★タイタニック号の悲劇
大ヒットした映画タイタニックの美とロマンを求めて、水深4千メートル、漆黒の海底にある錆びついた船体を見に行くのだろうが、その船首で抱き合い、風に吹かれるディカプリオも美人女優さんの姿も見えない。
「死亡しても責任は負わない」←タイタニック観光潜水艇に明記される免責条項、だから1セントの補償金も出ない。
その観光料金、一人3500万円、死亡者5人の内4人がお客で合計1億4千万円、その高額料金から分かるように全員大富豪ばかりだ。
そしてついに、タイタニック号に近い海底に潜水艇の圧力壁の破片が発見された。
つまり、タイタニック号の近くで探査照明を使いながら美人女優を探している最中に、水圧に耐え切れず、クラッシュしたのだろう。
遺体は潮流に流され、タイタニック号の乗客のように大西洋に消えた。
★千葉県、長生村の東間永次議長(77歳)
今年4月の深夜、公用車の中で、車を運転していた役場の女性職員(27)に対し、後部座席からシートベルトで首を絞め、頭を叩いた傷害罪で、簡易裁判所で罰金20万円を科された。
暴力を振るったのは、千葉県長生村の東間永次議長で、村議会から辞職勧告を2度も受けたが、辞職しないという。
私的な宴会で公用車で深夜帰宅する途中、車を運転していた女性職員の頭を叩き首を絞めたとは何を考えているやら。
東間永次、「深酒をしてしまった。暴力のことは覚えていない。検事さんからは『お酒はやめなさい』と言われたが、『議員を辞めなさい』とは言われなかった、だから辞職しないニダ」
おいおい、検事が議員に辞職しなさいと言えば、三権分立という立場を越えた職権乱用になる。
で、なぜ東間議長は後部座席にいながら、前で運転していた女性職員に暴力を振るったのか? どの新聞テレビもその理由を報じない。
暴露すると、27歳の女性職員は金曜の深夜に議会事務局に呼び出されて公用車の運転を命令され、酒臭い息を吐いて、だらしなく酔っ払った東間議長に悪態をついたのだった。
それを聞いて怒った議長が運転していた女性職員の首を絞め、頭を叩いたということで事件になった。
一方、公用車を私的に利用したことについて東間議長は、「まずいという認識はあった」と陳謝。
バレなきゃ儲けものというゲス根性なんだな。
問題は暴力もそうだが、翌日、事件の内容を記録していたドライブレコーダーが消されたことと、事件当時の車内の音声を記録したUSBメモリーを東間議長自身が破壊したこと。
つまり事務局と議長自身が証拠隠滅を行った。
77歳の老害だな。
私的な宴会に村の公用車をタクシー代わりに使い、深夜に女性職員の首を絞めるとは言語同断、恥を知れ。
江戸時代なら切腹ものだな。
(じゅうめい)