タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

中学校の同級生たちと

2019年04月30日 | 日々雑感
平成最後の日は雨模様です。

そのため山予報をキャンセルしました。タカ長なちはこれからむかしの悪友(山仲間)宅に行って、平成最後の日をのんびりと過ごすつもりです。

10連休の前半はの時間ですね。後半は山続きなのでということになります。

    

昨夜は中学校の同級生たちとご馳走をかこみました。

昨夜は雨で、下戸のタカ長は5名の友だち宅まで迎えに行きました。同じ町に住む仲間たちですから、1時間もあれば十分まわれる、と思っていたのですが、、、、、

することなすこと、諸事手間取る歳になっていて、集合時間に遅れてしまいました。

    

昨夜の出席者は18名でした。中学生のときは120名ですから、出席率15%ということになります。

この歳になると鬼籍にはいった人も多く、また、病気など体の都合で参加できない人も多いので、世話役としては「多くの人が来てくれた」という気持ちです。

    

その仲間たちとのおしゃべりが忙しくて、ご馳走の写真はほとんど撮りませんでした。

とにかく、十分すぎるご馳走です。

この歳まで生きてくると、これまで多くの人のお蔭で生きて来られたことを実感します。

それとともに、人生明日が分からない、ということも実感します。

だから、今日のこの宴席は「皆さんに有難うの感謝」を言うための宴席、ということにさせてもらいました。

明日何があるのか分からないのだから、感謝の気持ちは、出来るものなら元気なうちに言っておきたい、ということで、、、、

この件は皆さんに同意してもらいました。

    

kazahanaさんから「このあとは二次会、三次会」ということになった、、、、、、

というようなコメントが来ていますが、残念ながらこの歳になると、そのような馬力はありません。

次の会を期待して、静かなお開きとなりました。

今度は一泊泊まりで行きたいね、というような声も聞こえてきたので、声かけ係のタカ長はその行き先を検討することになります。

明日が分からない歳ですから、今年中に実現しないといけないようですね、





派手好み?

2019年04月29日 | 日々雑感
平成の最後は雨になりました。今日は雨、そして明日も雨予報です。

雨の日は気分も沈みがちになるので、今日は派手(?)な話題です。

    

山を歩いているタカ長です。ザックは赤を使っていますが、着ている者も上半身は派手なものを選んでいます。

もし、山で行き倒れになったときに見つけてもらいやすい色、という意味で選んでいるというのはウソではありませんが、それだけの理由ではありません。

    

このような写真を見ると、タカ長が若いころ地味好みだったことは信じてもらえないかも分かりませんね。

でもそれは本当です。着ているモノも地味ですが、性格的にも地味でシャイでした。

そのようなタカ長が変わるきっかけになったのは30代で始めたジョギングでした。ジョギングするときは少しだけ派手なものを身につけました。

派手なモノを着ると性格まで変わってきました。

その頃会社から派遣された「幹部候補生スクール」とかいう講習会で、それぞれの参加者がみんなの前で「体験発表」を話すことになりました。

それまでのタカ長では考えられないことですが、その時は黄色のTシャツを着て参加者の前に立ちました。それまでのタカ長にはウソみたいな行動です。

自分のことは分からないものですが、その頃から性格が変わってきたように感じています。

   

そのような経験を経て、気がつけば「お祭り男」みたいになりました。

そのためには多少は勉強もしたつもりですが、そのキッカケは「黄色のTシャツを着て人前で話をする」という、ある面ではとても小さなことです。

しかし、その結果は大きくて、この歳になっても多くの友だちにかこまれて幸せな老後(と本人はまったく思っていませんが、、、、)を過ごさせてもらっています。

タカ長にとっては「幸せの黄色いTシャツ」になりました。

    

今夕は中学校の同級生との食事会です。

気のおけない仲間たちとの食事会ですから、スーツを着て出席、なんて考えられません。

ラフな服装で行きますが、そこは山ではないので赤とか黄色は着ないようにします。少なくとも上だけは、、、、、。


10連休に入りましたが、、、、、

2019年04月28日 | 日々雑感
10連休に入り交通機関は混雑しているはずです。しかし、

タカ長は団地でのんびり???

本当はお蔭さまで毎日出かけるところがあり、10連休ではなくて「10連チャン」になりそうです。

    
        画像は英彦山の鬼杉、予告編のような画像です。

英彦山のことを紹介したいのですが、タカ長たちの英彦山登山はすでにニュース性を失っていますから、その話題は後日にして、ささやかな日常を記事にします。

昨日は友だちのところに行ってエビネを見せてもらい、
今日は日曜市で
明日は中学校の同級生たちと夕食を楽しみ、、、、、、

というような予定が続いています。

    
           画像は英彦山の玉屋神社です。これも予告編?

山予定では、令和最初の山は5月2日の白木山で、、、、
5月3日は広島県の最高峰の恐羅漢山に登ります。

5月4日は福王寺山に行き、、、、、

5月5日はファミリー登山で裏山、子どもたちをふくめた団体でデイキャンプを楽しむ予定です。
山歩きが続くので、この日は運転担当をさせてもらい、食材などを車で運ぶつもりです。

5月6日はハチクマを迎えに山に登るか、前々から気になっている加森山に行くか、そのどちらかです。
おそらく、後者になり、タカ長の「ハチクマの季節」は5月8日からになるはずです。

ということで、10連休ではなくて「10連チャン」になるのです。日々の予定は大小色々ですが、いずれにしても出かけるところがあるというのは幸せなことですね。

    

英彦山の中岳から南岳に歩いているときホオジロさんに出会いました。

しかし、このホオジロさんはタカ長がよほど嫌いなのか、終始尻を向けていて、証拠写真も撮らせてもらえませんでした。

ホオジロさんはどうでも良いのですが、やがてやって来るハチクマさんにはシッカリとサービスして欲しいものです。



平成最後の山登り

2019年04月27日 | 山歩きから
昨日の記事は「予約投稿」したもので、タカ長たちは広島県では有名な深入山(1152.7m)に出かけました。

この登山は仲間たちと行く、山グループのプランでしたが、何故かしらキャンセルが相つぎ、最終的には2名になってしまいました。

yamakashi君と二人です。私たちのグループでは参加不参加の判断は各人に任されているので、ここは予定通り出発しました。

この先も色々な予定があるので先延ばしできないのです。

    

その軌跡です。昨日は反時計回りに歩きました。

一日かけて行くには小さすぎる、というのがタカ長の認識ですが、いま「里山キング」にトライしているので、そのためにはどうしても山頂で記念撮影をしないといけないのです。

と言うことですから、極論すればその写真を撮るために登った、ということになります。

    

私たちの町の天気は悪くなかったのですが、現地についたら霧雨模様でした。

そこで山頂での山メシはあきらめて、昼前に下山するつもりで歩き始めました。

    

yamakashi君がご覧の色のポンチョを使っていたので、写真的にはよく映えました。

山焼きが終わったばかりの地面にこの色、いいですね。しかし、、、、、

    

高度を上げると風が強くなり、ポンチョの出番は終わってしまいました。

雨具も派手な色にしてくれるといいのですが、私たちの仲間は皆さん地味好みのようで、、、、、

写真的にはうれしくありません。でも、こればかりは各自の好みですから、タカ長とてごちゃごちゃ言えませんね。

    

山頂についても展望はゼロ、風もあって寒いので、写真を撮っただけで早々に下山開始。

少し高度を下げると風も弱くなり、、、、

    

ショウジョウバカマなどの花を撮りながらゆっくりと下りて行きました。

この時間、タカカノたちは裏山でワラビを採っているはずですが、ここ深入山では出始めたばかりのワラビが時どき目につくだけでした。

    

さらに高度を下げると若葉が目立つようになり、サクラの花も咲いていました。

全国的にみたら「低山」としか言いようのない小さな山ですが、それでも山の春は里よりも遅いですね。

というような、当たり前のことを考えながら下りていたら、前方から幼稚園児のグループが登ってきました。

これを見たタカ長、片膝をついて彼らを待ち、先生を含めた全員とハイタッチをしながら言葉をかけ、短時間の交流を楽しみました。

    

もう少し下りると、今度は別ルートから歩いてきた小学生のグループと一緒になりました。

とにかく小さな子どもの好きなタカ長、今度は彼らとおしゃべりしながら一緒に下山しました。

山を下りながら向かい側の尾根を見たら20名くらいの登山者が登っているのが見えたり、このような小さな子どもたちのグループに遭遇したり、、、、

深入山は近郊では有名な山なので、雨模様の日でも訪れる人が多いのでしょう。

    

予定通り昼前に下りてきました。相変わらずの霧雨模様で、まわりの山の山頂部は雲の中でした。

それでも駐車場には4台の大型バスがいました。

次の登山は4月30日に予定していますが、天気予報が良くないので、そのプランは5月に延期しました。

ということで、タカ長にとってはこの深入山が平成最後の登山となります。

霧雨と風のため必ずしも快適な登山ではありませんでしたが、わが裏山では考えられない子どもたちとの出逢いもあり、印象に残る登山になりました。

令和最初の登山は5月2日を予定しています。その最初の登山は好天に恵まれてほしいですね。


古処山に登る~5

2019年04月26日 | 山歩きから
    

地元の登山者に教えられて、何の不安もなく紅葉谷コースに入ることが出来ました。

このコースへの入り口はツゲが茂ていて、初めての登山者には戸惑いそうなところですが、茂った道は長くはつかずすぐに歩きやすい道になりました。

それにしてもあの登山者、山頂であったとき上半身裸で着替え中だったため挨拶は最小限で済ませました。

いくら男同士でも、そのような時は長々と話すことは出来ません。

そのためでしょうが、地元の登山者と言うこと以外は何も聞いていないのです。チョッと残念です。

せめてこの「タカ長ブログ」くらい宣伝しておけば、このブログを通じてお礼が言えるのに、、、、、、。

    

    

しばらく行くと落葉樹の森になりました。足にやさしい楽勝の道です。

昨日紹介した軌跡が右に折れているところに、、、、、

    

青色の案内プレートがありました。

そのプレートも、これから先にあるテープもあの登山者によるもののようです。そのように話されていました。

    

    

    

このような地形のところを下がってゆきます。どこでも歩けそうですが、よく見るとかすかなふみ跡があります。

このようなところを「紅葉谷」というのでしょうか?タカ長にはよく分かりませんが、地形的には紅葉平と言いたいところです。

    

    

    

    

適当に写真を並べてみましたが、このような雰囲気のところです。新芽が芽吹く前でとても明るい森でした。

誰が見てもわかるような道は見えません。地形的にはどこでも歩けそうですが、コースを外れてゆくとその先には急な地形が待っています。

ここは気を抜かないで、あの人が巻いてくれた小さな赤テープを見ながら下りてゆきます。

このようにかすかなふみ跡を探して歩くような山歩きはタカ長のほうがタカカノよりも何枚も上ですから、細かな指示をしながら下りて行きました。

それにしてもこのテープの巻き方、タカ長は大賛成です。

写真にはほとんどテープは写っていません。小さなテープがかなりの間隔で巻かれているからです。

タカ長的にはこれが正解で、このテープの巻き方を見るだけであの人が本物の登山者であることが分かりました。

どさくさに紛れてタカ長の自慢をするようですが、このようなところを歩くのはタカ長の得意技だと思っていて、タカ長が「ここはこのように下りてゆく」と思う先に小さな赤テープがありました。

それにしても、、、おそらく二度と会うことがないだろうあの登山者に、何の連絡方法を持たないのが今も残念です。

    

紅葉平と言いたいような地形が狭い尾根に収束されるにしたがい傾斜が急になってきました。

そしてトラロープが現れ、、、、最初は不要と思われたそのトラロープが、終わりにはトラロープなしには下りれないような急な下りになりました。

しかし、その距離は短く、無事に沢床に下りることが出来ました。

足場の悪い小さな沢を渡ると、その先に今朝ほど登った道がありました。

    

その道を慎重に下りてゆきます。

いつも言っていることですが、最後の最後が一番危ないのです。

    

タカカノも何度か失敗しているので、このような道も、時には横向きに下りていました。

    

やっと林道終点の駐車場に下りてきました。

見えている車は山頂で出会ったグループの人たちのものでしょう。福岡ナンバーでした。

ここまで下りても、あのコースに「紅葉谷」という名前がつく理由は分かりませんでした。

理由は分からなくても、雰囲気の良いコースだったので、登りか下りに利用したいですね。

このあとは紹介していますが、時系列的には山仲間復活?そして古処山を下りてと続きます。

これで古処山の記事は終わりにします。




古処山に登る~4

2019年04月25日 | 山歩きから
    

古処山の山頂から屏山への尾根を歩いてきました。所々でコショウの花を見ることが出来ました。

    

岩稜帯とよびたい尾根を歩き、奥の院への分かれを過ぎると足にやさしい道になりました。

その道をしばらく行ってから鋭角に折り返します。

    

その日の軌跡です。右端で折り返して、下側の軌跡を左側に歩いて行きます。

左側に見える2本の軌跡は、上側が登りに使った軌跡で、下側が明日紹介する紅葉谷コースです。

    

鋭角に折り返したところで、山頂で話を聞いた地元の登山者に追いつかれました。

その山頂でタカカノのヒザのことを話したのかどうか忘れてしまいましたが、その人から下りは紅葉谷コースを使ったほうが良いという話を聞き、、、、

その分岐点まで先導してあげる、と言われました。

    

正直に言うと、先導してもらわなくても紅葉谷コースに入ることが出来る、という気持ちがありました。

余計なおせっかい、とは言いませんが、、、、そこまでしてくれなくても、、、、、という気持ちもありました。

    

彼のピッチは速くて、遅れないようにマジメに歩くことになりました。

と言っても、息が上がって、話が出来ないほどではありません。その彼もときどき止まって、ここがツゲの原生林だと話してくれました。

そのあたりは深い森で、とても雰囲気の良いところでした。

    

そのようなことを何度か繰り返しながら進んでゆきます。

このあたりの道はシッカリとた足にやさしい道だったので、問題なくついて行けました。

    

その時にこのようなものを写していました。しかし、ハッキリとした記憶がありません。

彼に遅れないように歩きながら、パッと写しただけなので記憶に残らなかったのでしょう。

    

分岐点まで来ました。これはいま来た方向です。右側の道からやって来ました。

その人はタカ長たちと反対側に下りるのでここで別れることになります。

本当は下まで案内してあげたいのだが、車を反対側に置いているので、、、、と、同じことを何回も言って、恐縮されているようでした。

    

これは紅葉谷コースへの入り口です。分岐点の写真の、カメラ位置の真後ろの方向です。

これを見て、分岐点まで案内してあげると言われた意味がよく分かりました。紙の地図だけでは分岐点を見落としてしまいそうです。

スマホの地図を確認しながら歩いても自信が持てなくて、タカカノをそこに残して右往左往して正しいルートを探すことになりそうです。

分岐点が茂っているのなら枝を切り払えば良いようなものですが、ここは特別天然記念物のツゲが茂っているところなので、そのようなことをしたら手が後ろにまわることになります。

この様子を見てその人がここまで先導して下さった意味がよく分かりました。

余計なおせっかいだと心のどこかで思っていたことを反省し、その登山者に感謝しました。本当に有難うございました。

タカ長にはこの山の土地勘がありませんし、彼が下山するルートも理解していません。もしかしたら、タカ長たちを分岐点まで案内するためにわざわざ遠回りしているのかも分からないのです。

そのように考えたら本当に感謝にたえません。

仲間が言っているように、このところ、何故かしらタカ長は運が良くて、このように人に助けられることが多いのです。

そのめぐりあわせ、人との縁に感謝しないとバチが当たりますね。この経験、シッカリと心に刻んでおきます。


    

古処山に登る~3

2019年04月24日 | 山歩きから
    

古処山の山頂に着きました。所要時間2時間40分ののんびり登山、しかし、超マジメな登山でした。

山頂には誰もいません。タカ長たちが一番乗りみたいです。

あの階段を登って反対側の景色を見ていたら次の登山者が登ってきました。

その登山者はすぐに上半身を裸にして着替えを始めたので、挨拶は最小限にして、私たちは山頂の案内板の下に座って昼食タイムとしました。

まだ11時にもなっていませんが、その日も4時起きだったのでタカ長の腹時計はとっくに12時を過ぎていました。

    

目の前の木に何やら赤い花芽みたいなものが見えました。リンゴかなぁ、何かなぁ、、、、と話していたら、、、、

それはナシの原種で、白い花が咲いた後小さな実がなる、と着替えを終わった登山者から教えられました。

それを皮切りに話始め、彼は地元の登山者で、今日はタカ長たちとは反対側の登山口から登ってきたことを知らされました。

このあとこの人にお世話になることになります。

    

古処山の山頂一帯はツゲの原生林になっていることは事前に承知していました。

その原生林に入るところにこのような案内板ありました。これによると、、、、

古処山のツゲにはアサマツゲ、マルバツゲ、オオヒメツゲの3種類があり、そのほとんどがオオヒメツゲだと書かれています。

タカ長はツゲという名前くらい知っていますが、それ以上のことは何も知りませんでした。

    

古処山からの下山はそのツゲの中の尾根を屏山の方向へ尾根を歩き、途中から鋭角に右折して、登ってきた道に合流することになります。

当初は屏山まで足を伸ばすつもりもあったのですが、その予定はあっさりと諦めました。あまり無理は出来ません。

その尾根道ですが、、、、、

    

このようなところもありましたが、ほとんどは岩に手をかけて歩く道でした。

    

このような歩き方をしないといけないのは、言うまでもないことですがヒザに爆弾を抱えているからです。

    

この古処山だけではありませんが、私たちの仲間内ではこのような歩き方をしても、後続の人はゆっくり待つこと、、、、、

そして、、、、「何だ、その歩き方は、、、、」というような批判的ことを言わないように申し合わせせています。

高齢者なので足場の悪いところをスイスイ歩くことは出来ませんし、何より大切なのは「格好より無事故」なので、この申し合わせに異を唱える人はいません。

    

展望はほとんどない尾根歩きでした。

その道を歩いていると何本かのコショウの木がありました。白い花をつけていました。

前方に屏山を見ながら行くと、、、、、

    

山頂をタカ長たちより早く出発したグループに再会しました。

福岡からのグループで十数名いました。そのうちの一部の人がここから「奥の院」に行っているので、彼らの帰りを待っているということでした。

奥の院のことはまったく知りませんでしたが、健脚の人だけが行けるところみたいです。

もちろんタカ長たちはパス、歩きやすくなった道を先に進みました。

    

古処山の山頂一帯がすべてこのような雰囲気の、足にやさしいコースなら有難いのですが、、、、

ここに来るまでにはヒザ痛登山者には嬉しくないところが何ヶ所もありました。

でも、この雰囲気ではそのような道とはしばらくお別れするようです。

    


    

古処山に登る~2

2019年04月23日 | 山歩きから
古処山の林道終点にある駐車場まで登ってきました。

計画段階では、ここまで車で来てしまえば登山はほとんど終わったような気がしていましたが、実際に歩いてみると「これからが登山」でした。

古処山はそのような薄っぺらな山ではありません、と言うことです。

    

駐車場でチョットだけ立ち休憩して、すぐに山頂を目指します。

相変わらず沢沿いの道です。

    

しかし、舗装されたような遊歩道だけではありません。落石などが道に流れ込んでいるところもありました。

ここに「紅葉谷」の案内がありますが、その意味がよくわかりませんでした。このあたりで谷が分岐していませんし、左も右も高い尾根が見えるだけでした。

登るときはよく分かりませんでしたが、山頂で出会った地元の登山者に教えられて、帰りはこの右に下りてきて、ここでいま登っている道に合流することになります。

    

        

荒れた道を登り、この小さな沢を横切るとやっと尾根地形を歩くことになりました。

足にやさしいふかふかの道を登りたいところですが、、、、、

    

またまた階段が現れてうんざり、、、、、しかし、とにかくゆっくりと登って行きます。

    

しばらく登ると、やっと山頂部らしい雰囲気が感じられるようになりました。

    

しかし、このような段差はありますから気は抜けません。

若い時なら気にもならない段差ですが、整形外科に通いながら登山をしている高齢者には、このような一歩にも細心の注意が必要です。

    

    

でも、登るにしたがいいい雰囲気になってきました。

ところ変われば何とか言いますが、この森の雰囲気はわが裏山には無いものなのでうれしくなります。

    

    

2台のカメラで撮った画像を使っているので、時系列的には順番が違うとことがあるかも分かりません。

そのことを恐れず画像を並べてゆきます。

    

古処山の山頂一帯はツゲの原生林が広がっていて、特別天然記念物に指定されています。

その写真は明日の記事にするつもりですが、、、

    

このあたりにもツゲを見ることが出来るようです。

タカ長は植物音痴で、しかも今回は「足元第一」で歩いているので、気の利いたコメントを書くことが出来ません。

    

    

全体的な印象では想定よりきつかったような、、、、

しかし、山頂部の登りは思ったほどきつく感じないで、、、、

    

あと100メートルのところまで登ってきました。

この日も朝の4時に起床、5時前に出発して来たので、この時点でタカ長の腹時計は12時を過ぎていました。

    

古処山の山頂に到着しました。

あの階段を登ると360度の展望、と言いたいところですが、古処山は展望の山ではないようです。

階段の向こうから、樹間に下界を見ることが出来ましたが、あちら側は風が強くて寒かったので、早々に下りて、、、、、

カメラ位置から南のほうを見下ろしながら昼食タイムにしました。



    


古処山に登る~1

2019年04月22日 | 山歩きから
昨日は古処山のふもとの蕎麦屋さんの話題でした。

そのためではありませんが、そろそろその古処山の紹介をします。

一週間前のこの時間は、その古処山の渓流コースを歩いていました。

    

佐賀県鳥栖市の東のほうに古処山といういい山があることは古くから知っていました。しかし、これまで登山する機会はありませんでした。

今回の九州行きはその鳥栖市の西にある神埼市に野暮用があったので、この機会に古処山に登ることにしたのです。

独り運転で山に行くときは、そのふもとに着くことが出来るか、という不安がいつも付きまとうのですが、、、、、

今回は登山口にある本覚寺がカーナビにヒットしたので、安心して車を走らせることが出来ました。このようなことも山選びの、重要な参考資料になります。

ネットで見覚えのある駐車場を後にして登り始めるとシャがの花がたくさん咲いているところがありました。

その花に見送られるように渓流コースに入ります。

    

この鳥居をくぐって山道へ。

体が温まるまでは緩やかの登りなので助かります。

    

道の上に小石が散乱しているのは昨年の豪雨によるものでしょう。

下山して、蕎麦屋で聞いたことですが、3年前の豪雨のとき朝倉市は大変な被害が出ましたが、こちら秋月側は大したことはなかったそうです。

朝倉側には雨のカーテンが出来ていて、それがハッキリと見えたそうです。

    

初めは楽勝の道を登ってゆきます。しかし、その道も長くは続きませんでした。

    

豪雨による被害を思わせるところが目につくようになり、、、、

    

本来の道を直登るのが困難(?)なところが現れてきます。

ヒザに問題がなければガンガン登れるところですが、一歩だって無理をしないためには、少しでも楽なところを登る工夫も必要なのです。

    

沢を渡渉したり、、、、、

    

倒木を避けながら歩いたり、、、、、

とにかく、ヒザに無理な力を加えないように注意しながら登って行きます。

    

一見すると何でもないようなところでも、昨日の雨で滑りやすくなっていて、足を取られることもありました。

    

しかし、すべてが歩きにくいところではありませんでした。

このようなところもありました。そのようにしてゆっくり登っていく間に、一人の登山者に追い越されただけです。思ったより登山者の少ない山でした。

その人はロングコースを歩くそうで、軽快な足取りで登って行きました。歳は似たりよったりの感じですが、軽自動車とスポーツカーの差を感じました。

山の様子が分かっている地元の強みもありますが、一番の差はヒザに爆弾を抱えているか否かだと思われます。

    

またまた足場の悪いところを登ることになります。

どんがめ歩きの私たちも、途中で1回、岩に座って小休止しました。そして、、、、

    

やっと到着しました。と言っても林道終点の駐車場です。

この上が駐車場になっていて、そこのアスファルトの上に立つとホッとした気分でした。

古処山登山はこれから、と言うことかも分かりませんが、今日はここで終わりにします。