タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

訂正とお詫び

2009年02月28日 | タカの渡り観察
訂正とお詫び

 2月26日付けの「自主トレ開始」と題した記事に使った写真ですが、私の不注意でカメ吉おじさんのものを使ってしまいました。

 他意あって使ったのではありませんが、私の間違いには違いありません。

 このことでカメ吉おじさんには大変不愉快な思いをさせてしまいました。

 心よりお詫びするとともに、関係記事を削除させていただきました。

 今後このような間違いが起こらないよう細心の注意を傾けるようにします。

 済みませんでした。


今日の観察~2月28日

2009年02月28日 | タカの渡り観察
今シーズンの観察は順調にスタートしたようです

 昨日の雨も上がり、黄砂もスギ花粉も流されたのかクリアな空が広がった今日の観察地、結果的にはこの時期としては出過ぎるくらい(?)ノスリも渡って、先ずは順調にスタートすることが出来たようです。



 それにしても良く晴れました。気分も上々です。



 当たり前のことですが、桜の芽はまだまだかたくて、今のところは花見よりタカ見です。

2月28日   晴れたり曇ったり  ほとんど無風

 観察時間   8:00-15:00
 観察者    タカ長 トビ吉 カメ吉

     ノスリ         12
     ハイタカ    西   4
     ハイタカSP  西   3

 以上のように立派に(?)二桁になしました。

 トビやカラスを数えたのではありませんよ。その証拠写真を出したいのですが、春の渡りは高度が高くてタカ長カメラでは少し無理みたいです。



 これは今日一番近かったノスリですが、正直言ってこれは渡り個体ではありません。C山の近くでホバリングしたあとタカ長の前のほうに流れて行きました。逆向きです。



 その動きを追っていたらいつの間にか1羽が2羽になって帆翔していました。

 この2羽は帆翔しながら、一瞬ですが2羽がピタリと重なって1羽になってしまいました。その一瞬のチャンスを逃さずカメ吉おじさんが撮影に成功しました。さすがカメ吉おじさんだてに高い機材を持っているわけではありません。

 カメラのディスプレイで見るとおりに写っていたらなかなか面白い写真ですが、このカメ吉おじさんは写真を縮小することも、縮小した写真をタカ長に送ることも出来ないのです。従って、ここでその写真を紹介することが出来ないのは残念なことです。

 2羽のノスリが重なるところを何枚かの連続写真で紹介すると面白いのですが、、、、、、。

 いまカメ吉おじさんのパソコンは調子が悪くてこのブログを見ることが出来ないそうです。今はカメ吉おじさんの悪口を言うチャンスなのですが、、、、

 知性と教養にあふれたタカ長は敵の弱みにつけこむようなことはしません。


さぁ、観察シーズンの始まりです

2009年02月27日 | タカの渡り観察
身辺整理も終わって、心おきなく観察です

 昨日は今シーズン初めての渡りを記録しました。いよいよ始まります。

 天気がハッキリしない今日は心おきなく身辺整理をしました。「身辺整理」と言うと何かしら良からぬことを連想しますが、要は単なる雑用の処理です。

 確定申告も済ませました。

 歯の治療も済ませました。

 町内会長から頼まれた展示物の作成も終わりました。3月7日~8日に佐伯区民センターに展示するようです。

 その他小さな雑用も済ませて、とりあえずは心おきなく観察地に行くことが出来ます。



 昨日すでに記録したように、最初はノスリの渡りが中心になります。そしてハイタカ属、サシバの渡り(数は少ないのですが、、、)が続いて、いよいよタカ長観察地のメイン、ハチクマの渡りシーズンを迎えます。



 ハチクマシーズンには韓半島から日本に向けて飛び立つハチクマをプサンで観察する予定です。不十分かも分かりませんが、とにかく日韓共同で第一歩を踏み出すつもりです。



 タカ長も今頃は済州島の地を踏んでいるつもりでしたが、航空券が取れなくて行くことが出来ませんでした。イヌワシ研究会の人とイヌワシの姿を一目見るのと(短時間では難しいでしょうが、、、、)日韓共同調査に向けてキム・ソンヒョン研究員とメールのやり取りでは出来ない細部の調整をしたかったのです。

 今回は行くことが出来ませんでしたが、韓国側との時間的な調整が出来れば、タカ長だけでも4月にプサンに行ってサシバの渡り調査と韓国側との調整をしたいと考えています。

今シーズンのタカ長はチョッと国際的になるのだぁ

 日常的な雑用はトビ吉おじさんらに任せて、、、、、、、

 と言うようにカッコ良く行けばよいのですが、何ごともその日の気分に合わせて観察を進めていくことにします。


今日の観察~2月26日

2009年02月26日 | タカの渡り観察
渡りは間違いなく始まっていますよ

 シビレを切らした感じのトビ吉とうずうずしてきたタカ長が観察地に行って今季はじめての観察をしました。いわく「自主トレ」。本番前の目を慣らすため、と言いながら、もちろん渡ってくれるに越したことはない、と言うのが本音でした。

 そして間違いなくノスリの渡りを確認しました。1羽はA山の左から一直線に、もう1羽はA山の左から現れて、数回帆翔したのち同じ方向に流れて行きました。

2月28日  曇

  観察時間   9:30-15:00
  観察者    トビ吉 タカ長

     ノスリ          2
     ハイタカ SP 西   1   

明日は天気が悪いようですし、他に用事もあるので観察地には行きませんが、土曜日は遅くとも9時頃から観察に入る予定です。

土曜日に数羽でも出したら日曜日のギャラリーが増えるのでしょうが、、、、、

 結果をご期待下さい。


渡りシーズン直前

2009年02月25日 | タカの渡り観察
庭のサンシュユの花芽も膨らんで、、、、

 タカ長宅の庭のサンシュユの花芽が急に大きくなりました。開花は間もなくだと思われます。このサンシュユは私たちがここに居をかまえた時に買ったのですが、今では多くの花を咲かせてくれます。



 春先の黄色の花は悪くはないのですが、サンシュユの木そのものは形が良くないのでイマイチ気にいらないのです。





 花期は永くて良いのですが、なかなか何もかもは気にいらないのですね。



 これはそのサンシュユの隣にあるカリンの芽です。カリン酒を造るのに都合が良いから、と思って我が家の庭に3本植えました。実も結構なるのですが、もともと酒が飲めないタカ長ですから、カリン酒はいまだに出来ていません。



 カリンの実は友だちの家でカリン酒になっていますが、その友だちからカリン酒をもらったことがないので、我が家のカリンの味はいまだに知らないままです。

 このところのタカ長は渡りシーズンを前に雑用の処理に追われています。

 今日は間もなく期限が切れるパスポートの更新に行ってきました。明日のことが分からないと思いつつ、今回もまた10年用の更新処理を済ませました。一週間もすれば新しいパスポートが出来ます。

 明日は短時間ですがトビ吉おじさんと観察地に行って自主トレ(?)をします。観察開始は3月1日からの予定ですが、今のところ2月28日の土曜日の天気が良さそうなので、その日に初めて弁当持参で観察地に上がるつもりでいます。

 もうそろそろ天気が安定して欲しいものです。

渡りシーズン直前

2009年02月23日 | タカの渡り観察
身辺あわただしくなってきました

 今朝、毎月定期的に行っている歯科に行ったら「左奥のはくぎが腫れかかっています」と言われ、炎症を抑える薬をもらってきました。炎症が治まったらその部分をお掃除して、消毒してもらうことになるようです。

 その話を聞いてピンときたのは、今は渡りシーズン直前であると言うことです。

「次はいつ来たら良いのですか?」
「三日くらいあとです。何か予定はあるのですか?」
「月末までは大丈夫です。それからは忙しくなります。特に4月5月は予定が多いのですが」
「それまでには良くなります」

 と言うようなことでまずは一安心。シーズン最中に歯が痛くなるのは嫌ですし、まして隣の国とは言え海外に出たときに痛くなっては最悪ですから、それまでに良く治しておきましょう。
 私の場合は、歯科には定期健診のつもりで毎月行っていますから、悪くなるまでに見つけてもらうので、治療のための通院は1回くらいで済みます。

歯のことだけではないのですが、渡りシーズン開始までに処理すべきことがあって、身辺が何となく騒がしい感じです。



 最初に飛んでくるのはやはりノスリのはずです。いつもは飛んでいる写真を紹介していますから、今日はとまっているところの写真を並べることにしました。



 このように荒涼とした感じの風景の中に止まっていると絵になる感じがします。



 そのあとにはハイタカが渡ってくるはずです。ハイタカの頃は寒くて、観察するのもつらいのですが、でも何となく気になるタカです。それは識別が難しいからでしょうか?

 タカ長観察地からA山に向かって、雪のすだれの中を渡っていったハイタカの姿がいまも目に焼きついています。今年の3月は雪が降るのでしょうか?印象的な渡りは見たいし、だからと言って寒いのは嫌だし、、、、、あれこれ勝手なことを考えるようになりました。



 サシバはタカ長観察地ではどちらかと言えば珍客(?)と言いたいくらい少ないタカですが、そのサシバは大陸と関係しているのではないかと考えるようになってタカ長としては興味津々のタカなのです。
 
 このグループのサシバの観察のためにプサンに行ってみたい、と言うのは前々からのタカ長の懸案なのです。4月に角島で観察していると、10日頃からサシバが入ってくるのが観察されます。そのサシバはおそらく韓国から渡って来ているはずなのですが、しかし、タカ長の知る限り4月にプサン(もしくは韓半島南東部)で調査された記録はないのです。そのため今年あたりは行って見たいのですが、しかし、一人では調査できないので未だに具体的なことが決まっていません。

 いずれにしても、それらのタカがまもなくタカ長観察地に現れます。待ちどおしいですね。

 いまこのブログを書いていたら山口県の鳥友から

「ノスリが3羽渡ったようだ」と言う電話を頂きました。今年の渡り情報第1号です。

タカ長の勝手な思い込みではなく、実際にタカの渡りは始まっているようですね。


情報交換会のその後

2009年02月21日 | タカの渡り観察
少しずつですが新しい動きが見えてきました

 昨年の11月に行った「情報交換会」には韓国からキム・ソンヒョン、ピン・ギチャン両研究員を招いたこともあって日韓での調査の話題に花を咲かせました。あれから3ヶ月、あの日あの会場に集まった人を中心に日韓での調査について具体的な動きが出てきました。

 この月末にはイヌワシ研究会の人が済州島に行かれます。タカ長も同行したかったのですが、航空券が取れなくて今回はあきらめることにしました。

 そのぶん5月のハチクマの渡り調査はがんばるつもりでいます。私は調査期間中の10日間くらいを担当するつもりでいます。他の人たちとも協力できれば20日間程度の調査が出来るのではないかと期待しています。

 具体的な準備はこれからですが、調査結果を日本の仲間、いやネットを通じて世界に速報できるようにしたいと考えているところです。



 突然関係のない写真を出しました。本当はイヌワシ研究会の人に敬意を表してイヌワシの写真を出したかったのですが、手元に写真がないので、赤飯を炊いて前祝をするつもりで赤い鳥の写真をアップしたわけです。



 今年は赤い鳥に縁の無いタカ長ですが、昨年の情報交換会でまいた種が小さな実をつけることを願っているのです。


今日の裏山

2009年02月20日 | 山歩きから
裏山の滝めぐり???

 昨日からの雨も上がった今日の裏山、写真も撮れないほどの深い霧でした。天気予報によると雨の降ることはないので、、、、、7名で歩き始めました。

 

 山道に入ると沢音が耳につきます。さすが雨の後、沢の水量もかなり増えていました。砂防ダムもチョッとした滝みたいでした。これが本当の滝でしたら、この程度の小さな滝でも貴重なのです。この山には滝らしい滝はほとんどありませんから。

 水苔池あたりでは一時雨がふりました。少しですが雪も残っていました。標高差にしたら400m足らずの違いですが、観察地と水苔池の天気はハッキリと違います。



 帰りに新しく見つけた滝に行って見ました。ここもいくらかは水量も増えて滝らしく(?)なっていました。



 たて位置で撮ると「深山の滝」の雰囲気があります。しかし、今のところは名前のない滝です。これでも滝つぼの部分をもう少し掃除でもしたら、少しはそれらしく写るはずです。



 観察地に下りると山のガスはすっかり取れていました。午後は晴れると言う予報は当たったようです。



 今は誰もいない観察地、タカ長の指定席も雨に濡れています。あと10日もすればここでの観察が始まります。今年はどのような渡りが見られるでしょうか?楽しみですね。

 そう言えばこれまで名前の決まっていなかったA山から観察地の方向に落ちている、大きな杉のある尾根は「鳥越尾根」とすることに決めました。間違いなく多くの鳥が越えていく尾根ですから、この名前も悪くない(?)

 それにしてもあちらこちらにありそうな名前ですね。

 ちなみにタカ長の持っている「日本山名事典」(2004年5月 三省堂刊)によると、鳥越山とか鳥越峰のように「鳥越」と言う名前が付いたものが31ありました。一番多いのが「鳥越峠」で12記載されています。

 しかし、この事典で見る限り「鳥越尾根」と言う記載はありません。尾根の名前などはこの事典の守備範囲外のことなのかもわかりませんが、何も無いのならタカ長の裏山に初めて「鳥越尾根」と言う名前を付けることにします。

 これで決まりだ。

 椿尾根
 白樫尾根
 桜尾根
 鳥越尾根

 タカ長たちが日常的に歩く裏山にこれだけあります。いやまだまだあるのですが、今シーズンの「お遊び」はこれだけにしておきます。

 間もなく渡りが始まりますから、、、、、、。

テスト更新

2009年02月19日 | タカの渡り観察
テスト更新が終了しました

 ご覧のようにテスト更新が終わりました。

 タカ長が更新できないときは、その代役をトビ吉おじさんにお願いして、その日の数字だけでも速報することを考えているのです。

 5月のハチクマのシーズンにはタカ長は韓国で観察するつもりでいます。もちろん、老々介護の身ですから実現までにはクリアしなければならないハードルはあるのですが、気持ち的にはすっかりその気になっています。

 韓国にパソコンまで持っていくことは実際問題としては難しいので、その代役をトビ吉おじさんにお願いすることにしたのです。

 この春は「昨日プサンで出たから今日はタカ長観察地に出るぞぉ」と言うような会話が出来そうですね。


 そのようになることを願ってやまないタカ長です。