タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

小さな展望

2014年11月30日 | 山歩きから
相棒と裏山を歩きました。チョッとハードだった月例からなか1日おいての山です。

    

山に入るときはこのように完璧な青空でしたが、山を下り自宅に帰ったとたん雨になりました。

山では雨のことなどまったく考えていなかったのですが、結果としてはグッドタイミングな山歩きになりました。

今日は未練がましく○○茸のとぼけたヤツがないか、、、、、、という気持ちもあったのですが、、、、

その期待はきれいに裏切られました。山ではほとんどキノコの姿を見ることができませんし、、、、、

    

    

たまにあるとこんなものです。おそらくニガクリタケで、有名な(?)毒キノコです。

こんなものがいくらあっても仕方ありませんし、、、、

そう言えばキクラゲを1枚だけ採ることができました。でも1枚では何にもなりませんね。

 

いつもとは違う道を歩いて、久しぶりにこのような写真を撮りました。何でもない風景、、、、、ですが、、、、

わが裏山は東側の展望がほとんど期待できないので、このような小さな展望も貴重なのです。

このルートを相棒と整備しました。今度は仲間たちと歩いてみます。そうすればあっと言う間に道らしい道になりますから、、、、、。


疲れても仕方ない?

2014年11月29日 | タカの渡り
正直言って昨日は多少疲れました。足のことは別にして久しぶりに疲れをおぼえたようです。

    

それもそのはず、昨日の累計標高差は2,300mを超えているのですから、後期高齢者としては当然といえば当然といえそうです。

ちなみに「新・分県登山ガイド 広島県の山」を見ると、昨日登った極楽寺山の累計標高差は+690m、-644mとなっています。スタート地点は同じでも下山コースが違うので私たちの数字と違うのは当然ですが、、、、、、

    

私たちの数字が大きくなったのは昼食のためにアルカディアビレッジに行ったことが大きな要因になっています。そのことは分かっていても、寒い時期はあたたかいものが食べたくて、山頂からは少し距離のあるアルカディアビレッジに行きたいのですね。

    

昨日の数字を「広島県の山」に紹介されている山と比べてみると、、、、、

広島県ではチョッとしたハードコースだと認識されている、廿日市市吉和からの十方山往復が「+914m-914m」で、、、、、

広島市のハードコースとして有名な白木山が「+1019m-1046m」となっています。

そして昨日の「旅レコ」の記録では「+1190m-1162m」になっていますから、数字だけの比較では「広島県の山」に紹介されているどの山より多くの標高差を歩いたことになるのです。

当たり前のことですが、この「広島県の山」は高齢者や後期高齢者だけを対象に出版されているわけではないので、、、、、

そうした本のどの数字より多くの標高差を一日でかせいだのですから疲れても仕方ない、ということになります。

    

ということは、昨日の昼食で「うどんとおにぎり」だけだったのはまずかったかなぁ???

栄養不足で疲れた?タカ長の腹のまわりには適当にたくわえがあるので、そのようなことはないはずですが、、、、、、、。

たまには正面から

2014年11月28日 | 山歩きから
仲間たちと裏山を歩いてきました。

私たちが裏山といっているのは広島市と廿日市市の境界にある極楽寺山のことです。標高が693mありますから、都市近郊の山としては大きな山といっても良さそうです。

私たちのフィールドはその東面で、西側から登ることはありませんし、南側から登ることもほとんどありません。その南側には3本のとざんどうがありますが、きょう登ったコースは初めてのコースでした。半世紀以上も山歩きをしていて、自分のすぐそばにある山の、正面コースを歩いていないなんてウソみたいな話ですが、事実は事実なのです。



きょうの軌跡です。下側がスタート地点の広島電鉄廿日市駅です。そして線の切れているところがわが家です。21km以上のコースを歩いて帰ってきたということになります。

   

市街地を抜けて登山道にはいると1丁ごとに石標があり、それれを数えながら登ることになります。最後の山門のところが36丁、極楽寺はその上ですから37丁で登りは終わり、ということになります。

    

10丁くらい登っても山頂はまだまだ先、、、、、、

    

山陽自動車道にかかる橋を渡りしばらく登ると、、、、

    

展望の良い小さな広場があります。ここからは安芸の宮島など瀬戸内の島がながめられます。ここで1回目の休憩。

    

なお登ってゆくと、ところどころから展望を楽しむことができ、、、、、

    

そこでまた休憩。登山道も厳しいものではないし、時間的にも余裕があるので、そのような場所に来るとまた休憩。

    

    

山で言えば8合目以上、ということになるのかも知れませんが、西側からの登山道と合流するあたりからうっそうとした原始林のなか登りになります。ここコースのハイライトといって良さそうです。

    

そして36丁の石標のうえにある山門。これは最近再建されたものです。

この山門を入り1丁、最後の石段を登ると極楽寺の境内です。それから先はいつもの世界です。

    

    

山の上は落ち葉の世界でした。このあたりも雪は降りますが、いわゆる雪国とはいいがたいところです。しかし、、、、、

雪国であろうとなかろうと、、、、、、雪を待つ山には独特の雰囲気があるようでタカ長は好きです。

    

さくらの里の最後の紅葉です。ここにもまもなく雪が、、、、、。

来週から気温が下がるようですから、本当に積雪があるかも分かりませんね。

本日歩いたのは21km+そして歩数は27,600。これだけのコースをスイスイ歩いた、といいたいのですが、、、、

ときどき痛む足をかばいながら、、、、、そして仲間たちに迷惑をかけながらの山歩きでした。


藪山歩き

2014年11月27日 | 山歩きから
このところのタカ長はローカルの山ばかり歩いています。そのうえに「超」という字がつくローカルな低山です。

とわざわざ言うのはおかしいかも分かりませんね。私たちのフィールドである「裏山」も、全国的に見れば超という字がつくローカルな山なのですから、、、、、。

    

きょう歩いた軌跡です。広島県大竹市の山で、この画像の右下には米軍岩国基地があります。といえば大体に場所はお分かりのはずです。

このような山は中央の有名な山のような登山道はありません。地図を見ても道を示す点線がないところもたくさんあります。そのようなところを歩くのは、少なくともタカ長は、若いときは嫌でした。しかし、歳をとったいまはそのような山にも魅力を感じています。何より静かですから、、、、、。

    

きょう歩いたコースは、、、、このように広い道は最初だけで、、、、

    

ときにはどこを歩いたらよいのか、経験のない人だと戸惑うのではないかと思われるところもありました。しかし、、、、、、

    

尾根道を歩いていると小さな岩が現れ、、、、その上に立つとこのように広い景色を見ることができました。

この風景のなかにはこの冬登る予定の傘山なども見え、私たちには魅力的な風景なのです。

    

きょう登った高鉢山の山頂は平凡な山頂で展望もほとんどありませんでしたが、その手前ではこのような風景を見ることができました。

    

その高鉢山は小さな山なので、この山だけでは時間があまり過ぎます。

そのため地図には名前がのっていない、、、、、、ネットで見ると「黒滝山」といわれているらしい山に向かいました。地図には道を示す点線などまったくないところです。


歩きやすい道、踏みあとを行くと、、、、、

その道は自分たちが行きたいところに向かっていないようでした。だからといって、行きたい方向には道らしいものはないような、、、、、、

繁ってきて藪漕ぎをしないと行くことができないようになっているのかもわかりません。

道を外れていることを認識しながら歩き、、、、、昼食の時間になったところでひき返すことにしました。



運よくそこには昼食に最適な岩があり、その上で昼食をとりました。その場所から見る岩国基地方面の展望です。

平凡な風景といえば平凡ですが、人工物がほとんど見えないこの風景は気に入りました。

写真では見難いでしょうが、、、、中央の遠くにかすかに見えているのが周防大島で、その大島にある嵩山もハッキリ見えました。

もう少し空気がクリアだと四国の山も見えるはずです。なかなかの展望ですね。

    

きょう歩いたところを地図に落とすとこのようになります。

ところどころコースを外れた軌跡が見えますが、それは下見のために歩いてみただけで迷いかけたわけではありません。

このコースを歩きながら、羅漢山、吉和冠山、三倉岳などなど、、、、、、、広島に住む私たちには懐かしい山をたくさん見ることができました。

きょうの山も、、、、、、どんなに贔屓目にみても、、、、藪山なのですが、、、、、、、

それでも満足だったのは旧知の山をいつもとは違う方向から見ることができたからだと思います。

   

園児たちの防災訓練

2014年11月26日 | 日々雑感
    

拙宅の近所にある幼稚園の防災訓練に参加しました。

この防災訓練は幼稚園、園児たちのものですが、消防署のほうから地域の人たちと一緒に行ってほしいという要望が来ているようで、毎年地域の人も参加しています。

    

訓練は火災発生を知らせるアナウンスで始まり、職員や地域の人などに誘導された園児たちが建物から避難、、、、

    

グランドの一角に集められた園児の人数確認などが手際よく行われていました。

そのあと消防署の隊員からお話があり、、、、

    

それが終わると職員たちの消化訓練も行われました。

この種の訓練は私たちの団地でも毎年行われていますが、今日は少しだけ雰囲気が違っていたようです。

    

訓練を受けている先生たちに園児から応援の声がかかり、まるで運動会の○○競争をしているようでした。

きょう幼稚園にやってきたのは園児たちに人気のはしご車ではなく、消防工作車でした。その面ではチョッと地味だったかも分かりませんが、この工作車の中には約100種くらいの工具などは収納されていることを教えられました。

    

そのうちの何種かを実際に見せてもらったのですが、これが以外に人気で、園児からはもうひとつ、もうひとつとリクエストが止まりませんでした。

私たちには平素見る機会のない工作車の中のことですから、園児たちはもちろんですが、大人たちにも興味津々の工具紹介でした。

    

この防災訓練は定期的に行われており、園児たちにとっても職員にとっても手馴れているような感じを受けました。

この種の訓練は度々行う必要がありますが、本番だけは無いほうが良いですね。

まもなく師走、何ごともなく過ごし、おだやかな新年を迎えたいものです。




降松神社下見登山

2014年11月25日 | 山歩きから
天気予報どおり雨になりました。

今日の裏山歩きはキャンセルして、朝から昨日の写真の整理、チョッとした休養日ですね。

昨日の下見登山ですが、ネットで降松神社をみたり、またこちらのサイトでは神社の背後にある山の記録などもあり、、、、それらを何度もみて、、、、、、

とにかく気になっていたのです。都市近郊とはいえ山の中に忽然と現れる神社、、、、、そのようのイメージを持っていたのです。それを確かめるため相棒を誘い、昨日でかけてみたというわけです。

    

山ろくの若宮まではカーナビに誘導されて簡単に行くことができました。そこに車を置かせてもらい、、、、、

最初は集落の中のアスファルトの道を登ります。その道も程なく地道に変わりますが、まわりの植生は照葉樹の森、ということなのでしょうか、わが裏山の雰囲気とはまったく違う山道を歩くことになります。

途中にある「展望台」という広場に寄り道し、もとの道に帰ってしばらく行くと、、、、、

    

本当に忽然という感じで山門が目にはいりました。この山門、随神門との最初の出会いは劇的でした。

    

平凡な山の中に忽然と現れる山門、、、、、何で、、、、、、と言う気がします。その山門の奥には紅葉が、、、、、

その山門を入るとまもなく、、、、

    

地元出身の長岡外史書の石碑があり、、、

    

その近くの紅葉はまだまだ観賞に耐えるものでした。このあたりは標高が低いので例年この時期が紅葉期ということで、、、、

そのことは分かっていても何故かしら得した気分になる紅葉でした。

    

その先の鳥居をくぐり、、、、

    

100段以上ある石段を登り、、、、

ちなみにタカ長、この階段を休むことなく登りきりました。まだまだ余裕、、、、、、これって本当ですよ。

    

その先にもうひとつ石段があり、それを登りきると中宮につきます。

このお社もなかなか立派なものですが、、、、、、

    

どこを見ても人はいなくて、、、、、お宝が無造作に放置されているような気がしました。

この中宮から先が登山者の世界と言うことなのでしょうか?

    

照葉樹が主体の森の中をなだらかな道がつづいていました。この先に標高差にして5~60mの登りがありましたが、、、、、

全体的にみれば楽勝コースと言えそうな山道でした。

    

烏帽子山から茶臼山への縦走路に合流してからチョッとだけ烏帽子山方面に歩いてみましたが、、、

烏帽子山や虎ヶ岳までは距離もありそうなのでいさぎよくひき返して茶臼山に向かいました。

最初の葉山の登りは急登でしたが、その距離は短く、、、、、その先も特に問題にするほどのアップダウンはなかったのですが、、、、、、

    

茶臼山を目前に見るところまで来ると、、、、、、けっこう疲れました。気温が高かったのと空腹を感じていたからでしょうが、、、

それにしても疲れた感じで、何となく狐に化かされた気分でした。

    

茶臼山の山頂に立って西側を見ると、タカ長が子どものころ社会の時間で習った「徳山工業地帯」の工場群が見え、都市近郊の低山であることが分かりますが、、、、

    

東側の烏帽子山方面を見ると、山また山の感じがし、300m級の山とは思えない雰囲気がありました。

    

眼下にはこのようなものが見えました。山頂に居合わせた人に聞くと、、、、、、

左側の、山かげに見える六角形の建物は石炭貯蔵施設だそうです。左側に大きな船が着き、そこからベルトコンベアでその建物に石炭を運びこんでいるようですね。

右側には円筒形のタンクみたいなものが三つ見えていますが、これは福島原発に送るものだということでした。

私たちの裏山からは近くに海を見ることができませんし、海が見えてもそこは工業地帯ではないので、このあたりの風景とは違います。

自分たちのフィールドを離れてよその山に行くと、私たちにとっては珍しいものを見ることができて楽しいですね。

そういえば、工場の遊休地を利用しているらしいソーラーパネルも見ることができました。

    

茶臼山の山頂から降松神社の若宮に下りる道も特に問題はありませんでした。

踏みあとがハッキリしないところが何ヶ所かあり、初心者の人だけで行くと戸惑われるかも分かりませんが、、、、、

私たちベテラン(?)二人組には問題なく、1時間半くらいで帰り着きました。

降松神社からの帰り道三国志城博物館に立ち寄りました。背後にある岩城山に関する資料をいただきたかったわけです。

この山には車で登ったことがあるのですが、次回はガイドの方に案内していただきながら登り、この山のことをより深く理解したいと考えているのです。

岩城山は古代朝鮮式山城だとか、、、、、「こうごいし」(この漢字を打ちだすことができないので、、、)と呼ばれる巨石が頂上8合目付近を約2500mにわたってとりかこんでいる、、、、、、とかいっても、、、、

ただ単に見るだけでは面白くないので、現地ガイドしていただくことを考えているのですが、、、、、

その要望は聞きいれられることが分かりました。この面でも「成果あり」でした。

昨日は一日で二つの下見ができ、有意義な一日だったといえそうです。


今日も下見登山

2014年11月24日 | 山歩きから
相棒と山口県下松市の降松神社(くだまつじんじゃ)に行きました。

といっても何かを祈願するために行ったのではありません。その奥にある中宮が、地方の山のなかにあるにしては立派なことをネットで知っていたので、それを自分の目で確かめたかったのです。

その中宮があるところが鷲頭山で、地図で確かめるとその奥、南にある尾根に登り、茶臼山という山に登れば、降松神社の背後にある山を一周できそうなので、それらの山の様子を下見したかったわけです。

    

その場所です。大体の位置はお分かりになるはずです。これを地図に落とすと、、、、

    

このようになります。この地図の上のほうが外れていますが、そこに降松神社があります。ここを基点に時計まわりに歩きました。

山の高さは300mと少しくらい、文字通りの低山歩きでした。

    

その高低差をみるとこのようになり、これをみるとかなりの急登がありそうですが、実際はこのブルーラインのようなイメージではありません。特に前半は楽勝ペース、きついのは茶臼山の近くなど何ヶ所かだけで、、、、、それも距離は短かったのですが、、、、、

実際は思った以上に疲れました。相棒も疲れたようです。

累計標高差が1500mくらいで、歩いた距離が15.7kmだったので疲れてもおかしくはないのでしょうが、、、、

一番の原因は気温だと思います。この時期としては暑くて、、、、、そのために疲れたのでしょう。

    

実は写真の整理はまったくできていないのです。そのためにこのような記事になりました。これから写真の整理をして明日あらためて本日の下見のことを書くつもりです。

この写真は中宮の紅葉です。思わぬところできれいな紅葉を見て、何かしらもうけものをしたように感じました。

団地の作品展

2014年11月23日 | 日々雑感
美術の秋です。その秋の恒例行事になった「作品展」という美術展が開催されました。団地住民なら誰でも参加できる美術展ですが、美術というにはチョッと遠慮があって「作品展」ということになったのでしょうか?

この作品展のためにタカカノたちは奔走し、タカ長はテープカット(つまり開会式)の写真を撮るために会場に行きました。

    

毎度同じことを考えるのですが、、、、、、、私たちの団地は千余軒の中規模団地ですが、それにしては多士済々、いろいろな特技をお持ちの人が住んでおられるのですね。

    

作品のジャンルは問わないということでしょうが、今回も絵画や写真、書や工芸そして陶芸などなどいろいろなジャンルの作品が展示されています。

その作品を熱心にご覧になる人がいらっしゃるのはどこの美術展でも見ることができる光景でしょうが、、、、、、、

    

団地の作品展の場合はいわば身内の美術展、作品を出された人の顔が見えるのが大きな特徴といえるようです。この竹細工は右の人の作品で、その作品のつくり方など熱心に聴くことができるのも同じ町内に住んでいる気安さからだといえます。

    

この手芸は山仲間の奥様の作品です。これもまた作品と作者の顔が一致する作品です。そのような見方をすると、この作品展はとても身近に感じられます。そのあたりがこの作品展の「ウリ」ということになるのでしょう。

    

    

今回は団地にある幼稚園からも園児の作品を出していただきました。

この企画は今までにはなかったことですが、これでジジババから孫の世代までの作品を展示することができました。そのため期間中にこの子たちの保護者の人も会場に来られるはずで、、、、

この作品展が年齢的にも地域的にもいままで以上の広がりを見せるはずです。

    

タカ長も写真の一枚でも出そうかなぁ、、、、、と思うこともあるのですが、、、、

全体的なレベルの高さを見せられると、駄作を展示する勇気が出ません。本当は、、、、「参加することに意義がある」のですが、、、、、、。


安芸の宮島へ

2014年11月21日 | 山歩きから


世界遺産の島、安芸の宮島にある弥山(535m)に仲間たちと登りました。これが今日の軌跡です。

一番上が桟橋、一番下の少し左上が弥山の山頂です。この軌跡を時計まわりに歩きました。

    

今朝も早く島に渡ったのですが、いまは観光シーズンだからでしょうか、その時間でも修学旅行の団体など多くの人出がありました。

そのうえ、厳島神社で献茶祭があるとかで着物姿の女性の姿が目立ちました。この連休、ことし最後の観光シーズンということなのでしょう。

    

私たちは朱の大鳥居を見て、、、

    

厳島神社や五重塔あたりの紅葉を見ながら紅葉谷公園に行き、そこで観光モードから登山モードに切り替えて、博打尾コースに登りました。

    

    

厳島合戦の古戦場である博打尾にのぼり、そこから尾根を南下、山頂を目指します。

    

尾根に登ると樹間から朱の大鳥居を見下ろすことができます。

    

最高地点でも500mと少しの山ですから、尾根からの展望はスカッとしたものではありませんが、、、、

    

    

それでもところどころにあるビューポイントから瀬戸内の風景を楽しみながら山頂に向かいました。

ロープウエイの終点までは私たちだけの世界でしたが、それから先は観光客と一緒、その観光客などから「こんちにわ」と言う声をかけられ、いささかうんざりしたころ山頂に立ちました。

    

山頂に新しく建てられた展望台の上から、三角点のある山頂広場を見下ろしたところです。

広場の中心にポツンとあるのが三角点です。そして遠くに見えるのは宮島にある岩船山方面です。

この山頂で昼食をとり下山しました。

    

紅葉谷公園は朝と違って観光客があふれていました。もちろん宮島の町も人、人、人、、、、、、

このところ自分たちの仲間意外にはほとんど人を見ることのない静かな山歩きを続けているタカ長には、何となく違和感を感じる山歩きでした。

   


エッ、鬼ヶ城?

2014年11月20日 | 山歩きから
相棒と広島・山口県境にある鬼ヶ城山(1030.9m)の下見に行ってきました。

鬼ヶ城山という山は多いようで、日本山名事典(三省堂)をみると13座が紹介されています。ほかに「鬼ヶ岳」というのが3座ありました。

私たちのグループでも一度だけ登ったことがありますが、そのときは北からのコースを登りました。別にこれといった特徴のない山で、あまり良い印象を持っていなかったのですが、、、、、

今回は前々から気になっていた東からのルートを登りました。短いルートで半日コースです。

    

人工林のなかの道と別れ、落葉樹の尾根を登り、、、、

    

直登に近いのぼりですが、傾斜があまりないので苦になる登りではありませんでした。

そろそろ山頂が近くなってくるところで、、、、、

    

このような岩が現れ、その岩の上に立ってみると、右手のほうにこのような岩が見え、、、、

    

しかし、これでは鬼が何とか言うような岩ではないし、鬼伝説がありそうな岩は先なのだろうかと思いながら山頂に向けて登って行くと、、、

右手下のほうにゴルジュ地形のような岩が見えたので道を外れて下りてみると、、、、

     

このような岩がありました。中央の部分を下りてみたかったのですが、足場が良くないので先ほどの小さな岩のところまでひき返し、下からそのゴルジュのような岩のところに向かいました。

    

下から近づいてみると、まぁ、これなら鬼伝説があってもよいくらい大きな岩でした。

といってもあくまでこの地方の基準で、この程度の岩は全国には五万とあるはずで、特別自慢するほどのものではありません。

    

二つの岩の間にはいって行くと、、、、

    

向かって左にこのような小さな岩室がありました。大人一人がビバークできそうな大きさです。

これをみて安心しました。

最初の小さな岩では、いくらひいきめにみても鬼が出てきそうな雰囲気はまったくありませんから、、、、、、。

やはり下見にって良かったのです。ぶっつけ本番で行くと見落とすかも分かりませんし、大勢がそれらしい岩を探し歩くのも適切ではありませんから。

    

鬼ヶ城山の山頂は展望のない平凡なものです。しかし、山頂一帯の落葉樹は良かったですね。天気さえ良ければこの時期に歩きたいコースでした。

    

登りも下りも落ち葉を踏んで、、、、

この時期だけの楽しみといえそうですね。

    

山を歩いているときこのようなハングル文字を見つけました。タカ長の乏しい能力でみると、、、、

  「慶北(慶尚北道のこと)スマート山の会」と読めました。

このような山に韓国から??? という感じです。どのようなわけがあってここまで来られたのか、テープではなくこれをつけた人に会いたくなりました。

今日みたいにのんびり歩きのときに出会ったら、タカ長も韓国の山に何座か登っているので、話に花が咲いたはずですが、、、、、、。

    

本日の軌跡です。山頂の近くで軌跡が乱れているのは迷ったわけではありませんよ。

お話したように鬼がすみそうな岩を探し、その岩の周りを歩きまわった結果なのです。

ともあれ今日は楽しい下見ができました。地図を見ると分かるようにこの山の東側は地形なだらかです。

落葉の時期か、春の芽だし前に行くと楽しそうです。この山がいい山であることが良く分かった下見登山でした。