★菅直人と民主主義。
「民主主義」などと上段から言ってみたところで、今やカビの生えた古餅と同じだ。
昔ならカビを削り取り、湯につけて戻して食べたものだが、今じゃ真空パックで簡便に出来ている。
真空パックの「民主主義」、外観はきれいだが、中味は腐った匂いがする。
さて、民主主義とは選挙による民意の反映ではなかったか。一票という民意が政治を決定するはずだったが、民主党は政権を強奪して以来、敗残に次ぐ敗残の憂き目に遇いながらも権力の座に居座る。
確かに衆院での圧倒的な数で政権を回している訳だが、実態的に国民の信を得ていない権力が何をやっても裏目に出るだけで、菅直人なる者は既に尾羽打ち枯らした「スッカラ菅」なのだ。
花の東京の首都決戦で候補も立てられず、東京区議選で大敗北、大阪市議選で大惨敗を重ね(20議席からたった9議席へ転落)、ついにはこらえられず民主党・大阪市議団は民主党の看板を降ろしてしまった。
こういう集団を何と呼べばいいのか。
烏合の衆か、それとも尻をからげた山賊集団なのか。
その親玉である菅直人は、心の病を顔にストレートに反映させながら、フランス・サミットへ出かけ、オドオドとメモを読みながら各国首脳と挨拶するのだろうか。
まるで日本の恥。
★東電の賠償。
我々の税金を1兆円単位で東電に投入するという。またぞろナントカ機構なる救済機関を作り、官僚の焼け太り・天下り先を確保するということ。
そして我々の税金を使いながら、同時に電気料金の値上げラッシュが始まる。日本の電気料金は世界一高いのだが、それにさらに上乗せするというのだから、日本人も舐められたものだ。まあ、舐められても仕方がない知識と見識しか持たないなら、大人しくカネを払えばいい。
しかし、ところがだ、世間には「原子力環境整備促進・資金管理センター」という長い名前の財団法人がある。そこには約3兆円もの巨額積立金が眠っている。これは原子力関係の余剰金なのだ。だから電事連はそのカネを吐き出せば良いだけの話だ。
やはり日本人は舐められている。
怒らない羊は、やがて焼肉になって食われるぞ。
★福島原発1号機。
計算通り水が溜まらず、格納容器の半分にも達していないという。
小出裕章先生によれば、水で格納容器を満たすという水棺化は、元々の設計がそれを想定しておらず、水耐圧と耐震性に問題があると指摘する。
漏洩の原因は格納容器そのものというより、格納容器に無数に連結されている各種配管にクラックや破損があると考える方が、より現実的だ。
だから本ページは当初から述べているのだが、石棺化を進めよということだ。大量のコンクリート、ホウ酸、鉛、熱硬化性樹脂を投入し、放射能を閉じ込める為に石棺化をすることが絶対なのだ。これはベストではないが、これ以外の方策はない。
★「自己責任」。
原発から20キロ以内の「警戒区域」に自宅がある住民の一時帰宅があった。
ところが国は「危険地域につき自己責任で立ち入る」とする同意書に署名を求めたという。それに対して住民は「責任を押しつける気か」と怒り心頭。
しかも、突き付けられた同意書には宛先がなかった。誰に同意を求められているのか分からない意味不明な紙切れ。
すったもんだの末、住民はしぶしぶ書類に署名したが、これが民主党と官僚のやり方というもの。
★福島原発と海洋汚染。
海に放出した汚染水の放射能すべてが太平洋の外洋に拡散してしまったという。
含まれた放射能量は約4700兆ベクレル、年間放出量の2万倍だという。
枝野幸男は低濃度の汚染水だと公式発言を繰り返していたが、ほれこの通り、嘘八百。 これはロンドン条約違反だが、重大な海洋汚染の罪で、それを承認した菅直人、枝野幸男、海江田万里などは小菅ホテルに収監すべきだ。
★神奈川県の南足柄市。
採取した茶葉から、放射性セシウム570ベクレルが検出されたという。
これによりすべての「足柄茶」の茶葉を回収し、出荷を停止するという。
本ページは今まで無邪気に原発を応援していたが、無知、蒙昧であった。
もう原発はやめれ。
★オランダ。
日本からオランダのロッテルダム港に到着した貨物船のコンテナ19個から放射性物質が検出されたため、オランダはこれらを輸入禁止にした。
世界へ放射能を輸出する日本、ということか。
(ムラマサ、鋭く斬る)