光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

16番C54の復活改修・・・中

2012-08-31 06:51:58 | 車両・16番

 ここ2ヶ月(具体的には梅雨明けの翌日から)、暑さにかまけてレイアウトの改修の類は殆ど出来ませんでした。
 その一方で台所の隅でも(笑)出来る車両関係の工作やレストアがこの時期の主な活動となります。
 この傾向はここ数年殆ど変わっていません。

 今回は先日の帰省でやってきた16番C54のモデルのレストアを。

 何しろここ20年以上手付かずだったうえにあちこちに破損や歪みを生じていたのでどうしたものかと思っていたのですがねじ回し一本である程度の分解・調整は出来る構造のようです。

 埃や汚れのひどいボディでしたが、ブラス(真鍮)製のボディなので足回りを外して水洗いして汚れを落とし、足回りは調整と注油を施したところどうにか走る事だけは可能になりました。
 歪みや曲がりは出来る範囲でやっとこで修正(なんと豪快な;^-^)

 但しイコライザの動作は今一つなのと集電が安定しない(蒸気なのに時折足回りでスパークが見える)のでそこは要改善です。
 とは言うもののこれが最後に走ったのを見たのはもう30年近く前でしたから少し懐かしい気がしました。

 あとは欠落しているパーツの補充が効くかどうかと半田付けが必要な工程をどうするかに課題がありそうです。

 先日JAMを見た帰りに某時計店に出向いて16番用のコンプレッサーと給水ポンプ、ケーディーカプラーなどは仕入れてきました。
 ですがC54自体が珍しい機種だったせいかナンバープレートは見つからずじまい。

 とりあえずはこれらを活用して形はどうにかしようと思います。
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今月の入線車・鉄コレの伊賀鉄860

2012-08-30 06:26:12 | 車両・私鉄/民鉄

 今回は久しぶりに帰省で見つけた入線車の話から。
 私の現住地でもそうですし、帰省の際の故郷でもそうなのですが普通の中古ショップで鉄コレの中古に当たるのは珍しいです。

 これが東京辺りですとぽちやポポンデッタなどにコーナーがあったり、あるいは事業者特注品が下手なNゲージよりも高価な値段で並んでいたりするものなのですが田舎の中古ショップではそこまでの品揃えはありません。
 ノーマルの鉄コレの2連の片割れなんかが時々ちょこっと並ぶ程度です。
 それを言えば上記の秋葉系ショップにしても他のNモデルに比べるとラインナップの割には鉄コレのコーナーは小さい感じがするのですが。

 鉄コレ自体の売れ行きが悪いのならばここまでシリーズが続くとも思えませんから、ユーザーの手元にとって置かれる率が高いのかもしれません。

 前振りが長くなりましたが、今回の帰省で見つけたその数少ない鉄コレの中古モデルです。
 伊賀鉄860の2連。事業者特注モデルです。
 ノーマルの鉄コレを見ない所でこういうのがぽっと並ぶのですから田舎と言えども侮れません。

 このモデルは最近になって赤と緑の単色塗装のものが出ていますが、こちらは近鉄風ツートンのモデルです。
 前期の追加製品にはあまり食指が動かなかったのですがこのカラーリングに負けました(笑)

 ただ、最初期のモデルだけに18M級動力ユニットは適合するものの肝心の台車枠が付属していません。
 そこが残念と言えば残念ではあります。とりあえずは他の台車枠で我慢するほかありません(まさか台車枠のためにあとから出たセットを買うというのもどうも汗)

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特撮とレイアウトと背景画のはなし(笑)

2012-08-28 07:00:54 | 思いつくままに・考察
 前回の続きです。やや妄想じみたところがありますがご勘弁を。

 今回のツアーでは特撮博物館でミニチュアセットを見た後にJAMのレイアウトも見て回れるというある意味非常に贅沢な(笑)ツアーを楽しませてもらったのですが、そこで感じた事から。

 JAMでは会場が東京ビッグサイトと言う事で非常に広く、且つ天井の高い会場でのレイアウト展示を見る事が出来ました。

 どのモジュール・レイアウトも非常な力作で現代日本のレイアウトの清華ともいえる作品群が見られたのですがそれらを見ている内にある種の物足りなさを感じたのです。

 最初はそれが何故かよくわからなかったのですがモジュールの写真を何枚かあおりのアングルで撮影して分かりました。
 (ある意味当たり前なのですが)普通の風景写真では必ず見られる「空」がないのです。

 風景のモデル化であるレイアウトやモジュールである以上は空もその一部として非常に大きな役割を果たしているのですが会場の性質上それがなかった事が物足りなさの大きな理由のひとつと思えました。

 この点特撮博物館では島倉不千六氏と言う「日本一の雲描き職人」の手になる非常に精緻かつ優雅さすら感じる背景画がミニチュアに使われており非常に大きな効果を上げていたのとは対照的です。
 島倉氏については以前触れた事があると思いますが特撮だけではなく舞台劇の背景などでも非常に印象的な空を(本物よりもそれらしい)描かれている方でもあります。

 
 これまでレイアウトやモジュールに置いて背景の効果は個々のディテーリングに比べてあまり大きく扱われていなかった気がします。それはKATOやトミーテックといった大手メーカーですらきちんとした背景画、特に雲の描写に優れた物がひとつも商品化されていない事でも分かります。

 自分自身、海外メーカーの背景画をレイアウトに使ってみてその効果を認識した位なので大きな事は言えませんが天井まで届くような大きな背景画をセットできればレイアウトやモジュールはもとより買ったばかりの車両なんかもあおりのアングルをフルに使った魅力的な物になるのではと思います。

 こう書くと「そんなものどこに貼るんだ」と言われそうですが、自室の壁面のどれか一方に「青空だけ」の背景があるだけでもかなり効果が出せると思いますし、背景画自体は薄い物ですからプラダンなんかに貼り付けて使わない時はしまいこむ(レイアウト自体よりもはるかに場所を取りません)手もあります。

 写真を印刷して背景に使うのも手ですが、雲や空の青さがユーザーの期待通りになる事が難しいという難点があります(ある映画で監督がロケ中に気に入った空になるまで何日も待ったと言う逸話を聞いた事がありますが)
 「写真が画にかなわない」という事もこと背景画に関してはありうる気がします。

 ですがJAMのイベントを見て思った事のひとつ。
 「一度でいいから壁面いっぱいに島倉氏の雲の背景を使った所が見たい」なんて夢想をしたのも事実です。
 それ位のホリゾントがあれば会場中のレイアウトの生き生き度がかなり変わるのではないかと(笑)

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特撮博物館で思ったこと・レイアウトと遠近法

2012-08-27 06:58:29 | 思いつくままに・考察
 今回はJAMと特撮博物館を回ってふと思った事から。

 題材が題材ですので大レイアウトに絡む考察です。
 特撮博物館で私の目を引いたのは「強遠近法」と呼ばれるテクニックの実例でした。

 元々はステージの奥行きのなさをカバーするための技法として使われている物ですがここでは高速道路とその周辺のセットで説明していました。
 手前側のミニチュアを大きく、奥に行くほど小さく作りこむ事で実際以上の奥行きを感じさせるものです。
 
 実はこのテクニックはJOHN ALLENのGD LINEをはじめ海外の大レイアウトではよく使われる手法です。
 但しレイアウトと異なる点として道路のミニチュアで「無段階で徐々にミニチュアを小さくしていくように作り込んでいる事が異なります。
 

 実際カメラの眼をごまかすのが本来の目的ですから手法としては良いのですが、ジオラマでこれをやると視点が上がるとすぐぼろが出てしまうという問題があります。
 似た様な手法は「巨神兵~」でのミニチュアセットでも使われており会場で販売されていたクリアファイルで確認する事が出来ます(道路が奥に行くほど狭くなっている)

 レイアウトで一般によく目にする(?)のは手前にHO、奥にNといったように平行する風景の組み合わせで奥行きを出すやり方で昔のセルアニメの「マルチプレーン撮影」のそれに近い感覚です。
 (最近のアニメではCGの普及に伴い手前から奥への「縦の動き」で奥行きを出す方法が増えてはいますが)


 実を言いますと今回特撮博物館で実物を見るまではこの手法をレイアウトに使う事は私自身批判的に捉えていました。

 視点が動きやすく上記のミニチュアの問題がもろにばれてしまうジオラマでは却って子供だましに見えてしまうのではないかと言うのがその理由です。
 ところが今回の展示を見て感じたのですが、実際に視点をずらしてもあまりそれが気にならなかったのです。

 ここでの視点移動は専ら上下の方向でしたが視点を上げる~エレベータの様に上にあがって行く構図ならばミニチュアセット自体の立体感の効果の方がパースの付いたミニチュアの不自然さを上回り非常にリアルに感じられたのです。
 
 この場合でも前にのりだしてみれば結局はぼろは出てしまうのですが、特撮セットと同様にレイアウトの場合でも実際には運転中にのりだして覗く事が少ない事を考えれば大したデメリットとは思えません。

 案外この手は上手く使えばレイアウトにフィードバックできるのではと思えました。

 更に言うなら、視点の移動を一定の範囲にとどめる事が出来ればかなり有効な手法ではないかと思えたのです。

 但し、実際に見学して感じましたがこれが効果を発揮するにはいくつか条件があると思います。
 ひとつはトリックアートであるにしてもある程度の奥行きが確保されている事。
 もうひとつは下から見上げる事で効果が高まりやすい事を考えるとホリゾント(レイアウトで言う背景画)の高さがある程度は必要。
(これは実際に自分のレイアウトで試しています)
 更に近景と遠景の繋がりの自然さを確保するために予め見え方の比率を計算して置く事。



 他にもあるでしょうが大体はこんな所です。

 この強遠近法に近い事は私も数年前に試した事があるのですがそれについてはいずれまた。 

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昭和40年代の鉄道本(笑)から

2012-08-26 07:11:30 | 書籍
 今回のブログは何やら古本屋の店先みたいな感じになってしまいました(汗)

 帰省中のひまな折は実家の本棚を漁って子供の頃~学生時代に読んだ本を発掘するのも一つの楽しみにしています。
 親戚巡りなんかとちがってわずかな時間を拾っても出来ますし。

 今は「乗り物全般」の図鑑が主流のようですが昔は「鉄道」だけで図鑑が成立していた時代がありました。
 学研の図鑑「機関車・電車」は今でも私のバイブルのひとつなのですが小学館がそれよりやや遅れて学習百科図鑑の一冊で「鉄道」を出していた事があります。

 学研のそれと違って正面図や真横からの図がない点アカデミックさに欠ける印象(笑)でしたが斜め前からのアングルの図版が主なので絵本としては楽しめました。
 蒸気機関車に限って言えば学研のそれよりも精緻な絵柄で好感が持てます。


 そしてSLブームの頃からブルトレブームの直前位のタイミングで購入していた「鉄道関連の入門書」
 もちろん児童書なのですが文章が簡潔なのに内容がやたらと濃い物があって結構侮れません。

 ブルトレブームの折には10近く下の私の弟も一時はまっていた事があるのでその時期の本も何冊かあります。
 実はそれらについては私自身がブルトレブームにやや批判的だったので当時は目を通さなかったのですが、この機会にと読んでみるとこちらもまた楽しめました。

 
 ジュニア入門百科(秋田書店)から。当時鉄道ものに最も力を入れていたシリーズではなかったかと思います。
 タイトルがひねりを利かせていますが、ほかに定番のタイトルが既にラインナップされていたからこそこういうタイトルになっているのではないかと思います。何しろ「鉄道クイズ」だけの本までありますし。

 小学館の入門百科も鉄道系が出ていました。SLブーム真っ盛りの時期にあえて「電車なんでも入門」などというのを出してくる辺りに老舗の意地を感じた気がします。

 実際私はこの本で大手私鉄の構成を把握出来ました。

 何しろ「私鉄電車」自体がない田舎ではこれは貴重な情報源だった訳で。

 ライバル(?)の学研ジュニアチャンピオンコースでは鉄道ネタをほとんど扱わなかったのとは対照的です。

 ケイブンシャ等から豆本サイズの入門書が出回り始めたのは80年代初頭辺りだと記憶しています。

 71年頃に発売された「原色怪獣怪人大百科」辺りがその嚆矢と思われますが、きっかけがそれでしたから主に怪獣・変身物の図鑑が多く「鉄道ネタ」や「女の子向けのネタ」が並び始めた時にはやや違和感が(笑)
 80年代中ごろには「鉄道模型大百科」も出ていた筈ですがその頃になるとTMSかとれいんを読んでいた時期でしたから手を出しませんでした。

 こんな楽しみができるのも捨てずにとっておいたが故ですね。
 いや全く、何でも取っておくものです。

 昨日当ブログの訪問者数が37万を越えました。相変わらずのマイペースですが今後ともよろしくお願いします。

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もう一つのミニチュアイベントへ

2012-08-25 05:50:23 | 旅行・探訪・イベントなど
 今回の東京行きの主要な目的は湾岸で開催されている「二大ミニチュアイベント(笑)」の見学でした。
 その一つは既述の通りJAMなのですがもう一つのミニチュアイベントがすぐ近くで開催されていました。

 東京近代美術館で開催中の「特撮博物館」です。
 庵野秀明監修による「日本の特撮映画・TVをミニチュアと言う観点から俯瞰する」と言う私にとっては願ってもない好企画でしたからかねて何とか行きたいと思っていたものですが予想外に早く行く事ができた形です。

 展示品では前半ではウルトラマンやゴジラなどの撮影用の着ぐるみやメカのミニチュアが人気でしたが(個人的にはマイティジャック関係に燃えました)、後半に展示されていた普通の建物や車両・飛行機などのミニチュアは地方の企画展なんかだとまずお目に掛かれない物だけに非常に嬉しいものがありました。

 鉄道模型ファンにも分かるネタとしては「妖星ゴラス」にちらりと登場するEF16の一抱えもありそうなモデル、同じく「青島要塞爆撃命令」に登場するB6タイプの蒸機なんかが面白いと思います(他には「日本沈没」のクハ181「怪獣大戦争」のキハ82なんかがよく見ると見つかります。これらは余程の特撮ファン、鉄道模型ファンでも存在を知らないモデルも多いと思います)
 できたら「新幹線大爆破」の0系とか「地震列島」の営団2000系とかも見たかったですが無いものねだりはできません。

 東京タワーなども何本か(縮尺違いや折れ曲がった奴等)数本あったのですがそのうち一基は150分の1の正調NスケールなのでこれをNレイアウトに置いたらどうなるか等と想像してみるのも楽しいかと(ちなみに2メートル以上の高さなので普通の家だと床置きしただけで天井に届きそうになるはずです)

 そしてクライマックスは広間に設置されたミニチュアセットです。

 ここだけは撮影が許されているというので何枚か収めて来ましたが、まずこのカットにしびれます。
 手前のインテリアから窓の外の遠景に至るまで全てがミニチュアというワンダーランド状態。


 レイアウトビルダーやジオラマメーカーなら涎が出そうな大スペースをフルに使い(とはいえ、特撮映画と言う観点で言うとこれでもまだ狭いそうですが)奥行きたっぷりに展開するミニチュアワールド。

 いや、ひたすら圧倒され、ひたすら堪能したひとときでした。

 これらも使って撮られたイベント映画「巨神兵東京に現わる」も上映されていましたが、そのパワフルな迫力も去る事ながら建物はもとより人間や小犬に至るまでミニチュア処理で表現された芸の細かさはサンダーバード的な別乾坤を建立しておりました。

 一方でこのイベントではレイアウトやジオラマつくりに関連して色々と参考になる所もあれば考えさせられる所もあったのですが、それについてはいずれ触れたいと思います。
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JAMみやげが族車&スポーツカー(汗)

2012-08-24 06:53:57 | アクセサリー
 先日行って来たJAM(国際鉄道模型コンベンション)というのは文字どおり「鉄道模型のイベント」なのですがそこのバーゲンセールや即売会まで言ってきたのに買ってきたのは「自動車ばかり」と言う矛盾(笑)

 今回はこばるの新製品のクルマから。
 見ての通り70&80年代を代表する車種をモチーフにしています。
 LBは私の子供の頃の憧れの車種の一つでしたし、2800GTはバブル弾ける80年代の幕を切って落とした車種と言うイメージがあります。


・・・どっちも族仕様なのですが今ではこういうのがアメリカでCOOLと呼ばれるのだから世の中はわかりません(笑)
 このスケールでフェンダーミラーとドアミラーが表現されているのがポイント高いです。

 又、これとは別にスポーツカーというのも2種リリースされていますがこちらも90年代以降の風景再現に重宝するものです。
 特に黄色い方は排ガス規制まで最後まで残ったスポーツカーの一つだけに利用範囲も広いと思います。

 あと、これらのモデルの隠れたメリットとして車軸が固定されているので坂道においても転がらないと言うのがあります。カーコレなどではよく坂から転がり落ちるのでこれも少し重宝するポイントです。

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JAM出のお土産(笑)

2012-08-23 06:39:06 | アクセサリー
今回のJAM訪問は文字通り直前になって急に決定した挙句に日帰りという神風スケジュールでした。

聞いていたところではこのときだけのモデル(中古・新品など)のバーゲンや掘り出し市のようなものも行われているという事でしたし、実際にそれを見たりもしたのですが上記の事情で殆ど小遣いという物を持っていけませんでした。
そんな訳で大半は指を加えてみているしかなかった訳で。

 それでも乏しい小遣いから買ったものの話をば。

 DDFのブースでしたか、「つかみ取りコーナー」というのがありまして、バスや鉄コレ車両などを一回2,3千円位で一回つかみ取りさせるコーナーがありました。
 バスや鉄コレは流石に手が出なかったのですが、一番端にあった「ミニカー」というのに少し食指が。

 ちょうど鉄道模型というものに興味があまりない子供を連れていましたのでコレ幸いとイベント代わりにつかみどらせて見た次第です(笑)
 一度のつかみ取りで45台。子供の手にしては結構な数ではあります。これで2000円ですからコストパフォーマンスはそう悪くはありません。

 ところでこのモデル、都会の量販店などで最近置かれているもので50台とか100台とかでパッケージして売られているものです。
 見ての通りセダン、クーペ、スポーツカー(ポルシェ911風)の3種類とそのカラバリが中心のようです。

 実はこれまでも店頭で見かけてはいたのですが「一度にこんなにいらないだろう」という意識が先に立ってしまい手が出なかったアイテムでもあります。
 ですが帰宅後、早速レイアウトに配置してみて思ったのですがこれだけの数が一時に並ぶとかなり風景の活気が出せるのに驚きました。

 本来ならばカーコレなんかでも同じ効果は出せるのですがこの場合重要なのはこれらのミニカーの「没個性性」そのものにあります。
 つまり「ただのクルマ」「クルマと分かれば良い」というレベルのミニカーが大量に配置されると、その中にぽっと置かれたカーコレやこばるの力作マシンが実に際立って見えるのです。

 こういう「背景代わり」のミニカーや人形、使い様によってはかなり効果的な役割を果たしてくれると思います。

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JAMで見た物から・・・

2012-08-21 06:43:27 | 旅行・探訪・イベントなど
 昨日も書きましたがJAMと言うとこれまで個人的に「新製品紹介イベント」と言う印象を持っていたのですが実際に見たところではそれらしいのは会場全体の3分の1程度でしょうか。

 とはいえ、主要メーカーがこの時とばかりに色々デモをしてくれたり新製品告知をしてくれると言うイベントは田舎ではまず不可能ですからそこは田舎者らしく(笑)見てきました。
 ですがここで取り上げるのはあくまで私の気を引いたものや他の方があまり取り上げなかった題材となりますのでその辺はご容赦を。

 オマケに撮影の失敗で写真を撮ったのに使えなかった題材多数です(大汗)

 KATOのブースで目を引いたのはC56です。
 とは言っても動力ユニットとその試走がメインでしたが。予想はしていたとはいえやはりかなりの小ささでした。
 隣に現行C62やD51のそれを並べていたので余計コンパクトさが際立ちます。
 フライホイールは62や51が二つなのに対して1つにするなどして工夫されているようでした。エンドレスでの試走デモではD51辺りのテンダーで代用していましたが見た限り走りもスムーズそうです。
 更に1Cという軸配置の小型機なのでかなりの急カーブでも対応可能(実際デモではユニトラムに準拠したドッグボーンエンドレスを使っています)なのはうれしいポイントです。

 これがでるならC12、ことによっては8620なんかも展開できるのではという希望も持たせてくれるデモではありました。

 トミーテックでは路面電車で都電6000と東武軌道線の100形のリリース情報が朗報でした。
 特に後者は「まさかこれが」的なサプライズがあります。日光で使われていただけに「アップダウンのある併用軌道レイアウトで使える」メリットが(笑)
 鉄コレでは今月末リリースの105系の勢ぞろいが見ものでした。

 後は富山地鉄の14761+14762のペアが「RAIL WAYS」のBDかDVDのセットでリリースされるというのが目を引きました。

 写真が使えませんでしたがZゲージ関連も六半のDD51や天賞堂の165系なんかが気を吐いていました。
 実はこの場で「新幹線0系で食堂車やグリーン車、大窓仕様とかが出るか」というのが知りたかったのですがあいにくその予定はないらしいとのことで残念です。

 この他では造形村の16番EF13(戦時型凸仕様)リリース情報が目を引きました。DD54といい、題材選択が面白いですね。
 個人的にはですがKATOのEF510よりは使い出がありそうなので気には留めています。

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はじめてのJAM(恥)

2012-08-20 06:42:55 | 旅行・探訪・イベントなど
 昨日は思いがけなく時間が作れたため、家族を連れて東京へ繰り出しました。
 湾岸ではお台場や汐留などが賑わっていましたが、私の目的地は湾岸は湾岸でもミニチュア絡みの二大イベントだったりします。

 そのひとつが今回初めてお邪魔する事になった「JAM」のイベントです。

 なれない道をひた走りこれまた初めての「東京ビッグサイト」へ。東京だと言うので大渋滞やかなりの人混みを想像していたのですが(田舎者)会場までは実に閑散とした道のりで「本当にここは東京だろうか?」と(笑)
 ですが会場入り口は行列が並び期待が高まります。

 個人的なイメージとしてJAMと言うのは新製品の発表会中心の「鉄道模型版東京モーターショウ」と漠然と思っていたのですが(恥)実際には会場の半分以上が鉄道模型趣味人が思い思いのやり方でレイアウトや車両工作を楽しんでいるのをアピールする場と言う感じでした。
 この辺りは規模の点では大きな差があるものの、私の所属するクラブがショッピングセンターで行なう運転会に近いものを感じたので少なからず緊張が解けました(笑)

 展示そのものもかなりの作り込みのされた本格的なモジュールやパイクがある一方でレゴで構成したレイアウトやお遊び車両などが走っていたり、実車のタンク機が展示されている隣でプラレールが賑々しく走行するコーナーがあるなどまさにお祭り気分が横溢しています。
 こういうごった煮的な楽しさは私の最も好むところなだけにワクワクさせられどおしです。

 また、ここではかねてブログなどで交流のあった芋さんやKata改さん、UCCさんなどのモジュールを直接見る事が出来ましたし、これまで直接お会いする機会のなかった何人かの方とお話が出来た事も大きな収穫だったと思います。

 それにしてもやはりこういうのは写真よりも実物を見るのが百倍も二百倍も良いと改めて思いました。
 ただ、残念だったのは帰宅してみたらカメラの設定ミスで撮影した写真の大半がぶれまくっていた事です。やはりどこかで緊張していたのかもしれません(恥)

 会場の規模や参加人数から想像していた以上に全体が和やかな雰囲気だったのも印象的でした。

 他の方のブログなど見ますと新製品関係の記事を上げている方も多いのですが、それらについては次の機会に。

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Nスケールガンダムフィギュアを使ってみる

2012-08-19 06:20:04 | アクセサリー
先日紹介した「Nゲージサイズのガンダムキャラ」ですが前のブログでは「コスプレコーナーや電気街に最適」などと無責任な事を書いてしまいましたので実際にはどうなのかを自分のレイアウトでやってみました(笑)

 ですがコスプレコーナーの場合、ガンダムに限らず古くは「999」「To Heart」や「ウルトラ警備隊」、最近では「メイドっ娘」や某刑事物までもがラインナップされているせいか(何しろNスケールのポインターまである)改めてガンダムが入り込んでも目立たない事夥しい事を確認するにとどまりました。

 ですので「田舎電気街」での結果を。

 ホーム上を歩くスレッガー氏。
 恰好はともかくポージングが自然且つ様になるので、ホーム上を歩かせても違和感は少ない部類です。

 こんな大荷物かついで何処へ行く積りなのかは謎ですが。

 交差点付近を疾走するレイ氏。

 これもシチュエーションを選ばない良いポージングと思います。
 ちょっといじると桜木健一の「母さん!辞令だ!俺刑事になったよ!!」でも通用します(笑)


 街角に佇むアズナブル氏。

 予想通りと言いますかある意味違和感なく溶け込んでいます。
 周囲にメイドやガングロギャルが居ても殆ど問題ありません。

 以前ジオラマキャラクターの「ToHeart」「こみっくパーティ」の時にも書きましたが、恰好や服装を別にすればアニメ系の人形には良いポージングの物が多いと思います。
 この点では細密感で勝るプライザーより使いやすいとも言えます。

 これはポージングでキャラの性格を表現する事が多いアニメのキャラに特有の物と思いますが、これ位の演出はモデルの世界でも必要ではないかと思えます。

 上記の3キャラだけでも塗り替えでレイアウト上の普通の風景のドラマ演出にはかなり使えると思います。
(さすがに制服のアズナブル氏やドレン氏みたいな格好だと用途に悩みますが)

 ・・・などと言っておきながらスレッガー氏の後ろにはToHeartの女子高生、レイ氏の背後には藤原とうふ店の86が、アズナブル氏の背後にはオープンカーに飛び乗る課長さんが居たりするのがわが田舎電気街だったりするのですが、このカオス度満点な所は結構好きだったりします(笑)

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帰省の見つけ物・GMの編成表

2012-08-17 06:39:51 | 書籍
 帰省の見つけものから。

 かねて探していた小冊子のいくつかを押入れの隅からやっと発掘できました。
 GMのカタログ兼用の「列車編成表」の1・3(2はブルトレ専用で、見つかったのは表紙のみ)
 関水金属のレイアウトプラン集(恐らく単独のプラン集としては二番目くらいに古いと思われます)

 どちらも70年代中葉~末頃のNゲージの勢いを象徴している本と思えます。

 列車編成表は1が主に旧客の編成、3は電車編成を扱っています。ここで象徴的なのは当時(も今も)GMが扱っていない485系や581系の編成も網羅されている点です。自社の囲い込みよりも業界全体の進歩をも視野に入れた構成を感じました。これも成長期の業界ならではではないでしょうか。

 編成の中には本書が発行された当時の現役編成と言うのもあるのですが、これも今となっては懐かしいものがあります。
 回送用のキハ22や17を併結した旧客編成と言うのもありますがこれなどは確かに当時実物を何度か見た覚えがあります。

 また、荷物列車の編成を見ると当時は以外に貨車を併結していたものが多かったことが分かり今更ながら参考になりました(笑)

 恐らく本書はこれからの客車編成の手引き・今後の増備プランの参考書としても活躍すると思います。
 その意味では骨董品とは言い難い一冊です。

 こちらについては後ほどに。

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今月の入線車・マイクロの701系仙台色

2012-08-16 06:46:47 | 車輌・電車
 今回は発帰省時に掘したN車両から

「機械工学、空気力学、安全工学、材料科学、全てのバランスの中で進化しているんだ。701系、美しいと思わないか?」
「完璧た、完璧な造形美だ」

 …と「ガリレオ」の中で湯川先生に激賞されていた(笑)車両の入線です。

 マイクロの701系仙台色。
 これも中古屋や奥ではなかなかお目にかからないか、あっても結構な値段になっている機種です。
 幸いこれも比較的安価な出物を見つけることが出来ました。

 室内灯が装備されていたのが有難かったです。クレイドルレイアウトが照明を装備している関係で最近室内灯つきの列車のニーズが高まっている折なのでこれは嬉しかったですね。
 編成は6連ですが正確には2連プラス4連という組み合わせです。

 走行性は「あの頃のマイクロ」といったレベルです。繊細さはありませんが不満もありません。

 それにしてもこの車両もいつしか東北の電化区間ではあちこちで見かける存在になりました。
 実車では仙台色のほか、秋田色、盛岡色、IGRや青い森鉄道の独自カラーとカラーバリエーションは豊富です。

 その割に盛岡色だけ製品化されていませんが、そろそろリニューアル再発売を期待したい機種ではあります。

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帰省のみつけもの「359レイアウトINカラー」

2012-08-15 09:53:23 | 書籍
 この夏の帰省の掘り出し物ですが、予想した以上に書籍の出物が多かったのが有難かったです。
 帰りの荷物がずっしり重くなってしまいましたが、それだけの事はありました。

 ですのでメイン・サブ共に今後書籍の紹介や思い出話が増えると思います。

 過去二度ほど出品させて頂いたレイアウトコンペ。
 これの元となった第一回レイアウトコンテストが開催されたのは確か昭和54年頃だったと記憶しています。

 当時のTMSは所持しているのですが実家の物置の奥深く埋もれており発掘は困難だったりします。
 ですが近所の古本屋で「359レイアウトInカラー」が安価で出ているのを見つけました。

 資料というよりも当時の思い出に浸る意味もあって飛びついた次第です。

 本書では第1回から第4回までの出品作の殆どを網羅していますがやはり印象的なのは第1回・第2回のそれです。

 初のレイアウトコンテストという事もあるのでしょう、これまでレイアウトを持っていても発表しなかった層がこの時とばかりに「うちのレイアウト」を競って出品した事が見て取れます。

 そのせいもあるのでしょう、16番では組み立て式レイアウトや庭園式のレイアウトまでが参加、Nではベースに線路を固定しただけのものや製作途上のものまでが出品され良くも悪くも玉石混交の様相を呈しています。
 凄いのに至っては「有名レイアウトをそっくりそのまままねて作った」なんてのまでありました。
 最近のコンペのような細密感という点では遥かに劣るのですが、その一方で最近のコンペにない異常なほどの勢いと百人百様の「鉄道模型ライフ」の幅広さが感じられて今読み返しても全く飽きません。

 この自由闊達さは今となっては非常に懐かしいものがあります。
 ある意味この「玉石混交感」こそが本書の魅力の大半と言っても良いかもしれません。
 上手い作品を見るのは非常に大切とは思いますが、その一方で「これなら私でも出せそうだ」と言うような物がなければビギナーが第一歩を踏み出すこと自体が難しくなるような気がします。
 或いは「細密度では劣っても他より優れたコンセプトの作品」が世に出る機会を増やす意味でもこの自由闊達さは必要ではないでしょうか。

 ですがその一方で巻末のレイアウトプラン(計画だけでなく実際に製作されたもの、レイアウトプランコンテストの入賞作品もふくむ)は今見ても凄いと寒心する物ばかりです。
 ここでは「どんな列車を走らせたいのか」というデザイナーのポリシーが明確に感じられるものが多く、中には「もしこの通りのものを実行したレンタルレイアウトがあれば真っ先に行きたい!」と思えるものすらあります。

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今月の入線車・MODEMO都電9000「赤電塗装」

2012-08-14 08:15:25 | 車両・路面電車

 お盆突入直前の入線になった新車です。
 MODEMOの都電と言うと初期の発売という関係もあってこれまで車輪の大きい、妙に腰高なプロポーションのものが多く、私の中では先入観にすらなっていたのですが(汗)今回のモデルは新規製作の最新型です。

 それだけに従来品に比べてプロポーションの破綻は少なく、車輪の小ささと相まって非常に良い雰囲気と感じました。
 それとヘッドライトが最近のMODEMOの例にもれず点灯式となっています。走行性も中々スムーズで安心できるものでした。

 強いて難(と言うか贅沢)を上げるなら動力ユニットの関係で室内灯が組み込めない位でしょうか。尤もこれはKATOのポートラム以外の全ての路面電車に共通の弱点なのですが・・・

 車両のデザイン自体は新型車にクラシカルな塗装とデコレーションを施した一種独特な雰囲気が特徴と言えます。
 古い町並みよりも比較的新しい市街地の方が似合う気もしますが赤とクリームを基調としたカラーリングのおかげで周囲の風景への親和性は高いとおもいます。

 当レイアウトの中では久しぶりに「路面電車らしい」新車ではあります。
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