武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

レーダー照射事件の波紋。 北朝鮮と韓国の「冠のヒモ理論」

2019年01月08日 | 国際外交の真実

★昨夜(1・7)のテレ朝、報道ステ。
冒頭に韓国軍レーダー照射事件を取り上げた。
番組の進行は、意外にも日本寄り?(笑)の論調だったので、朝日新聞の支配下にある報道ステもさすがに韓国に同調できないのか、と思って見ていたら、やはり期待に違わず韓国寄りに終わったのは、いつもの朝日新聞、報道ステだった。

テレ朝の報道ステは何をやったかと言えば、
第七艦隊の元司令官の自宅(米国)を訪問して、レーダー照射事件についての見解を求めたのだ。
元司令官はどのようにコメントしたか、彼は言いにくそうにしていたが、こう述べたのだ、「ナアナアで終わらせ」と。

報道ステは、こういうコメントを期待して話を付けていたのだろうと思う。
この米国人の元司令官、いくら退役しているとはいえ、ただのオッサンになって、なぜか目が泳いで、オドオドしていたのは印象的だった。
万余の将兵の命を預かる司令官たる者は、退役すれば、表に出るものではないという事例ですね。
こんなオッサンに命を預けていた将兵はたまったものではない。

 

★ミサイル・レーダー照射事件。
火器という名称は正しくない。
火器レーダーは、正しくはミサイル誘導レーダーなのだ。
消火器じゃあるまいし。

一方、自民党は「けしからん」と騒いでいるが、掛声だけは勇ましいが何もやる気はないし、権限もない。
またテレビに出ている防衛大卒で元自衛隊幹部の伊藤俊幸、小原凡司の解説はナンチャッテおじさん風で、能力不足で自衛隊を辞めたのかと疑うほどだ。


★みずきさんの嫌韓宣言。
北朝鮮・金日成の「冠のヒモ理論」

1972年に北朝鮮の金日成は、「韓国はアメリカと日本という二つのヒモによって維持され成り立っている。米国と日本のいずれか一方のヒモを切れば、韓国は崩れる」と発言した。
いわゆる「冠のヒモ理論」である。 

そして、文明社会なら全く通用しない「冠のヒモ理論」は、50年足らずで成功しそうな状況にある。
韓国で「冠のヒモ理論」が仕上げ段階にあることを示す証拠は、今、韓国内で広がっている「日本を主敵とみなそう」という現象である。
このような現象は以前から無かった訳ではないが、それはごく少数派だった。
ところが今や韓国で、「日本主敵論」は公然と拡散されていて、かなりの勢いを増している。

さらに、日本のヒモだけを切り取っても成功すると述べたが、米国というヒモまで切り取ることに成功しそうだ。
日韓間の葛藤や論争が生じた場合、事態が深刻化する前に米国が積極的に介入していた。おかげで日韓間は破局まで行かなかったのが過去の現実である。
米国の仲裁は、主として日本が韓国に譲歩するよう日本に圧力をかけるやり方だった。
従って今回のレーダー事件も、以前なら米国が日本に向かって「もう問題にしてはいけない」という圧力をかけ、すでに収拾されていたかもしれない。
ところが今回のレーダー事件で、米国は仲裁の為の動きをほぼ見せていない。
日韓間の葛藤で韓国の味方をしてくれた以前の米国はもはや存在しないのだ。

その上、切り取った日米のヒモの代わりに中国と北朝鮮というヒモに交換しようと露骨な動きを見せているムン青瓦台の姿を見れば、金日成は嬉しさのあまりその場でダンスでも踊っただろう。
文明社会では全く通用しない共産主義者の戦略戦術であったが、北朝鮮はムン青瓦台と組んで成功の果実を手に入れようとしている。
さてさて、北朝鮮の冠のヒモ理論に加担した韓国の未来日記はどうなるだろうか。

日韓問題、
慰安婦、徴用工、旭日旗、レーダー照射事件、
そして韓国の軍艦名は、ことごとく反日テロリストや反日闘士の名前が冠されているという現実。

内心で日本を主敵と考えない限り、このような問題やネーミングは全く発生しなかっただろう。
韓国は日本を主敵と考えているのは間違いない。



(みずきさんの特別コメント)
韓国軍艦の名称で明らかなように、韓国の未来日記は既に書かれていたのです。
日本の論客の中には、「韓国の軍人は話すとマトモな人が多い。軍人は現実を知っている」という人は結構いました。
保守の論客さんにもそういうことを言う人が大勢いました。
アフリカの南スーダンで、自衛隊が韓国軍に銃弾を貸した際も、「韓国本国は違ったけど、現場の軍人はお礼を言った」みたいな話に喜び、重視していた。

私(みずき)は、この話を聞くたびに、絶対に違うと思っていたけど。
何が違うって、そういう話はあったんだろうけども、重視するような話じゃないということです。
韓国軍の軍艦のネーミングを見れば、ずっと前から「主敵は日本」という分析はできたことだし、そういう部分を重視するべきであったということです。
軍人が個人的な会話で何を言おうが、相手国を分析する際に重視すべき部分は韓国本体の流れと言動です。
「韓国人と話したけど、韓国人は実は反日じゃなくて~」というような話をして、韓国の現状や未来について分析する人の言葉は信じないほうがいい。
個人の友情と国家間の関係性は全く違うということです。

 

(じゅうめいコメント)
世界はお人好しの日本人が考えているように単純でもなければ、物事が善意で進んでいることもない。
なぜ世界中の国は軍隊を持っているのか、なぜ徴兵制を敷いて軍事訓練をやっているのか。
平和と安全はタダではなく、日本と日本人を守るのは日本人しかいないということを、もっと自覚すべきですね。

 (じゅうめい)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 韓国、日本が強く出ると、ヘ... | トップ | 朝鮮人4名、隠岐の島に上陸... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

国際外交の真実」カテゴリの最新記事