武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

美少年の濁った酒。 麻生太郎の尖った顔。

2009年04月01日 | 人間の欲望
日本酒「美少年」の濁り酒。
熊本県城南町の酒造 「美少年」の社長のトン豚社長・緒方直明が31日夜、三笠フーズの冬木三男から30年にわたり、裏金を受け取っていたことが分かった。トン豚社長の緒方は、「美少年」用に国産一等米を原料として仕入れたあと、三笠フーズの「辰之巳」に精米を頼み、辰之巳はこの一等米を汚染米に替えて精米し、美少年酒造に納入していた。 その差額を年1回、現金で美少年酒造にキックバックする手口だった。 裏金は、毎年200万円以上に上った。「美少年」は、国産米として表示していたが、本当は中国やベトナムの汚染米であったことを知っていた。トン豚の緒方は「本当に申し訳ない」 と昨日謝罪したが、詐欺と脱税だ。 被害者面して本当は三笠とグルでやっていたと言うのだから、驚きだ。この詐欺商法は、冬木三男がゲロって明らかになり、美少年酒造も告白せざるを得なかった。冬木三男が年に1回、現金で熊本まで手渡しに来たという。人の生命と健康を引き換えにボロ儲けをやっていた美少年の酒。悪事は必ずばれる。刑務所に一生ぶちこんでおけ。

北朝鮮。
昨日改めて、北朝鮮の「人工衛星」を日本が撃ち落した場合、「侵略戦争の砲声とみなし、最も威力ある軍事的手段で、日本を打ち砕く」 と警告した。
ならず者のゆすりというのか、チンピラの脅かしというのか、朝鮮人の本性だ。しかしながら、麻生太郎と浜田防衛大臣は、国民に何の説明もしないまま「ミサイル破壊命令書」を発令し、メディアを「ミサイル迎撃ムード」に巻き込んで「戦争ゲーム」をやろうとしているのは実にけしからん。何やら明日にも空から無数の破壊片や毒性液体が落下してくるような集団ヒステリーをもたらしながら、一方では行き過ぎと思ったか「ピストルの弾のようなもの」などと沈静化を図る官邸と官僚帝国。一方、1兆円で買った米国製ミサイルシステム(PAC3)を道に迷って秋田球場のコンクリート土台にぶつけ、早々と破損事故を起こした自衛隊。これではアームストロング砲を荷駄車で運搬した明治時代の砲兵隊より、はるかに錬度が落ちるのではないか。これでパトリオットミサイルを撃ってみたところで当たるどころか、季節はずれの春の花火にしかならないだろう。

麻生太郎
昨日、何やら解散をちらつかせたが、この人がぶれない事は一つだけある。それは解散マターである。解散は7月上旬のイタリアサミットが終るまでは絶対にない。なぜなら西松事件の逆風が民主党に吹いている今であっても、100%自民党は負ける。但し、赤門検察の権力を非常的に使った今、麻生太郎というより官僚帝国の謀略は西松事件の一過性だけでは終らない。これはトリガーであって、狙いの核心は別にある。その標的は、今、言える事は麻生自民党と小沢民主党の戦いではなく、官僚帝国の興亡の為には、次の一手は何かということだ。
さて、麻生太郎は昨晩ロンドン金融サミットへ飛び立つ前に、官邸で当面の景気対策と将来の成長事業立ち上げを述べたが、その財源は赤字国債の10兆円だという。財政出動という赤字の垂れ流しは景気対策にはならない。官僚と政治家を太らせるだけだ。それらの2009年度補正予算の旗を掲げるならば、その前に解散総選挙を行い、国民の信を勝ち取った政党が国家政策を打ち立てるべきだ。今の麻生太郎では泥沼に楼閣をたてるようなもので、亡国の政治と断じざるを得ない。

今日4月1日を迎えて、後5ヶ月余りで総選挙が行なわれる。民主党も総理大臣になりたくない党首を頭に戴いて、政権交代を叫ぶのも辛いものがあるだろう。さて千葉知事選で森田健作が当選したのは、西松事件の逆風が吹いたからだとか、いやそれは関係ないとか様々な分析が飛び交っている。しかし堂本の指名後継であり、民主党の推薦候補者に40万票以上の大差をつけて森田健作が圧勝した理由は、千葉県民の「期待感」なのだ。夢を語らないリーダーはライオンショーをやらないサーカスみたいなものだ。それが自民党隠しの裏技ではあっても、2兆6千億円の大借金を千葉県は抱えていても、森田健作という「俺は男だ」というリーダーシップに賭けるのか、それとも鈴木栄治という千葉の落花生農家のままなのか、国民の喉の渇きを潤してくれるヒーローを待っている。政治のポピュリズムは政治家をどう鍛えるのか、あるいは堕落させるのか。
(ムラマサ、鋭く斬る)

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