タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

これって祝勝会?

2016年09月30日 | 日々雑感
    

このような画像を見せられると、誰だって広島カープの祝勝会だと思われますね。

しかし、本当は違うのです。

実は、、、、今日は仲間たちとの裏山歩きで、、、、このところの雨や台風でコースにあれたところがあるので、、、

そこを整備して、、、そのあと「暑気払い」と称して一杯、、、、というイベントなのです。

ところが、朝の出発時間に雨が降り始め、安全面を考えて今日の作業は中止。

九州にタカ見に行き、二週間歩いていないタカ長は雨でも裏山を登るつもり満々、それを見た相棒がつきあってくれ、二人だけで雨の裏山を歩きました。

そして、そのあと、予定通りの「暑気払い」

その料理が「完全カープ主義弁当」というわけです。

今の広島はカープの優勝を話題にしていたら間違いありません。

この際は、、、他球団のファンもカープ、カープと言っておれば、すべてが丸く収まるのです。

     

今日の小宴は女性軍手づくりの料理も準備され、、、、

もちろん「真赤劇」のビールや差し入れの酒類もあって、いつものように賑やか、、、

そして笑い、笑い、、、、、、また笑い、、、

下手な抗がん剤などよりはるかに効果のある私たちの宴会でした。

    

このような弁当ですが、、、

そのほかにもご馳走があったので、このすべてを食べることが出来ませんでしたが、、、、、

    

それでも弁当はこのような状態になり、、、

それでも談笑はたえなくて、、、

今日もまた仲間たちとの楽しい時間を共有することが出来ました。

本当に、、、、本当に、、、、病院で処方される薬よりはるかに効き目のある宴会でした。


冷水岳から帰って

2016年09月29日 | タカの渡り
九州から帰ってきたら連日の雨。

今回の旅は台風16号を出迎えに行くような出発でしたが、、、、

そして現地に着いた夜は風が吹きましたが、天気が悪くて「チン」することは一度もなくて、連日の探鳥。

久しぶりに、マジメに(?)渡りを見たら正直疲れました。

帰宅してからの雨は、その疲れをとるためには恵みの雨なのかもわかりませんが、でも、今年のような不順な天気は嫌になります。

ということで、今朝は晴れた日に冷水岳で撮った写真を紹介します。

    

冷水岳の展望台での観察、連日晴れたわけではありませんが、、、

このようにスカッと晴れた日もありました。もちろん渡りを見ることが出来ました。

この人たちの頭上にタカ柱が見えていますが、まったく別の方向を見ている人もいますね。

そのような展望台で撮ったハチクマの写真ですが、、、

帰宅してチェックしたら思い通り撮れていませんでした。今更いっても仕方ありませんが、ウデがないのだからこんなものです。

    

    

この展望台で赤腹鷹柱の管理をされているshin-1さんとお近づきになれました。

そのshin-1さんに教えられて冷水岳での渡り観察の概要が少しだけ理解できた気がしました。

9月20日に展望台に上がったときは渡りの様子がわからなくて、、、、、

強風の中を飛ぶハチクマを、累計では数十羽見たのですが、様子の分からないタカ長たちは渡りとして記録できませんでした。

そのあとshin-1さんにお会いし、この展望台から平戸島の先端にある志々伎山を目指すことを教えられると、、、

確かにあの方向に飛び去るハチクマを何羽も見たのですが、様子の分からないタカ長たちは、、、

これらのハチクマは強風のため渡りを止めて、冷水岳のまわりを飛び回っているのだろうと深くは考えなかったのです。

    

どこかで渡り観察をしようとしたら、まずその観察地の様子を知る必要があります。

その意味で今回shin-1さんと親しくなり、名刺の交換をできたことはラッキーでした。

それまでタカ長は、、、ハチクマは冷水岳から直接五島に向けて渡るのだろうと考えていたのですが、、、、

それは誤りだったようです。

冷水岳を渡りハチクマは平戸島の先端にある志々伎山を目指し、そこから上五島に向けて渡るそうです。

別方向から渡ってくるハチクマも志々伎山に集まり、そこから上五島へ渡るそうですから、その志々伎山の山頂は最高の観察ポイントだと教えられました。

そのためには1時間の登山が必要ですが、その程度の山登りは苦にはならないので、、、、

この先佐世保に行く機会があれば、その時は志々伎山でハチクマの飛来を待ちたいと考えています。

志々伎山は登山としても面白い山で、その名前だけは知っていたのですが、そこがハチクマの観察ポイントになることは今回初めて教えられたのです。

    

そのshin-1さんが「ヒマで何もすることがない時に訪問してください」と、彼の個人的なブログを教えられました。

帰宅して雨ばかりで、何もすることがない、、、、わけではないのですが、そのブログに初めて訪問しました。

大画面のブログで、もちろんタカ長の写真のような駄作ではありません。

タカ長ブログを訪問して下さる人は、皆さまお忙しい人だとは思いますが、これも何かの縁ですから是非ここをクリックして下さいね。

shin-1さんは海バックのハチクマを撮られていますが、、、、

タカ長も同じようなものを撮りたかったのです。しかし、できませんでした。

そのわけは機材の差ということにしてくださいね。


自然の不思議

2016年09月28日 | タカの渡り
9日間にわたる九州タカ見旅を終えて、昨夜帰宅しました。走行距離1100㎞くらいの旅でした。

若い人から見たら特別な旅ではありませんが、後期高齢者としてはかなりハードな旅で、その旅に同行できるような高齢ホークウォッチャーはタカ長のまわりにはいないように思われます。

元気印の山仲間なら同行可能ですが、彼らは何日もタカ見はできないはずですから、今回の旅はタカ長たち二人の独壇場だったのでは???

    

そのような旅の合間に、北九州市の響灘ビオトープを訪ねました。

予約なしの訪問ですが、タカ長たちのようなVIPが訪問すると館長さんが案内してくださることになり、、、、

というのは半分冗談ですが、高塔山の姉御が案内してくれたので、館長さんが説明役をかってくださったということです。

そこで聞いた話です。

といっても、専門的なことではなくて、素直に、、不思議で、館長さんに何度も何度も質問しても、やはり素直に不思議で、、、、

という話題です。

    

この響灘ビオトープはゴミ埋め立て地のあとにつくられらものです。

ここにゴミを埋めたのは高度成長期のこと、、、、

そのため想定より早くいっぱいになったようですが、そのため隣接するところに第二期の埋め立てが行われ、、、

その頃はゴミの分別収集とか、ゴミの量の減少もあったのでしょうか、隣接する埋め立て地がいっぱいになるまでの10年間かかったそうです。

その間この場所は放置されたままだったそうです。

するとどうでしょう、自然が復元してきて、このような日本の昔を思わせる風景が誕生したのはある程度は理解できるとしても、、、

そこに、、、、

    

例えば、絶滅危惧種に指定されているとてもめずらしいベッコウトンボが見つかり、、、

調査してみたら貴重な自然が復元されていることが分かったのです。

それにしても、、、、それにしても、、、、素人のタカ長としては何とも不思議なのは、、、、

この場所はゴミ埋め立て地で、その上に覆土しただけなのです。何処から何かを持ち込んだということはまったくないのです。

そのようなところに雑草が生え、外来植物が繁茂したのならタカ長の頭でもそれなりに理解できるのですが、、、

とても珍しい生き物たちが生息を始めたことを教えられると、、、

タカ長の頭では理解できなくて何度も同じような質問を館長さんに投げかけましたが、、、

要するにわからないということでしょうか、ここには外から何も持ち込んでいないそうです。

    

その一例がこれです。

ゴミ埋め立て地のまわりはフェンスで囲まれていましたが、、、

その上に鳥が止まり、その鳥が糞をして、その糞に植物の実がふくまれており、いつの間にかこのような森のようになったとか、、、

そのあたりまでは理解できましが、覆土したところに出来た水たまりに珍しい水生昆虫が生息していたり、、

いまでは絶滅危惧種になっているメダカが生息していることを知らされると、、、

そのような生き物たちは天から降って来たのか、それとも地からわいたのか、というような気がして、、、

いくら聞いても、タカ長には理解できない不思議な話でした。

    

この響灘ビオトープにはチュウヒが繁殖していて、、、

館長さんの話では本妻のところに子ができなくて側室のところに子をつくったようですが、、、、

そのチュウヒはチラッと見ることができました。遠くを飛んでいるのを見つけ1枚だけ撮ることが出来ました。

このまわりにはメガソーラーがあり、風車があり、、、ある面ではとても今日的な環境ですが、、、

そのそばに日本の昔を思わせる環境が残っている、とても面白いところだといえます。

北九州に行かれたときは、一見の価値があるところだと思います。

最後にもう一つ、館長さんから聞いた雑学です。

このビオトープに隣接するような感じで広大なメガソーラーがありますが、、、

そのソーラーパネルをトンボが水面と勘違いして卵を産むそうです。

もちらんのことですが、そのようなところに産卵しても、卵は干上がるだけで繁殖できるわけではありません。

そのことがトンボの研究者のあいだで問題になっているとか、、、、

自然の中では色々なことが起こるのですね。




楽しい旅でした

2016年09月27日 | タカの渡り
これは予約投稿です。これがアップされる頃は高塔山で観察しています。

今シーズンのタカ見旅は9月27日で終わります。

これがアップされる頃が最後のタカ見になります。そのとき大きな渡りが見られると嬉しいのですが、、、

東の状況を見ると大きな期待はできません。

といいながら、そのような予測が当たらないのがタカの渡り、この予測はハズレてほしいものです。

    

今回はいい旅でした。

冷水岳では緑にかこまれてタカを見て、、、、

    

高塔山では市街地、、、そして工業地帯を見ながらタカを待ち、、

環境的にはまったく対照的な観察地で、、、、しかし、、、、

    

ハチクマはどちらの観察地でも楽しみ、、、、そして、、、

9月の早い時期に渡るアカハラダカはあきらめていたのですが、そのアカハラダカを冷水岳で見ることが出来ました。

写真には撮ることができませんでしたが、近くを飛ぶ個体を順光の中で見たり、、、

    

アカハラダカとしては小さな群れですが、一応それらしく渡るのを見て、撮って、、、、

この意味でも十分満足できる旅でした。

そして何より、、、今回も多くの人の世話になり、、、、新しい知り合いも増えて、、、

人の面でも大きな成果があったと思っています。

これで後期高齢者、、、、というと、会う人に驚かれますが、タカ長は間違いなく、日本政府公認の後期高齢者

それでもこのような旅ができるのは健康な体があってこそ、、、

この面でも感謝、感謝ですね。本当にそれ以外の言葉はありません。

今回の旅でお世話になったすべての人に感謝をささげながら、旅先での更新を終わらせていただきます。

本当に、本当にありがとうございました

旅の終わりに

2016年09月26日 | タカの渡り
今回の旅、明日中には帰らなくてはならないので、九州での夜食は今夜が最後。

最後の晩餐としてご馳走を、、、、、といいたいところですが、、、、そうでなくても体重が増えたようで、、、

そのうえ少々お疲れのようなので、ホテルの近くで簡単に済ませるつもりです。

旅に出て、その旅もけっこうハードなものですが、それでも体重が増えるのは元気だということでしょうか?

    

今日の高塔山はとても静かでした。

昨日は多かったギャラリーもほとんどいなくて、広い展望台はほぼ終日わたしたちタカ見の人の貸し切り状態でした。

お目当てのハチクマも少なくて、、、、といっても一応三桁にはなりましたが、、、、とにかくヒマで、、、

そのため鳥屋さんたちとの雑談に花が咲きました。

    

といっても、空には注目していましたよ。

空に注目しながらもおしゃべりも怠らなくて、ここの仲間はもちろんですが、今回初めてあった人ともすっかり友だちになったような気分です。

今朝の記事にも関係することですが、ここに来たとき挨拶していたので、違和感なく地元の人の中に入って行くことが出来ます。

そのうえ、ここで拝見したタカ長お気に入りの写真を厚かましくも送ってもらうよう頼んでしまいました。



この高塔山でも、冷水岳でも新しい知り合いができ、今度会ったら十年来の友だち見たな気分で話すことが出来るのは、、、

利害関係のない趣味の仲間だからでしょうが、それでもその場の雰囲気づくりなどにそれなりの気遣いが必要なのはもちろんのことです。

というような観察をしなから、、、、、鳥好きたちとの雑談を楽しみながら、北九州工業地帯の、時の経過とともに変わる風景を楽しんでいました。

    

本日お気に入りの若戸大橋です。

手前に見えているのが滞在しているホテル。そうです、観察地からとても近いのです。

冷水岳でも高塔山でも近いところに泊まり、地元の同行の士とも仲良くなり、今回も楽しい旅になりました。

お世話になった皆さま方に「感謝・感謝」ですね。


当たり前のことですが、、、

2016年09月26日 | タカの渡り
今回の九州行きは、今日をいれてあと二日になりました。

昨日の午後から天気が崩れてきて、今朝もはっきりしないようですが、観察地に行けないほど悪くはないような、、、、

出発前は厄介な台風に邪魔されましたが、こちらに来てからは何とか予定通り動いています。

    

今回のメインのひとつ、冷水岳の展望台です。

風が強い日が多くて、あの上に上がると展望台が風でうなっているような時間が多かったです。

そのため時には冬スタイルでの観察になりました。

さて、今日の話題です。

    

観察地に行けば、その観察地をベースに活動されている人が必ずいます。

また、そのような観察地を選んでゆくことにしています。

その時大切なことは、、、、当たり前のことですが、、、、、挨拶。

大の大人が言うことではないかもわかりませんが、最初の挨拶、朝の挨拶をることは大切です。

タカ長はもともと営業タイプの人間ではないので、挨拶するのは得意ではありませんが、、、

特によその観察地に行ったときは挨拶には注意しているつもりです。

    

その挨拶から言葉が始まり、地元の人との会話が生まれ、、、

その会話からその観察地の様子が少しずつ分かって来ます。

冷水岳に行ったのは今回が初めてではありませんが、タカの渡りを見るために行ったのは初めてみたいなもので、、、

地元に人から教えられないとその観察地での渡りをイメージすることが出来ません。

冷水岳では地元のshin-1さんにいろいろ教えていただき、実際に渡りを見て、、、、

三日目くらいからその観察地の様子が少しだけ分かったような気がしました。

このように、観察地の様子を知るためにも、、、、

いや、それより前に、一人の人として、その場所で楽しい時間を共有するためにはまず挨拶ですね。

いまさらタカ長が言うほどのこともない当たり前のことですが、、、、

これが出来ない人が案外多いのです。とタカ長は感じています。

みんなで声をかけあえば楽しい観察ができるはずですが、その輪にも入らず、一人離れている人がどこの観察地にもいるような???

高塔山から

2016年09月25日 | タカの渡り
今日も高塔山に上りました。

ハチクマの渡りを見ることが出来ましたが、今日は南寄りの風だったのでその多くは展望台の北側を渡ったのが多かったようです。

相変わらず忙しい旅をしていて、画像の整理をする時間がありません。

正直いって疲れもたまってきました。

若い人の旅なら普通かもわかりませんが、タカ長としては「これが後期高齢者?」と言われそうな、、、

ハッキリ言えばハードな旅です。山で鍛えているから出来る旅だといえます。

    

観察地から見る北九州工業地帯、ということでしょうか?

煙突が何本もあり、その煙突から出る煙は北側に流れていく時間が多かったようです。

観察地の下には若戸大橋があり、その上を飛ぶハチクマが撮りたかったのですが、今日はそれほど低くは飛びませんでした。

    

代わりに飛んでくれたのがこのミサゴ。

もし、この画面の中に数羽のハチクマが写っていたら、タカ長としては最高の写真になるのですが、、、

そのような、、、、ドラマのようなことは起こりませんでした、

    

観察地の展望台は日陰がまったくないのですが、、、、

そのため無風になると地獄だと北九州の姉御が言ってましたが、今日はうす曇りで風があり、地獄の観察にはなりませんでした。

イソヒヨドリが近くに現れ、観察のアクセントになりました。

写真も頭も整理できていないのでこの程度のことしか書くことが出来ませんが、、、、、

とにかく元気に旅を続けています。


コメヘンにかえて

2016年09月25日 | 日々雑感
佐世保では野鳥の会長崎県支部の皆さまなど多くの皆さんと楽しい渡り観察が出来ました。

まずもってお礼申し上げます。

冷水岳のあとは北九州市、むかしは超有名な観光地だった若戸大橋のそばの高塔山に移動。

観察地のふもとにあるホテルに入りました。

ここにはネット環境があるので、早速ブログの更新、ということですが、、、、、

冷水岳での写真は整理できていません。

留守中頂いたコメントもいま読んだのですが、、、、、ゆっくりコメヘンする時間がありませんから、、、

この記事をコメヘンがわりにさせて頂きます。

     

冷水岳ではこのような遠いハチクマや、、、、、、

    

近すぎて画面からはみ出すようなハチクマ、、、、、そして、、、、

    

何とか画面に入れることが出来るハチクマを見ることが出来ました。

これらの写真はすべて未加工、ノートリ画像です。

他にはアカハラダカやアマツバメもゲットできましたが、、、

それらを紹介できるのはまだ先になりそうです。

今日はホテルの近くの高塔山の展望台で北九州の仲間たちと観察します。

探鳥会もあるようなので、広い展望台はいっぱいになりそうですね。

それではまた、、、、、、、取り急ぎの更新です。