タカ長観察地の2009年春の結果です。
6月28日のミーティングではトビ吉おじさんに、タカ長観察地の調査結果について話してもらいました。その時に使った資料を送ってもらったのでここで紹介します。
今春タカ長観察地で観察したタカの構成です。ご覧のようにハチクマが圧倒的に多くてサシバが非常に少ないのがこの観察地の特徴です。これまでは春も秋も8割前後がハチクマでしたが、今シーズンはノスリとハイタカ属の数字が伸びたので、そのため全羽数に占めるハチクマの割合は少し下がりました。
無いものねだりをしても仕方ないのですが、この観察地でサシバが1000羽程度観察されると文句ないのに、といつもトビ吉おじさんと話しています。
時間別の羽数を見ると、今シーズンも昼が多くて朝夕が少ない、と言う状況はこれまでと同じだと言えます。9時から16時までが多くて、中でもその真ん中の13時代が多いのがこの観察地です。
このようなグラフが出来てタカ長は一安心しています。13時台と言えば昼食の後の眠い時間、この時間帯の数字が少ないと何を言われるか分かりませんから、、、、。
渡りのピークを示すグラフです。少し見難いですが、春の渡りは5月14日がピークと言うのがタカ長観察地の決まり(?)になっていましたが、今年は少し遅れたようです。しかし、渡りを全体的に見ると今年の渡りは早くて5月5日に400+の記録をはじめに、これまでは非常に少なかった時期にご覧のような渡りを記録しています。このような傾向が定着すれば、ゴールデンウイークが渡りの時期と重なることになり、現役組には嬉しいことになりますが、来年以降はどのように推移するのでしょうか?このことは韓国での調査時期の設定にも関係することでもあり、大いに気になるところです。
また、これまであまり記録がない5月下旬に三桁の渡りを記録するなど、遅い時期にもハチクマの渡りを見ることが出来たのが今シーズンの特徴と言えそうです。
このグラフの青棒は韓国で観察されたハチクマの数を単純計算したものです。韓国でのピークの翌々日にタカ長観察地でシーズン最高の渡りを記録しています。
タカの渡りは単純ではないので今シーズンだけの結果で断定的なことは言えないのですが、大まかな傾向はこのグラフでつかむことが出来るはずです。
このグラフをもとに来春の計画立てていただければ幸いです。
6月28日のミーティングではトビ吉おじさんに、タカ長観察地の調査結果について話してもらいました。その時に使った資料を送ってもらったのでここで紹介します。
今春タカ長観察地で観察したタカの構成です。ご覧のようにハチクマが圧倒的に多くてサシバが非常に少ないのがこの観察地の特徴です。これまでは春も秋も8割前後がハチクマでしたが、今シーズンはノスリとハイタカ属の数字が伸びたので、そのため全羽数に占めるハチクマの割合は少し下がりました。
無いものねだりをしても仕方ないのですが、この観察地でサシバが1000羽程度観察されると文句ないのに、といつもトビ吉おじさんと話しています。
時間別の羽数を見ると、今シーズンも昼が多くて朝夕が少ない、と言う状況はこれまでと同じだと言えます。9時から16時までが多くて、中でもその真ん中の13時代が多いのがこの観察地です。
このようなグラフが出来てタカ長は一安心しています。13時台と言えば昼食の後の眠い時間、この時間帯の数字が少ないと何を言われるか分かりませんから、、、、。
渡りのピークを示すグラフです。少し見難いですが、春の渡りは5月14日がピークと言うのがタカ長観察地の決まり(?)になっていましたが、今年は少し遅れたようです。しかし、渡りを全体的に見ると今年の渡りは早くて5月5日に400+の記録をはじめに、これまでは非常に少なかった時期にご覧のような渡りを記録しています。このような傾向が定着すれば、ゴールデンウイークが渡りの時期と重なることになり、現役組には嬉しいことになりますが、来年以降はどのように推移するのでしょうか?このことは韓国での調査時期の設定にも関係することでもあり、大いに気になるところです。
また、これまであまり記録がない5月下旬に三桁の渡りを記録するなど、遅い時期にもハチクマの渡りを見ることが出来たのが今シーズンの特徴と言えそうです。
このグラフの青棒は韓国で観察されたハチクマの数を単純計算したものです。韓国でのピークの翌々日にタカ長観察地でシーズン最高の渡りを記録しています。
タカの渡りは単純ではないので今シーズンだけの結果で断定的なことは言えないのですが、大まかな傾向はこのグラフでつかむことが出来るはずです。
このグラフをもとに来春の計画立てていただければ幸いです。