光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

2014年3月第4週

2014-03-30 22:14:54 | 日記
2014年03月24日



今月の鉄コレ「富山地鉄のサントラム」に驚く



 今回は路面電車ネタで。
 鉄コレでは以前より富山地方鉄道を中心に路面電車のバリエーションが拡大していますが、今回のはそれの最新バージョンです。

 見ての通り鉄コレ初の「3連接車体」が最大の特徴であり売りでもあります。
 この種の「中間車のある連接車の路面電車(くどい)」というと以前MODEMOの出したグリーンムーバーなんかがあります。実際併用軌道上では単車や2連接に比べるとかなり豪快な曲がりっぷりを見せてくれるのである意味スター的存在でしょう。
 
 グリーンムーバーの時は先頭車体が不自然に上を向いたり、左右にずれたまま走ってしまう問題がありました。これが不評の原因の大半だったのですが鉄コレのサントラムでも小さいながら同様の問題がある様です。
 動力を組み込んで真横から見た時先頭車が微妙に上を向いたのを見て「ああ、やっぱりな」とは思いました(汗)但しサントラム用の動力ユニットには2個のウェイトが付いておりこれを先頭部に組み込むと問題は多少緩和される様です。

 3連接車の見どころはS字カーブの通行でしょう。まるで芋虫さながらの可愛らしいというか気持ち悪いというか(この辺は個人の感じ方で変わりますが)とにかく見事な曲がりっぷりで観ていて楽しいものがあります。

 動力ユニット込みだと鉄コレとしてはかなり高価な部類ですがそれだけの事はあるモデルと思います。


2014年03月25日



ジオコレの「スーパー銭湯」に想像する(笑)

 今月のジオコレから。と言ってもリリースは先月なのですが
 
 温泉街シリーズの「日帰り温泉」こと「スーパー銭湯」です。
 この前の図書館やスーパーマーケット辺りから建物コレクションのシリーズもかなり隙間狙いみたいなラインナップになってきましたがこれもかなり珍しいアイテムと思います。
 少なくともストラクチャーがTOMIXとGMしかなかった当時にはこんな物まで出るとは想像もできませんでした(笑)

 サイズは図書館と同様かなりの大きさで既に出来上がった既存のレイアウトの隙間に後から組み込むのは少し難しそうです。
 外観は最近のスーパー銭湯なんかによくありそうな感じで悪くはありません。
 面白いのは1階の銭湯部分の目隠しになっているブラインド壁が別パーツで外せるようになっている点です。


 ここを外すと大きな掃き出し窓がふたつ露出するのでそれなりに雰囲気を変える事が可能な構造です。
 こうする事でペンションやロッジ、あるいは市民センター系の公共施設にそのまま転用できる外観と思います。
 (あるいは最近増えている「道の駅」と言うのも面白いかもしれません)

 背面の壁をスクラッチすれば「少し小洒落た第3セクター系の駅舎」にも出来そうです。

 最近の建物コレクションの建物を見ているとこの種の「別の建物に転用できそうな」良い意味で無性格な物が多いのでユーザーの考えひとつで好きな設定の建物に出来そうなものが多いですね。
 また、その辺りでユーザーの個性を出す事も出来そうです(もちろん改造の素材にも好適でしょう)

 ただ、それを差し引いても最近のこの種のアイテムも価格高騰が著しいのが辛いですが。

2014年03月27日



「模型」と「オモチャ」で思うこと

 今回は酔っ払いのたわごと的な考察で行きたいと思います。

 鉄道模型の場合、他の模型以上に「模型」と「オモチャ」の違いが強調されるきらいがあるのは専門誌や入門書を読んでいたり、あるいはネットでの論争などを見ていても感じます。
 (大概の場合は「鉄道模型はオモチャではない」という文脈で語られるなかで特定のフォーマットを貶したり持ち上げたりする際の方便に使われている事が殆どですが)
 ですがこの問題について考えてみると「鉄道模型」そのものが他のジャンルのモデルと異なる特徴、すなわち特殊性とも密接にかかわっているのではないかと思えます。

 今回のはなしはかなり独断と偏見の入り混じった内容ですが、いつもの「酔っ払いのたわごと」と思ってご勘弁をば。
 (正直、酔っています汗)

 まず、模型と玩具を分ける一線とは何でしょうか。これを考えてみたいと思います。
 この定義は人によって色々あると思いますが、私なりにごく大雑把な分け方ですが、

 「飾る事を主な目的としてその外観をプロトタイプに忠実になぞっているもの」を模型
 「動かしたり触れる事によってプロセスを楽しむ物」をオモチャ

 と分けるのも一つの考えではないかと思います。
 この定義は大雑把に考える限りにおいては比較的妥当なものではないかと思います。
 
 実際、ブリタニカ等の百科事典で「模型」を検索すると博物館の展示品等を中心に書かれている物が多く「趣味の対象としての模型」はあまり触れられていません。

 さて他のジャンル、例えば車の場合だとディスプレイ主体のミニカーやプラモデルとRCカーやスロットレーシングなどの走らせて楽しむモデルが同じ土俵で語られるという事は殆どありませんし、或いは飛行機模型のソリッドモデルと飛ばすためのRCプレーン、飾るためのフィギュアと抱きしめて楽しむドールについても同様です。

 そして、不思議な事に専門誌などを俯瞰しても鉄道模型の場合「ディスプレイ専用のモデル」がメインに来る事は殆どないのです。
 いつの間にか世界に冠たるプラモデル大国となったらしい日本でも鉄道車両のディスプレイ用のプラモデルは常に傍流扱いである一方で、鉄道模型の場合はブラス製のこれでもかとばかりにディテーリングに凝った細密モデルでも「必ずモータとギアが装備されレールに電気さえ流せば走行が可能なもの」が殆どです。

 まずこの点が鉄道模型の特殊性のひとつではないかと思えます。

 走らせるうえでの機能を無視してまで外見の細密度や素材の優劣を語るのなら思い切ってモータもギアも付いていないディスプレイモデルだけをやっていれば良さそうなものですが不思議とそういう方向に行かないのです。
 同じ論法でそこまで走りに拘るならば鉄道模型でなくともプラレールを走らせても良い訳ですが大勢は不思議とそっちの方へも行かない。

 そこまで考えて思ったのですが、鉄道模型と言うジャンル自体が「模型」と「オモチャ」の折衷的な性格を元々持っている鵺、又は両生類的な存在であると言えるのではないでしょうか。
 つまりは鉄道模型の場合は同じモデルが「模型」と「オモチャ」の性格を同時に持っているとも言えます。

 その目で見た場合、いわゆる「ガニマタ問題」やNやZで最近語られる「車輪の厚さやフランジのでかさ」の問題などは「模型とオモチャ」の両方の特性を持つ鉄道模型ならではの問題と言う事が言えそうです。
 (もっと古くから言うならOゲージの「3線の線路」もかなりの違和感があった筈ですし)

 これは模型と玩具の両面を持つ鉄道模型の特性が無意識にファンの中で認識されているからではないかとも思えるのです。


 ですが飛行機模型を趣味としている人でも飛ばして遊ぶRCプレーンをやっている人の家に細密な展示用ソリッドモデルがあっても別に不自然ではありませんし、飛ばす楽しみと飾る楽しみがゾーニングされつつも同居しながら趣味として成立している事が多い気がします。
 その辺りの割り切りがはっきりしているのが他の模型の世界であり、鉄道模型でよく見られるファインスケール論争やガニマタ論争に類する論議などとは無縁な理由のひとつではないかと思います。 

 鉄道模型のファンで「走らせる為にプラレール、それとは別に飾るための50分の1の精密プラモデル」しかやっていないケースはあまり聞かないですが強いて言うなら「飾るためのHO(16番)、走らせる為のN」というのがそれに近い気もします。
 それでもHO(16番)には決まってモータとギアが装備されているのですが。

 ただ、ここで誤解しないでいただきたいのは「あいまいで鵺みたいな性格だから鉄道模型が他のジャンルより劣っている」訳では決してないという点です。 

鉄道模型の場合、その性格のあいまいさゆえにファンやマニアの間で少なからぬ混乱と弊害が生じているのも確かですし、「鉄道模型はオモチャではない」という論旨と同じ位「鉄道模型なんか模型ではない」と言う論にも説得力がある遠因にもなっている気がします。後者の場合は「鉄道模型=幼稚」と切り捨てる傾向にそれが出ているとも言えます。

 ですが私自身の場合、「模型にもオモチャにもなれる」そのあいまいさこそが鉄道模型の重要な魅力のひとつではないかと思っています。

 もしもHO(16番)やNゲージのモデルが全て走る事の出来ない展示モデルの工作ばかりだったら私はこの趣味に入らなかったでしょうし、そのシステム性の高さに魅力を感じ驚嘆していてもプラレールをやろうとは思わなかったと思います。
 プラレールよりも実物に近いプロポーションを持ち、そこそこのディテーリングの施された車両をプラレール並みにシステマティックな運転・走行システムで走らせる事ができる。
 これは鉄道模型がオモチャでも模型でもない、鵺的な性格だからこそ可能なものだと思います。

 と同時にオモチャをも模型をも超える可能性を当初から持っていたフォーマットであることの証左でもあります。

 どんなに精密なRCカーであってもNや16番並みのディテーリングのものはありません。
 あったとしても実際の走行の繰り返しに耐えられずすぐダメになってしまうでしょう。
 逆に実物とみまごうほどの精密なソリッドモデルの飛行機であってもそれ自体を実際に空を飛ばす事は出来ません。
 でも鉄道模型ならそれができる。

 もっと言うならレイアウトひとつとってもその中に「玩具箱」の楽しさと「ジオラマ」のリアリティを並立させうる強みがありますし、その過程で単に鉄道に留まらない、より大きな世界の表現も可能な趣味でもあるとも言えます。

 とはいえ、それを十分に楽しむには非常に高度なバランス感覚が必要なのも確かです。
 オモチャにも模型にも淫する事のない感覚を保ち続けて初めて100%堪能できるのが鉄道模型であり、それが実現できる人にのみ「鉄道模型は大人(あるいは紳士)の趣味である」と言う資格があるのではないかと思います。

 とはいえここまでの論旨自体は非常に穴だらけなものである事も事実です。
 この点については今後もう少し突っ込んで考察してみたいと思います。

 まあ、屁理屈ばかりのはなしではありましたがホームズマニアの中のシャーロキアンや初期の頃のガンダムファンがよくやる様な考証大会の変形とでも思って読んでいただければ幸いです(汗)

 実を言いますと今回の考察もきっかけは「模型」と「オモチャ」の境界の曖昧さを痛感させるアイテムを最近購入した事も関連しています。
 それについては次回辺りに。


2014年03月28日



旧製品のEF81 300をいじくって大惨事(大汗)

 今回はジャンク車ネタです。
 但し先日紹介した模型とオモチャの境界例とは別のものです。
 予算の不足とここ最近のジャンク車の入線頻度の高さがこういうネタを増やしている気もしますね(汗)

 今回はTOMIXのEF81 300番台。ステンレス仕様の旧製品です。
 これもジャンク袋に入っていたおまけで確かKATOの京急800と一緒に入っていたと記憶しています(笑)

 初期型と異なり窓ガラスが黒いプラスチックでなく(当時はそれほどでもなかったのですが今の目で見ると一番違和感を感じる部分でした)外見上はまあまあ見られるコンディションです。
 パンタが両方とも欠落していますがそのおかげで実質3桁価格なのが取り柄でしょう。

 さて、EF81の同形機はおなじTOMIXの新しいバージョンが既に入線していたので一時宙に浮いていましたが、これをローズピンクの常磐線仕様にすればいいかと思いレストアしました。
 パンタは現行TOMIXのASSYを使いました。
 取り付け方法が異なるもののパンタ自体の細密感は高いのでそれなりにグレードアップ感はあります。

 ここからが失敗談(汗)
 カラーですが当初は近似色として204系京葉線仕様のピンクを選びスプレーを買いました。

 帰宅後さっそく塗装しようとして車体を台にセット、準備万端整えスプレーを向けた瞬間。

「水鉄砲みたいに塗料が一直線に噴射された」のに心底たまげました。
 スプレーが長期在庫品だったらしく溶剤が蒸発していたらしいです。
 お陰でせっかくの車体がべたべたです。

 やむなく筆を引っ張り出して車体に掛かった所から引きのばす要領で塗り広げていきました。
 それにしてもこれがローズピンク一色の81だったからまだよかった。
 塗り分けが複雑な車体でこれが起こっていたら泣くに泣けません。

 と言う訳で仕上がりは例によって大惨事です。
 後はプレート等の色差しと一部手すりの別パーツ化位でしょうか。
 動力に異常が無くとりあえずぶんぶん走れるのが殆ど唯一のとりえです。


2014年03月29日



KATOのDD16・増税前の駆け込み入線する(大汗)


 前の頃からこのブログでは時事ネタはあまり扱わないのですが今回ばかりは財布に直結しているのでさわりの所だけは我慢してお付き合いください。
 
 来月から消費税の増税というのでここ2,3日は日持ちのしそうなものが店頭からめっきり少なくなりました。もちろん高額商品なんかも駆け込み購入が随分増えているようです。
 Nゲージのモデルもその「高額商品」に入るのかはわかりませんが、例えば予約で取り寄せた様なものの場合、4月1日以降に引き取りに行ったら消費税が8%になっていたなんて事も(実際はそうはならないとは思うのですが)有り得るわけです。

 そんな訳で予約品の引き取りに出かけてきたのですが、まるでこのタイミングに合わせたかのような高額アイテム揃いで(汗)

 そんな訳でKATOのDD16です。個人的にはDE10を寸詰まりにさせた様なイメージも結構ある機関車なのですが、コンパクトながら破綻のないプロポーションは魅力的です。
 前にマイクロから出た時は予算不足で買えず、中古屋でもあまり出物が無かった機種でしたので今回のリリースは渡りに船といった感じでした。


 最近のKATOのロコの例にもれず、精密度の高さと印象把握の良さには驚かされます。
 特に機器室側(ボンネットの短い方)周りの細密感ときたら凄いとしか言いようがない位です。

 昨年のDD13の時は走行性にやや繊細すぎる所があったのが気になったのですが今回のDD16に関しては全く安定した走りで危なげない所がありません。それどころかこのサイズ(恐らくDクラスの機関車としてはKATO最小でしょう)でこんなにスムーズなスローができる上に140Rのミニカーブも余裕でクリアする小回りの良さ。

 小レイアウトの近代化(笑)には全く打ってつけのロコと言えます。
 さて、このDD16ですが実はヘッドライトが点灯しません。
 というのも、ラッセルヘッドの付いた304号機を選んだからで(ノーマル仕様は点灯するそうです)このラッセルヘッドについては次の機会に取り上げたいと思います。


2014年03月30日



DD16のラッセルヘッドのはなし


 先日紹介した通り、KATOのDD16はラッセルヘッド付きを選んでしまいました。
 この間の豪雪で除雪車の頼もしさ(とは言っても他県のはなしですが)を目の当たりにしている身にすればある意味タイムリーなリリースではあります。

 よく考えてみればこの種の除雪車のモデルというのはTOMIXかマイクロの得意ジャンルでKATOから除雪車のリリースというのは私の記憶の限りではこれが初めてではないかと思います(違っていたらすみません)
 やろうと思えばDE10用のラッセルヘッドだけ出してDE15風にしてしまうのが(TOMIXから出ているとはいえ)最も手っ取り早い気がしますがDD16というバリバリの新モデルと一緒に出した辺りに最近のKATOの本気を見る様な気もします。

 造形はマイクロやTOMIXのそれに比べるとやや繊細な感じでリアルさの点ではこちらに軍配が上がりますが反面最近のKATOのモデルに共通な一種の華奢さも感じられます。この辺りはモデル化のポリシーとリリース時期の違いもあるのでしょうが、実車の正確な縮尺というのとは別なレベルでもう少し力強さ、頼もしさを感じさせる造形も必要なのかもしれません。


 このラッセルヘッドで(わたし的に)感涙ものなのがヘッドライト&テールライト。
 機関車のライトが点灯しない代わりにラッセルヘッドに点灯機構が付いている訳ですが4灯のヘッドライトの輝きには独特のすごみが感じられてなかなかいい印象です。
 周囲の明るい店頭でのチェックでは見落としていましたが(汗)テールランプも「この小ささでよくも」と言うくらいにきちんと点灯します。但しものが小さいだけによく見ないとわからないレベルですが。

 最後にある意味どうでも良い話ですが。
 この種の除雪車は機構が大掛かりなだけにあまり小回りが利かないのが常ですが、このモデルの場合連結にかなり長柄のアーノルドカプラーが装備されているせいかフル装着の状態でも140Rのエンドレスを悠々クリアできます(笑)
 直線では見た目に連結間の間が空き過ぎるのですが、棚幡線(標準カーブ140RのミニSLレイアウト)の上をすいすい走れる魅力には抗しきれません。

2014年3月第3週

2014-03-23 18:53:33 | 日記
 3月18日
「ブログ移転しました。よろしくお願いします」

 心機一転・・・
 とは言ってもサービスが変わっただけでやる事は前とほとんど変わらない気もするのですが。

 サービスを移転して光山市交通局のブログを再開する事になりました。
 なにとぞよろしくお願いします。

 さて、こちらで初めて私のブログに触れる方も居られるかと思いますので簡単に自己紹介させていただきます。

 1975年に関水金属のキハユニ26(M車)を購入して数年間「自分のレイアウトを持ちたい」ともがき続けたのですが数年ほどで諸般の理由(大汗)により中断
 以後20年近いブランクがありましたが、2005年にふとしたきっかけで鉄道模型の趣味を再開しました。
DSCN4783.jpg
 レイアウトの製作も再開直後から取り掛かり、ブランク前から足掛け30年目にしてようやく実現した次第です。
DSCN8542.jpg
 ところが一旦作ってから以後はちまちまとレイアウトを拡張、改修をくりかえし、しかも分割式なため家のあちこちに合体前のレイアウトが立てかけられるという状態に。
DSCN7417.jpg
 私のHNでもある「光山市」というのは私の故郷や今の現住地、あるいは憧れの場所等のイメージをごった煮的に集合させた架空の都市の総称であります。
 基本的な設定はあるのですがあまりそれに縛られない形で「自分が散歩したくなる風景」に鉄道を組み合わせるというスタンスで作ってきました。
 ですので数だけは多いミニレイアウトも基本的には「光山市内のどこか」のモデル化としています。
DSCN5308.jpg

DSCN8270.jpg
 一応地元のクラブにも所属しており年に数回運転会に参加しています。

 車両は当初は路面電車や小型車を中心に入線させていましたが、ある時期から本線級の編成が増えています。
 それもこれも以前に比べて田舎でも中古車やジャンク車が容易に入手できる様になった環境の変化のなせる業です。
 今の所有車の数では大雑把にいってNの6割程度、HO(16番)の8割くらいがその手の中古モデルで占められていると思います。
DSCN6322.jpg
 ここ数年はジャンク同然の旧型車をレストアさせてレイアウトで走らせる方向に傾いています。
 (とはいえ、これはと言うものがあると新車にも手を出してしまうのですが)

 「自分が手をかけた車両が自分好みにコーディネートされた風景の中の線路を快走するのを見る瞬間」が今の私の至福の時かもしれません。
DSCN8522.jpg
DSCN8617.jpg
 ただし、ここまで偉そうに書いていますが工作の腕ははっきり言ってからっきしです。
 キットバッシュやペーパー車体、はんだ鏝を片手にブラス機関車のレストアなど種類だけは豊富なのですが、自作も改造も仕上がりのお粗末さばかりが目立つ代物なのでお恥ずかしい次第です。
 まあ車両工作については「私と同じ工作をやった場合」少なくとも「これよりはましな仕上がりにはなる」と言う目安の積りで見て頂ければいいと思います。
DSCN6343.jpg
DSCN4829.jpg
 上述の事情からNゲージがメインとはいえ、Nのみに固まらずHOや16番、Zゲージにも手を出す羽目になっています。
 そのせいで前のブログでも話題の共通点が「鉄道模型」だというだけで後は「ジャンルの統一性が著しく薄い」というカオスな状態になりました。

 このカオス性はこちらのブログでも変わらないと思いますのでご承知おきください。

 ともあれ足掛け30年以上続けてみて思うのですが下手なままでも経験や見聞を重ねるたび「やっぱり鉄道模型は面白い」と感じています。
 その思いがあったればこそ前のブログも7年近く続けてこれました。

 こちらのブログも基本的にはこのスタンスは保ち続けてやってみたいと思います。

 これからよろしくお願いします。


 なんだか書いているうちに長くなってしまいすみません。
 次回からは前のブログと同ペースでいきます。


3月19日
 「関水金属の20系ブルトレ」を懐かしむ

 ブログ移転最初の記事はトレーラのジャンクまとめ品から行きます。

 私がNゲージ趣味を始めた70年代後半頃にリリースされたものと思われるKATO(関水金属)の20系。
 
 昨年などはジャンク袋の中にかなりの確率でこのバージョンの20系が入っていた事が何度かあったので今では結構な長さの編成ができるほどになりました。
 中でもナハネフ23は中断前も購入していませんでしたから初期型としては今回の入線が初めてとなります。
 ただ、不思議な事にナロネだけが無いので「食堂車付きのモノクラス7連」という変な編成しかできませんが(汗)

 何しろ、物によっては車軸や車輪のさびや劣化も半端ではなく、結局後からASSY交換で対処する羽目になった物もありますが車体自体はクリーンな事が多かったです。
 さびていた奴は恐らく湿気の多い物置かどこかで長く放置されたモデルではないでしょうか。

 とはいえ、しかるべきレストアをすれば十分に使える個体ではあります。
 Hゴムの色差しも無く、ヘッドマークはシール(但し一番初期のタイプはプラパーツ式で現行品の印象に近いです。このバージョンも昨年手に入りました)室内灯はおろかテールランプも点灯せずと今の目から見ると鉄コレ並みですがこれの出た当時は「Nゲージの特急型がこれしかなかった」ですから当時のNゲージャーの夢の象徴でもあったと思います。

 かくいう私もその一人で当時は一両一両買い足しつつ一年くらいかけてどうにか6連に仕上げた記憶があります。当時の編成は趣味の中断中に親類に譲渡してしまった事が未だに後悔の種で(前ブログから何回このフレーズを使ってきたことかw)

 折角サルベージしたのですから、少しでもそれに報いてやりたい気持ちからいろいろなロコに牽かせてみました。
 ほぼ同年式の「アゴワレ」のKATOのEF65はもちろんですが、エーダイのEF65 1000やTOMIXのC57、DF50や学研のDD54など
 いつの間にか当時の製品に集中してきた気が(笑)

 それにしてもモデルチェンジを繰り返しているとはいえ、20系もかなり息の長いモデルになりました。
 しかも不思議とKATO以外からのリリースがありません。それだけ20系=KATOのイメージが強いのかもしれませんね。



 3月20日
 「雪かきの御褒美(爆)マイクロのDE11」を入線させる

 今回は先月の大雪の前後のはなしです。

 豪雪対応で疲れ切った身体と心。
 少しでも何とかしたい気持ちで中古ショップを覗いたらいくつか興味ある出物を見つけました。
 こういう折ですから有難い気もします。

 その中からマイクロのDE11 1901号機タイプ。
 DE11とは田舎のファンには聞き慣れない機種ですが大きな駅や鉄道工場のある所に重点的に配置されているため意外に両数の多い形式です。

 というのもDE10を入替用途に特化した一種の強化型と言える形式で外見上はDE10そのものながら馬力の強化、重量化(重い機関車類などを牽引する事を想定しているため)がされている反面DE10の様な客車の牽引を想定していない為SG(蒸気暖房機)やジャンパ栓等が省略されているという特徴があります。
 (とはいえ、よく見ると台車もDE10とは別物ですし中には2000番台の様に更にノーズを延長してDE10とは別物のプロポーションを持つものすらあったりします)
 この手の機能特化型のロコは個人的には好きなジャンルのひとつですが、特急牽引機とかお召牽引機とはまた違ったキャラクター性が感じられます。

 マイクロのDE10はKATOともTOMIXとも違う独特の佇まいがあるのですが今回のDE11はそれが良い方に作用しているモデルと言った印象でした。
 キャブの後方(ノーズの短い方)の煙突周りが違っていたり、屋根上にクーラーがあったりとか、入替業務の円滑化のためかキャブ上にパトカーの様な拡声器らしきものがあったりする所は特装機っぽさ満点です(笑)
 又、その性質上「どんな車両を牽いていてもおかしくない」というある意味万能機的な所も面白い部分でしょう。

 これまでの例から3軸-2軸という特殊な軸配置ゆえに、140Rのミニカーブはあまり得意ではないDE10ですが今回のDE11はS字カーブのある棚幡線のエンドレスを割合スムーズに回り切りました。
 事によると台車の設計自体がどこかDE10と違うのかもしれません。


 3月21日
 ジオコレの「線路回り小物」の給砂塔に驚く(汗)



 大雪の影響やら何やらで今年に入ってから模型屋への足が遠のいていました。
 (何分田舎の事とて、一番近い模型屋でも7キロ、行きつけのショップなどは20キロ以上離れていて「帰宅途中にちょっと」と言うノリで買い物がしにくいのです)

 先日本当に久しぶりに出かけたのですが、「あれ?こんなアイテムが出ていたのか」とか「こんなのあったっけ?」とか少々まごつきました。
 実際に顔を出さなかったのはたかだかひと月半くらいなはずなのですが(汗)

 ジオコレの「線路周り小物」等はまさにその最たるものでしょう(汗)
 いつの間にこんなのが出ていたのか。

 人によっては「何をいまさら」感のあるアイテムと思いますが、最近このシリーズで充実著しい機関区周りを飾るアイテムの新作です。

 昨年夏にファーラーの給炭塔を追加して以来、改修がストップしている機関区風セクションには打ってつけのものばかり!
 セットはA・B・Cの3タイプ。
 このうちAはディーゼル機関車用の給油施設で当セクションの様な蒸機メインのセクションには今ひとつ合わない気がしたので(実際には予算の都合汗)BとCをセレクトしました。

 Bは時計塔、キュービクル、梯子、Cは給砂塔(!)転轍小屋と言う組み合わせです。
 まさか給砂塔なんてものまでがジオコレで製品になるとは思いませんでした。

 蒸機のあるレイアウトや機関区などにはある程度必須の施設ですが大概の場合、普通は給水塔と給炭台くらいで満足される事が多く、KATOが灰落としを製品化した時にも驚きましたが今回のもそれに匹敵します。
 早速組み上げて時計塔とともにセクションに組み込みました。本来なら砂焼小屋なんかも必要ですし、位置も今の段階ではかなりいい加減ですが先日追加のシグナルブリッジとともに機関区っぽい雰囲気はかなり高まりました。

 梯子やキュービクルの方はレイアウトの本線部分のアクセサリーとして追加しています。

 ここで計算違いだったのがセットに二軒もついてくる「転轍小屋」
 実は買った当初は「棚幡線(ミニSLレイアウト)にはぴったり」と感じ、勇躍組み上げたのですが・・・
 棚幡線自体かなり建物を建て込ませていたものだから「この程度の小屋一軒を置くスペースがどこにもない」という恐るべき事実に愕然とすることになります。

 「週刊SL鉄道模型」のレイアウトのプラン自体がかなり隙のない構成だった事を思い知らされました。
 (講談社さんもこういうアイテムが出るのを知っていたらきっと本誌の付録に組み込んでいただろうと思います)


 3月22日
「私鉄気動車30年」で三陸鉄道36-500を思い出す(笑)

 来月リリースの鉄コレ18弾は小型DC中心のラインナップで我らが三陸鉄道の1形式1両「36-500」もラインナップに加わっています。
 実は今回のラインナップをまるで知らなかったのであまり注意して見ていなかったのですが、タイムリーと言いますかこういう時に役立ちそうな本を先日某BOOK O●Fで入手しました。

 JTBキャンブックスの「私鉄気動車30年」

 以前にも紹介した「地方私鉄車両」の姉妹品とでも言える内容です。
 タイトルから想像が付くように2005年現在の全国の私鉄で活躍中のディーゼルカーを網羅した内容です。

 大体、ディーゼルカー中心の私鉄はいわゆる地方私鉄や第3セクターが大半で運行形態も殆どが単行から精々2連位と鉄コレやレイアウトに向いた素材です。
 しかも基本形態が似た様なものである事も多く過去の鉄コレでもキハ20・キハ41000・LE-CARⅡを基本にしたシリーズが出ていた事もあります。
 ですから、本書の愉しみのひとつはまず「鉄コレになっていないバリエーション探し」という根暗(死語w)なところにあります。

 先述の36-500型などはその過程で思い出したものですが、一部のイベント車を除けば36形ばかりで外見上のバリエーションの少ない三陸鉄道の車両の中でJR九州のキハ125のカラバリみたいなこの車両は結構新鮮に見えます。
 因みに実車は現在休車中とのことですが、外見上ノーマルの36形より新しそうに見える500番台が先に休車というのも面白い話ではあります。

 その他にも今は亡き地方私鉄のものも含めて私鉄の気動車を俯瞰するのには好適な一冊でした。


 3月23日
「烈車戦隊トッキュウジャー」に羨む(笑)

 今回はテレビを見ていてふと思ったことから。
 たまにはこういうネタも良いでしょう(言い訳)


 先日からスタートしている東映戦隊シリーズの最新作「烈車戦隊トッキュウジャー」
 コンセプトがコンセプトなだけに鉄道模型関連のブログでずいぶん取り上げられるかと思っていたのですが案に相違して私が覗く範囲ではそれほど(と言うか殆ど)話題になっていません。

 まあ「電車が合体して巨大ロボットになったり」「建築限界もなんのそのでモスラ並みの図体の巨大列車が高架線を疾走する」と言う時点で純粋主義の鉄道模型ファンはドン引きする事請け合いではあるのですが。
 とはいえレイアウト趣味の人間からすればそれなりに興味のあるポイントもいくつか感じられました。

 番組の冒頭で広大なビル街を背景に烈車編成が疾走するカット。
 バカバカしいと言えばそれまでですが、個人的に惹かれたのはその構図自体のパノラマ感です。

 手前に列車・背景に風景という構図はどんなレイアウトでも見かけるものですが都市を表現したレイアウトでこれだけの奥行きを持ったシーナリィと言う物は特撮映画も含めて空前と言えます。
 例えば新幹線に乗って高架の上から流れるような街並みの風景を眺める感覚に近い物があります。
 実景ならばいざ知らずミニチュアのセットでこれを感じさせるには相当なスペースが必要ですから先ずこの時点で強く嫉妬してしまいます(笑)
 同じ風景で例えばレッドレッシャー(という名前のヒーローメカです)の代わりに16番の500系なんかを走らせても相当のリアリティが感じられるのではないでしょうか。

 これらの風景は当然俯瞰で表現されているのですが、良く見るとそれらのビル街にTOMIXの総合ビルやらジオタウンの商業ビルなんかがかなりの数で視認できます。
 これを見るだけでセット全体のサイズが類推出来てしまう所がレイアウト趣味人の性ですが(笑)以前サブブログで紹介した事がある「ウルトラマンサーガ」と比較してもかなり広い大俯瞰のセットである事がわかります(まあ、CGで水増ししている可能性も高いのですが)
 又、「ウルトラマンサーガ」同様に市販品のビルを漫然と並べるだけでなくランドマークとなるような大型建造物はきちんとスクラッチして風景にメリハリをつけている点も見逃せません。

 昔の東映特撮ではこの手の俯瞰を駆使したミニチュアセットが苦手な事が多く、特に戦隊シリーズの巨大ロボット戦などはあり合わせのミニチュアと土丸出しのごく狭いステージでロボットが暴れまわるという「ゴッドマン」並みのレベルの物が多かった(むしろ「バイオマン」の様に寄居の採石場の広っぱらに高圧鉄塔を並べて屋外撮影したシーの方が余程パノラマ感があったりします)のですが最近の作品ではさすがにそういうのは少なくなりました。
 そういう所に最近の進化を感じたりします(笑)

 また。本作の冒頭では「実景の海や山を背景にミニチュアの列車が鉄橋を疾走する」カットがOPをはじめ時々出て来ます。
 ここで「鉄橋のトラスパーツがどう見ても無塗装のプラレール用パーツ」だとか言った突っ込みはとりあえず忘れて(爆)

 以前からレイアウトの撮影で「自然光と実景の借景は七難隠す」と感じていますが、この作品でも効果的にそれが使われているのが嬉しいやら可笑しいやら。
 OPにある様な「実景の海岸線と海を背景にお気に入りの編成を疾走させてみたい」というファンの願望がテレビと言う形で実現しています。

 これをきっかけに屋外に鉄道模型を持って飛び出すファンが増えると面白いですが。

 ふとそんな事も考えたりします。

このブログの方向性について

2014-03-18 22:15:54 | その他
 Broachの光山市交通局も本日をもって更新を終了し、他のサービスへ移行するタイミングになりました。

 今回こちらも含めていくつかのサービスを当たったのですが毎日更新に見合うだけの表示能力の高い(ブログパーツが豊富だったり外部からのリンクが容易など)ところを現行ブログの後継に使う事にしました。

 さて、こちらのブログですが上記の条件の点ではやや見劣りするのが残念ですが、過去記事の検索範囲が広い事、容量自体が大きい点は非常に魅力的です。

 ですのでこちらのブログについてはメインブログの記事を週単位でアーカイブする形式とし、過去記事の検索・リピートの用途をメインにしたいと思います。

 更新頻度は週一回程度に下がりますがこちらのサービスのメリットを最大限に生かしたいと思いますのでよろしくお願いします。


試験投稿3

2014-03-17 18:39:00 | 日記

 試験投稿3です。  


 おおむねこちらのブログの性格も決定できそうですがその前にこちらで作成した下書きがどう載せられるかの確認です。以下は本日のBroachに載せた挨拶文です



  ブログの移転作業もほぼ終わりに近づきつつあります。


  明日か明後日位には新たなブログを発表できると思いますが、その前にご挨拶を。



 この趣味を再開してそろそろ10年になります。


  再開の当初は「レイアウトを作る」という大目標のもとで殆ど手さぐりに近いところから始めた事が思い出されます。


  それから10年の間に色々な事がありました。  家族の死別や故郷の震災、最近では件の豪雪なども「色々な事」の中に入ると思います。


  そうしたショックの中にあって、ふとモデルに触れたりすると何か力づけられる思いをした事も一度や二度ではありません。


  その意味では「鉄道模型そのものに支えてもらってきた」事も実感できたと思います。  他の趣味でこれほどの思いをした事はそう多くはありません。


  思うにこれは単に「集める」「飾る」と言うだけでなく「作る」「手を使う」形で能動的に対象に働きかけるプロセスが多かった事が大きかったと思います。



  一例をあげるなら例の震災の後、どうにも落ち着かない心理状態の中でたまたま新発売された鉄コレのキハ20にKATOの動力をビルトインした時、その中で(そうたいした物ではなかったのですが)ユニットを改造したりしているうちに知らず知らずのうちに「没頭」出来た事で一時的にせよ落ち着きを取り戻せた事などに象徴されます。


  同時期にコンペに出展するレイアウトの改修作業を行なっている時などでも同じ様な落ち着きを感じられましたし。


  今はこの趣味に対する感謝の気持ちを感じています。  もちろんそれだけではなくこれまでの過程の中で様々な人と交流を持ったりブログ等を通して普段面識のない方々とやり取りができた事も大きかったと思います。



  それらを全てひっくるめて「ありがとう」と言いたい気持ちです。


  これからだって何が起こるかわからない。あるいはこの趣味自体に何か変転があるかもしれない。


  だからこそ今この場でこれまでお付き合い頂いた方々や、鉄道模型そのものに対して感謝の気持ちを伝えておきたいと思います。


  「本当にありがとう」


   こちらでもよろしくお願いします。


 



光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。


試験投稿2

2014-03-16 17:38:47 | 日記
試験投稿2回目です。


文字サイズの変更はBroachよりも分かりやすい気がします。
最も他社のブログサービスも大体こんな感じでしたからBroachの入力が独特だっただけなのかもしれませんが



ホビーのごった煮

 文章中のリンクの設定はこの通りです


光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へにほんブログ村

<script type='text/javascript' src='http://blogparts.blogmura.com/pts/js/parts_view.js' charset='UTF-8'></script><script type='text/javascript'>parts(594429,"ffffff","200","001eff",600000,"99","1686","arrival","http://pub.ne.jp/arccentral/");</script>
現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

ブログ村のページビュー表示が出せないのはBroachと同様の様です。

試験投稿1

2014-03-15 21:22:54 | 日記
 試験投稿です。

 主に写真のアップロード感をチェックしています。
 


 これは標準サイズです。


 サムネイル付きの縮小画像が載せられる処はBroachと同じの様ですね。
 ただ、一度に4枚しか候補の写真が表示されないのは辛いです。
 (Broachは100枚まで行けましたから)

光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へにほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へにほんブログ村

 ブログ村のバナーも大丈夫の様です。

三陸鉄道36型の動力化のはなし

2014-03-13 20:35:16 | 車両・気動車
 今回も車両工作の話です。
 尤も、「工作」と言うほどの物でもないのですが。

 昨年来運転会で一般ギャラリーの注目を浴びた車両に三陸鉄道の36形があります。
 もちろん昨年話題の某ドラマの影響もあるのでしょうが、正月の運転会でたまたまこれを走らせなかったところ「前は走っていたのに今回は無いのですか?」と尋ねられたそうで(汗)

 ただ、これまで運転していたのは36としては最も古いバージョン(何しろ3桁価格で買ったジャンク品でしたし)で連続走行に不安がありました。
 また、震災以来復興応援モデルなどでトレーラーを2両ほど増備したものの連結器の干渉などで2連ではミニカーブがクリアできない問題もありせっかく開業したばかりの棚幡線でその性能を生かしきれない問題もありました。

 そこで2両のトレーラーの片方を動力化し、併せて連結器周りに手を加えて2連運行と運転会での運行の効率化を図る事にしました。
 何だかこう書くと実際の鉄道の経営みたいです(笑)

 幸い昨年の帰省時に動力ユニットは入手していたので改修自体は簡単です。
 トレーラーには通常タイプの後期形(初期型とやや色調が異なり、更に屋根上にクーラーが載ったタイプ。いわゆる「復興応援モデル」を入線させたものです)と「キットずっと」がありますが、2連化させた時の融通を考えて「キットずっと」の方を動力化します。

 一方、2連化した際にミニカーブをクリアできなかった最大の原因はスカートの引っかかりにあったので既存の物も含めて3両とも連結側のスカートを撤去。
 36形の場合こうした用途も想定していた様でスカートの付け外し(後から再度つけ直すのも含めて)はかなり容易です。
 工作と言ってもやったのはこの程度です。

 とはいえ、やってみるとこれまで出来なかった2連編成が可能になり、棚幡線のトラックプランゆえに可能な2列車の交互運行が可能になったので効果は絶大です。
 運転こそ複雑になりましたが「レイアウトを操作している」感覚はかなり高まりました。

 確か今月リリース予定の鉄コレでは三陸鉄道の36-500番台も入っていたのでこの会社のモデルもかなり賑やかになりそうです。

光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

あれから3年がたちました

2014-03-11 20:47:30 | その他

 「あの年の暮れ」のブログにも公開しましたが、上の写真は震災当日の夕方、帰宅した時に見たレイアウトの状態です。
 朝、自宅を出た時には車両も何も整然としていたのですが、まるで実景を見たような錯覚を覚えてあの時は心底ぞっとしました。




 午後の勤務中、突然周囲のサイレンが一斉に鳴らされました。
 時は午後2時46分。東日本大震災が発生した時間です。

 あの日から3年が経ちます。
 私の場合は親類の一部や同僚の故郷などに被災者が出たものの死者やけが人が無かったのは幸いだったと思います。

 ですが当日から2週間位はどうにも落ち着かない状態だったのも確かです。
 最初の1週間位は先日の大雪並みに店頭から保存食や乾電池、ガソリンなどが払底しましたし翌週からはいわゆる「計画停電」と言う形で実生活の中にも「非常時」の感覚が刷り込まれました。
 そしてその間にも時々やってくる余震、どうかすると震源域からかなり離れた静岡や長野が震源の地震にまで驚かされましたし。
 お陰で直接的な被害こそ最小で済んだもののこの期間の思い出は軒並みトラウマとして記憶に刻まれる事になりました。
 (テレビからして通常のCFが一切消滅しひたすら公共広告機構ばかりでした。そのせいか今でも公共広告機構のCFを見るのが苦痛になる事があります)

 津波の映像などをみるとひとつの大波を境に「それまでの日常の風景」が完膚無きまでに消え去る様が残酷なほど視覚化され、恐怖感と同時に無常感の様な物をも感じさせられました。
 これは決して余所の話ではない。
 明日にでも、いや、この10秒後にもやってくるかもしれない事です。

 現に3年たった今でも被災地は復興はもとより後始末すらろくに進んでいない現状です。
 恐らく阪神大震災のそれよりもはるかにスローなペースでしょう。それほどの大災害だった訳です。

 そうした危機感はこれからも持ち続けなければならないと思います。
 例えその記憶がトラウマであっても決して忘れてはならないでしょう。

 そんな事を考えさせる3月11日でした。

 なお、改めて今回の災害の犠牲になった方の冥福をお祈り致します。

光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

KATOの旧型EF65の2連を並べてみて

2014-03-10 18:47:29 | 車両・電気機関車
 前回紹介したKATOのEF65の2号機の話の続きです。

 前にも書いたとおり、今回の65の改修も正直言って満足行くものではありませんでした。
 塗装の仕上がりもそうですがディテールアップの点でも遠目で見ないと到底見られたものではないレベルです(大汗)

 とはいえ、当初の計画通り一般色のEF65を2両改修するという目論見だけは達成されました。
 なぜ2両かと言うと重連運行もそれなりに考えてはいたのですが、本線と並行する側線に2連で留置させる状態をやって見たかったというのがありました。
 これは機関区の彩りとしてはもちろん、3線あるモジュールを使ったクレイドルレイアウトの演出としても使える物です。
 実際、都会やターミナル駅周辺の沿線風景としてこれはよく見かける物と思います。

 そんな訳で仕上がった2連をレイアウトに配置して見ました。

 これだけだとどうという事もなかったのですが2連が留置された状態でメインラインの列車を運行させてみると列車が急に生き生きして見えたのです。

 都会的な風景の一部としての一般色のEF65の2連は思ったより様になる佇まいを見せてくれました。
 それどころかこの状態でのろのろと走らせたときにはさらにメインラインの列車との相乗効果か、かなり活気のある雰囲気になりました。

 ブルトレ塗装の65では派手すぎて却ってピンとこなかったのですがこの点では一般色の方が良かった気がします。

 もちろん本来の役目である一般貨物の牽引でもそれなりの満足感を与えてくれました。
 前にも触れましたが、サイズの小さいNの場合は走らせて使う場合は多少の荒さも眼をつぶりやすいメリットも感じました(恥)

 こうして見るとやってみて良かったとは思います。
 ただ、運転会なんかで自慢する様な用途には全く向きませんが。


光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

KATOの旧型EF65の改修作戦第二弾(恥)

2014-03-09 17:12:11 | 車両・電気機関車

 先日来紹介してきたKATOのEF65の改修のはなし、今回はアナザーストーリーを。

 前作の一号機の反省を踏まえ、以下の改善点を基に二号機の改修に掛かる事にしました。

 1・塗装について、前面を筆塗りからスプレーとマスキングで塗り分ける事。
 2・併せてクリーム部分を成長のクリーム15号にする事
 3・屋根上のモニタ窓にも色差しをする事
 4・ナンバー部分に銀の色差しをする事
 5・パンタグラフを現行ASSYパーツに交換する事
 6・開放てこの塗装
 7・前面手すりの一部を銀河のパーツに変更
 8・前面の銀帯をメッキからフラットシルバーに変更
 9・スカート下のプラパーツの目立つ部分に黒を刺す
 
 何れも前回の1号機の時に問題だった部分です。
 これらの改善を目標に2週間(但し夜の片手間ですが)掛けて煮詰めてみました。

 と、こう書くと如何にも前回より素晴らしい仕上がりになるような錯覚を与えますがいざ実際に仕上がってみると
 
 ・・・前作とあまり変わらない(汗)

 たしかに改善はされているのですがその効果は予想を大きく下回る結果になりました。

 2両をつなげてみてもバージョンアップを感じません。


 むしろこれ位のロングショットで撮らないと粗ばかりが目立つ出来に終わりました。

 やはり細部の色差しとその表面処理で不器用さが出てしまったようです。
 尤も走りには一切手を加えていないので走行性は全く問題ありません。
 ですのでとりあえず「一般色のEF65」としては使える機関車にはなりました。



 今回も「作るという行為そのものを愉しむ」と言うレベルに留まります。

 それにしても、自分の不器用さはなかなか改善されないものですね(大汗)

 先ほど当ブログの訪問者数が62万を超えました。
 ブログサービスの終了もそろそろ秒読みですが、予定している移転後も含めて今後もよろしくお願いします。

光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

今月の一冊・「模型と工作・鉄道模型工作ハンドブック」

2014-03-08 18:26:40 | 書籍
 私にとっての聖典と言える本に「模型と工作・鉄道模型工作ハンドブック」というのがあります。
 私が持っているのは1964年版ですがこれまでも折に触れてこの本の魅力と影響について書いてきました。
 で、最近になってそれとは別のバージョンをお借りする事ができました。これがまた私の奴に輪をかけて凄い内容で驚かされました。

 今回紹介するのはその鉄道模型工作ハンドブックの1967年版です。

 表紙に16番のEF60のどアップが来るこの本、これに影響されて鉄道模型の道に迷い込んだ人も結構多かったらしいですが、実際目を通して見ると確かにそれだけの事はあります。
 実は本冊には私の持っているのとは別に初心者向けの別冊が既に出ていたそうで基礎的な工作についてはそちらに任せているせいか、こちらのほうは応用編と言いますかより高度な工作を要するものを集めた印象でした。

 実際真鍮板の削りだしで台車をスクラッチするとか、中央部に荷台が来るクモルの製作とかあったりしますし。


 製作記事のラインナップで興味深いのは試験車両と救援車、あるいは試作タイプの記事が多い事です。
 ざっと目を通しただけでも
 クモヤ791、クモヤ790-1、クモル23050、フリースタイル木製救援車、711系、キハ91等が出ています。

 それとは別にレイアウトの運転用のテストカーなんてのまであったりします(笑)

 「高性能運転シリーズ」の項も非常に興味深い記事でした。
 「鉄道模型の動きの多様性」の観点からカーブやカント、勾配の設定についての考察がされていますがこれだけまとまった形で鉄道模型の走りを実験・考察した記事と言うのは空前絶後ではないかと思います。

 3畳間を使った高速実験用組み立てレイアウトの製作、200‰勾配の登坂力テスト、曲線通過テスト用渦巻きトラックを作る(これは目からうろこでした。ファイントラックやユニトラックでも容易に作れると思います)

 惜しいと言えば車両の記事ではあれだけのボリュームがあったのにレイアウトの記事が殆ど付け足しのレベルで終わってしまっている事くらいです。

 巻末には1967年現在の鉄道模型カタログが付いていますが16番中心なのは当たり前として、Nゲージ(当時は9ミリゲージと呼称)がKATOのC50と103系位しかないのが目を引きました。
 他には12ミリのTTゲージやメルクリンの3線式まで掲載されており時代の記録としても楽しめました。

光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

中古モデルでふとぞっとしたこと(汗)

2014-03-07 21:16:02 | 思いつくままに・考察
 先日紹介ののワールド工芸のEF13のはなしから。

 ここ数年、とあるきっかけから当鉄道では中古モデルを中心に蒸機や電機の入線率が異様に上がってきているのはこのブログにお付き合い頂いている皆様にはご承知の事と思います。

 この種のモデルは店頭で袋詰めになっていたり、何の表示もないままにただぽっと店頭に置かれている事が多く、一見何のモデルかわからない様な(店によっては全く違う形式の札を付けたりしますw)状態の事が多いものです。
 そんな中からこれはと思うものを拾い集めて財布と相談の上入線に至るのですが、模型店で新品を買うのとは違って中古モデルの場合、形式を見分けるのが難しいのが常です。

 さて、2,3年前の事ですが、近所の中古ショップで何の表示もしていないあるモデルをしばらく見つめて「あっ、これはワールドのEF13だ!」とびっくりした事があります。
 そして、ずっと後にその店が全品3割引の処分セール(中古ですから当然新車より安い値付けですが、そこからさらに3割引き!)なのを見るやさっさと買ってしまいまったというのは先日お話した通りです。

 ですがそこからの帰宅途中である事に気づき愕然としました。

 「あれっ?そういえばどうしてこの機関車がEF13だと分かったんだろう?」

 別に戦時型の凸形でもない、普通の箱型車体のEF機。EF15とか16と間違えてもおかしくなかったはずなのです。
 そうなのです。かのSLブーム、ブルトレブームを経過し、この趣味を再開してからも最初の5年くらいは私自身が「機関車の形式を見分けるのが大の苦手」だったはずなのです。
 さすがにC62とD51の区別くらいはついていましたがD51とD52とか、C51とC54は見た目にどこが違うのかわからなかったのがちょっと前までの私でした。
 更にデッキ付の旧型電機に至ってはEF13と15はおろかEF58と57の区別も付けられなかったはずなのです。

 確かに「私の琴線に触れてかつ安価であれば」飛びついていたのは確かですが、それにしても各形式の細部ではなく全体のプロポーションから形式を類推できるようになっていた(それも知らず知らずのうちに)と言うのは我ながら驚きでした。

 「好きこそものの上手なれ」と言うのか「門前の小僧の何とやら」とでも言うのでしょうか。
 尤もそのおかげで「既に持っている形式をまた買ってしまった」と言うへまだけはどうにかやらずに済んでいますが(笑)

 実際のところ、きっかけがあったとはいえ、なぜそこまで機関車が好きになったのか私にも正直言ってわからない所があります。
 ですが比較的短期間にここまで機関車の形式と形状の違いを覚え込んでいたというのはやはり「好きだった」からにほかなりません。

 考えてみればこれは当たり前の事かもしれません。
 他の趣味、例えば亡父がやっていたゴルフのクラブなどは私から見ればどれも同じ棒に見えていましたし、親類がやっていたカメラのコレクションでも同様。
 クルマにしたところで好きでない人から見ればポルシェの928と944も同じ車にしか見えない(一度そういう現場を見た事があります笑)

 恐らく機関車も同じような物でしょう。

 細部や付属物に囚われず、全体の印象の微妙な違いを見分けてその中から自分の琴線にヒットするものを拾い集めるというのは「道楽」の本質のひとつの様な気がします。
 ですが、そこに更に資産価値を見出して利殖に走りだすと俗物的な意味での「骨董」に近い物になるのではないかと思えます。

 今の私はその点ではある意味どっちつかずの所をうろうろしている半端物の立場ですが、それでも今回の経験からなんだか「泥沼に片足を突っ込んだような感覚」を覚えて少しぞっとしています。

光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

ワールド工芸のEF13のバーゲン入線(笑)

2014-03-06 18:25:42 | 車両・電気機関車
 先月、近所のハード●フのセールで「オモチャ、模型全品3割引セール」というのをやっていました。
 もちろん鉄道模型もその範囲に入ります。

 実は以前からそこのハード●フに並んでいた中に「余りに高価過ぎて手を出せなかった」というモデルがありました。

 先日マイクロからも再発売されたEF13。
 但しこちらはかのワールド工芸のモデルです。

 今回のセールでどうにか手が届く価格になったのでようやく入線の運びとなったものです。
 今回入手するまでショーウィンドーの中で2年位は寝かされていたでしょうか。正直最初に見た時は何かの間違いではないかと思える値付けでしたから。

 「EF13」というと昨年マイクロから出たモデルをご覧の方ならお分かりのように戦時型の凸型ボディの方が有名ですが、戦後に普通のボディを載せかえた方はごく普通のデッキ付き電機でこれといった特徴もありません。
 人によっては(と言うか大半のファンが)EF15や16と区別が付かない向きも多いと思います。

 それはさておき、
 ワールド工芸のデッキ付電機は過去にEF58とEF10が入線していますがブラスゆえのクリーンなボディとプラ成形では難しい肉薄感のあるディテーリングが魅力です(たとえば屋上のランボード周りとか)

 このEF13もその点では例外ではありません。
 同じブラスボディでも例えばエンドウのEF57の様な野暮ったさがなく良い意味ではスマート(悪く言えば冷たい)な感じを受けます。

 足回りはKATOの動力ユニットに手を加えた物の様で、走行性は殆どKATOのEF15(旧製品)そのままでした。
 事によるとこれはボディキットを組みたてたものかもしれませんがそれにしては組み立てに隙がなさすぎるのでやはり完成品なのかもしれません。
 残念なのは(これはワールドの旧型電機全般に言える事ですが)カプラーマウントの構造上特にアーノルドの場合「カプラーが首を振ってくれない」事で、ちょっとした急カーブでは連結性能に問題が出る事がある点です。

 昨年来ワールド工芸の車両の入線が続いていますが、これまでのは殆どジャンクかそれに近いコンディション(だから安かったのですが)のものばかりでした。
 今回のEF13がコンディション的に一番まともな車両かもしれません(汗)

 光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

0系新幹線と特撮映画のはなし

2014-03-04 21:31:00 | その他
 先日の「国産鉄道コレクション」に関連して0系絡みの話をば。

 「0系新幹線」昭和40年代の文明の象徴という意味もあってか特撮映画やテレビにも登場頻度が高いですね。
(そもそも「新幹線大爆破」「動脈列島」という「主演作」もありますし)

 ざっと思いだしてみても既述のガメラ対ギャオスのほか
      大怪獣ガメラ(銀座でミニチュアが踏みつぶされる)
      宇宙大怪獣ギララ(ギララと実景の新幹線の合成カットあり)
      84年版ゴジラ(ガメラとほぼ同じ場所でミニチュアを破壊している)



 テレビではマグマ大使の他数多く登場している筈ですが私の記憶に残る所では
      宇宙猿人ゴリ(第3話)
      アイアンキング(第1話など)
      シルバー仮面ジャイアント(ジャイアント編1話など)
      ガンバロン(第3話)
      ウルトラマン80
      辺りが印象に残ります。
      変わった所ではパイロットフィルムのみの「豹マン」にも0系が登場しますがそのカットの一部は上述の「宇宙猿人ゴリ」に転用されています。



 意外な事に黄金期の東宝の作品では新幹線が破壊、怪獣との絡みは少ないです。「サンダ対ガイラ」の様に主人公の移動シーンで実景の新幹線が登場する位でしょうか。
 恐らく一番目立つのが84年「ゴジラ」でしょう。但しここで出てくるのは小窓タイプの後期型です。

 ある意味、0系新幹線と言うのは高度成長の象徴でしたし当時の子供たちにとっても憧れの存在でした。
 それゆえに子供向きの作品になるほどに「文明の象徴」として破壊対象になりやすかったと思えます。

 現行の新幹線ラインナップにこれだけのカリスマ性が出せるかどうか…

 追記です。

 これを書いた後に思い出したのですが東映の「ザ・カゲスター」劇場版の冒頭に「新幹線大爆破」の没カットが登場します。
 それとテレビでは「大鉄人17」に「新幹線ロボ」と言う実も蓋もない敵ロボットが登場していました。当時の次回予告では「ワンセブン物知り百科」とか言ってATCシステムの解説をやるという不思議なおまけコーナーが(笑)

光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。

「トミー製HOのEF58」のはなし

2014-03-03 20:30:52 | 車両・16番
 先日入手の骨董品。

 今年最初に入線した16番モデルですが昨年はHOが1両入線したきりですので事によるとこれが今年最初で最後かもしれません(汗)
 TOMIXのEF58、茶色です。


 厳密には「TOMIX」ではなく「TOMY HOスケール」ですが。
 写真を見ると一見して30年前のNゲージモデルの様にも見えますが、実はこれは37年前にトミーが初めて出したプラ製16番のモデルです。
 昨年、同じトミーのHO版12系が入線していますが本来はこのEF58と組み合わせるモデルでした。
 当時の定価は5500円。同時期のKATOのNゲージのEF65が3500円だったのを考えると如何に安価だったかがわかります。

 先に「30年前のNゲージの様」と書きましたが実際ボディは殆どプラの一体成型みたいな印象ですし窓ガラス部ははめ込みでないのでボディのプラの厚みと相まって見事なまでの「金壺眼」状態。
 動力も3軸の台車毎にモーターを内蔵させたウェイト兼用の巨大パワートラックみたいな構造のようでここもNゲージ的です。

 この製品は旧ナインスケールと同様に香港製で先に紹介した12系などは先行発売されていたNゲージのそれをそっくり大きくしたようなモデルでした。
 生憎香港製の動力車は80年代初めのEF65が最後でEF58のNゲージモデルは出ませんでしたが、事によるとEF58もNの仕様も出す積りだったのかもしれません。

 だとすると逆もまた真なりでこのモデルをNゲージのサイズに縮小したそのまんまのモデルになっていた可能性もあります(笑)
 走行性はところどころで引っかかりを感じましたがこれは車輪の汚れやギアのマッチングの問題と思われるものの、これまた相当にナインスケールのそれに近い走りっぷりでした。

 とはいえ、プラ成形が今の物と比べ物にならないほど安っぽかった事や先輪ののっぺらボーな車輪などの煮詰めの甘さもかなり目立ちます。
 実際当時もほとんど売れなかった様ですが、上記の部分にもう少し配慮があればブレイクしたかもしれないモデルとは感じました。

 少なくとも「飾って楽しむ」レベルのモデルとは言い難いのも確かですが、運転に割り切って作られたと考えればこれはこれで悪くはないとも思います。

 もっとも、私も最低先台車の車輪はスポーク付きに、ベーカーカプラーも片側はケーディーに交換、後は適当にディテールアップさせて再入線させてみたいと思います。
 これ位安いと殆ど「走ってナンボ」のレベルですし。

光山鉄道管理局
 HPです。

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 レイアウト製作へ
にほんブログ村

現在参加中です。気に入ったり参考になったらクリックをお願いします。