光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

夜景に挑戦4 試運転

2008-11-30 21:03:53 | レイアウト・開運橋
 夜景に関する実験の締めとして室内灯点灯のNEXを試運転させてみました。
 http://jp.youtube.com/watch?v=2kRk3iE4yEE

http://jp.youtube.com/watch?v=VB-ipMac9oA



 高架駅と地下駅の往復のみですが、この2駅、駅間距離が1mちょっとしかないので試運転といってもあっという間です(笑)

夜景に挑戦3 ホーム周り

2008-11-29 18:22:47 | レイアウト・開運橋

 今回は白とピンクのLEDを使ってホーム周りの照明に挑戦です。

 この製品は白とピンクが交互に配列されているのですが、当レイアウトの高架駅はたまたまTOMIXのホーム本体にGMのホームの側壁を組み合わせる構造だった為屋根と側壁の間に隙間があり、そこからどうにかLEDを押し込めることが出来ました。

 白とピンクの交互だった事もこの場合は幸運で、1個置きに白はホームへ、ピンクは高架下の道路を照らす形に配置できました。ただ、仮の配列という事もあって上の写真のように配線は目立ちまくりですが・・・

 点灯させた所が上の写真です。
 SNSのメンバーの方から明かりが強すぎるのではないかとの指摘がありましたが、実際見ようによっては工事中の投光機波の明るさともいえます。何らかの調光が必要かもしれません。

 ここまででLEDを3セット使いました。その時点での夜景です。奥にある最近製作したロウレリーフもホームなどの灯りでライトアップ同様の効果がでているようです。

夜景に挑戦2 高層ビル

2008-11-28 21:17:26 | レイアウト・開運橋

 夜景の話の続きです。

 当レイアウトのいわゆる「田舎電気街」の駅前には25階建ての再開発ビルがあります。
 これは材料がプラダンとアルミテープという至って簡単な物でそれゆえに内部は巨大な空間(早い話がドンガラ)な訳です。
 作った当初は寒々しい中味だと思っていましたが、ここにLEDを組み込むには却って好適でした。
 早速白と青の奴を買い入れてテープで貼り付けました。発熱の少ないLEDならではです(とはいえ、長時間の使用は慎みますが)更に壁面にアルミテープを使っていたので漏光の心配もありません。


 点灯させてみると高層ビルだけにライトアップとは違ったインパクトがあります。
 内部がドンガラなのでうまく使えば、例えば窓に遮光する事で光文字などもいけるかもしれません。
 前回のライトアップと併せて夜景の雰囲気は高まった感じです。


夜景に挑戦1

2008-11-27 22:32:38 | レイアウト・開運橋
 このところ室内灯付きの列車の入線が続き、レイアウト自体の夜景の欲求も高まってきて居ます。

 クリスマスシーズンも近づき色々なグッズも出ていますが、この機会を利用してかねて考えていたレイアウトへの応用に挑戦してみました。

 種はクリスマスツリー用のLED。電気・配線音痴の私にとっては買っただけで直ぐ点灯できるこの種のグッズは福音でした。値段は20灯で1000円弱ですが、地方ではこの種の季節商品は今でないと買えないのでチャンスといえます。

 「夜景」というと普通に考え付くのが建物の中に灯りを仕込むのですが、生憎私のレイアウトは夜景を想定して作っていないのでやむを得ず町並みの道路に沿う形でLEDを並べただけです(高層ビルなどの目立つ物にのみ少し配置しています)

 早速白色タイプを一セット点灯させてみましたが、雰囲気はなかなかでした。実際の夜景でも建物の照明よりも街灯の灯のほうが目立つのと同じ理屈でしょうか下からの灯りに浮かぶ街並みは結構良い雰囲気となりました。

 

 これまで夜景というと建物一軒一軒に灯りを仕込む物を想像していたのですが、シチュエーションによってはライトアップのほうが効果的(特にビル街では)と思えます。
 こうして見ると意外にレイアウトの夜景というのは手軽に実現できそうな感じがしてきました。

 そんな訳で調子に乗ってこの路線を続ける事になります。



夜汽車の気分2

2008-11-25 16:28:34 | 車輌・電車

 前回の「北斗星」から旬日の間を置かずにまた室内灯装備車を入線させる事が出来ました。
 今回のはKATOのNEX6連ですが、電車で自走が出来て室内灯、前照灯が装備されているのに値段は前回の北斗星より格安でした。まあ、ジャンク品だったのでコンディションは比較になりませんが・・・

 今回のNEXが似合いそうなシチュエーションといえば何といっても先日灯りのついた地下駅です。
 ホームへ進入する所での感動は室内灯無しの2000%増し(当社比)といった感じです。

 さて、室内灯や地下駅の照明迄来ると次にやりたくなってくるのは・・・

夜汽車の気分

2008-11-24 21:10:52 | 車両・客車・貨車

 先日、ジャンク品のEF81とED79を復活させたのですが、この2機に共通するのは「北斗星」です。
 こちらもたまたま中古の出物を見つけて押さえたのですが、嬉しい事にこの客車、室内灯が装備されていました。

 私の手持ちの車輌群で室内灯を装備した物は極端に少なく、且つ先日地下駅などと言うものまで製作してしまった身としてはぜひともこういう車輌がほしかった所です。

 テーブル上でエンドレスを走らせただけですが室内灯の灯りが連なる様は思わずうっとりとさせられます。
 こうなると普通電車でも室内灯を装備させたくなってくるのですが、その前にクリアしたいハードルもいくつか(笑)

ロウレリーフと風景の密集感

2008-11-23 23:04:37 | レイアウト・開運橋

 今回はロウレリーフの看板追加(特に大昔製のボール紙ビル)を中心に行ないました。
 手前側のビルは製作当時はデパートを想定していた建物だったりするのですが、今回の改修では田舎電気街に隣接する区画の建物という事で家電・PCと家具の量販店に変更しました。この辺り当時との時代の流れを作っていて感じます(笑)

 さて、今回ロウレリーフとして製作したビルは8軒。以前から製作していたものも含めると10軒近くになります。
 これまでレイアウトの背景は殆ど空抜きといっていい位中景のない感じで手前の建物ー空という繋がりでした。これが意外にレイアウトの広がり感を阻害していた気がします。
 今回ロウレリーフのビルを配置して列車を走らせて見ましたがビル街を遠景に密集させる事で却って「ビル街の向こう側」をイメージさせる効果があるように思います。
 場合によってはロウレリーフの向こうにもう一段遠景のビル街の書割を加えてもいいかもしれません。

街並み改修19・ロウレリーフ第4弾

2008-11-22 22:31:12 | ストラクチャー

 これまで3通りのロウレリーフを製作してきましたが、どのやり方も一長一短があり満足の行く物が少なかったのでオリジナルの手法でもう一タイプ製作してみました。
 材料は一番最初の物と同様にプラダンを骨組みに使いましたが、立体感を出す為に折り目をつけて奥行を付けてみました。
 壁面にはカットした壁紙を使う所までは前回同様ですが別のプラダンから切り出したパーツも併用し壁面のメリハリも付けてみました。

 形としてはこんな感じです。
 市販のビルは限られたスペースに配置するからか、このように横に広かったり、ビル自体が小さかったりしていたので今回のものはロウレリーフとはいえ、大型のビルに見えます。

 レイアウトの空の前に配置した図です。これまでのものに比べると背景とのつながりや奥行感は今回のが最も出ている感じです。

 実際に列車を走行させて見ましたが、列車よりもかなりビルが大きく見えます。高架線の向こう側ということで高さも10階前後を想定しましたが、それが却って良かったように感じました(市販品だとビル自体が余り高架線より高くない物が多く、特に高架ホームの向こう側だと殆どが埋没してしまう為製品そのままではこうしたロウレリーフには使いにくい感じがします)

 他のロウレリーフも含めてですが、建物の艤装や看板類の追加などはこれからです。

街並み改修18・ロウレリーフ3・27年目の復活

2008-11-21 15:47:17 | ストラクチャー
 
 先ず、最初にお恥ずかしい物をお目に掛けます。
 上の写真の建物は27年位前、未だNスケールの建物類が充実していなかった時期に当時学生だった私が工作用紙やケーキの空き箱から製作したビル類です。
 その後20年近い中断期間を経ましたが、3年前にレイアウト製作に掛かる時実家の物置をひっくり返したら当時のこれらの建物が捨てられずに取って置かれていたのを見つけたものです。ただ、その時点でも建物自体が大きすぎた事や当時は竹取坂付近のレイアウトを製作中だった事もありそれから3年ほど寝かせていました。

 今回ビル街の改修に掛かった時これらをロウレリーフとして活用できないかと思いつきました。
 幸か不幸かケーキ箱を材料に使ったせいもあり窓のある壁面が一面しか取られていない(つまり裏側や側面は何も無い)ので窓の切り抜かれた前面だけを薄く切り取れば多少立体感のあるロウレリーフになりそうでした。

 切断した建物を配置します。純粋な平面でなくすこし箱状が残る形で切り出したので前回までのロウレリーフよりは立体感があります。又、基本的にコントロールボードから見て高架の陰になるように配置したので1階部分の粗末さも隠れます。
 とはいえ、当時の子供の紙工作レベルで仕上がりの雑さは隠せません(泣)

 あとは以前の変電所や詰所宜しく今風の改修・ディテールアップが課題です。

 さて、これまで3種類のロウレリーフを作ってきましたが、それらで大体の見当が付いてきたのでもう一種類オリジナルでロウレリーフを作ってみることにしました。

街並み改修17・ロウレリーフ2

2008-11-20 22:10:00 | ストラクチャー

 前回から始めたロウレリーフですが、意外に効果がありそうなので色々と試してみています。
 今回の第二弾はプラダンの表面に以前マンション製作の際に余らせたGMの公団住宅の壁面パーツを貼った物です。
 本来ならテラスや通路部を追加する所ですが、それらは後回しにしてとりあえず形だけを作ってみました。

 さて、当レイアウトにおけるロウレリーフの効果についてです。

 こちらはロウレリーフ配置前の画です。
 高架線の向こうがいきなり空になっている為に風景として少々不自然な感じです。少なくとも都会風の感じではない事はお分かり頂けると思います(実際の風景でもこんな風に見えるのは海岸線の線路くらいでしょうか)

 こちらは配置後のものです。
 空と高架の間にビルが入る事で都会風の雰囲気が一気に高まった感じがします。
 ここで注意する事はロウレリーフを直接空に立て掛けずやや斜めに配置して立体的な感じを出す事でしょうか。

 前回の物は背景画に完全に並行に立て掛けている為にどの角度から見てもビルが同じ様にに見える欠点がありました。
 今回のものも平面的に作っている関係で基本的には同じ欠点を持っていますが背景に対して角度を付けて配置しているので多少はこの欠点が矯められていると思います。
 次作ではこの欠点そのものにメスを入れてみました。

町並み改修16・ロウレリーフ

2008-11-18 18:10:36 | レイアウト・開運橋
 このところ蒸気機関車の改造という力技を駆使したせいかややばて気味です。
 仕事の後の工作なのにここまで疲れてどうするのかと(笑)
 今回はレイアウトの改修からです。

 レイアウトの背景としては背景画を使うのが一般的ですがそれだけだと手前の風景と奥の画とのギャップが大きく感じられる事があります。立体のジオラマと二次元の背景の組み合わせなので無理も無いのですが・・・
 最近はジオラマと背景画の間に半立体のレリーフを組み込む手法がちらほら見られますが今回は都会風に見えるものを考えてみました。

 材料はプラダンと壁紙・アルミのカラーテープですが、最近はこの種の素材が百均ショップでも手に入るので有難いです。
 モチーフがビル街なので以前のビル製作と同じ要領でプラダンを窓に見立ててカットした壁紙を貼ってゆくだけ。しかも背景に使うだけに上半分しか作っていません。
 蒸気の工作に比べると何たるお手軽さ(笑)

 これをレイアウトの背景画の前に配置します。
 これまでは神社の向こう側(商店街でも同様でしたが)がいきなり空で街としての奥行に欠けましたがビルが並ぶ事で少しは緩和されて感じがし、同時に都会らしさが出てきた感じです。

D52「のようなもの」その後

2008-11-17 20:51:36 | 車両・蒸気機関車
 前回の段階では単に「C62のボイラをのせただけ」だったD52タイプですがC61の進行に合わせて改修を行ないました。

 C61から切り出した給水暖め機を移植。反対にC62からはキャブのドアを移植しました。
 テンダー台車はジャンクのトキ15000から移植。
 一番の加工点は車体下部のD51の従輪に干渉していた部分を切り継とカットで修正しカーブを曲がれるようにした事です。

 真横から見るとそこそこD52っぽく見えますが、ボイラ前面を加工していないので斜め前からの雰囲気は違って見えます。
 一番の問題は自走できないので今の所手持ちのD51に押してもらう他に走る方法が無い事ですか(笑)

C61「のようなもの」・仕上げ中

2008-11-16 19:43:15 | 車両・蒸気機関車
 次の工程は主に外観に関する部分です。
 厳密には今回のモデルと実際のC61とは長さやランボード等に相違点があるようですが、今回は目立つ部分を中心に加工してあります。
 先ず、D51ではヘッドライト直後にある給水暖め機を取り外し、跡をパテ盛り整形。
 密閉式キャブを表現する為にドア部分をC62の車体から移植しました。これは同時にD51のキャブのままでは豪快にはみ出してしまうC62のモーター後部を隠す役目もします。



 とりあえずここまでで一段落つけることにしました。


 キャブのドア部分などに造りの雑さがもろに出ていますが、私にとって初めての蒸気改造としてはまあまあ(製作過程での失敗が実に多いのですが)といったレベルでしょうか。
 さて、C61の次にはD52の方も改造の手を入れましたがそれはまた。

C61「のようなもの」・地獄2

2008-11-15 20:47:21 | 車両・蒸気機関車


(前回より続く)
 ウエイト部分の削りだしが大体整いましたが、この作業は一旦動力ユニットを完全に分解した上で行ないました。というのもモーター部分に永久磁石が使われておりそのままでは切り出した鉄粉を吸い付ける恐れが大きかったのと、左右分割のブロックの隙間が大きくギアに鉄粉を吸い込む可能性が高かったからです。
 (実はこの隙間の大きさにも意味がありました)

 さて切削を終えてギアとモータ、車輪やロッド類を取り付けて試走です。D51と違いC62はテンダーが無くても自走可能(テンダーから集電していない)なのを確かめていたのでここまでやれば一安心とばかりにレールに載せてパワーパックのスイッチを入れると・・・
 たちまちパックのブレーカが落ちました。何度やっても結果は同じ。どこかでショートしているのです。

 原因は左右分割のウエイトにあったようです。
 二つのパーツの間にプラのスペーサー(うっかりすると見落とすほど小さい奴があります)が挟まり二つをつなぐねじも金属製ながら一旦プラのカップリングに挿入してからつなぐようになっていました。最初はこの意味が解らなかったのですがよく考えるとこれらの装備は左右のブロックを完全に絶縁する為の物でした。
 つまりウエイトの部分を通電材として使っていたようなのです。
(スペーサ部分以外は単に「隙間」で処理されていたのでよもや通電しているとは考えませんでした。我ながら間抜けな話です)

 更に切削したブロックがD51の車体より微妙に大きかったので被せた車体がブロックを締め付ける形となったために予想外の処で左右のブロックが接触していた可能性もありました。

 結局再度ばらして切削・組み建て直しです。


 何度かショートさせた末やっと走るようには調整できました。
 ここでとりあえずD51の車体を被せます。
 
 これだけでは単にD51の車体のままなのでC61風に見せるには若干ながら車体の加工が必要でした。

C61「のようなもの」・地獄1

2008-11-14 22:04:59 | 車両・蒸気機関車


 先日C62の上回りとD51の足回りを組み合わせてD52風にする改造に挑戦しましたが(これについてもあれから進行したのでいずれ紹介します)、これと逆にD51の上回りとC62の下回りを組み合わせるとC61が出来ます。
 C61は人気の点では地味ながらも「さくら」や「はつかり」などの先頭に立っていた機関車でもあり機会があれば入手したかった機種ですが、折角素材が手元にあるならやってみようかと考えたのが運のつきでした(笑)

 C62とD51とではボイラーの直径が違い、当然動力ユニットの太さも違います。D52は動力ユニットが細身なので集電方法を工夫すればどうにかなりそうな気もしますがC61の場合は動力ユニットが太すぎてD51の車体に収まりません。

 つまり動力ユニットの切削が不可欠な訳です。



 幸いC62のジャンクがもう一両入手できたので失敗した時のリペアも少し気楽です。
とはいえ、この為に金鑢2丁に金切鋸1丁、固定用の万力まで揃える羽目になったのは何とも(笑)

 悪戦苦闘の3時間、どうにか切削したのが上の写真です。
 これでどうにか車体に収まるかと思えたのですが、問題はこれで済みませんでした。