2泊3日の四国の旅を終えて昨夜帰宅しまいた。
一番の目的は登山ですが、そのほか観光などもあり、盛りたくさんな内容の四国行きだったと自負しています。
昨日も傘マークのある天気予報でしたが、実際には朝から晴れていたので、、、、、、、
寒風山隋道から瓶が森林道を走り、瓶が森まで行ってみました。
瓶が森の駐車場から山道を登ろうとすると、皆さんあまり食指が動かないようで、、、、、、
しぶしぶ歩いているように見えました。それもそのはず、前日の登山は累計標高差が2,200mを超えているのですから、無理からにことではあるのですが、、、
瓶が森に来て氷見二千石原を見ないで帰るなんて、、、、、映画館に行って「予告編」だけ見て帰るよりまだつまらないことをすることになるので、
もう少し、もう少し、、、、、、と歩いてもらって、、、、、、
この風景を見てもらいました。瓶が森から見る石鎚山です。瓶が森氷見二千石原の白骨林と石鎚山はここの定番風景です。そして、、、、、
見上げると瓶が森の山頂方面の風景、、、、、、この広い風景を見ると皆さん元気回復し、、、、、
あれが石鎚山の弥山で、その左が天狗で、、、、、、とか、、、、、、右のほうに見えているのが成就社で、、、、、
双眼鏡で見ている連中はロープウエイが見えるとか何とか、、、、、、、
ちなみにこの人たちの向こうに見えているのは手箱山方面です。
この瓶が森にはタカ長は若いころから登っています。当時はもちろんマイカー時代ではなく、山ろくの東の川からテント装備を持って登ったものです。瓶が森のキャンプサイトまでの標高差は1500mはありますから、体力のないタカ長には厳しい登山でした。
そのような登山を何度かしていますから、タカ長にとってこの山は「青春の山」のひとつなのです。
そのご石鎚山スカイラインが開通し、楽に来ることができるようになりました。もちろん、タカ長も車で来たこともあります。
山の仲間たちと登ったこともあります。
氷見二千石原の白骨林と石鎚山。それはまぎれもなく「青春の山」の風景ですが、、、
昨日見たこの風景は、青春の山の風景であると同時に、、、、お別れの山の風景かも分からない、、、、、、といえるのではないかと考えました。
もう一度この風景を見に来ることがあるかどうか分からないということですね。
タカ長はこの先何年も山歩きを続けるつもりですが、、、、行きたい山、登りたい山もたくさんありますし、、、、、
そのうち登りたい山に登れなくなることは分かっていますから、、、、
このようにチョッと遠くの山に登ると、、、、、、これがこの山との「今生の別れ」になるかも分からないと考えてしまうのです。
べつに、、、マイナス発想でそのように考えるのではないのですが、私たち高齢者が日々おとろえてゆくの人の世の定めですから、、、、
だから、一つ一つ、一日一日の山歩きを大切にしようと仲間たちと話し合っているのです。
曇り空の中では目立ちませんでしたが、瓶が森林道の紅葉は見ごろを迎えていました。
ヘアピンカーブの連続する狭い林道ですから、写真に集中することは出来ませんでしたが、写真目的で行けばいい写真が撮れるはずです。
四国の山の標高の高いところはいまが紅葉の見ごろだといえそうです。