光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

ジオコレ二題

2009-03-31 21:25:35 | ストラクチャー

 今月末もジオコレ関連のアイテムは目白押しでした。そろそろ種切れではないかと思うたびに「まだこんなのがあったか」という製品がリリースされるあたりは凄いと思います。

 今回は集合住宅等を購入しました。このタイプのアパートは私の故郷や原住地でもかなり古ぼけた形ながら時々見かけるタイプです。製品では張り出しのテラス部分があるのですが、このテラスは建物と一体ではなく別パーツのテラスが「置いてあるだけ」という構成になっています。個人的にはこれは嬉しいポイントでした。
 というのもGMの住宅キットの増築部分に使えそうに思えたからです。
 ご存知の向きもあるかもしれませんがGMの住宅は雰囲気はいいのですが、掃きだし窓がなく特に南向きに住宅を並べると味気ない上にリアリティに欠けてしまう欠点がありました。今回の集合住宅のパーツなら使えそうです。

 試しにやってみたのが上の写真です。ただくっつけただけなのでふたつのキットのギャップが凄いですが、色調を揃えたり物干し台を追加するなどの工夫があれば結構いけそうな気がしました。

 もうひとつのアイテムは2輪車です。自転車はKATOやTOMIX等からも出ているので種類としては目新しさに欠けるのですが、あるようでなかった「自転車を押している人」や「乗ろうとしている所」のポージングがとてもすばらしく感じました。
 個人的にはせめてもう少し新しいタイプのスクーターとオートバイが欲しい(今回の製品は昭和30年代風です)所ですが、それでも今回のリリースはありがたいところですね。

モジュール更新計画・3 ベースの改修計画

2009-03-30 21:37:46 | モジュール.1
 
 今回のモジュール更新ではベースの形状にも手を加えるつもりでいます。
 シーナリィを外したあとの更地ですが、ここは線路をまたぐ形でベースを延長してその上に町並みを構成する方向で考えています。
 これまでのモジュールでは運転会の時のメンテナンスや線路の接続を容易にする目的で本線部分は原則としてすべて露出させて来たのですが、線路にかぶせる部分を取り外し式にすればこの問題はクリアできると判断しました。

 試験的にグーパネのベースをかぶせてみましたが、これだけで前とは雰囲気が大分変わった感じがします。


 ベース上の建物はモジュールで使うものだけでなく風景の検討用にレイアウトから外してみたビル群も混ぜています。
 超高層ビルなども良いかとは思うのですが、運転会ではモジュールの裏側に当たるコントロールパネル側からのメンテナンスが大変になりそうなので余り高いのは自粛しようかと(笑)

 全体の雰囲気はこんな感じです。線路にかぶせる部分は分割式とし脱線事故などの際にはすぐに外せるように考えています(グーパネ自体が紙とスチロール製なのでベースが余り大きすぎるとたわみを生じる危険もあるのでその対策も兼ねています)

トラックコレクション第5弾

2009-03-29 18:01:06 | アクセサリー

月末はトミーテックの○○コレの発売が集中しやすく私の財布的には鬼門みたいな時期ですが(笑)今月もトラックコレクションやら2輪車やらと集中豪雨状態でした。
 もうそろそろネタ切れだろうなどと思っていてもいざリリース情報が出ると「こんなのが欲しかった」的なアイテムが出てくるのがこのシリーズの怖い所ではあります。

 トラックコレクションは道路公団のダンプカーや馬運車といった渋い選択が凄いですが個人的に目をつけているのは消防車だったりします。
 今回はキャブオーバータイプ(日野レンジャー)のポンプ車2種。ご丁寧に新旧です。
 第一弾でいすずTXが出たときには毎回消防車が出ると考えていなかったのでViKINGのマギルスや津川のエルフを急遽追加で購入したことがあるのですが、今では逆にトラコレだけで街コレの消防署からあふれ出す勢い。旧型を地元の消防団やホテルの消防隊(ハ○ヤですね)に譲渡しないと追いつかないような感じです。
 余談ですが、パトカーや自衛隊のジープと異なり消防車は一般への払い下げがあるそうなので私設消防隊やことによるとコレクターが実車を買い入れるケースが結構あるとの事で、そのためかなり昔の旧型が今でも活躍(?)しているケースがままあるようです。
 うちの近所の工業団地の私設消防隊の車庫にもTXが以前ありましたが・・・

 次に馬運車。
 こちらはかなり新しい型のようです。実家へ車で帰省する折、高速道路上でちょくちょく見かける車なのですが、これまでミニカーでもモデル化されたかどうか分からないほどの(モデル的には)特殊車両です(笑)
 レイアウトに競馬場でも置くか、これらが走行できるほどの一般国道でも配置しないと持て余しそうな車ですが、出た事自体は凄いと思いますし、個人的には好きな車です。
 


モジュール更新計画・2 ビル街の検討

2009-03-28 22:27:58 | モジュール.1

 モジュールの更新ですが、前のシーナリィを外した更地の上にどのようなモチーフを使うかを検討しています。
 先日のブログで記したとおり、幹線級の電車や特急などが似合う都会風のモチーフを考えていますが、そこで使いたい建物をためしに配置してみました。

 物は以前竹取坂のシーナリィでランドマークのひとつとなっていたショッピングセンターに使っていたファーラーの商業ビル2棟です。竹取坂では風景のメインに使っていたものですが、規模から言って風景の雰囲気には大袈裟すぎるとかねて感じていたものですが今回のモジュールでビル街に使えるのではないかと考えた訳です。

 もちろんそのまま使えないと思われるので改造や切り継ぎは必要かもしれません。以前ならこの種のヨーロッパ色丸出しのビルは日本風の風景には使えなかったものですが、最近はこうしたモチーフの壁面を使ったビルが繁華街などで見られるようになっているので持って行きようによっては不自然に成らないと思います。


 これに大昔に入手していたTOMIXの総合ビルを組み合わせて見ましたが、これをどう配置するかが考えどころです。

機関区セクションもコンバート

2009-03-27 21:49:59 | セクション

 モジュールの更新(計画)がスタートしたところですが、昨年来蒸気機関車の溜まり場になっている機関区セクションも秩父の電車の大量入線にともない(笑)それに合わせた風景にコンバートしました。

 とはいっても建物の半分ほどを差し替えるだけなのですが。
 おまけにケースなしの状態で購入したため下手に仕舞い込めない中古蒸気やジャンクのDE10などは奥の側線に留置されっぱなしだったりします。


 それでも電車が並ぶだけで雰囲気が変わるのだから不思議なものです。

モジュール更新計画スタート

2009-03-26 21:24:57 | モジュール.1

 春らしくなったかとおもいきや、ここ2日ばかり冷え込みがきつくなっています。
 さて、唐突ながらそろそろ次のクラブの運転会に向けて私も手持ちのモジュールの改修(というよりも更新)に掛かろうと思います。
 上の写真は以前にも紹介した第1号のモジュールですが、初めてという事もあってどんな列車にも似合うような最大公約数的な風景になっていました。
 しかし、実際運転会に参加してみて感じたのですが運転会では長編成の列車、それも特急や通勤電車あるいはフレイトライナーなどの幹線級の列車が走る頻度が私の予想よりはるかに高い事が分かりました。
 そこで今回の改修ではある程度都会らしい風景にシフトさせ、特に通勤型や特急型がそこそこ似合う方向に振ってみたいと考えています。

 改修の手法ですが、このモジュールはシーナリィの一部をベースにねじ止めして取り外し・交換が出来るように設計してあります。そこで取り外せるパーツを取り外してみると

 ご覧のように長手方向にモジュールのほぼ半分のシーナリィが差し替え出来る事になります。
 これとは別に左側奥の丘陵部も取り外しできるので大雑把に言ってシーナリィの6割くらいを交換できるわけです。
 
 これらをベースに都会風の風景を作ってみようと考えています。

なぜか秩父づいています(笑)

2009-03-24 21:21:48 | 車両・私鉄/民鉄

 先日は秩父1000系が入線しましたが、昨年末の鉄道コレクションの通常品ではデハ809&クハ859がリリースされていました。それ以前にも300系が出ていましたからここ1・2年の鉄コレでは秩父鉄道づいているといえます。

 800系は昨年の購入以来Nゲージ化更新をまだ果たしていない状態なのですが、今回の1000系導入に合わせて引っ張り出してみました。こちらは元小田急の1800だった車両ですが20M級4扉という共通点があるせいか1000系と並べても見劣りする感じはありません。カラーリングは以前の300系と共通なので雰囲気は合います。

 さて、私は未だに秩父鉄道に行った事はないのですが今日職場の同僚がお土産に持ってきてくれたお菓子が

 こんなものでした。何たる偶然。
 
 
 そんな訳で(笑)にわかに秩父ブームがやってきた当レイアウトではあります。

秩父1000系おかわり

2009-03-23 21:41:34 | 車両・私鉄/民鉄

 先日入線を果たした秩父1000系には旧塗装とともに新塗装冷房車の仕様も存在します。
 二つのバージョンが同時発売だったのでつい(笑)両方購入してしまいましたが、予算の都合もあって動力ユニットは一両分しかありません。
 幸い下回りはどちらも殆ど同じなので旧塗装に使った動力を気分に応じて新塗装車にコンバートする形で当分は対処する積りでいます。実物も同じ車両が改造されている様ですし。

 この手は以前別の鉄コレでも使いましたが、二つの列車を同時に走らせるのでもなければ結構経済的(けちとも言う)に見た目を変えられるので有難いシステムではあります。


今月の新車・電車編「秩父1000系」

2009-03-22 20:35:44 | 車両・私鉄/民鉄

 鉄コレでかねての期待株だった秩父1000系が入荷したとのメールを受け、仕事帰り(今日は休出でした)にショップに立ち寄りました。こういう知らせがあると休出の疲れも吹き飛んでくれます(苦笑)

 今回の1000系。見ての通りかつての101系通勤電車の払い下げ車ですが塗装が変わったとはいえ、その面影は強く感じられます。
 ローカルによし、都会風の風景にも似合う(大抵の地方私鉄への譲渡車はかつて都会の大手私鉄や国鉄で活躍していた物が多いのですから当たり前と言われればそうなのですが)電車という事で目をつけていたものです。
 (人によってはカラーの塗り替えなどでかつての国電時代を再現する方もいるかも知れませんね)

 早速動力化して走らせましたが、3連の車体が走る様は長編成中心だった国鉄デビュー時代とは違った風情が感じられました。
 

今月の新車(自動車)

2009-03-21 21:51:14 | アクセサリー

 例によって中古ショップで入手したNスケールに近い車たちです。
 初代セリカ(いわゆる「だるまセリカ」)と初代スープラ(セリカXXの後継車)、マツダロードスターの3車。何れも缶コーヒーのおまけです。カーコレよりもやや大きめですがどうにか許容範囲でしょう。

 セリカのほうはややラフな造りでバンパー部に銀を入れるなどの加工を要しますが、他の2車はそのままでもどうにか違和感なく組み入れられそうです。

 カプセルトミカと思われるスバルレガシィはそのままでも大き過ぎました。先日発表されたエクシーガ(3列シートのミニバン)として使えるかと思って入手したのですが、それでもまだ大きく、Nのレイアウト上ではクライスラーのボイジャーか日産のクエスト並みの図体になります(笑)何らかの加工が要りそうです。

 これらの車もレイアウトの町並み上に配置されるとそれなりに個性的に見えます。


オリエント88とJRF

2009-03-20 23:21:05 | 車両・電気機関車

 前回までの組み合わせは主に旧型機でしたが、今回の組み合わせは少し毛色を変えてみました。
 OE88の運転当時登場していなかったEF210「桃太郎」との組み合わせです。

 これまでの旧型機とつなぐと何となく浮いて見えた20&50系客車のオニとマニでしたが今回の組み合わせでは最新鋭機と欧州客車というギャップの大きい組み合わせの間に挟まる事で見た目の違和感を少し緩和する効果もあったように思います。
 購入当初は邪魔くさく感じていましたが、どんな車両にも存在価値はあるものですね(笑)
 次回はEH500とかEF200も試してみようかという気になりますが、さすがにそこまでやると悪乗りですか。

 それにしてもEF210。地元で実物を見る機会のない機関車ですが個人的には好みのデザインです。このデザインとカラーリングなら24系や14系の先頭に立てても似合いそうな感じがします。個人的な印象ではEF66よりもブルトレ向きなデザインではないでしょうか。これも今度やってみたいものです。

そういえば、昔SLブームがあった

2009-03-19 21:32:48 | 書籍

 先日、東京で同僚の結婚式に参加した折に立ち寄った古本屋でみつけた「週刊読売」の別冊。
 発行された71年7月といえば、鉄道100年の前年にしてSLブーム真っ只中の時期です。その頃は私も子供だったので(世間ではSLブームもありましたが、同時にそれ以上の「変身ブーム」でもありました)この種の本を買う機会は殆ど無かったのですが、今回は何か懐かしさもあってつい買ってしまいました。
(披露宴のアルコールで理性が飛んでいたとの説もありますが)
 帰りの長距離バス、他の同僚たちが酔いつぶれて眠る中で一気に読み通しました(笑)

 蒸気の写真そのものも懐かしかったのですが、「夏休みのSL撮影本格的アドバイス」だの「SLサウンド・録音のコツ」といった周辺記事にあの頃のムーブメントの凄さを感じます(そもそも掲載誌が「週刊読売」ですし)
 個人的にはまったのが「8ミリで汽車の映画を作ろう」(笑)でした。今の人に8ミリといっても精々が「8ミリビデオ(これすらが死語ですが)」しか浮かばないのではないでしょうか。ですがあの当時は8ミリ映画が全盛だった事も同時に思い出されます。
 こちらは今でもレイアウトの動画を作品に仕上げる手引きにはなりそうな気もします。

 ある記事の巻末にこんな一節がありました。

 ~思い出が増え、汽車の事を勉強し深く調べてゆくうちにSLのとりことなってしまう人も居るでしょう。しかしそれが高じてSLの事しか知らない偏った人間にはならないように注意して欲しいものです。

 繰り返しますがこの本は1971年の本です。実際この当時はSLマニアと称する人種の撮影時のマナー違反が一般紙ですら問題になっていた時代でした。当時の鉄道ジャーナル辺りでもマナーについての啓蒙記事を見かけた記憶があります。
 それから40年近く経ちますが、マニアのマナーの問題は結局の所あんまり変わっていないような気もします(苦笑)

 今回の本では広告もなかなか懐かしいものが多かった(4チャンネルステレオなどはその典型)です。又、SLブームの便乗商品のそれも味わい深いものがありました。
 中でも個人的に欲しいと思ったものがこれです。

 ターンテーブル式灰皿。それもNゲージスケールです。今あったらレイアウトにこっそり紛れ込ませる所ですが・・・

オリエント88と電気機関車

2009-03-17 15:13:47 | 車両・電気機関車
 
 先日蒸気機関車の8200がオリエントエクスプレス88を牽引した話をしましたが、その折に8200(C52)の資料が調べてみたくなり、手元にある列車イラスト集をめくっていました。
 お目当ての8200は見つかったのですが、その下に描かれている電気機関車の編成にも目が止まりました。
 ED19(ED53)牽引の急行編成。ED53といえば昨年秋に、富士山へ出掛けた折に土産に購入した中古の電機がたしかED53だったはずです(それにしても何故富士山まで出掛けて中古ショップを覗く気になったのかわれながら謎です)

 早速引っ張り出してみた所やはりマイクロ製のED53でした(但し、実物よりも車体が間延びしているため「タイプ」モデルですが)実車は8200の少し前アメリカから輸入された電機でお召し列車の牽引にも使われた機種だそうです。
 つまりこちらも8200に負けず劣らずオリエントエクスプレスを牽くにはふさわしい機関車だったわけです。

 そんな訳で早速牽引に参加させました。中古ゆえのトラブルでパンタグラフが上昇してくれないのが玉に瑕ですが、それでもOEの先頭に立つには十分な貫禄が感じられます。又、今回ばかりはスケールより間延びした車体のおかげで牽かれる客車に負けない存在感も出せているようです。

 余談ですが、30年以上前にNゲージを始めた頃は日本型の電機が極端に少なかったので少しでも日本風に見える外国型をカタログで漁っていた事があります。その頃これなら使えるのではと思えたのがミニトリックス製のドイツE44機関車でしたが、今回のED53タイプはサイズ的にE44に近い感じがします。


線路周りの標識4 つけたし

2009-03-16 22:05:43 | アクセサリー

 パーツが細かいだけに多少付け足しても余り目立ちませんが、標識類を少し追加です。

 TOMIXの汽笛吹鳴標識(トンネルの入り口付近なのであっても良いかと)とGMの「線路際のアクセサリ」から製作した曲線標
(実際はかなり小さいそうですが、距離標のパーツを流用しました)が主です。位置関係などは全くのやっつけ(笑)ですので実物通りではないと思います。
 遠方信号機はGMの4灯式を。又、写真には写っていませんが内回り線には地形状、落下物が想定されそうという極めてこじつけな理由(笑)から本来踏切り用に使う発光信号機(津川)をつけました。

 本音を言えば思ったよりも標識類が目立たず、やや過剰気味に配置した方が賑やかになるといった安直な発想もあったりします。

 それでも全く無いよりは良いかといったレベルですが・・・

線路周りの標識3 とりあえず

2009-03-15 20:59:15 | レイアウト・開運橋
 先日来停滞していた線路周りの標識類ですが、これ以上考え込んでも埒が明かないのでとりあえず付けてみる事にしました。
 とはいえ、資料不足と私自身の理解力不足もあるので実物通りという訳ではありませんが・・・
 今回の作業に際してここ1年ほどの間に集めていた線路際パーツです。これだけあれば線路周りの密度もかなり上がるかと思われました。
 これらの標識類の今回の配置場所はこれまで改修してきた本線エンドレスの手前部分(3重連やOE88の撮影地点です)ですが、資料などを参考にしてこの場所で使えそうな標識・信号機類をリストアップしてみたら

 距離標・勾配標・カーブ用速度制限標・遠方信号機位しか出てきませんでした。
 あとは梯子・工具箱位でしょうか。

 エンドレス奥の高架駅部分であればもう少し賑やかになったかもしれませんが、この部分の工事は位置的な問題ですぐにかかれないので次回に廻し、今回は習作的にディテールアップを図る事にしました。
 とはいっても単に標識をつけるだけですが・・・

 現在の状態です。今回の改修に合わせて看板類も一部移設しました。