光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

レイアウトに「銅像」

2008-10-31 22:27:04 | アクセサリー

 今日、帰宅途中に立ち寄った中古ショップで見つけたモノから。
 カプセルトイのコーナーを見ていてふと見つけたのが「こころの像紀行」の伊達政宗でした。これは数年前にリリースされた物だそうで他にクラーク博士、西郷隆盛、上杉謙信や武田信玄などがあったそうです。
 サイズ的にはNや16番のレイアウトに使うには手頃な感じで公園や駅前(武田信玄像は実際に甲府駅の前にあるそうです)に配置すると良いランドマークになりそうです。

 早速試してみましたが、交差点の脇等でもランドマークとして中々良い雰囲気が出せるようです。周囲に観光客などを配置してもよし、台座のみを使って自分の好みのフィギュアを「銅像化」して配置するのも良いかも知れません。
 ・・・ですがワタシ的に気に入った銅像はこちらの方だったりします。

 夜な夜な歩き出したりして(笑)

困ったときの12系

2008-10-30 20:02:46 | 車両・客車・貨車

 かねて予約していたKATOの12系(JR東日本仕様)が入線の運びとなりました。
 最近の当レイアウトでは機関車の増備が想像以上に進み、牽引する客貨車の方が不足気味だったのですが、12系ならば「イベント列車」という想定のもとに牽引機を択ばない自由度の高さがあり実に重宝するはずで正に「困ったときの12系」といえる客車です。
 (設定さえ許せば、それこそB6からC63まで使えそうです)

 今回の12系は先月入線させた通常タイプと微妙に車掌車の窓周りが異なります。又、今回の製品では車端部にも幌が装着されており増結しても余り不自然にならない感じです。これなら前に入線させた12系との増結もどうにかなりそうな感じです。
 さてこの列車、最初の牽引機は何にしますか。


えちぜん鉄道Mc6001&6101

2008-10-28 14:20:44 | 車両・私鉄/民鉄

 先日鉄道コレクションで発売されたえちぜん鉄道のMc6001のセットを入線させました。
 これまでの鉄道コレクションに出ていた車輌群はベースとなる車輌が70年代以前の物が多く今回の様な比較的新しく見える型の車輌のリリースは珍しかったのですが、この型なら最近の設定のレイアウトでもそこそこ様になり、ややカラフルな車体色と相まってレイアウトでも重宝しそうな車輌といえます。

 そこで例によってビル街の併用軌道を試走させましたが、本来は近代的な住宅街などの方が似合いそうな感じもします。
 動力は既に出ている20M級用の物を使いました。

町並み改修10・地下駅の製作4・照明2

2008-10-27 20:58:55 | レイアウト・開運橋

 前回、照明を組み込みましたが、ホームの端に灯りが廻らない事から光学繊維を使って導光を試みました。
 光学繊維は2㎜径の比較的太い物でしたが、より光らせる為に端を斜めにカットしたり切れ込みを入れるなどして見ました。
 又、前回書き忘れましたが、地下駅の天井にはアルミテープを貼り、できるだけ光が下を照らすようにしてあります。

 ・・・などと言いましたが、結果はご覧の通り。天井近くで丸く光っているのが光学繊維です。
 光学繊維での導光は思ったほど下を照らしてくれない様です。これでは精々が間接照明の足元灯のレベルでしょうか(汗)

 ただ、列車がいる時だと車体自体が反射板の役目をするせいかこのアングルではそこそこ明るく見えるようです。

町並み改修9・地下駅の製作3・照明

2008-10-26 21:06:48 | レイアウト・開運橋


 地下駅の照明ですが駅の規模を考えるとそれ程大袈裟である必要もない事から手持ちのパーツを活用する方向で製作しました。
 手持ちパーツというのは以前中古で購入した客車の室内灯ユニットの転用です。
 給電についてですがレイアウトの本線ではファイントラックを使用していますが、このシステムは大抵の場合レールの中央にフィーダーを差し込む部分があるのを逆手にとりここにフィーダーをコンセント代わりに接続し照明ユニットの配線に半田付けしました。
 

 元々車両用の照明を建物に使った訳ですが、その為TOMIXお得意の常点灯も生かせた様で列車の走行状態に余り影響されずに明るさを保てているようです。
 照明の方はこれで目処が立ちましたが、ホームの端などに光が廻りきれない恨みが残ります。

町並み改修8・地下駅の製作2

2008-10-25 22:18:22 | レイアウト・開運橋


 ホームは手持ちのTOMIXの旧式の島式ホームをベースにしました。但しそのままの形だと上から被せる路盤の支柱部分に干渉してしまう為切込みを入れてあります。

 側壁部分はプラバンの切り出しとGMの中型駅の余りパーツを組み合わせ、ホームに連続する改札口とコンコース部分とします。駅とはいいながら施設部分はここだけです。
 さて、地下駅というと当然必要なのが照明装置です。実は私は車輌ですら照明装置を組み込んだ事が無いので照明をどうするか色々考えました。何しろ昼間でも電気が点いているのが当たり前なのでこればかりは避けて通る訳に行きません
(以下続く)


町並み改修7・地下駅の製作1

2008-10-24 22:02:38 | レイアウト・開運橋

 路面電車線ターミナル周辺の町並みの改修と並行して進めている工程に本線の地下駅の製作があります。
 話は夏頃に遡りますが、その頃のレイアウトは「映画館通り」の真下に複線の本線が通っているのですがこれだけでは単に「街の下を列車が走っている」レベルなので風景のアクセントとしても地下駅が欲しくなりました。

 駅の設置場所としては路面ターミナルの向かって右側、以前交差点の改修として切り継ぎ店舗等を設置した付近のガソリンスタンドの真下(!)です。
 この部分はシーナリィを差し替える関係上、線路の上に建物の並ぶ地盤を被せる形となっているのでその部分を取り外せば後から駅を追加するのは容易です。
 地下駅とはいってもあくまで雰囲気重視で且つ、部屋毎に分割して配置しているレイアウトの端の部分なのでフル編成を停められる長さを確保できません。今回の作例では20M級2連程度の長さが精一杯です。
 上の写真は作業前の物です。ここから今回の工事がスタートしました。

機関区セクション製作15・近代型詰所

2008-10-23 18:33:55 | ストラクチャー

 今回は機関区セクションの続きです。
 変電所と並んで電気機関車用のシーナリィ製作にGMの近代型詰所を使いました。こちらのキットも新発売当時に飛びついて作った物なのでかれこれ築30年は越えます(笑)
 こちらのキットも製作当時は無塗装で素組みだったので主に塗装とウェザリングで手を加えました。

 このキットもTOMIXと競合していますが、建物の雰囲気が異なるので二軒並べても同じ様な感じにはなりにくい気がします。

町並み改修6・折角の改修が

2008-10-21 14:17:08 | レイアウト・開運橋

 ここまで進んでいたビル街の改修作業ですが・・・
 このターミナル駅は先日の写真ではホームのみなのですが、実際には二つのホームを跨ぐ形でドーム屋根がかぶさっています。これまでは作業の進行を確認する為に屋根を外していたのですが、改めて屋根をセットしてみると・・・

 見事なくらいにこれまでの改修部分が見えなくなってしまいました。
 もう少しは改修部が良く見えるかと思っていたのですが少し甘かったようです。レイアウトには雨が降らないので、気分によって屋根をつけたり外したりをするしかないかもしれません。

町並み改修5・ホーム脇小公園と「間抜けな展開」

2008-10-20 20:23:00 | レイアウト・開運橋

 商業ビル裏面の加工も進行中ですが、それだけでは足りない感じがしたのでビル街とホームの間の空きスペースに小公園を設えました。
 とは言っても樹木とベンチを取り外し可能なベースの上に配置しただけです。

 手前からターミナル駅を眺めた時にビルの並びだけでなく、こうした緑を追加する事で見た目の潤いは出てくるかなと思いました。
 ここまでは一応順調に進んでいたのですが、この風景の並びにはある弱点があることに気付きました。
 改修前の写真を思い出していただくとそれが何か解ると思いますが、ある意味これまでの改修は何だったのかと思えるミスです。
 それについては次回に。

番外編・懐車のお立ち台

2008-10-19 20:56:22 | アクセサリー
 今回は番外編で。
 レイアウト上にゴジラやウルトラマンが徘徊する事も多い当レイアウトですが、懐車のミニカーのお立ち台としてもしばしば機能しています。
 ミニカーとレイアウトの縮尺の違いは勿論あるのですが、レイアウトを背景に使うのは意外にリアルっぽい背景として使えるので写真を撮るときなどは重宝します。

 今回は先日見つけたトミカのセドリックとグロリアのタクシー&ハイヤー仕様をモデルに使いました。
 最近はこの種の「普通のクルマ」のモデル化が多くて本当に楽しい物があります。が、中古でも結構な値段なので滅多にこちらの増備は進まないのですが・・・

 こちらはいわゆる「食玩」のパトロールカー。ディテーリングもしっかりしているので結構アップに耐えます。
 レイアウトをミニカーの背景代わりに使って思いますがうちの場合、どうも最新型のスポーツカーや高級車が似合わない感じです。レイアウトの生活感が高まるほど「「夢の存在」的なこれらのクルマとのイメージのギャップが広がりやすいのかもしれません(笑)

町並み改修4・ビルの『B面』

2008-10-18 19:18:22 | ストラクチャー

 今回はTOMIXの商業ビル5階建て(SONYのベータマックスの看板の付いていた奴です。この看板もいつしか時代の証言者みたいになってしまいましたが)の背面処理です。
 これはTOMIXの商業ビル3軒セットの中で一番背面がのっぺりした見事に何もない背面ですが、他のビルの様に非常階段をつけるのも面白くなかったのでこちらについては別な背面を取り付ける事にしました。

 半透明のプラダンに津川の壁面パーツを切り出して貼り付けただけですが、これだけでかなり印象が変わりました。というか、背面だけ見ていると別のビルに見えます。手間の割には一番効果的だった気がします。

町並み改修3・屋上1

2008-10-17 21:04:51 | ストラクチャー

 非常階段に引き続き屋上のディテールアップです。
 先日ショップに行ったときに見つけたアイコムのフェンスパーツ。種類も豊富で主に家の柵に使う物ですが、ビルの屋上手すりに使えそうな物もいくつかありました。
 早速2種類ほど購入して屋上の手すりの無いTOMIXやGMの屋上に使ってみました。屋上手すりとしては他にTOMIXのラウンドビル・スクエアビルに付属のパーツも中々使い出があって良いのですが流石にそれだけの為にビルを買うわけにも行かないのでこうしたパーツの存在は助かります。
 屋上手すりは普段は見過ごされがちですがモデルに取り付けられると想像以上に映えます。
 
 後もう一つ、エアコンの室外機もビルの屋上ではよく見かけるパーツですが、これらは以前紹介した「実物写真を切り抜いてプラバンに貼り合せ」で対処しました。きちんとやろうとするなら室外機からの配管も再現する所ですがとりあえずは本体の据付のみで対応しています。

町並み改修2・非常階段

2008-10-16 21:06:58 | ストラクチャー
 (「町並み改修1」から続く)今回の町並み改修では主に建物類の改修とディテールアップが中心となります。

 ターミナル裏のビルの並びは前にも説明したとおり製品のビルをそのまま並べていましたが、この向きで実際に運転を繰り返しているうちに町並みの単調さが目に付いてくるようになりました。
 特に気になったのが実際のビル街(それも裏側)ではかなりの確率で眼にするビルの非常階段が全く無かった事です。
 流石に全てのビルに非常階段を付けるというのはスペースの都合上難しいのですが、それでも象徴的に2・3軒には取り付けようと思い立ちました。
 
 材料の階段部分ですが、以前モジュールで高層マンションを製作したときに余らせたGMの公団住宅の階段部分の余りが十数階分あったのでとりあえずそれを使用しました。
 ただ、実際の公団住宅のパーツは1階から3階をつなぐ分しかなく1セット2軒分のパーツでは商業ビルに換算すると4階までしか作れません。又手すりパーツが不足してくるので自作かごまかすかのプロセスが必要となります。
 (これを製作した後で知ったのですがアイコムの手すりパーツの中に階段用のものを見つけました。GMの物に使えるかは未知数ですが・・・)
 結局GMのパーツは5階建てと4階建てのビルにそれぞれ取り付けるに留まりました。また、本来なら各階に非常口をつけるのが本筋ですが、こちらはいずれ追加しなければなりません。

 階段パーツはもう一つ、TOMIXのマンション用のパーツからも取れます。
 こちらはTOMIXの5階建ての商業ビルに設置しました。ただ、こちらは踊り場を自作する必要があるのですが、今の段階ではごまかしています(笑)

中古品とジャンクの事3 今月の入線車輌から

2008-10-14 17:19:01 | 車輌・電車
 今月は随分とジャンクや中古の車輌の入線が続いていますがその中から思ったことを。

 ショップによって見方は違うと思いますが、一般に「中古」とは外見・走行に問題がないが一度誰かの手を通った処分品などを指し、その中でも「ジャンク」は外見上・又は走行上に問題がありながらそれを承知の客に売られる物と個人的には思っています。それらの状態によって値段の付け方も違ってくると思われます。
 私の地元でもジャンク品で購入した時には一応店員さんに「ジャンクですが宜しいですか」と尋ねられますが前にも言ったとおり走行に問題がなく、外見上の欠落などでもASSYパーツの購入などで何とかなりそうな物(勿論、私の好みにあった車輌ならという条件付で)なら少し儲けた積りで買ってしまうことが多いです。

 さて、今月入線した車両の中でKATOの165系があります。店頭では袋詰めされてかなり安価な値段で並んでおり見た目にジャンクの様にも見えたのですが、袋から出して走らせた限りでは外観・走行共に問題は見つけられませんでした。事によると外箱がないという理由で安かったのかもしれません。
 隣の車輌は別のショップで購入したTOMIXの415系1500番代。こちらはくたびれているとはいえ、車輌ケース付きでシールや連結用の幌も付属していたのですが、持ち帰って開いてみた所、片側の動力台車がポロリと外れたのには驚きました。よく見るとパンタグラフも形が歪み分解寸前の様です。これでジャンクとも表示されず165系よりはるかに高い値付けだったので一瞬困りましたが、台車の方はただ外れているだけで嵌め直せば良さそうで、パンタもピンセットで組み直せばどうにかなりそうでした。で、調整したところ予想通り問題なく走行できほっと胸をなでおろした次第です。
(調整できる範囲かどうかを確かめられず、新品を安く買う積りで来ている客だったら即刻返品したかもしれませんが)

 今回はショップや時期によっても中古品やコンディションの店の解釈の違い(あるいは不勉強かもしれないのですが)が大きい事を身をもって体験出来た点でも面白かったと思います。
 私の場合は地方(というよりはっきり言って田舎)のショップだったので都市部(コンディションについての標記がしっかりしており且つ店員の知識も良い)と同列には論じられないのですが、中古品漁りにはこういう事もあるということは心構えとして持っていた方がいいなと改めて感じた次第です。
 
 多少トラブルがあったとはいえ、買って後悔した中古(ジャンク)には幸いまだ出会っていないですし。