タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

タツナミソウ

2015年05月31日 | 山歩きから
5月も今日で終わります。

6月を前にこのところのタカ長は2013年に行った北海道の写真を見ながら、もう一度北の大地を踏んでみたいと夢を膨らませています。

夢が夢のまま終わるか、それとも実現できるかは今のところまったく不透明ですが、だんだん暑くなってくると涼しかった北海道の旅が思い出されます。

その北海道で撮った写真をバックアップのためにUSBメモリーに取り込んだのですが、そのUSBが購入して三日目に壊れてしまい画像が失われたままになっています。

一度はあきらめていたのですが、、、、、といってもあきらめきれないで、メーカーに問い合わせています。

    

その結果は未だ分かりませんが、もし取り出せるとしても有料になるようです。

お客様には何の落ち度もなくて、購入三日で壊れてしまったUSBの修復代が、ヒョッとしたら1万円以上かかるといわれたら、、、、、

北海道への旅行代金を返せ、といいたくなりますね。こんなことをメーカーに言ってもお門違いですが、、、、。

    

いま裏山にはタツナミソウの花が咲いています。その花を昨日マクロレンズで撮ってみました。

コンデジとは違うような、違わないような写真ですが、タカ長はブルー系の花が好きなのでもう2枚紹介します。

    

    

このように小さい花を撮るのは可動式ディスプレイのあるカメラが楽なのですが、デジイチで撮るときは山道に転がってカメラを向けることになります。

その姿はあまり格好の良いものではないので、デジイチで花写真を撮るときは一人のほうが良いのかも分かりませんね。


ソクシンランそして、、、、

2015年05月30日 | 山歩きから
私たちの山グループでも写真を撮る人が何名もいて、同じ被写体に何台ものカメラが向かって行き、、、、

誰の写真は良いとか悪いとか、勝手なことばかり言い合って楽しんでいます。

そのうちランキングみたいなものもあるみたいで、タカ長の写真は上位にランクされていないようなのです。

これからの暑い時期、歩行距離が落ちてくると必然的におしゃべりの時間が多くなり、昨日の裏山でも同じ花を何名かの人がカメラを向け、お前のはダメだとか何とか勝手な写真談義をしていました。

しかし、昨日はカメラを忘れていたのでタカ長ひとり蚊帳の外でした。

そこで今朝は早く現場に行き、仲間たちにグーの音も言わせない決定的な写真を撮るつもりでしたが、、、、、、

言い訳をすれば、朝が早いといっても蚊が多くて、写真に集中することが出来ませんでした。これからはカメラとともに蚊取り線香を持参しないといけないようです。

    

ソクシンランは山道のそばに咲いている小さな花で、注意して歩かないと見落としてしまいます。でも、仲間の中には足元を注意して歩く植物先生がいるので、タカ長など人さまに見つけてもらったものにカメラを向けるだけです。

    

そのソクシンランですが、あらためて注意してみるときれいに咲いているものが少なくて、、、

    

やっと見つけたのがこれです。何とかピントを合わせることが出来ました。もう少しトリミングしてみると、、、、

    

このようになります。

あの小さな花をこれだけ撮る仲間はいないだろう、、、、、、などと声高に言ってみたいのですが、、、、、

皆さん勝手なことを言っても自分の写真は見せてくれませんね。本当に撮れているのかなぁ???

    

他にも何種か撮ってきました。これは花とはいえないでしょうが、ご存知のワラビです。

チョッとだけ本気モードになると背景が気になり、カメラ位置を少しずつ動かして、、、、、というようなことをするためには、、、、

蚊がブンブン飛んでいるような状態は避けないといけませんね。

    

花のことはそれとして、、

そのソクシンランのすぐそばでキビタキが、なぜか高い枝先でさえずっていました。例の50倍を持っていればバッチリ撮れる距離とアングルですが、、、

今朝は花撮影のためのマクロレンズでした。そのようなことで野鳥写真は撮れませんでしたが、、、、

証拠写真のつもりで撮ってみたのがこれです。マクロレンズで野鳥写真、どう考えてもミスマッチですが、これでもパソコンで拡大してみると喉の下のあの色も確認できました。

このようなこともあるので、撮影に出かけるときは2台のカメラを持ってゆかないといけないようですね。

あ~ぁ高齢登山者は

2015年05月29日 | 山歩きから
仲間たちとの裏山歩きの日ですが、いつもの駐車場から歩き始めようとしたら、、、、、

「カメラ忘れたぁ、、、、」ということで、、、、

今日は鳥に集中することにして、裏山の各地に設置しているオオルリマンションを見るためにザックの雨覆いをチェックしたら、、、、

入れているはずの双眼鏡もなくて、何ともなさけない裏山歩きになりました。

そのようなことで今日は古い写真を使っての更新です。

    

オオルリマンションは何棟か売れているようです。

面白いのは、、、、、何故かしらこの屋根の上に巣を作っているらしいものが見えたのですが、双眼鏡もカメラもないようではそれらしい報告は出来ません。

    

何ももっていないので、唯一忘れなかった「耳」を頼りに、仲間たちに先行して夏鳥の声を探したのですが、、、、

これもまた不作だったようです。あれほど多いキビタキも今朝は声を1回聞いただけ、お目当てのサンコウチョウも遠くでふた声み声、、、、という程度。

その姿を写真に撮るなんて夢のまた夢の状態です。

    

このところドジばかりしているのはタカ長だけではありません。

先日は登山靴を忘れて行った仲間がいますが、タカ長もよりによって淡路島に行ったとき登山靴を忘れスニーカーで歩いたことがあります。

山道で尻餅をつく仲間も多くて、、、、、いまのところ大事ないのですが、、、、これとて放置できる問題ではないのですが、皆さんなんでもない普通の山道で転んでいるので、隊長としても「足元に注意しましょう」という程度

具体的には何もできない状態です。

    

これから暑い間は歩行距離を縮小して楽な裏山歩きをしたいのですが、、、、

だからといってのんびりする仲間ばかりではなくて、結構歩数をかせぐひともいます。ご自分の思いである程度の距離をかせがれるのはよいのですが、、、、、

でもねぇ、もう少しのんびりしたら、、、、といつも思います。

山の中で何もしないで、風の音や小鳥たちの声を聞いている、、、、、、そのような贅沢な時間を過ごしたら、、、、、と思うのですが、、、、、

年寄りはせかせかしていけませんね。

というようなことはブログに書くだけでなく仲間の前でも話しているのです。せめて暑いときくらいのんびりしようよ、、、、、。

    

6月を前にコアジサイがきれいになってきました。この花は雨模様の天気が似合うようですが、このところの裏山は雨がなく乾いています。

そろそろひと雨欲しいのですが、、、、、、、。


長寿会の運動会

2015年05月27日 | 日々雑感
団地の長寿会の運動会に参加しました。青年団の運動会といいたいのですが、、、、、、長寿会の運動会です。

昨年から長寿会に入会して、この運動会は2回目の参加ですが、、、、、

    

楽勝だと思ったこのボーリングのようなゲームは2投して1本しか倒すことができなくて不合格、、、、

    

グランドゴルフのホールインワンも5回トライして1回もできなくて不合格、、、、、

    

というようなことで、合格したのはこの輪投げとペタンクだけ、6種目中2種目しかできませんでした。

前回は4種目できたのですが、、、、、、、一年で歳をとって能力が落ちた???

ということはないでしょうが、とにかくダメでした。

山のメンバーも何名かいますが、総じて成績が良くなかったようです。元気すぎても成績が上がらないのかなぁ???

    

その中でこの人、どう見ても老人ではありませんね。

この人は今年度から私たち山グループに入会した、、、、先月の選挙で初めて議員バッチをつけた新人さんです。

型どおりの挨拶などはしないで一緒に汗を流しましたが、成績のほうはタカ長と似たりよったりだったようですよ。

年齢はタカ長の半分以下ですが、その年齢差がそのまま成績に反映しないのがこの運動会の面白さですね。

    

運動会のあとは集会所で、、、、、、、は~い、乾杯!これが楽しいのです。

    

競技の成績も悪く、事前準備などほとんどしなかったタカ長ですが、何故か腹がへって、このような豪華な弁当をたいらあげました。

今日は気温も上がりましたが熱中症などの事故もなく無事終わったのですから、参加した全員が◎ですね。


下心が当たって、、、、

2015年05月26日 | 山歩きから
    

仲間たちと7名で奥滝山に登りました。赤い線が見えるところがそのコース、世界遺産の島、安芸の宮島の対岸にある山といっても良いのでしょう。

    

同じコースを単純に往復するコースなので出発から山頂までのデータを取りましたが、これを見てもお分かりのように、往復しても累計標高差が700mに満たない楽勝こーすです。

健脚組は別の山に行き、この山にいったのは足の弱い人、、、、、というのが建前ですが、タカ長には別の下心がありました。そのことは後にして、、、



山頂から東方面の展望をご覧下さい。向こうに見えているのが宮島です。その左奥のほうに私たちの町、広島市があります。

この写真は帰る時に撮ったのですが、昼食はすぐそばにある、西方面の展望が良い岩の上で採りました。そこが下心です。

といえばもうお分かりですね。そうです。ハチクマです。

この時期、渡りのピークは過ぎていることは分かっているのですが、それでも1羽くらいは、、、、、という期待を胸に昼食を採りながら空を見ていたのですが、、、、

その時間は何も飛ばなくて、、、、、昼食も終わりあきらめかけたら遠くのほうで何やら帆翔していて、、、双眼鏡で見るとハチクマらしきタカ。

そのタカが流れ始めたのでしょうか、一度は見失ってしまったのですが、、、、、、

    

次に視界にとらえたときはこちらに向けて流れてきて、、、、、、、

    

あっという間に目線より少し高いところを流れて行きました。タカ長のウデでは見た目のスピードが速くて、この程度の写真しか撮れませんでした。

それで喜んでいたら、、、、、

    

またまた流れてきて、、、、、、、

           

そのうえこのようなものまで飛んできて、皆で手を振って喜んで、、、、

楽しい時間を共有することができました。そしてこの岩の上を歩いていたら、、、、、

「アッ、ハチクマだ!」と大声を上げるくらい近いところをハチクマが飛んできて松の木の向こうに、、、、、、、。

このハチクマは本当に近かったです。太陽の位置によってはその影がタカ長の前を通過するくらい、それくらい近いハチクマでした。

とつぜん視界に入ったので写真には撮れませんでしたが、、、、、、

    

そのあとこのようなハチクマをゲットでき、タカ長としては満足でした。

ハチクマの最盛期は過ぎていますが、それでもこのような写真が撮れるようなハチクマを見たのですから、タカ長の下心は大当たりといえそうです。

          

ハチクマ騒ぎが終わり恒例の記念撮影をしました。

左端がタカ長です。余談になりますが着ているものは仲間の遺品です。私たちの山グループ誕生のきっかけになった山がすぐそばにあり、そのとき彼も来ていたので、今日は彼のことを身近に感じながら山を歩くつもりで着て来ました。

黄緑を着た仲間が「いい仲間と来たからいいことが起こったのだ」といっていました。それも間違いないのでしょうが、、、、

でも、、、、ヒョッとしたら、、、、、、、、いまは故人となった仲間が、近くを飛ぶようにハチクマに頼んでくれたのかも、、、ね???

そうして、、、、、帰ろうとしたら、、、、、、

    

ハチクマが飛んできて、、、、、といってもそのときは撮影できる状態ではなく、、、、、あれよあれよという気持ちで急ぎカメラを向けたら、ときすでに遅くこのような写真が1枚撮れただけでした。これはノートリ画像です。

このようにタカの面でも良いことが多かった今日の山行き、気温の上がった中を下山していたら向こうの尾根でタカが、、、、

    

あわててカメラを向け、、、、、とにかく撮って、、、、帰宅してPCで確認したら魚をもったミサゴでした。この画像でも分かりますが、、、、、

    

これでも分かりますね。もちろんこのミサゴは本日の付録です。

1時間くらいの昼食時間に4羽のハチクマ、この結果を見ると最盛期に行って見たいのですが、、、、、、、

そのときいい思いをするかどうかはまったく分かりません。当たりそうで当たらないのがタカの渡りですから、、、、、、。



本日は格調高く(?)

2015年05月25日 | 日々雑感
昨日は半日以上かけて団地新聞の割付を済ませました。いちおう出稿準備完了です。

今日のタカ長は友だち夫妻とひろしま美術館に行きました。先日の歴史散歩のとき講師の先生から是非見るようにと勧められた、、、、、

    

毛利家の国宝・至宝展を見るためです。

この美術館は広島市のど真ん中にあるのですが、、、、、、、

    

    

そのことを感じさせないような緑につつまれた、チョッと小ぶりの美術館です。これが、、、、たとえば、、、、ルーブルのような大きな、、、、、

といっても行ったことはないのですが、、、、とにかく、、、大きな美術館だと見るのも大変でしょうが、、、、、

この美術館はゆっくり見ても2時間か2時間半、朝いちに入館すれば昼食前には出ることができます。

美術館のホームページに「すべてを見せます」といわれているのは、国宝「四季山水図(山水長巻)とその副本だと思われますが、これは言葉通りすべて見られるように展示されています。

そのあと昼食に行きましたが、、、、

    

その昼食は近くの店でベトナム料理を楽しみ、、、、、、そのあとは友だちの家に帰り、、、、

    

奥様自慢のバラの庭を見ながら、、、、、

    

お茶やケーキを楽しみ、、、、、

それも拙宅の近くの庭ですから、そのときだけはタカカノを呼んで雪舟の美術論(?)から団地の話題までおしゃべりをして、、、、

今日一日はくつろいだ時間を過ごしました。

    

バラを前にして緑陰に座り、チョッと高尚な一日を過ごすことができました。

特別なことは何もないといえば何もないのですが、友だちのうちの物とはいっても、、、、、、花を楽しみ、、、、、おしゃべりを楽しみ、、、、、

このような時間は「最高の普通」の時間だといえそうですね。

というようなことで、今日もまたタカ長は幸せな一日を過ごすことができました。ハッピーですね。


団地のフリマ

2015年05月23日 | 山歩きから
私たちの団地では毎月第4土曜日に浜田から鮮魚がやって来ます。

このイベントは浜田市の産業振興機構と私たちの町内会が連携して行っているのですが、そのイベントを盛り上げるために最近は野菜販売を行ったり、団地近くのパン屋さんにも出店してもらっています。

また、ワンテーブル100円の出店料を出せば誰でも店を出すことができます。団地のフリーマーケットということですね。

    

昨日仲間たちと県北の山に山菜採りに行ったことは紹介しましたが、、、、その帰り道にその日の収穫物をこのフリーマーケットに出せば、、、、、

というような話になり、さっそくその準備をして予定通り朝イチにならべてみました。

    

商品はタケノコ、フキそしてワラビです。

出店の準備をしたといってもその値段が分からなくて、100円でよいとか、それでは高いから80円とか、80円にするとお釣りが大変だとか、、、、

    

皆さま店の準備が出来る前から議論をして、、、、

    

ライバル(?)になる野菜販売の人の値段も参考にして、、、、

皆さんあれこれ楽しそうにして、、、、、結局完売しました。本日の売り上げは3,600円で、100円の出店料を引いて3,500円の利益?

何しろ仕入れはゼロですから売り上げがそのまま利益だといっても良いですね。

そのようにして得られた利益は本会計に計上され忘年会の資金などになります。

    

このところの私たち山グループは宴会づいていて、皆で飲む機会も増えていますが、何と言ってもメインイベントは忘年会です。

そのための資金を得るためだといえば、来月も何かを採りに行ってここで売りたいとか言い出して、、、、、。

そのように言うのは簡単ですが、何処に何と採りに行くか、またまた宿題を頂いたような気がしています。


山菜を採りに

2015年05月22日 | 山歩きから
昨日は岩場の多い小さな山を歩きました。特別ハードなこーすではありませんでしたが、、、、、

山を下りると腰が痛くて、、、、、、その異変は今朝も続きました。

転んだわけではありませんし、ガチガチに体をかたくして歩いたのではないのですが、道の様子が変われば体の使い方が違うのでしょう。そのための腰の痛み???

昨日は後期高齢者になってあのような山歩きができる幸せを感じたのですが、、、、歳は歳ですね、、、、今日は腰の痛み。

若いころ穂高の稜線を普通に歩いたのがウソのようです。

    

今日は仲間たちと県北に山菜を採りに行きました。林道を歩きながら山菜を採る、ということでしょうか。

タカカノなどは「本気モード」になっていましたが、タカ長は「のんびりモード」で、山菜はチョッと採っただけ、、、、、

    

    

花の写真を撮ったり、杉の森を歩きながら「ホイ・ホイ・ホイ」の声が聞こえるのを待ち続けたのですが、鳥のほうは収穫ゼロでした。

本気モードで採ったフキなどはかなりの量になりました。もちろん自分たちで食するには多すぎる量です。

    

山菜採りなどは採ること自体が面白いのであって、自分のうちにもって帰る量は少なくてもよいのです。

そこで、、、、あまったものはどうするか、、、、、

はい、それは明日のお楽しみということにします。


初めての山そして、、、、

2015年05月21日 | 山歩きから
「スリリングな岩稜とシャクナゲの群落が魅力」と「広島県の山」(山と渓谷社)に紹介されている鎌倉寺山(610m)に登りました。

    

まずその場所です。広島市の北東方向にある山です。その右上に先日登った鷹の巣山が、そして左下にタカ長が若いときから何度も登った白木山が見えます。

その左下のほうに「大田川」という字が見えますが、そこに見える緑の山が昨年土石流災害のあった阿武山です。その東斜面のしたが八木地区になります。厳密にいうと大田川の「川」という字の右下が八木地区ということになります。

タカ長は若いときから山歩きを続けていますが、その登り方は同じ山に何度も行く登り方で、ピークハント型ではありませんでした。

この山のあるJR芸備線沿いの山は白木山に何度も行っただけで、そのほかの山にはこれまで登っていませんでした。そのため鎌倉寺山に登るのは今日が初めてでした。

今年は山頂のシャクナゲが当たり年だということで、一年以上待って実行したのですが、、、、、、、

結果を明記したらよくないのかも分かりませんが、そのシャクナゲに関してはまったくの「はずれ」でした。不作もいいところ、というのが初めて登ったタカ長の素直な印象です。

    

今日の山歩きは相棒にガイドされての山、タカ長はどこから登るのかも分からないまま彼のあとを追う始末で、、、、、

しばらく歩いてから「広島県の山」に紹介されているコースとはまったく別コースであることを理解する状態でした。

    

相棒は昔からこの山に登っているので、何十年も前の状況を知っているのですが、そのころは稜線の木も小さくて岩稜からの展望も良かったようですが、今は展望のよいところはかぎられるようです。

    

そのひとつ、馬の背か牛の背か、そのような名前のあるところに立つタカ長です。

    

    

    

終始展望が良いとはいえない岩稜を歩いて山頂を目指しましたが、小さなアップダウンが連続し、気温も上がり、その上風もなくて山頂が近づくころには疲れを感じることになりました。

    

そのようにしたたどり着いた鎌倉寺山の山頂です。

山頂は平凡で展望がないことも事前に分かっていたのですが、、、、、、お目当てのシャクナゲは、、、、、、

    

    

エッ、これ???という感じでした。シャクナゲの群落と紹介されているのでもう少し多いと思ったのですが、、、、

いくら裏年だといってもこれはひどすぎます。完全な期待はずれでした。

この鎌倉寺山は広島で初めての岩登り講習会が開かれた山で、言ってみれば広島のロッククライミング発祥の山なのです。その岩稜も木が繁ってきて、、、

山頂のシャクナゲも期待したほどではないとしたら、少なくともタカ長的には「最初の山」であり「最後の山」という気がするのです。

    

シャクナゲがその程度なら、途中で見たツツジのほうが良かった、ということになりそうなのですが、そこまでいうといいすぎになるのかなぁ???

    

ご覧のようにアップダウンのある山ですが歩数は11,000歩くらいでした。裏山歩きなみの山歩きということになります。

    

地図に落とすとこのようになります。これを時計まわりにあるきましたが、このコースを歩く場合はこの方が正解だといえます。

上の図を見ると山頂からのくだりが急で、事実急な下りでしたが、この下りは普通の山道の下りですから問題ありません。それにくらべたら最初の登りのほうが楽なように見えますが、ここには小さな岩場が隠されているので下りに使うと苦労するかも分かりません。

少なくとも高齢者にはこのような岩場は登るほうが楽です。

というようなことをいえるのは、タカ長は後期高齢者とは言っても股関節が開くよう日々腰割りを続けているからだといえます。今日の岩稜歩きではその成果を実感しました。

股関節が硬くなった人はこのようなコースは歩かないほうが良いのでは、、、、、、というのが素直な感想です。



    

歩けば歴史が見えてくる

2015年05月20日 | 日々雑感
私たちの山グループのメンバーが事務局を担当している「西国街道散策倶楽部」の講座に参加しました。

標題の「歩けば歴史が見えてくる」という言葉ですが、タカ長がこのような言葉を思いつくわけがありません。

この言葉はこのグループの先生に教えられた言葉です。いい言葉ですね。

    

今日歩いたのはとなり町の廿日市市です。タカ長にとってもほとんど地元の町といっても良いところですが、、、、

この川、可愛川のそばに長州を迎え撃つために幕府軍が大砲台をおいていた、というようなことは日常生活をしているかぎり知ることはありません。まして今はクルマ時代、車で走れば何も見ることはできません。

    

ここは「福佐売(ふくさめ)神社」などその存在さえ知りませんでした。

今日の歴史散歩は、大河ドラマ「花燃ゆ」にちなんで長州戦争のころの私たちの町のようすを学ぶことがテーマでしたが、たくさんの資料を頂き、その勉強ができていないので具体的なコメントはできませんが、、、、

車で走っていては自分たちの町に歴史的なものがあるこをと意識することはありません。このようなものは歩いてこそ見えるのですね。

「歩けば歴史が見えてくる」というのは講師の先生の名言だと思います。

    

JR廿日市駅の近くにある光明寺で、山歩きのとき県北の町で見る名前を思わぬかたちで見つけました。難しい漢字でここに記すことができないのですが、、、、

ここでも道路そばに見る表示で気になっていた名前を今日の歴史散歩で見つけ、、、、、

からまった糸が少しだけほぐれてきそうな気がしました。これもまた歩くことで見えてきた歴史に1ページです。

「歩けば歴史が見えてくる」。タカ長は歴史の専門ではありませんが、自分の生まれ育った町の様子をチョッとだけでも知るため、今回のような機会があれば参加してみたいと考えています。、