光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

年越し運転・そして・・・

2009-12-31 23:53:43 | その他
 毎年恒例の年越し運転もクライマックスです。

 今年入線したOE88や・私にとって今年一番のサプライズだった富士・はやぶさをはじめ様々な車両を走らせまくる大晦日。
 この趣味を再開して以来欠かせないイベントとなります。

 この後12時の時報と同時に名実共に今年No1のスター(だったと勝手に思っていますが)C57-135が牽引するOE88をもって年越し運転のクライマックスとしたいと思います。

 最後になりましたが、この一年皆様には色々とお世話になりました。家族の不幸でやや落ち込みがちだった私がどうにか持ちこたえる事が出来たのもこの趣味と、それを通じて同好の士とこれまでになかった交流が出来た事が大きかったと思います。

 来年もよろしくお願いします。

 それでは皆様も良いお年を!

(追記)
 
毎年恒例の年越し運転。

 これまではこのイベントの時だけ分散していた各ユニットを合体させひとつのレイアウトとして機能させていたのですが、今年からは合体状態でレイアウトを常設できるようになったため事前の設営や事後の撤収作業の時間的なロスがなくそれだけ運転に集中できるようになりました。

 とは言っても、本線は単なる複線エンドレスなので運転と呼べるものでもないのですが。

 今回参加した列車はおもに以下の通りです。

 70系(トミーテック) 80系(KATO)
 大阪市営地下鉄30系(トミーテック) 近鉄20100系(エンドウ)
 73系仙石線仕様(TOMIX) 73系可部線仕様(TOMIX)
 313系(KATO) 205系仙石線仕様(KATO)
 14系15型・2編成(TOMIX)
 OE88(KATO)
 貨物列車編成1(KATO・TRIX・ARNOLDの混成)など

 牽引機・EF66(TOMIX) EF81(TOMIX) ED76(TOMIX)ED73(KATO) EF63(KATO)同(TOMIX)
     C57 135号機(TOMIX) 9600(KATO)など


 「富士・はやぶさ」と「OE88」は牽引機をとっかえひっかえしたため10両以上の機関車が参加しています。

 205系を除く全てが昨年入線した物ですが新車4割・中古・ジャンクが6割といった比率でしょうか。

 運転中のトラブルとしては80系の動力の不調を補うために集電安定剤のLOCOをレールに塗布したところ走りは改善したもののそのあとの列車が勾配で空転しやすくなりEF63が牽引する富士が勾配を登り切れなくなった事、73系のTNカプラーが走行中すっぽ抜けて補修を要した事、一部アーノルドカプラーが自然解放しやすくOE88一編成が機関車からすっぽ抜けて勾配を逆走してしまった事(以前同メーカーの機種でも同様のトラブルがありました)
 こんなトラブルでも結構面白がってしまえるのも年越し運転のご利益といえます(笑)
 ともあれ今年はどんな事がありますか。
 




昔の本を読んでいて

2009-12-29 23:25:49 | 書籍
 先日の帰省の帰り道は家から掘り出してきた本を車内で読み倒していました。

 物は大昔のTMS別冊シリーズ「蒸気機関車の製作」です。
 これに帰宅直前に入った古本屋で見つけた「電気機関車」も加えて帰りの電車の中で車両工作の本ばかり読んでいた事になります(笑)


 前者は30年程前の鉄道模型の本自体が珍しかった時期に飛びついたものですが当時子供の私にはとても歯が立たなかった1冊です。今読み直してみると年の功か(大笑)どうにか読めます。
 昭和20年代から30年代にかけての16番の蒸気機関車の製作記事を集めたもので、殆どの作品が自作です。

 後者は店頭で見たときに「蒸気の本に電機の本は取り合わせが良さそうな気がして」購入しました。
 こちらは昭和50年代の記事が中心です。
 以前から気になっていた事ですが「ブーフリ式の伝達装置」というのがこれまでどういう物かよくわかりませんでしたが、この本を読んでおぼろげながらどうにかイメージだけはわかりました。

 さて、これらを読んでいて感じた事があります。
 最近専門誌の車両工作、殊に16番モデルの記事を見ていて随分細部まで作りこまれている作品の記事をよく見かけるのですが、この本ほどに心が動く事が少ない感じがします。
 少なくとも最後まで読んでみたくなるものは全ての専門誌を読んでいても非常に少ないといわざるを得ません。

 文章力とか細密が良いとか悪いとかいう以前に読んでいて「私も作ってみよう」という気分にさせるものが少なく感じるのです。
 その理由が自分でもよくわからなかったのですが、この本を見ていて理由がおぼろげながら見えてきた感じがしました。

 最近の記事は写真に頼りすぎて製作法についての図版が少なく、製作の過程を視覚的に捉えられるイメージがないのです。
「蒸気~」の場合上の写真のように写真は白黒ながらそれと同量かそれ以上に各パーツの寸法や展開図、組み立て方法の図版がプラモデルの組立図の要領でわかりやすく且つ豊富に挿入されています。
(更には使った部品のリストと価格表まで付いている事が多い)
 このために読んでいて執筆者と一緒に「工夫しながらモデルを作っている」気分に浸りやすいのです。

 言い換えれば最近の専門誌の記事は一部を除いて出来上がったモデルのアップの写真が多いせいか、そこに至る工夫の過程が文章だけでは捉えにくくなっているのではないでしょうか。
 フルスクラッチなのに精密モデルの新製品プレビューを見ているのと大して変わらないような記事が多い気もします。
 
 それにしても昔の本を読んでいて最近の専門誌の記事よりも心をときめかせる記事が多かったというのは結構な収穫でした。

大阪市交通局30系

2009-12-28 23:20:08 | 車両・私鉄/民鉄

 先日のイベントでは帰省途中だというのにいきなりの散財をやらかしてしまいました。これに限らず今月は妙に出費がかさみます(汗)
 物は鉄コレの大阪市交通局30系。いわゆる「事業者特注品」という奴です。
 これもイベントで見なければ手を出す物ではないのですが、実物を手にとって見ている内についむらむらと来てしまいました。
 これがイベントの魔力という奴ですか(汗)

 それは置いてもこれまで純然たる地下鉄車両、それも第3軌条方式の奴を持っていなかった上に、パンタグラフの無い車両でありながら都会的な雰囲気を持った車両(実際に都会を走っているわけですが)にはかなり惹かれるところもあったのも事実です。
 

 早速モジュールに配置してみましたが、国鉄型やJR型の車両を配置するのとは周りの風景までもが雰囲気が違って見えます。動力化はまだですが、すぐにでもやってみたい衝動に駆られます(笑)

 余談ですが、先日カメラを実家に忘れてきているのでカムコーダのスチルやらPDAのカメラやらで写真撮影を代用しているのですがどうにも参っています。
 Nのモデルを撮る場合マニュアルで絞りが調整できる事が条件(こうする事で手前から奥まである程度ピントを合わせられる)なのですが、ビデオカメラやPDAのおまけには流石にそれが無いのでどうにもおもちゃっぽく撮れてしまいます。

モジュール更新計画・50・屋上ショーの作戦変更

2009-12-27 23:16:58 | アクセサリー
 実は昨日から先程にかけて実家の方に帰省(?)しておりました。
 実際には帰省の他にも色々とイベントがあったのですが、生憎その時の記録を残したカメラを実家の方に置いて来てしまい(汗)その際の話をアップできません。
 この件については正月以降に順次触れてゆく積りでおります。


 ただ、そのイベントに関連してモジュールの更新に影響のありそうな部分が出てきましたのでそのことだけをば。
 先日お話したターミナルビルの屋上ショーの観客の件ですが実は当初の予定では過去二年位集めてきた爪楊枝(笑)の先端を改造して対応する積りでおりました。
 手間は掛かる物の大量の人形を安価に配置するにはこの方法位しか思いつけなかった訳です。

 ところが昨日出かけたイベントである意味ありがたいアイテムを入手できました。

 1パッケージ300人という人形のセットです。
 半分位未塗装のものもありますが地色が肌色なので服の部分を着色すればどうにかなりそうです。
 何より座り姿の人形が大半である事が有難いポイントでした。

 価格も着色済みであることを考慮すればザ・人間の4分の1位、プライザー辺りの10分の1程度と相当格安でした。

 と、いう訳で想像したよりもあっさりと観客の問題がクリアできそうな雲行きとなって来ました。

趣味の原点を振り返る・21・レイアウト着工のきっかけ

2009-12-26 00:50:59 | 趣味の原点をふり返る
 今回は再開の時の話です。

 20年の中断機会を経て再びこの趣味を再開するきっかけとなったのは当時第一弾が出たばかりだった街コレの存在でした。
 しかしそれだけではレイアウトの製作までこぎつけたかというとそれだけではありませんでした。
 と、いうのも当の街コレも含めて当時の日本のレイアウト用品、殊に一般建造物はいずれも汎用性とスペース性重視で小ぶりの物が多く街並みのランドマークとなりうる物がなかったのです。
 
 これはたとえて言うならば「エキストラだけで舞台劇をやっているような物」でやはり風景の創生には何らかの形で主役を張れるランドマークが欲しかったのも事実です。
 そんな折近くの中古ショップで独ファーラーの建物キットの出物を見つけました。
 これは本来ターミナル駅舎の一部を構成する建物だったのですがその堂々たる佇まいは日本メーカーのそれとは一線も二線も画するものでした。

 これを主役に据え、それらを補佐する形で日本風の建物を配置していけば一本筋の通った風景が作れるのではないかと考えた時に現在のレイアウトの方向性が決まったといえます。
 二つ買ったキットのひとつは図書館に、もうひとつは煉瓦造りの文化会館として配置し、それに近いイメージの建物を街コレやTOMIX・GMの建物で補完してゆく方向で最初のレイアウトが出来上がって行きました。

 海外メーカーの建造物はその後も要所要所を押さえる形で配置してゆきましたがそれの2倍から3倍の小型の日本風建造物を配置する事で「政令指定都市の郊外にある観光地」というイメージが出来上がって行きました。
 現在でこそ自作やキットバッシュでランドマークを作る事も増えましたが、最初に作った観光地製作のイメージングと経験がなければその段階に踏み出せなかったとも言え、その意味では重要な経験だったと思います。


趣味の原点を振り返る・20・「よ市」のあるレイアウト

2009-12-24 23:51:10 | 趣味の原点をふり返る
 今回はこのブログの初期タイトルのリライトです。当時舌足らずだった所の補足も加えています。

 私の故郷の町では冬場を除く毎週土曜日に「よ市」というイベントが毎週開かれています。
 これは土曜日の夕方に近在の農家が作物の即売を道端で始めたのが始まりだったと思いますが、現在では出店や屋台がかなり連なり、かなり賑やかなイベントになっています。
  
 ここは現住地へ引っ越して以来今でも帰省のたびに覗く場所なのですが、最初にレイアウトを作った時にやってみたかった事のひとつがこの「よ市」の風景を模型化する事でした。レイアウトではお祭りを再現するものは最近パーツも揃ってきており、増えてきていますがどうしても季節や時期が限定されやすいのが難のひとつと思います。その点「よ市」ですと毎週のイベントなので風景の中の日常感もそこそこあってレイアウトに組み入れやすいと感じていました。


  とはいえ、故郷では路面電車どころか私の幼少時には「ドアの3枚以上付いた電車」すら走ってなかった所ですから、路面電車や駅と組み合わせる時点で既に架空の風景な訳です。それでも思い出の風景と線路を組み合わせる事で自分なりの心象風景の再現になるのではないかと考えました。

 店舗は基本的に市販キットの組み合わせですが、出来るだけ当時の建物に近い雰囲気の物を選択しました(但し角地のビルは除く)これも建物のスクラッチに自信がなかった事から来る苦肉の策でしたが、実際雰囲気の近い建物が揃うまでかなりの年月が掛かっている訳ですから我ながら気の長い話です。

 この部分は着工してから5年目になりますが個人的には今でも見飽きない場所です。写真は製作当時のものですが屋台や人形を追加しつつ現在も徐々に変化を続けています。

モジュール更新計画・49・駅ビルの屋上ショー

2009-12-23 19:05:55 | アクセサリー


 モジュール手前側のデパート兼用の駅ビルは駅前百貨店よりも屋上面積が広く、ここをどうするかが考えどころでした。
 遊園地は百貨店でやる方向で考えていたのでこちらは別の演出が欲しかった所です。

 そこで思いついたのが70年代以降のデパート屋上の風物詩、「屋上ショー」はどうかという事でした。
 普通屋上ショーというと変身ヒーローやぬいぐるみショーが挙げられますが、生憎手持ちには科特隊やウルトラ警備隊はあっても肝心のウルトラマンや怪獣が存在せず増して仮面ライダー辺りだと自作するにしてもかなりの手間が見込まれます。

 そこで思いついたのが以前にポポンデッタでいくつか買っていた「メイドっ娘」のフィギュアでした。
 これもシリーズが進むにつれて10タイプ近くが出ていますが立ち姿のものは電気街や即売会に配置できるとしてもシリーズに散在する「お座りポーズ」や「寝そべりポーズ」は使い様がなくどうしたものかと思っていました。
 そこで今回はそれらのポーズのフィギュアを集めて即席のアイドルユニット(笑)を結成させ駅ビルの屋上ショーに使おうという訳です。


 幸いにも(笑)伴奏用に「ストリートミュージシャン」というフィギュアも出ておりステージらしく見せることはどうにかできそうです。
 そこで手持ちのパーツを使って即席のステージを作り配置してみました。

 それぞれ異なったポージングですが結構それらしく見える気がしてきました。
 さて、屋上ショーというと必要なのが大量の観客ですが、これについても少し思うところがありますので次の機会に。

155系と旅行の思い出

2009-12-21 21:46:21 | 車輌・電車
 年末になるとこの様な田舎のショップでもそこそこ面白い出物が出る物です。今回もそんな中古のひとつです。

 今回の入線はマイクロの155系。30~40年前の図鑑や絵本でよくお目に掛かった「修学旅行電車」で先頭部分が万世橋時代の交博で飾られていたのを思い出す車両です。
(余談ですが30年ほど前のカツミのカタログで入門者用の廉価版モデルでEB級の機関車やフリーの客車に交じって155系タイプ車両があったのを思い出しました)

 8両編成で前のユーザーによって室内灯まで装備したモデルですが1両当たり3桁価格で買い得感は十分です(笑)

 ただ、低屋根仕様のせいか折角の室内灯が豪快に室内にはみ出しているのはご愛敬です。走りははっきり言って一昔前のマイクロモデルそのもの。加速時に動力台車がヴァンプしたのには思わず苦笑しました。モーター位置も当時のマイクロ製品らしくかなり低い様子です。

 今回入線させた理由は価格もあるのですが、オレンジとイエローのツートンの塗装に懐かしさと温かみを感じたからでもあります。こうした暖色をうまく組み合わせた配色は他の国鉄型にない独特なスペシャル感があります。

 これも余談ですが私の学生時代の修学旅行専用列車は殆ど12系客車でした。もちろん一校だけで1列車を占領できず何校かで分散して乗り合わせた記憶があります。
 当時はこれをブルートレインと感ちがいした生徒も結構いましたが、今だったら14系座席車辺りが充当されるのでしょうがもしそうならある意味ブルトレその物とも言えるかもしれません。

 それにしても今、修学旅行専用車といっても精々が近鉄の「あおぞらⅡ」位でしょうか。こうした思い出自体が遠い過去の物となりつつあるかもしれません。

タキの話。

2009-12-20 21:08:48 | 車両・客車・貨車
 この所の増車ラッシュ(相変わらず中古品中心ですが)の続きです。

 河合のタキ50000の2両組。確か以前TOMIXから出ていた物の再販品と記憶しています。
 タキは中古中心に何両か持っていますが(笑)この車体は群を抜く迫力を感じます。恐らく当鉄道の貨車の中では最大級の図体です。
(因みにこれより大きいと言うとTOMIXかマイクロのシキ辺りになりますか。流石にこれの入線予定はありません)

 3軸台車に大型タンクの組み合わせはただの貨車なのに側線の隅っこに居てもかなり目立ちますね。
 増車といえば先の東京行きでもマイクロのタキ23800を手に入れています。
 見た目にとても地味なタキですがラテックス専用として34両が作られたそうです。貨車の数には詳しくないのですが恐らく運用範囲もかなり狭いのではないかと思われ、事によると私自身実車を見た事が無いかもしれません(笑)

 ラテックス専用貨車というのは余りに一般性に欠ける気もしますがこちらは以前故郷の中古屋で格安で出ていたセットを抑えていたのでそれと組み合わせれば専用列車を組みやすいだろうという目算によるものです(最近こういう買い方ばっかりです。この調子では一編成作るのに年単位の時間が掛かるかもしれません)
 さしあたり先日入線したV100とかの組み合わせが似合いそうです。

TOMIXのローカル駅舎

2009-12-18 23:27:25 | ストラクチャー

 今回もジャンク品の話です。但し建物ですが。

 以前TOMIXが登場した時の衝撃について書いた事がありますが、その時に一番インパクトを感じたアイテムはシステマティックに纏められた駅の建物類でした。
 中でもローカル駅舎はそれ以前のストラクチャーに日本風のものがなかっただけにひときわ目を引くもので後にTOMIX製品が店頭に並んだ時に真っ先に飛びついたものでした。
 
 今日、行きつけのショップで見つけたジャンク品の中に久しぶりにそのローカル駅舎を見つけました。

 お気づきの向きもあるかと思いますが、これは現在市販されているものと色が違います。

 これはTOMIX登場当初に列車セットに付属していたものでジャンクで並んでいたのはそのセットばらし品と思われます。

 青を基調としたカラーリングは新鮮であると同時に通常品よりもリアリティのある雰囲気です。
 いつかこれの似合うレイアウトかセクションを作ってみたい気もします。

寒い・・・

2009-12-17 20:31:26 | その他
 
 今回は久しぶりの季節ネタです。 

 今朝の寒さは正に冬本番を感じさせるものでした。 この冬は暖冬との予報でしたし実際に今月の上半月は雨が降ったり妙に暖かだったりしたのですが今週に入ってから気候が激変しています。

 今朝の最低気温は氷点下3度ちょっとですがこれまで暖かな気候が続いていたせいでしょうか、余計に寒さが見に沁みる感じがします。周囲の山々もいよいよ荒天を窺わせ、冬山の厳しさを肌で感じさせます。

 そろそろ水道の凍結の心配をしなければなりません。

モジュール更新計画・48・テレビ局を検討する

2009-12-15 20:07:21 | ストラクチャー
>
 運転会の際にはまだ工事が出来ておらず、暫定的に高層ビルを配置していたモジュール左半分の空きスペースでしたが個々には本来テレビ局の社屋を配置する予定でした。

 これも次回の課題のひとつとして検討中です。

 社屋の本体ですが、ベースとなる建物は数年前にレイアウトに配置する積りで作りかけていたビルに手を加えたいと考えています。
 
これは元々私の故郷にある某会館ビルをモチーフに作っていたものですが見ての通りの雑な造りです。これをリニューアルしつつそれらしく作ってみようかと考えています。
 
 その他の素材としては昨年暮れに購入し展望台部分をデパートに流用した東京タワーのプラモを受信塔に、メルセデスディーラーの余りの整備工場部分を車庫に使いそれらしくでっち上げるつもりでいます。



 大雑把なイメージとしてはこんな感じですが実際にはどうなりますか。

奥行き効果とスケール感

2009-12-14 18:58:01 | セクション
 今回はふと思った事を。
 先月の運転会ちょっと前の話です。

 モジュールの搬出やセクションの移動の関係で自室のモジュールの位置を入替えたり運び出したりと一騒ぎあったのですが、その折にたまたまモジュールとセクションがこちらから見て縦に並ぶ状態になりました。

 私の作るレイアウトなりセクションというのは基本的に建物類は市販品。線路配置もごく単純なものである意味雑然とした印象の強いものですが、この様に長尺方向から見ると意外にスケール感のある雰囲気が出たのには驚きました。
 このときの奥行きは1メートル50センチです。

 普通、レイアウトではここまで奥行きのある物はごく少ないのですが、ある程度風景を作りこんでいる事を前提に物理的な奥行き(ロウレリーフや小さなミニチュアを配置するなどのトリックを使わずに)を作ってやると市販品を配置しただけの代物でもかなりのリアリティが出せるのではないかと感じました。
 特に実際に車両を走らせて見るとそれまでの奥行きの無い状態に比べて臨場感がぜんぜん違います。
 下の写真ではベースぎりぎりにエンドレスを配していたのに奥に約20センチほどのスペースを作って建物を並べてみたものです。実際にはこの手前にも町並みがあるのですが、実物並みに「風景の中に線路が走っている(普通のレイアウトのように風景が線路に従属するのではなく線路が風景に従属している)」リアリティが感じられました。


 実際にそんなレイアウトがあったとしてもメンテナンスの手間が馬鹿になりませんし、人によってはスペースの無駄遣いに映るかもしれません。
 ただ、細密化に頼らないリアルの追求の一手段としてこういうのもどうかと言った程度の話ではあります。

まさか、これが!?

2009-12-13 00:29:47 | 車両・客車・貨車
 と言うのが正直な気分です。


 例年に無く切符代のかさむ帰省のおかげで大分薄くなった小遣いを抱え近所の中古ショップを覗いてみると、
 この9月に発売され定価で5万円以上という高額ながらかなりの人気商品だったTOMIXの「さよなら富士はやぶさ」のセットが何と定価の3割程度の値段で並んでおりました。

 セットは「富士・はやぶさ」である事を離れても、機関車4両に客車が12両。しかも分割併結の関係で6両編成2本の構成にできるとボリュームの割に小回りの利くセットで手持ちのオロネ14やオシ24と組み合わせれば擬似的とはいえ大概の14系の夜行編成が組めることに気付き早速飛びついてしまいました。
 後で調べてみると中古でもとてもそんな値段で入手できる筈の無いセットだったらしいのでその意味では幸運だった訳です。

 疵・汚れありという事でしたが店頭で検品してもこれといった難を感じませんでした(帰宅後の試走でも走行性や点灯に特に問題は感じられませんでした)
 機関車はいずれもHG相当。客車も12両で内緩急車4両となかなかのボリュームです。セットの中ではEF66の通常色がこれまで最旧製品しかなかったのがいきなり現行HGが加わったのと、ED76が交流機のラインナップの少ない当鉄道にとって珍しいといえます。
 14系自体も手持ちのTOMIX旧製品のオロネ、オハネと比べると細密感の差は歴然としています。
 
 それにしても思うのですがこのセットが出てからそれ程経っていないはずなのに一体何があって中古ショップへ売ってしまったのかは気になりました。

 マニアの気まぐれか、すぐに飽きてしまったのか、それとも何かの事情があったのか、前にたった一度ですが「前のユーザーの死去に伴い処分された」と言う品を見た事があります。
 どれにしてもそれを考えるのは気分の良い物ではありません。

 今回の事と直接関係ないのですが、最近あちこちの中古ショップで「さよなら碓氷峠」のEF63セットをかなり見かけます。発売時に爆発的に売れた事の証左でもありましょうが飽きられるのも早かった(鉄道模型の場合、Nといえども機能的には30年から40年は持ちこたえる事が多いです)ともいえ淋しい気もしていました。

 そんな風景を見ていたこともあって個人的にはかなり嬉しかったとはいえその辺りを考えると複雑な気持ちもします。

 


即席のお立ち台

2009-12-11 21:40:26 | セクション

 レイアウトの移設時にベースの露出を防ぐために製作した地上線のセクションですが、レイアウトのポールシフトの際に一旦撤去され、現在ではこの部分には映画館通りのセクションが乗っかっています。

 それに伴い地上線セクションも宙に浮いた形となっていたのですが折角標識類までつけたものをそのままにしておくのも勿体無い気がして食器戸棚の空き(笑)に押し込む形となりました。

 背景にはこの間入手した「昭和の鉄道模型」の夕暮れ、ジオタウンの商家を背中向きに配置し手前には道路のセクションを配置。これだけで即席ながら「車両のお立ち台」の出来上がりです。

 手持ちの車両を適当に配置してみましたが、地面があるだけでもそこそこ見られる風情があります。
 物が食器棚だけに前面にガラス引き戸もあり防塵対策も万全です(笑)