光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

時代を遡行させたレイアウトにて

2021-03-07 05:15:34 | レイアウト・開運橋
 この間、レイアウト上の平成・令和の電気街の風景を昭和30~40年代の商店街に差し替えたはなしをしました。

 その時は建物を入れ替えただけでアクセサリ類については平成のままだったのですが、調子に乗って先日第二段階としてカーコレなどの昭和30~40年代の車を配置したら風景がどれくらい変わるのかを試してみる事にしました。

 乗用車については昭和45年くらいを境にクルマのフォルムがそれまでのずんぐり体型からロー&ワイドのアメ車的プロポーションに近づいており「クルマのある風景」に時代的な断層が生じた時期に当たります。ですから車を入れ替えることで風景の変化を誰にでもわかる形で伝える事は可能です。
 (逆に言えばそれ以降はクルマのプロポーションにはそれほど大きな変化がないため素人には昭和50年式も平成2年式も同じ様に見える事が多いです)

 ジオコレのシリーズが当初「4丁目の夕日」的な風景造りを基としていた事もあって、カーコレクションやトラックコレクションもシリーズ発表当初は昭和30年代車を数多くリリースしています。
 私もカーコレをストックする時は年代別に車種を分類し、風景に応じて車も入れ替える様にしているのですが、実をいうとレイアウトの設定年代が昭和50年代以降だったのでこの年代の車種を集めるのにはそれほど熱心ではなかったことを白状せざるを得ません。

 いま改めてストックを見回してみたら意外にこの年代の車のストックが少なかった事に驚かされます。
 まさか今になって昭和40年代前半の風景を再現するとは思っていなかったので誤算もいいところです(汗)

 ただ、あの時代は地方都市レベルではいわゆるモータリゼーションのとっかかりくらいのタイミングですから道を行き交うクルマの数はごく少なく、信号待ちの渋滞で山ほど車が必要なんて事が無いのが救いと言えば言えます。

 前の電気街の時よりもまばらに車を配置、名鉄のモ520辺りを配置するとそれなりに昭和40年代前半ぽく見えてきたのには我ながら感動しました(自画自賛)


 更に写真をモノクロとかセピア色に替えると更に雰囲気がレトロっぽくなります。
 同じレイアウトでもこういう楽しみ方ができるというのは模型ならではではないでしょうか。

電気街をタイムスリップさせる(笑)

2021-02-23 05:54:59 | レイアウト・開運橋
 前回まで、折に触れて書いていた、みにちゅあーとキットを使う「ある目論見」の話です。


 自宅のレイアウトにはこれまで10年近く電気街を模したビル街が鎮座しています。元々は同じベースと線路配置を使い回し、風景を差し替え可能とするコンセプトで使っていたものでした。
 それも本来ならば、郊外観光地風景の「竹取坂」と地方拠点都市クラスの都会風景の「電気街」という「空間的な差異」を作る事が主な目的だったわけです。

 ですがここ1年くらいみにちゅあーとの積みキットを消化し30軒近い建物が増えたのですが、その大半が昭和30年代か40年代前半くらいまでの風景に似合うものばかり。
 そこで思いついたのが「同じ場所の時間的な差異」をレイアウト上に再現する事でした。

 電気街のビル街は差し替えの手間を楽にするために建物類は定位置は決定しているものの基本的にただ置いているだけです。
 これらを取り外し、みにちゅあーとの商店とを差し替えます。

 手間から言えばものの30分とかからずにレイアウトの風景のコンバートが完了。
 平成・令和のビル街が昭和30年代後半くらいの商店街に衣替えです。

 5階建て前後のビルが立ち並んでいた場所が木造2階建て中心の商店に変わっただけなのですが全体の雰囲気が不思議と落ち着いた感じになりました。

 何よりも前に比べて「空が広く見える」「道路が広く感じる」のが効果的です(これは実景でも感じられる事なのですがこれについては後述したいと思います)

 まだアクセサリや車両を差し替えていませんが、カーコレでは昭和30年代の車が無闇に充実(おまけにモデルも安い)しているので車を変えるだけでもかなり雰囲気は変わりそうです。

久しぶりにレイアウトのはなし「アップデートする電気街」

2016-04-03 05:47:11 | レイアウト・開運橋

 今回は久しぶりにメインのレイアウトのはなしです
 レイアウトの一角を占めている「電気街」セクション。

 これが現在の位置に鎮座してからそろそろ5年位になります。
 その間に駅舎やホームの入れ替え等を行ない一部の建物も入れ替わりがありました。

 先日にはジオコレのビルが隙間を埋める形で入り込んだりしています。
 
 例えば、このセクション開設以来古くから買い物客の一部の憩いの場となっていた休憩所兼用の昔風の店舗も駅前近代ビルのひとつにさし変わりました。
 こんな調子で街並みが日々アップデートされてゆくのは実際の街と同じ感じがします。

 大体にしてモチーフのひとつになっていた秋葉原の電気街自体今では「電気街」という言葉がもはや似合わない「趣味の街」に変貌していますし。
 して見るとこの街の方もそれなりに変化を続けて行くのも当然かもしれません。

 まさに「レイアウトは生きている」という言葉を地で行く様な形で変化しているのがこの電気街セクションかもしれません。
 
 上の写真は5年前に電気街セクションが現在地に鎮座した直後の風景です。

 こちらが現在の状態。
 変化が少しづつなのでユーザーの私自身もあまり意識していませんでしたがこうして見るとこの数年で結構変わった様に感じました。

 こんな風に変化が続いて行くところを見ているとあたかもレイアウトが私にとっての第二のホームタウンになっている感があります。
 ですが今の段階ではまだ市販の建物がそのまま入れ替わっただけに過ぎません。

 次の段階としてこれらを「私の街の風景にすり合わせるための加工」が必要になります。
 オリジナルの看板類の追加や建物自体の改造なんかも必須でしょう。


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建設中のビル上屋

2014-02-01 20:42:49 | レイアウト・開運橋
 今回は久しぶりにレイアウトへのストラクチャー追加の話から。
 バーゲン品と積みプラの組みたてなので「なにをいまさら」感の強いネタではあります。

 先日バーゲンで入手したジオコレの「建設中の家」
 木造家屋の方は以前「週刊SL~」についてきた事がありその出来の良さに驚きましたが、今回のは鉄骨造りです。
 鉄骨の骨格を中心に床板と階段部分が付き、外壁やテラスの一部はユーザーが任意に追加できる構造です。
 全体に木造のそれよりまごつく事も少なく、比較的イージーに組み立てられる部類のキットでした。
 ただ、木造家屋の出来を知ってしまった今では少し物足りないですが(笑)

 さてこの骨組みですが住宅地に、ではなく「電気街のビルの工事中の上屋」という想定で使います。

 そこで登場するのが3年位前に買っていながら使い道が無く積みプラ化していたのクレーンのキットです。
 こちらはこちらで一般住宅の建設に使うには大げさすぎる形状でしたがビルの上屋ならばぎりぎり使えます。

 早速組み立ててみましたが意外に細かいパーツが多い上に本来ならクレーンの鋼索も表現したいキット(今回は省略しましたが後から追加する事は可能です)なので意外にてこずるキットと言えます。
 少なくともピンセットは必須でしょう。
 又、プラの地色が意外と安っぽいのでこれもいずれは塗装したい所です。

 とはいえ、ここまで組んだ段階で試しにビルの上に載せてみると中々に活気のある感じがします。
 (ですが営業中のビルの上でこんな工事をやる訳も無いのであくまで雰囲気のレベルです)

 最近の電気街は電波塔やアドバルーンの追加で頭上が賑やかになってきましたが今回の追加でその賑やかさが更に加速しそうです。
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レイアウトと日向ぼっこのはなし(笑)

2013-11-17 19:20:43 | レイアウト・開運橋

 朝夕の冷え込みはきつくなってきたものの昼間は秋らしいすっきりとした空になってきました。

 私の家でも冬に向けてこたつ布団など干していましたが、その合間を縫って
 「レイアウトを縁側の陽光に引きだして見ました」
 コンテストの屋外撮影と違って縁側の日差しに出すだけですが、日本家屋の場合南向きの縁側は秋から冬にかけて陽光が差し込みやすい構造になっているので(夏場は反対に日陰を作りやすい)レイアウトの日向ぼっこには好適ではあります。
  
 そういえば2年ほど前の年越し運転もここでモジュールの運転をやったのを思い出しました。
 
 前の車両撮影の様な屋外と異なり空抜きの煽りは使えませんがそれでも自然光の威力は絶大です。

 レイアウトは以前に屋外撮影をやっている「よ市」のある一角。
 日曜日の昼下がりの「よ市」には独特ののどかさがあります(笑)
 が、この所メンテをやっていなかったので通電や車両の走行はなし。

 ただのんびりとレイアウトを眺め、写真に撮るだけで終わりました。

 ですが改めてレイアウトをよく見るとそろそろ経年劣化の兆候が現れ始めている上に、配置された人形や自転車が何人か路上に倒れていました。
 そろそろこのレイアウトも手の掛けどきと思います。

 次の機会には縁側走行などをやってみたいですね。

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レイアウト改修2012・8・試運転

2012-07-18 06:43:06 | レイアウト・開運橋
 レイアウト改修その8です。

 改修前の状況については以下のリンクを参照ください
 http://hikariyama.web.fc2.com/zaimokutyou.html


「光山鉄道管理局」HPです。車両の紹介を更新しました。
http://hikariyama.web.fc2.com/

 


 上記の改修が一段落した所で試運転です。
 とはいえスペースが半減した関係でエンドレスは作れず半周分のポイントTOポイントしかできない(トラム線も同様)のですが前の時がそうであったように「駅に進入する直前の数分」だけを楽しむ事が出来るだけでも結構和めます。

 今回の主役は鉄コレの仙石線アコモの72系2編成。
 いわゆる「なんちゃって103系」ですが周囲の雰囲気にはよく溶け込んでくれています。

 実際、この風景には4連位の通勤型が最も似合う気がします。長編成も悪くはないのですがこのスペースではちょっと走ってストップと言う事になりかねないですので。

 これまで書き忘れていましたが、運転席から見えない向こう側の端部にはTOMIXのLED組み込み型のエンドレールを奮発しました。

 サスペンションタイプの排衝機を装備しているのでレールとしての実用性もかなり高いと思います。

 LEDのおかげでトンネルの奥の終端を直接視認できるメリットは大きいですね。

 ところで昨日遂にこの辺りも梅雨明けしてしまいました。

 連休の時も結構暑いと思ったのですが、梅雨明けの昨日はそれ以上。
 この近所で大体37度台はいったと思います。

 梅雨時のような高湿度でないのが唯一救いです。

 とはいえ今日から8月一杯くらいまではレイアウト関連の工事は暑すぎて不可能です。
(実はこれがあるから改修や変換を6月中に済ませるのが恒例化しています)

 精々車両工作かごろ寝で読書位しかできません。
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レイアウト改修2012・7・高架駅の改修2

2012-07-16 09:37:02 | レイアウト・開運橋
 レイアウト改修の7回目。実はこのネタは昨月末のものです。
 最近のこの暑さではそれどころでは(汗)

 改修前の状況については以下のリンクを参照ください
 http://hikariyama.web.fc2.com/zaimokutyou.html

 竹取坂用にスクラッチした二代目高架駅舎も二代目の栗栖川駅として再デビューを果たせたのが何よりでした。この駅舎も高架の向こうを見通せるように窓を大きく取った構造ですのでかなり開放的な雰囲気になりました。

 但し周囲の道路の配置の関係上駅舎を高架に対して直角に配置しなければならないので屋根部分を中心に改修は必至です。

 高架上のホームですが竹取坂で使っていた島式ホームは既に地上駅に転用していた為(橋上駅を組み込むために屋根に切り欠きを入れたので栗栖川駅に転用不能になりました)改めて屋根つきの島式ホームを載せ直しました。
 このクラスの都市ですとホーム端部まで屋根が回っている事が多い為の処置です。

 さてホームを組み込むとやはり欲しくなるのが乗降客。
 ベンチの座りポーズの人形は以前屋上ショーの観客用に使った余り(それでもぱっと見100人以上います)を配置。これだけでも大分賑やかさが違います。
 立っている客は竹取坂のそれを転用しています。一体~数体単位でベースに固定しベースごと移設が可能な構造なのでこの場合は楽です。


 先日新設したHP・「光山鉄道管理局」です。
http://hikariyama.web.fc2.com/

 
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レイアウト改修2012.6.高架駅のリニューアル

2012-07-13 07:00:55 | レイアウト・開運橋
 大分間が空いてしまいましたが、レイアウト改修の第6回です。
 改修前の状況については以下のリンクを参照ください
 http://hikariyama.web.fc2.com/zaimokutyou.html

 今回の改修のもう一つの目玉は高架駅の差し替えです。

 これまで使ってきた高架駅(JR栗栖川駅)は私が最初にレイアウトを作って以来使ってきたものでTOMIXとGMの高架パーツを組み合わせた我ながら堂々たるもの(笑)でした。
 ところが手前側に高架駅を配置した関係で奥の方にある駅前風景の下半分がまるで見えないという欠点がありこれがストレスの種になっていました。

 同じ駅舎をリバーシブルで共用してきたJR竹取坂駅では3年ほど前に高架駅自体をシースルータイプの物に差し替えて駅前を見やすくしたのですが近郊型観光地と言う性格上高架駅自体が似合うとは思えなくなり2年前の再改修で線路を地上に降ろし橋上駅舎の3代目に差し替えてしまった経緯があります。

 ここで二代目高架駅がベースごと余ってしまっていたのですが今回の開運橋の改修ではこれをそのまま転用する方針で差し替える事にしました。

 旧栗栖川駅は対向式ホーム2面を使った構造でしたが二代目は島式ホームに変更。ホーム本体は3代目竹取坂駅に転用してしまっている為使い回しが利かず、以前中古で入手していたスラブ高架駅セットの島式ホーム(近代型)を使う事にしました。

 ここでの肝は前回改修の後に登場したTOMIXのワイド架線柱です。
 これは中間部のトラスを差し替える事で複線から最大4線の幅に対応できる物でホームを跨ぐ形で効果プレートへの組み込みも可能という優れ物です。

 さっそく5,6本組み込みましたが昔の高架駅に比べてスケール感のある堂々とした駅が出現しました。
 架線柱だけしか追加していないのにこの迫力とは正直驚きです。

 高架の下は竹取坂時代は駐車スペースなのでシースルー状態。ですので下から見上げる時のビル街・電気街の風景がとてもリアルに見えるのもこの改修のメリットのひとつと言えます。

 先日新設したHP・「光山鉄道管理局」です。
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レイアウト改修2012・4・メイド総進撃(笑)

2012-06-27 06:36:26 | レイアウト・開運橋

 レイアウト改修・その4です。
 改修前の状況については以下のリンクを参照ください
 http://hikariyama.web.fc2.com/zaimokutyou.html
 これまで私の作ってきたレイアウトでは大概の場合「即売会のコスプレコーナー」やら「よ市」やら「甘味横町」「屋上ショー」などどこかに「人ごみでにぎわった一角」が設定されています。

 何しろ現住地が夜になると見事な位に寂しくなる田舎ですのでそれらへの反動みたいなものもあるかもしれません。

 今回移設したレイアウトでは「電気街」がそれに相当する部分です。
 製作当初から意識的にフィギュアを配置してきた所ですが一昨年の竹取坂への差し替え以降、全く手を加えていませんでした。
 その間にフィギュアのアイテムが凄い勢いで充実してきたのは今回の改修では幸いだったと言えます。


 アイコムの「メイドっ娘」シリーズなどは5・6セット買い込んだのですがこのフィギュアをあちこちに分散させつつ全員使い切ったのはひょっとしたら私くらいの物かもしれません(笑)
 立ちポーズをコスプレコーナーやよ市の街角で使ったのはもちろんレイアウトでは使いずらいポージングの座りポーズも「屋上ショーのステージ」で使いましたし。


 もちろん今回の「電気街」では残りの全て(と言っても優に20人近くいます)を使い切る積りで臨みました。
 他のフィギュアとの組み合わせでの追加ですが、彼女たちの投入で一気に「電気街っぽさ」が加速したのには驚きました。まさかここまで変わるとは。

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レイアウト改修2012・3・ビルの変更

2012-06-22 07:02:25 | レイアウト・開運橋

 電気街を中心にしたビル街ですが、可能な範囲で前回改修の後に登場したビル製品を配置する方針です。
 改修前の状況については以下のリンクを参照ください
http://hikariyama.web.fc2.com/zaimokutyou.html

 目立つ所ではKATOのジオタウンの大型ビル。
 既に配置されたスペースに差し替える性質上これのおけるスペースはごく限られるのですがそれでもどうにか隅の方に配置できました。

 前回の改修ではこの真下に地下駅が配置されていたのですが、前の時は事もあろうにガソリンスタンドが上に乗っていたので(笑)設定上の大ウソ度が高くなってしまっていたのですが、これでやっと設定に見合うビルがのっかった訳です。

 駅前の余りスペースにはジオコレの昭和のビルを。
 これも雰囲気が気に入っていたので是非組み込みたい建物でした。こちらは駅前の他のビルとのバランスを取る意味で中間階を追加してノーマルの5階建てを7階建てにしました。
 ただ、このビルの場合、中層階を継ぎ足す事ができるとの事でしたが、実際やってみると羽目合わせのぽっちがあっていなかったため、一部に切削が必要でした。

 それにしてもこんなにビル系の建物が市販されるとは10年前には想像もできなかった事です。
 おかげで単なるビル街と言うだけでなく、街の性格に合わせたビル街の配置が市販品だけで決定できると言う凄く贅沢な楽しみ方ができるようになりました。
 これは商店街や住宅街についてもいえる事ですが、このメリットは今のNゲージならではの物と言えます。

 とはいえ、カーディーラーでメルセデスとポルシェが選べたり、レイアウトの中にテーマパークが作れる欧米のそれに比べるとまだまだではあるのですが。

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レイアウト改修2012・2・「人手」の増員開始

2012-06-18 06:56:30 | レイアウト・開運橋

 レイアウト改修・その2です。
 改修前の状況については以下のリンクを参照ください
http://hikariyama.web.fc2.com/zaimokutyou.html

 昨年改修した「よ市」の時も思いましたがここ3年位のレイアウト(ジオラマ)用のアクセサリの充実ぶりには驚かされるものがあります。
 
 数年前でしたらトミーテックの「ジオラマキャラクターズ」位しかなかったのが今ではアイコム&ポポンデッタの「メイドっ娘」や「撮り鉄」、こばるの「キャンギャル」や「暴走族」なんて言うのはその意外性もあって「こんなのがレイアウトに組み込めるのか」と心配した位でした。
 が、わが「電気街」には実に有難いアイテムで「今使わずにいつ使う!」的な強い動機づけを与えて下さいました(笑)

 これまでに買いだめていたそうした人形類をここぞとばかりに増員中です。

 またこの種の街並みに使える雑多なイメージのストラクチャーの充実ぶりにも驚かされます。
 従来配置してきた建物と差し替える事の出来るサイズの物もいくつかありますしそれらの中には「週刊SL~」で余らせたビル群などもかなり役立ちそうな感じです。

 この為これまでよりもカオス度がかなり高い街並みが出来上がりそうで改修前から色々考えさせられます。

 これらの中には未だ未入手の物もかなりあるのですがそれらは折を見て入手する積りです。
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レイアウト改修2012・計画

2012-06-17 08:55:03 | レイアウト・開運橋

 今回からクレイドルレイアウトと平行して分体・移設したレイアウトの改修にもかかります。
 前回のコンバートから丸二年たった事ですしメインレイアウトの風景の差し替えが中心です。

 それに伴う「電気街」の改修も今年のテーマのひとつです。
(隣接している「よ市のある商店街」は昨年コンペに出したレイアウトで一定の改修は行っています)

 これらのゾーンの全体像については工事中ですが当HPで紹介していますのでご参照ください
http://hikariyama.web.fc2.com/zaimokutyou.html
(そろそろバナーくらい作らないと)


 考えているのはビルのテナントの入れ替えと看板類の追加、それとあれから3年近く経て新製品が続々投入された「フィギュア」の増員などです。

 とりあえず箱から出した建物類の配置に入りました。
 もともとのレイアウトのコンセプトがこれでしたから当たり前なのですがこれらのプロセス、「雛人形か五月人形のセッティング」を連想してしまいます(笑)

 尤も、毎回何かしらの改修が入るのが違うところですが。


 今回の改修のテーマは「よ市」と同様に「活気の演出」に置く積りです。
 その為には従来のレイアウトから見てややセオリーから外れた事もやろうかと考えています。

 さて、実際はどうなりますか
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レイアウト改修2011・11・出品の前後のはなし

2011-12-09 19:40:08 | レイアウト・開運橋

 今回のコンペでは「二回目の努力賞」を頂きました。

 努力賞と言うのは殆ど自慢にはなりませんが、それでも参加しなければもらえない訳ですし賞を頂けるのは有難いことではあります。

 それは置いておいて
 実際、コンペに応募する前後の時期をピークとしてできたての作品(おそらくこれはレイアウトに限った話ではないと思いますが)というのは実際以上によくできたという印象を作り手(特に私に)に与えてしまう物らしいです。

 7月の発表の段階になって努力賞を頂けたことを知る訳ですが、同時にグラフに掲載される実際の受賞作品のレベルを見て感じる事(昨年もそうでしたが)

 それが自分のレイアウトに「こんなレベルの作品をよくもまあ恥ずかしくもなく出品できたものだ」と感じる自己嫌悪だったりします。

 これを自分にあてはめてみると、レイアウトを半年くらいかけて作り込んで行くうちに「思ったより良くできている」等と思いだし、レイアウトの写真撮影も終わり出品する時辺りをピークとして「今年こそは順佳作位はいけるんじゃないか」等と臆面もなく思いあがる訳で、そんな状態が半月くらいは持続する物です。
 この時の思い上がり感たるや相当なものでして、専門誌上の他の作例に対して「ここはこうしたらもっと良くなるのに」等と身の程知らずな突っ込みを入れたりします(大汗)

 それが一月位経つと「自作の部分もあまりないし仕上げが雑である」という事実にそろそろ気づきだし、発表が終わると残念感に見舞われると(笑)

 これを昨年・今年と繰り返した訳でした。全く進歩のない事(汗)

 ですが今回の発表辺りから少し考えが変わってきています。

 で、アプローチを変えつつ次回も参加しようとか考え始める訳です。

 コンペと言うのは確かに腕試しと言う側面もありますし、傑作を作れるにも越したことはないのですが40過ぎて一年の流れと言う物を感じにくくなっている身にしてみれば「年に一回趣味の世界で努力する張り合いを作るチャンス」の様なものではないかと感じ始めています。

 学生の時と違って一年の変化を感じにくく、ただだらだらと時を過ごしている事の多いおっさんとしてはこれは自分も意識しなかった意外な効用と言えます。

 同じ様な事はクラブの運転会でのモジュールの製作・改修に付いてもいえる訳でタイムリミットに追われつつモジュールを作り(改修し)それを期日までに並べ運転会にこぎつけるというのは単なるルーチンワークを超えて「いい大人が毎年文化祭気分を味わえる」という結構な楽しみを提供してもらう事だったりします。

 ある意味趣味とは「わざわざカネや手間を出して苦労を買う」と言う側面も確かにある訳で、その魅力に気付いたときこそが「オトナの趣味への脱皮」をはかれる瞬間ではないかと言う気も最近しています。

 以上、下手くその良い訳でした。

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レイアウト改修2011・10再びレイアウト外に出る

2011-12-08 18:36:27 | レイアウト・開運橋

 本当に久しぶりになりましたレイアウト改修のはなし。
 コンペ出品のための撮影の話です。
 今回の写真の撮影はふたつのシーナリィを持つというレイアウトの性質から4回に分けて行いました。

 時期は2月から5月上旬にかけてですがこの時期は雪さえ降らなければ気候が比較的安定しているので撮影には好適な季節と思います。
 又、時間帯は最も風が吹きにくい朝の6時から8時の間。
 この時間帯の欠点は太陽の高さで、太陽の位置によって早朝か、夕方に見えてしまうのが難です。
 但し、曇りか花曇りの気候だと逆に時間帯が特定しにくいので案外レイアウトの屋外撮影向きの気候とも感じました。

 撮影した写真はトータルで400枚近く。前回に比べて格段に増えましたが4回に分けて二つのシーナリィを使い分けた事を考えると多くはない数字と思えます。

 カメラは相変わらずコンパクトタイプのデジカメで800万画素レベルでしたし。

 これは前にも触れましたが、現住地の自宅周囲が絵に描いた様な田園地帯(早い話が田舎)なので農閑期のこの時期はあまり邪魔にならずに撮影ができる上に周囲に邪魔な電柱や建物が殆どないのでレイアウト撮影には理想的な条件でした。

 専門誌などでも屋外撮影した作例は多く見かけるようになりましたが、何れも住宅地か旅先での撮影らしく、建物などの写りこみを避けるためか極端なあおりがついていたり接写気味の構図が非常に多く、私の様にごく自然な俯瞰のアングルを取って撮影した物を殆ど見掛けません。
 しかも本物の空や山並みを背景に使えるメリットは非常に有難い物があります。

 その意味では非常に恵まれた環境といえます。

 その「恵まれた環境」を使って撮影しておいてこの程度のレベルなのですが(大汗&恥)
 今回の写真は没カットの中から選択しました。

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レイアウト改修2011・9・「よ市」を改修する

2011-11-29 18:53:31 | レイアウト・開運橋

 モジュールのはなしで大分間が空きましたが、久しぶりにレイアウトの改修話です。
 ここ2・3年の間に神輿や露店の商品化が続いてレイアウト上に夏祭りや盆踊りを容易に組み込めるようになりました。

 ですがこれらのお祭りは季節を限定させる、それも「季節の瞬間最大風速」みたいな所があり年がら年中お祭中の風景をレイアウトで再現されても飽きてしまいそうです。
 お祭りは年に一回だから有難味があると思います(笑)が年がら年中やられても…

 お祭りシーンも単独でのジオラマならば良いのですが、列車が主役のレイアウトでは列車以上に華やかなイベントがあると視覚効果を相互に打ち消してしまう場合も考えられます。

 何より二月の真冬に秋祭りを見せられても(汗)

 最も、これらは祭りの部分だけを取り外し可能なベースに設定してイベントに対応させるという手があります。

 とはいえ、街並みのあるレイアウトでは賑わいを表現したいのも人情です。盆踊りよりも回数が多く、季節の縛りの少ないイベントならば不自然さは少なくなるのではないかと思いました。

 そこで思い付いたのが依然帰省の時のブログでもあげた事のある「よ市」でした。これなら週に一回、少なくても月に1回か2回のローテーションで定期的に行われるので季節への親和性も保てます。もっと言うと定期的なイベントなので極端な時期の変動がない点もレイアウト向けと言えます。

 なおレイアウトでの季節設定は5月の連休明けから6月の梅雨入りまでの時期を想定しています。一年で一番季節感の希薄な時期(しかも祝祭日がない)を選び「普通の風景」を演出しやすくする意図がありました。
(この点3月下旬の雪解け時期というピンポイントな季節を設定した葉純線とは対極の考えでした)
 
 そんなコンセプトでスタートしていた「よ市」でしたが、今回の改修では前回のコンバートの後からリリースされたアイテムを中心に風景の充実を図る方向で改修しました。

 上の写真は数年前に「よ市」を作り始めたころの物です。


 それが数年ほどでこれ位の賑わいになりました。何事も続けてみる物です(笑)

 ジオコレの「屋台」「公園パーツ」等は駅前に集中配置し駅前広場をも「よ市」の一部にする様に演出しました。
(「よ市」の間は駅前広場は車の乗り入れを規制している想定です)

 人形は「ザ・人間」やプライザーの塗り替え品を中心に数十人追加しました。今回は普通の通行人をはじめ、ワゴン売りやラーメン屋はもとより托鉢僧や巡礼キャンギャルやメイドまで追加するというお祭り騒ぎを通り越した演出ができたと(笑)
 この手の何でもアリが出来るのも季節に縛られないよ市のメリットでもあります。

 駅前広場にはモニュメント付きの分離帯を設置。横断幕などを追加しています。
 「よ市」だけでしたが今回はそれに加えて光山の地元J2チームの物を追加して賑やかさを出してみました。
 チーム名は「アークフォックス光山」なんとなくそれっぽくなったと思います。

 この風景を手掛け始めてそろそろ5年目ですが初期の時は40人程度しかなかった人通りもやっと3桁に達しどうにか「賑わい」と言えるレベルに近づいてきている感じがします。

 モデルとなった「よ市」とレイアウト上のよ市の設定上の違いは実際の方は周囲に鉄道のての字もない環境なのに対してレイアウト上のそれは手前側に路面電車の線路、奥側にJR駅の駅前広場を擁している点です。

 この為実景にない「駅前広場での展開」として屋台村を追加してあります。
 また、前回改修以後ジオコレから「公園用のモニュメント類」がリリースされているのでこれを芝生上に組み込む事でこれまで殺風景だった駅前広場も一変させました。
 以前の写真と比較すると賑わいの違いは明らかと思います。
(というより改修前の駅前広場が余りにも森閑とし過ぎていましたね)

 併せてJR駅舎の方も看板類の差し替え、こばる製の自動改札機の追加で近代化を図りました。

 一方、住宅地を中心とした裏通りの方は相変わらず人通りのない感じのままですが、この部分はあまり手を加えずよ市の賑わいとの対照的な静けさを出しています。
 (ベースの改修の時点で突堤部の植生を追加しているので全く変わっていない訳ではないのですが)

 ただ人っ子ひとり居ないのもなんですから最小限の人数を配置したいとは考えています。

 商店街(開運橋・財木町)の風景の方は観光地(竹取坂)に比べて改修の比率は少なくこの他には2月頃に紹介した角地のビルの増築、銀行ビルのリバーシブル化を加えた位です。
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