコメントの受付を閉じてしまいました。

 最近は様子も変わってきているのかも分かりません。そのため今日からコメントの受付を始めることにしました。コメントがいただけるかどうか分かりませんし、頂いたコメントにどの程度お応えできるかも不明です。タカ長は長時間パソコンの前に座ってタカ長ブログの相手をしている時間がないのです。

 でも、コメントを通じての交流もまたブログの楽しみの一つです。モノは試しにコメント蘭を開設しておきますからよろしくお願いします。


伽耶山に登る~5

2010年12月21日 | 山歩きから
なかなか伽耶山に登ることになりませんね

 今日は朝から雨。と言ってもその雨の前に仲間6名とともに裏山を歩きました。中国自然歩道を荒谷林道まで往復しましたが、林道に着く頃から降り始め、帰りは傘をさして歩くことになりました。ご苦労と言えばご苦労なことですが、それもこれも「わが健康のため」と思えば何とかできるものです。
 いつものように大杉集落まで行かなかったので、今日の歩数は11500歩でした。

  

 さて伽耶山です。
 2007年10月22日8時14分伽耶山の登山道に入りました。この日の朝食は7時。7時25分にモーテルを出てブラブラ歩いていくと、登山道に入るのはこの時間になります。

  

 登山道は広い遊歩道。私たちは例によって道草をしながら行くのでなかなか前にすすみません。このような歩き方をしたいので伽耶山登山にまるまる一日の時間を割いているわけです。
 この道で特別な鳥を見た記憶も記録もありません。それでも鳥の声がすると立ち止まりました。

  

 1時間行くと石畳の道がありました。ご覧のように登山道は私たちの貸切状態です。昨日とはまったく様子が違います。これだけ見ても日本との状況の違いが分かります。つまり韓国の登山者は現役世代の人が多い、と言うことです。

  

 2時間過ぎると明るくなってきました。日本アルプスに例えれば森林限界が近づいてきた雰囲気です。伽耶山は低い山ですからいわゆる森林限界を超えた高さではありませんが、雰囲気としてはそのようなものが感じられる山でした。

 前方に岩山が近づいてきました。あの岩山の向こうが伽耶山の頂上ですが、頂上一帯には大きな木は生えていませんでした。

  

 その岩山が近くなるころ階段が現れました。その階段を登って岩の間を回りこむと、、、、

  

 展望の良い一枚岩の上に出ました。西から南西方向の山が一望できますが、ここは土地勘のない韓国ですから山の名前を特定することなど出来ませんでした。

 地図は「韓国百名山」と言う登山地図がメインの本を買っていたので、そこに掲載された地図をコピーして持参していました。しかし、慶尚南道や全羅南道と言った広い地域をカバーする地図は持っていないので、遠くの山の名前を特定することが出来ませんでした。


タカ長観察地は年中無休です

2010年12月20日 | タカの渡り
いつも誰かがいるタカ長観察地です

  

 今日の観察地。晴れているようなもやっているような、ハッキリしない天気です。未明までは雨でしたし、あすも雨予報が出ています。

 タカ長は団地新聞をつくらないといけないのですが、その基本プランがまとまらなくて、散歩かたがた観察地に出かけたのです。するとひげじいの車があり、ジューヤクが来ていることを示すサインが出ており、、、、。

 しかし、タカ長は裏山に気になることがあり、彼らに声をかけないで山に入りました。

  

 裏山では珍しい小さな滝です。入口のすぐそばにありますが、そこに降り立つには10mたらずの柴刈りをする必要があるのです。昨日からそのことが気になっていたので、、、、、昨日に引きつづきその作業をしたわけです。

 どこにでもあるような小さな渓流ですが、水がぬるんできたらこの落ち葉を取り去ってきれいにすれば、子どもの遊び場くらいにはなりそうです。

  

 今日に限ったことではありませんが、渡りシーズンが終わっても観察地には誰かが来ています。天気が良いときなど4~5名のものが集まるともなく集まってくることもあります。それだけこの観察地が仲間に認知されたわけですから、一人二人で細々と観察していたタカ長にとっては嬉しいことなのです。

 この調子では3月の観察開始を待ちきれないで、2月のうちから観察をすることになりそうです。


団地のクリスマス会

2010年12月19日 | 日々雑感
何かと身辺多忙なタカ長です

 年末を迎えて、このところ何かと身辺多忙なタカ長です。

 と言うほどの活躍をしているわけではありませんが、それぞれのイベントに参加して、それなりのことはしているので「多忙」と言うことにしているだけです。いまは○○を仕上げないと新年が迎えられない、、、、と言うようなことを考えることはありません。年末の大掃除が出来なくても正月はやって来る、とタカ長もタカカノも考えているような状態ですから、特別なことは何もないのですが、、、、、。

  

 昨日は団地のクリスマス会でした。頼まれてカメラを持って取材(?)に行きました。ここで撮った写真は団地新聞でも使うことになります。

 クリスマス会には87名の子どもたちが参加していました。幼児から小学生まで、87名も集まると賑やかなこと、騒がしいこと、、、、頭が痛くなりそうで二度も三度も会場を出て日向ぼっこをしながら休憩したものです。

  

 クリスマスと言えばサンタクロース。昨日はオーストラリア出身でタカ長団地在住のトニーさんが大活躍でした。南の国のクリスマスの話からいろいろなゲームの司会進行などなど、、、、

 そしてこのサンタクロース役。

  

 ゲームはともかくとしてサンタクロースは「外人さん」がよく似合いますね。

 子どもたちはサンタさんにプレゼントをもらって大喜び。最後にサンタさんを囲んで記念写真を撮り2時間のクリスマス会を終わりました。

 今朝はまた団地の集会所の大掃除がありました。あまり役には立たないタカ長も、現場で大活躍するタカカノと参加しました。

 そのあと仲間と裏山の整備をして、、、、

 午後は新しく買ったディスプレイを取りに行き、設定を終えました。このブログは新しいディスプレイを見ながら書き進めています。

 裏山の整備も木々が落葉したこの時期でないと出来ません。暑くなって作業するのも辛いものがありますが、そのうえ虫やらハチそしてマムシなどを気にしながらでは作業は出来ないのです。
 この裏山の整備もまだまだやることがあります。作業の内容によっては仲間たちに応援を求めてやりますが、それとともに自分の「運動のため」隙間時間を見つけて裏山に入るつもりでいます。

 裏山整備の面でも今日は成果がありました。いろいろなことをこなして充実した一日が終わろうとしています。

 いや、本当はまだ年賀状ができていません。そして団地新聞の仕事も、、、、、

 何かと多忙なタカ長ですが、何かに追われている気分はまったくなくて、精神的にはのんびりと日々の生活を楽しんでいます。