光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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2013年最後の運転に

2013-12-31 22:58:04 | その他

 毎年恒例の年越し運転ですが昨年に引き続き実家の畳の上での開催となりました。
 暖房の無い部屋なのでなかなか寒いのですがそれでも今年最後の運転となると楽しいものがあります。



 今年最後のブログはその年越し運転の休憩時間(笑)に打っています。

 先日来の「2013年を振り返る」でも書いてきましたが、今年も色々な事に挑戦したり新ジャンルに触れて視野が広がるような感覚をいくつか感じる事ができたと思います。

 趣味の世界とはいえ、この年にもなってこうした感覚が味わえる事は感謝すべき事でもあるしその感謝の念は常に噛みしめているべきものという気がします。
 そう感じた理由として、このブログをはじめとしてほかのブログやSNSなどでの皆様との交流の要素も大きかったですし、皆様から色々なコメントを頂いたりこちらから書き込ませてもらったりできた事がどれほど励みになったかしれません。

 この場をお借りして改めてお礼申し上げます。

 これを上げたら年越し運転の後半戦に入ります(笑)
 それでは皆様もよいお年を。

(追記)
 暮れの年越し運転から

 今年は帰省の影響もあって自宅と実家の二か所で二部構成で行ないました。
 自宅ではレイアウトのエンドレスでその年の入線の編成を走行させるのですが今回は昨年妙に充実したブランドのひとつである「しなのマイクロ」の編成をメインにしています。

 一昨年入線の157系、昨年入線の営団5000系、そして暮れに奥で入手できた103系1200番台(これについては近々触れます)の三つがメインです。
 モデルが古いですし、動力の性能の問題もあるのでのノイジーで繊細さに欠け、KATOやTOMIXの様なスムーズさは望めません。

 が、それでも一生懸命な感じがよく伝わる走りを楽しめました。

 こうしてみるとスムーズでなくても味のある走りのモデルを走らせるのもそう悪くない気がします。

 実家での運転は持ち込める車両の制限があるので小型車が中心です。
 中でも目玉は運転の直前にようやく動力化したBトレの上信デキ1の編成です。

 Bトレの4軸動力を使うのは今回が初めて。購入した店でも「ウェイトで補重しないとちゃんと走らない事が多い」と脅かされましたが、ウェイトの無い状態では信じ難いほどの軽さだったにもかかわらず畳の上の無勾配のエンドレスでは結構活発かつスムーズな走りが楽しめました。
 新年の一番列車でこれの編成が急遽抜擢されたのはそうした事情もあります。
 当初は「週刊SL」のB1001を充てるつもりでしたから。
 その他の編成も例年と違う「畳大平原」での走行ですがアングルによっては結構リアルに見えたりして楽しいものがあります。

 但し、それを見て楽しんでいる人の姿勢は「畳に這いつくばっているようにしか見えません」から非常に見苦しいのですが(汗)

 この一番列車、0時の時報と共に走行を開始してエンドレスを回るのですがこれがスムーズにいかないと今年一年も上手くいかない気がして運転時にはそれなりに緊張します。
 もっとも、これがうまくいったからと言って良い年になるとは限らないのですが(大汗)




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2013年を振り返る・5・今年の中古モデルから

2013-12-31 13:27:13 | 鉄道模型 
 2013年は先述の様に随分と旧モデルの入線が多かった年でした。
 それだけにこれまで触れた事のなかったブランドの製品やモデルに触れる事が出来たのも大きな収穫のひとつと言えます。

 今回はそうしたモデルの中でとりわけ印象的だったものからいくつか。

 1中村精密のC55流線型
  これまで30年位中村精密のモデル自体を店頭で見た記憶自体がなかったのに今年はなぜこんなに出物があったのかと思います。
  旧モデルだけに走りに難のあるものも多かったのですがこのC55はブラスモデルのメリットがフルに感じられるもので傑作の部類に入ると思います。
  (実は今年入線した中村精密のモデルの中で一番ちゃんと走った事も好印象の一因だったりするのですがw)

 2ワールド工芸のAB10
  これを入手するまでワールド工芸とは私にとってまさに「雲上のブランド」でした。これはかなりの小型機ですがワールドらしい細密感と造形が魅力です。
  プラ成形だったらこれよりかなり貧弱な印象になったのではないかと思えますし。
  そしてこれがきっかけとなったのかこれ以後ジャンク品を中心にワールドのモデルがいくつか入線する事になります。

 3KATOのEF70
  先述のとおり2013年のヴィンテージ旋風の幕を切って落としたモデルです。
  とか言っておいて屋根上パーツ全てが欠落し動力ユニットのウェイトは錆(?)だらけで800円でしたが。
  それなのに今でも十分に走れる性能が保たれていた事に驚かされると同時に「これを復活させてやろう」という意欲がわいてきたのも事実です。
  実際これ以降入線したジャンク車はどこかしら欠落のある様な物が多かったのですが手を加えて復活させてやると結構愛着がわいてきて嬉しいものです。
  (出来不出来は別ですが)

 4しなのマイクロの営団5000系
  このブランドは以前にもいくつか入線していますが動力で本格的にフライホイールを内蔵させたという意味で面白いモデルでした。
  当時は余り評価されない走りでしたが最近の大容量高性能化したパワーパックのおかげかそこそこの走りが楽しめました。

 5KATOの京急800系
  KATOが初めてキット形式でリリースした私鉄電車という意味でエポックメイキングな存在ですが私個人は当時はあまり注目していませんでした。 
  ですが今回ジャンク車を手に取ってみるとGMやエンドウとは一線を画したモデルである事がよく伝わってきました。
  特に屋根上や床下の表現は今のレベルでも通用しそうなものです。

 6TOMIXのED70
  これは純粋に実車のノスタルジーで選んだモデル(とはいえパンタ交換などのレストアはしていますが)です。
  造形も成形色も正直玩具っぽさが先に立つのですがそれでも憎めないキャラクター性が感じられます。
  カツミの16番モデルも持っているのですがどちらもその朴訥さに大きな魅力を感じます。

 7GMの111系
  かつて発売された時には学生の身分だったので「高くて手が出なかったモデル」でした。
 これも純粋にノスタルジーというか昔の敵討みたいな感じもするのですが、試行錯誤状態の動力の構造や性能も含めて旧モデルらしい朴訥さと一生懸命さが感じられて見ていると不思議と元気になれます。

 リストアップして見ると新車より多くなってしまったのが何とも(汗)
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2013年を振り返る・3・今年印象に残った新車から

2013-12-30 18:17:50 | 鉄道模型 
 2013年の新車の増備ペースは前述のヴィンテージ旋風の影響もあって昨年に比べてスローペースで推移しています。
 とはいえ、最近のモデルに魅力がなかった訳では決してなく、むしろその出来の良さや発想の凄さに驚かされる事も多かったですが。
 今年印象的だった新型モデル(はっきり言って「全部」と言っていいとは思いますが)からリストアップして見ると、

 1・TOMIXのC61
   C57の時も驚きましたが第二弾ともなるとかなり手慣れた作りになっていて好感が持てるモデルでした。
   特にプロポーションの再現性とディテールの細密感のバランスが良い感じで16番の高級モデルをそのままNサイズに圧縮したような印象すら受けます。
   それでいて普通に運転する分には不満も神経質になる事もなく安心して使えるモデルになっていた事が凄いと思います。

 2・KATOのDD13初期型
   こちらもかねて待望していたモデルでした。
   過去にナインスケールとマイクロでそれぞれモデル化されていましたが最後発だけに造形は最も優れています。
   難を言うなら前者の同形機に比べて走りが繊細すぎる(ちょっとした路面の凹凸や急カーブへの適応性に敏感で脱線しやすいところがありました。尤もこれは私の個体だけの現象とは思うのですが)

 3・「週刊SL鉄道模型」の特典B1001タンク蒸機
   ボイラーが異様に太い、ディフォルメの強い造形で好みの分かれる所ですが走行性はこれまで私が触ってきたミニサイズの蒸機の中ではピカイチでした。
   Bタンクとしては個人的にはベストな出来と思います。


 4・Bトレインの上信デキ1
   Bトレのモデルでスケール性を追求した始めてのモデルの様です。
   まだ動力化していないので走りは未知数ですが小型電機の持つ独特のたたずまいが感じられて個人的には好きになれるモデルです。
   それでいて接着剤なしできちんと組める構造は良い意味での知育玩具っぽさすら感じさせます。
   Bトレは今回初めてだったのですがそのコンセプトの良さには驚かされました。

 5・鉄コレの京阪80とその動力化キット
   前回の下津井のナローモデルもそうでしたがNやZの動力を改造したり組みかえたりして自走できるように持って行くのは昔なら大冒険だったのですがキット利用とはいえそこそこ走るレベルになるというのが先ず素晴らしいと思います。
   京阪80自体も中々好印象の造形でした。

 してみると、今年も楽しめる新製品はいくつもあった事にはなります(笑) 
 
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2013年を振り返る・3車両工作とレストアから

2013-12-29 14:23:46 | 思いつくままに・考察
 2013年を振り返る・今回は車両工作のはなしから
 今年は例年になく車両関係の工作が多かった年と言えます。




 鉄コレの京阪80の動力組み込み、先日までやっていたペーパー車体の電車工作などが目立つ所です。
 とはいえ、出来不出来は別としても工作のコンセプトは全般に「昔の工作の追体験」みたいなのが多かったのも事実です。
 ペーパー車体工作などは元はGMのカタログのおまけから端を発した企画でしたし。


 が、これらの車両工作から以後の私の模型遊びの方向性を大きく変えたと思うのは
 KATOのEF70や宮沢の16番C58などに端を発する「ジャンクモデルのレストア」でした。

 実際、これをやってから旧式モデルやジャンクのモデルを入線させる率が飛躍的に増えてしまいました。
 動力面ではギアの差し替えとかクリーニング、微調整、ゴムの差し替えなどが主な所でしたし、外観面では不足の部品をアフターパーツやディテールアップパーツで仕上げる過程は中々楽しめました。
 挙句の果てはそれまでやった事もなかったハンダ付けを伴う真鍮車体のレストアにまで手を出しましたし。

 リサイクルなどというおこがましい物ではありませんがジャンク同様のモデルを徐々に復活させてゆく過程はこれまでの車両工作とは異質の楽しみとは言えます。

 実はそんな志向に拍車をかけたのは今年に入ってひょんなことから観始めたCSのクルマのレストア番組の影響もあったと思います。
 「復元!クラシックカー」「Fast&Roud」、そして「クラシックカーディーラーズ」等の一連の番組でごみ同然のクルマを甦らせつつ、単にオリジナルに取り戻すだけでなく外装や足回りなどにオリジナリティあふれるバージョンアップを加える過程を楽しく観させてくれました。
 これらの影響が思いっきり鉄道模型にまで波及した1年だったとは言えます(笑)

 来年はKATOのEF65をはじめいくつかのレストア計画を立てています。
 できればそれと並行してオリジナルの車両の工作にも踏み込んでみたいとは思います。
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2013年を振り返る・2「飛び回るレイアウト(笑)」

2013-12-28 18:48:07 | 思いつくままに・考察
 2013年を振り返る、今回は棚幡線レイアウトのその2です。

 元々棚幡線(7月7日開業から命名w)は運転会用のモジュールの差し替え風景のひとつとして製作されたものです。
 そのためモジュールの本線に掛からないようにするため当初から400×900の比較的小型のサイズでの製作となりました。

 完成したレイアウトは運転会で3度ほど運転を行ないましたが大体当初の想定の用途には十分対応できたと思います。
 その一方で運転会以外でも自宅の居間の隅っこに置けるサイズだったため食事のついでとか、出勤前のひと時の運転といったちょっとした用途にも十分に対応してくれました。


 その他にはモジュール用で移動が比較的容易というメリットを生かし夏の故郷への帰省時にレイアウトを実家へ持ち込むという楽しみ方ができたのも得難い収穫でした。
 同じ事は以前にモジュールでやった事がありますが今回の棚幡線はポイント4つにターンテーブルやアンカプラーを装備した本格的なレイアウトでしたから帰省中の運転(たとえば旅先で購入した中古モデルの試運転)にも対応しましたし、故郷の景色を借景に屋外での運転を楽しむという芸当もできました。
 その意味ではこれまでのレイアウトの愉しみ方とは異なる方向性を実感できたとも言えます。

 ミニカーブの登場やそれに対応できるスケールモデルの充実によりレイアウトのハードルは年々低くなってきていると思いますが、こうした形で手軽にレイアウトのある生活を愉しむというのは従来の枠にとらわれない鉄道模型の愉しみ方としてかなり有望な気もします。

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2013年を振り返る・ミニSLレイアウト棚幡線から

2013-12-27 20:45:17 | 思いつくままに・考察
 今回から今年いっぱいはこの1年を振り返って思う事から書こうと思います。
 今年のレイアウト関連では何と言ってもミニSLレイアウトの「棚幡線」の開通とその関連の活動が一番印象的な出来事でした。

 雑誌連載のレイアウトを手を加えたとはいえ基本的に仕様に従って製作するというのはこれまでのレイアウト、モジュール工作とはやや異質な所もありました。
 しかしそれでいてこれまでと異質なゆえに得る所も多かったと思います。

 入門書や専門誌を参考に基本的に我流で作るというのが一般的なレイアウトの製作と思いますが、パーツ込みで手順をマニュアルに従って作るというのはある意味機械的な行程でありながらもこれまでとは異質な手法を知ったり試せたりする意味では面白い経験でした。
 今回のレイアウトの場合、ターンテーブルをはじめとしてオリジナルのパーツがいくつかあった事とトラックプラン自体が中々良く出来ていた事が製作を決断する要因でしたがこれまでの所運転を愉しむ分には不満は感じません。

 更にオリジナルの工程としてアンカプラーの追加、トラックプランの一部変更と建物類の差し替え、改造によってそれなりにオリジナリティを出せる部分もありましたし。
 今後、全く新規にレイアウトを作るというのは既存の物の完全な作り直し以外にはできないと思いますがその際に今回の経験を生かせる場面もあるだろうと思います。

 車両面ではこのシリーズオリジナル特典の「B1001蒸機」も当初の予定より外観が改善された事と走行性能が意外に良かった事で結構な拾い物だった事を申し添えておきます。
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 HPです。25日、「ふと思うこと」を更新しました。

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リリプットの「8800蒸機」から

2013-12-26 21:14:04 | 車両・16番
 「鉄道模型」としては今年唯一のHOモデルの入線です。
 原鉄道模型博物館からの帰りにこういうモデルに当たるという事は「何かに惹かれた」様な気もするのですが。

 リリプットのドイツ38形蒸機。
 日本ではこれとよく似た設計の機関車がドイツから輸入され8800形蒸機となりました。
 8800は後の8620のお手本になったとされています。

 その意味では細部のディテールなどを手直しすれば8800ぽくはできる(筈の)機関車とも言えます。
 (但し、テンダーは3軸にする必要がありますが)


 とはいえテンダーの造形が個性的、と言いますか重油専燃機かと疑ってみたくなるスタイルが面白く感じます。
 キャブ内には一応バックプレートも造形されていますし。
 相当な年代物らしくそれなりに使いこまれた外見ですが走行には支障ないようなので手を出してしまいました。
 これでも2000円を大きく切ります。

 個人的には車両そのものの魅力を堪能するにはNよりもHOの方が有利な気はするのですが、そうなったらそうなったでメカニズムの個性が際立ちやすい外国形に目が行ってしまう傾向がここ2,3年続いています。
 走りも良好ですしメカの動く魅力も十分。それでいてNの新車よりもかなり安価な事が多いと個人的には良い事づくめではあります。
 ダイキャスト成形のボディも意外なほどの迫力と細密感がありますし。

 面白いのが機関車部とテンダーとの連結部。カーブで伸縮させる事で急カーブへの対応と直線部での短い連結間距離を両立させているのが良い配慮ではあります。
 実際走らせるまで「こんなに機炭距離が短くて大丈夫?」といぶかりましたから。

 強いて問題を上げるとカプラーが独特なのでケーディーへの交換が必須(しかも大概の場合ワンタッチとはいかない)という所でしょうか。

 実はこの38、先日の運転会でクラブのメンバーの一人が今回の私と同じ目論みのもとでNゲージのモデルを入線させたばかりの機種です。
 ゲージこそ違いますが何たる偶然か同形機を私も入手できたことになります。

 元々欧州のHOモデルは良い意味で「玩具」としてスタートした物が多いせいか走行性への配慮が日本型とは比べ物にならない位優れている事が多く中古であってもよほどのトラブルを抱えていない限り安心して走らせられる美点があります。
 最近はNゲージ系メーカーを中心に日本形でも走行性への配慮がされ始めたモデルも増えて来ましたが。
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 HPです。昨日「ふと思うこと」を更新しました。

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Bトレの上信デキ1のはなし

2013-12-24 18:49:22 | 車両・電気機関車
 今回はBトレインショーティネタです。
 こうかくと「アレの事か」と思う人も多いと思います。その通り、アレです。

 上信電鉄デキ1型電気機関車。
 実際にはショーティ化を殆どやっていないそうなので「Bトレイン・スケール」とでも呼んだ方が良いかもしれません(笑)
 この所鉄コレやら自作車両などで妙に上信づいていたのですがこの機関車の存在は全く知らずYANチョさんのHPで初めて知った次第です。

 その時点で既に発売から一週間以上経過していましたし、私の現住地は模型屋が極端に少ない上にいわゆる「ホビー系量販店」が存在していないので先ず入手は難しいと思っていました。
 現に先日のさいたまのフェスタの折にも探したのですがどのショップも払底していましたし。
 ですが意外な事に「近所のスーパーのおもちゃ売り場」にこれが並んでいたのを発見!晴れて入線できる事となりました。
 Bトレなどはこれまで本気で探した事がなかったので盲点ではあります(汗)

 さて、モデルですが基本的にはめ込みのみで組み立てができる辺り流石は「ガンプラのバンダイ」です。
 Bトレをやっている人には常識と思いますが私が感心したのはNゲージでは「ボディのおまけ」扱いの「窓ガラスパーツに厚手のプラを使うと同時にポッチをいくつも付けることで構造材として有効に使っていた事」です。
 ボディ自体は薄手のプラを使い「窓ガラスパーツに貼り付ける」感覚で組み立てられますがこれは結構新鮮でした。

 出来あがったボディは強度も十分ですし手すりなどを後から植え込むのも容易そうです。
 これなどは「模型屋さん」にはまず思いつけない所であり、良い意味で「オモチャ屋さんのモデル」のメリットがフルに出ている所と感じました。
 それでいて出来上がったモデルはNゲージとして遜色のない出来ですし、パンタを交換(屋根の穴はGMのパンタの寸法に適合している様です)すると全くNゲージの模型そのものです。

 おまけに前面や屋根置いたのパーツはデキ1の仕様違いを再現できるように複数(前面4種、屋根板2種)用意されており、多くの好みに対応(という事はマニアは4個買えという事か?)しているのも良いところです。
 何しろはめ込みですから「気分に応じて仕様を変えるのも容易」ですし。

 今回は動力を組み込みませんでしたが棚幡線の側線にちょっと置いただけでまるで「何年も前からそこに居た」様な存在感があるのには驚きました。
 これまでこれ位のサイズの機関車は殆ど見なくなっていますがミニカーブの普及などで存在価値が年々上がっているジャンルと思います。
 そう思うとこのモデルは一応スケールモデルですし結構大穴の様に思います。

 鉄コレみたいにシリーズ化されないものでしょうか。

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 HPです。12月25日「ふと思うこと」を更新しました。

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レイアウトの「街並み創生」に思うこと

2013-12-23 18:49:59 | 思いつくままに・考察
 今回はレイアウトの町並み創生についてふと思った事から。

 これまでレイアウトやモジュールなどでいくつか街並みを作っていますが元々都市風レイアウトへの興味が強かったので作り飽きることなくここまで続いています(出来の良し悪しは置いておいて)
 昔はレイアウトに配置する様な一般建造物と言えばGMから数種類、TOMIXから10種前後位しかなく無改造で配置でもしようものなら「同じ駅舎に同じ駅前風景」という製作者の個性もへったくれもないクローンが現出する事必至でした。
 現にこれらのストラクチャーが普及した80年代初頭のレイアウトのコンテストではこの手の「クローン風景」のオンパレードで読むほうも食傷気味だった記憶があります。
 むしろ外国製品か自作が主体だった70年代の方がかなり個性的な街並みを形成していたと思います。
 不思議な事に「日本メーカーと外国メーカーの建物をチャンポンさせたオムニバス風景」のレイアウトはあの時期殆ど無かったと記憶します。

 それに比べると今は有難いと思います。
 レイアウトに使える建物類もジオコレを筆頭にジオタウン、みにちゅあーと、アオシマが加わりかなりのバリエーション展開が望めるようになりましたし、階段類や塀などの自作、改造葉に対応したアイテムも徐々にではありますが増えて来ました。
 極端な話、予算さえ許せばかなり町並み創生の自由度は上がってきているとは言えます。

 (実は中古やジャンクのストラクチャーは車両モデルに比べてかなり安価で売られる事が多いので改造派にとっても有難い事ではあります)
 ただ、自由度が上がってくるという事はそれだけオーナーのセンスと知恵(場合によっては頓知)が試される要素も大きいと思います。

 それと対極の考えとして既成品をよしとせずあくまでも全てを自作に拘るという考えや作品も増えて来ました。
 これとても市販品のバリエーションの激増に対するアンチテーゼという側面がかなり感じられるのでこれも又市販品充実の御利益のひとつと言える様な気もしますが。

 私の場合はどちらの側でもないので(すべてを市販品や自作で賄えるほど腕も金もないですし)どうしてもそのふたつの中間的な位置に立ってしまうのですが「自分の中に特定のモチーフがあり、それを再現する為に市販品、改造品、自作を組み合わせてひとつの世界にしたい」という思いがあります。
 市販品を組み合わせた街並みをいくつか作ってみて気付いたのですがこれらの町並みがワンブランドで構成される事は殆どありません。
 
 自作品も含めると大抵の場合、5つ以上のブランドを組み合わせて街並みを作るケースが大半といえます。
 その自作品にしても「ここだけはどうしても市販品ではピンとこない」場合に作る事が多く、どちらかというと市販品に対する補完的な意味合いが多いです。

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さいたま詣でのアイテムから・旧車・スク水・カステラ焼き

2013-12-22 17:34:19 | アクセサリー
 先日、子供のクリスマスプレゼントの購入にかこつけて(汗)さいたまの鉄道模型フェスタを覗いてきました。
 ついでに今年オープンのTOMIXモデルワールドも観てこれましたが、このふたつ、ほとんど近接していたので大いに助かりました。
 
 今回はそこでの入手アイテムから


 毎回お邪魔しているこばるさんのアイテム「族車」「旧車」の新型(と言うのも変な表現ですが)です。

 昭和40~50年代初頭の車種はカーコレや既成アイテムでも極端なくらいラインナップが薄いのでラインナップ自体がまず有難いです。
 初代チェ●サー、ハイ●ックスピックアップ、3●0HTとかは恐らく今後も出ないのではないかと思えるので貴重です。
 (あとまさかの2代目レ●ードなんかも私みたいなのには狂喜物のアイテムだったりするのですが)

 あまりに嬉しかったのでどんどん買い込みます。
 後に棚幡線レイアウトに配置してみましたがこれだけでレイアウトが一気に昭和52年の雰囲気になったのには驚きでした。


 で、勢い余ってつい手を出してしまった(大汗)
 「スクール水着」
 このメーカーの場合他の水着姿も製品化しているので自然なラインナップと言えば言えます。

 うちのレイアウトの場合、両津勘吉氏やシャア・アズナブル氏も徘徊している無法地帯なのでこういうのが居ても違和感はそんなにないのでは(!?)とも思えるのですが。
 ただ、腕のある方ならこれをベースにコスチュームを肉付けしてやれば思いの通りのキャラが作れるのではないかと思えます(笑)

 さて、もう一軒の方の「モデルワールド」
 ソニックシティの向かい、ビッグカメラの裏と言うある意味私にとってはかなり利便性の良い立地条件です。TOMIXだけにトミーテックの製品が中心とはいえ、雰囲気的にはホビーセンターよりも親しみやすい雰囲気ではあります。




「TOMIX焼き」と言いますか「カステラ焼き」
 流石にホビーセンターKATOでもこういうのはありません(笑)
 アキバで「メイド焼」「メイド饅頭」が並んでいても手を出さなかったのについ買ってしまいました(爆)

 155系風のパッケージがなかなか面白いです。
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4.5ミリゲージの新幹線、その後

2013-12-21 21:45:43 | 鉄道模型 

 このところ買う中古アイテムはずっと前に買ったものと関連付けられたものがいくつかあり、一種運命を感じます(笑)

 先日中古屋で見つけた0系新幹線などもその流れのひとつでしょうか。
 0系と言ってもNでもHOでもZゲージでもない奴です。

 今年の正月に故郷の中古屋で見つけていた「世界最小の鉄道模型」と称する「ラピタの付録」
 レール幅4.5ミリ。車両は電池駆動で一軸が動力(笑)
 付録の物は試作A編成の先頭車で真円の4分の一ほどのカーブレールが付属していました。

 あの当時は車両はともかくとしてもレールが如何せん短すぎて楽しむというレベルからは程遠かったのでなかなか走らせる事ができませんでした。

 今回入手した物は0系大窓車の3連。JRマークが入っています。
 併せて真円の半分程度のカーブレールが付属していました。

 これでもエンドレスにはならないのですがとりあえず走らせてみようかなという気にはなります。
 (二年位前の今頃はZゲージに基本セットで同じような事を言っていた様な気がしますが)

 車両の構造はラピタの物とほぼ同じ。
 上回りに比べて下回りが大きい気もしますがこのサイズなら許容範囲でしょう。

 とりあえず電池を都合せねば(笑)

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マイクロのキハ66のはなし

2013-12-20 20:57:42 | 車両・気動車
 今回はちょっと古い入線車から。
 入線は一昨年なのですが先日のhidakamiさんのブログに刺激されましてここに紹介したいと思います。

 マイクロの「キハ66&67」の2両セット。
 一昨年の帰省の折に購入した中古モデルです。

 見ての通りキハ20系とも58系とも、また55系とも異なる独特の窓割が特徴の機種です。
 一番似ているというと117系電車辺りでしょうか。

 ですがそれでいて塗装はどこから見ても国鉄型ディーゼルそのもの。
 運用されていたのが基本的に九州なので故郷でも現住地でも見る事のない機種です。
 見慣れない機種ですが何故か私の琴線だけは妙に刺激してくる機種でして、過去に首都圏のショップなどで見かけると一度は手に取ってみて、それでいて中々手を出せなかった機種でした。

 帰省の折に故郷の中古ショップでようやく値段的に折り合う中古を見つけたのでようやく入線できたといういきさつがあります。
 そんな事もあってこれまで紹介してこなかったのですが、先日のED72入線以来妙に九州づいているのと、先述のhidakamiさんのブログに刺激されてここに紹介する次第です。

 実車の馴染みこそありませんがデザインに心惹かれる物があるせいか雪景色のレイアウトなんかで走らせてもなかなか新鮮な感動があったりします。

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レイアウトと「ライブ感覚」を考える(汗)

2013-12-19 18:32:36 | 思いつくままに・考察

 今回は無闇に長い文になりましたがご勘弁を。

 原鉄道模型博物館のレイアウト、通称「テツモいちばん鉄道」ですが前にも書いた様に初めて実物を見て圧倒されました。
 以下の記事は3月に初めてここを見た折に下書きしていたものですが、どうしても写真でもないと説明が出来ない所があってこれまで塩漬けしてきた経緯があります。

 11月から館内の写真撮影が可能になったとの事でようやくここに書ける事になりました。

 それにしてもこのレイアウト、何度行っても学ぶべきポイントがなかなかに多く勉強になります。

 まずトラックプラン。
 このレイアウトは最大で5列車の同時運転に対応していますが往復運転の路面電車線を除いて全て単純なエンドレスで構成されています。
 更にそれぞれのエンドレスには勾配があまり設定されずむしろ異なるエンドレスの路盤の高さを変える事で風景の変化を与えている所に巧みさを感じました。
 これなら線路配置は単純でも常に変化のある走行風景が演出できます。

 更にギャラリーからよく見えるところでは意識的に直線線路を使わず微妙なカーブを与えており、列車が魅力的に見えるような配慮もされています。
 右側のコーナーにはエンドレスのカーブの部分に駅が組み込まれていますが、カーブしたホームが実に魅力的でした。ここに列車が停まらないのが勿体無い位です。

 また、常に一定の数の列車を絶えず運転する必要のある展示用レイアウトの場合、運転そのもののストレスを最小限にする事も重要な要素と思います。
 その為には運転や操作の煩雑さを招く勾配やポイントは最小限にするのは大原則と思いますが、この点においても学ぶべき点が多かったです。

 このレイアウトは上から見た場合線路の間にメンテナンス用通路が張り巡らされているのが見えます。
 これも展示用レイアウトの場合やむをえないところなのですが列車の高さまで視点を下げると通路の存在が消え、通路を挟んだ奥のほうのシーナリィとの間に適度な距離感が演出されるのも見事な点でした。
 これは昨年見に行った特撮博物館の強遠近法のミニチュア配置に似ており、実際山肌の一部の表現に遠近感を強調しようとした形跡が見られます。
 が、エンドレス主体のレイアウトの場合奥の線路を同じ列車が通るのが避けられない構造なので物理的な奥行を大きく取ることでも遠近感を出そうとしている様で、そういった意味でも通路の存在を上手く利用している印象でした。

 更に部屋の隅にはお立ち台と言いますか展望台と言いますか、レイアウト全体を俯瞰できる雛壇上の観覧スペースが確保されています。
 鉄道博物館のレイアウトなどはベースに対して真正面に観客席のある配置ですがこちらはレイアウト全体を斜め前から(つまりもっとも奥行き感が発揮できる)眺められる様にセッティングされています。
 これはスペースや配置上の関係からそうなったのかもしれないもののかなり魅力的な俯瞰が眺められる点ではメリットを感じました。

 これらのノウハウは16番やNのレイアウトにも応用できるところもあれば一番ゲージゆえに実現可能なところもあります。
 が、いずれにしてもレイアウトを夢見ていたり、あるいは実際に作っている人にとって大いに刺激になるところが多いと思います。

 さて、ここからはこのレイアウトを体感していて思った事から。

 このレイアウトのスケール感と迫力は1番ゲージのサイズとスケールあって実現可能なところもある事は前述しましたが、その感動の何割かは「実際にレイアウトを見て、体感している」所にも依拠していると思います。
 確かにこれまでのレイアウトのレベルを超える細密さと気配りも大いに感じるのですが、それだけでこのレイアウトの魅力が全て語れるとは思えない。

 例えば、実物同様に鉄を用いたというレールを列車が走行する時のジョイント音や鉄橋の通過音などは重量感たっぷりで非常に良い雰囲気でしたが、こういうのは写真やテレビのスピーカーレベルの動画音声ではなかなか理解できない所です。
 更に博物館だけに空調や時間によって変化する照明効果などはとても柔らかく感じられ、リラックスした気分で列車を眺められるのも高得点です。

 これら等はいずれもそこいらのレンタルレイアウトやメーカーのデモ用レイアウトなどで見られるような独特の雰囲気(笑)とは一線を画しています。

 これらから改めて思うのですが「レイアウトの愉しみ」というのは視覚だけではなく文字通り「五感を駆使して初めて100%楽しめる」事にあるのではないでしょうか。
 もちろんこれには更に「ユーザー自身が製作する楽しみ」というのが加わる訳ですからある意味趣味としては最強と言えそうです(笑)
 こればかりは規模の大小を問わず「実際やってみないとわからない」部分であるといえます。

 そう思うと視覚的な部分だけに頼った(それも写真等の一部を切り取った)レイアウトの評価というのはそろそろ限界に近付きつつある気もします。
 レイアウトそのものが一種の「エンターテイメント」と捉えられるならば、それらの評価軸に「体感される快感」の要素が入ってきても面白くなるのではないでしょうか。

 レイアウトの本質が「エンターテイメントの一種、私設のテーマパーク」という部分にもあるならば写真だけでなくライブとしての全体の評価が加わらないとレイアウトの妥当な意味でのコンテストと言うのは難しい気がします。
 その悪しき影響と私が個人的に感じるのが「レイアウトの盆栽化」「近づいてみないとわからない様な細密さだけが評価される傾向」です.
 今回の「いちばんテツモパーク」はパンフレットも出ていてオフィシャルショップで買う事が出来ますが、正直あれを一度体感してしまうと写真だけでは物足りない感じがしました。
 個人的な印象で言うならレイアウトの魅力は写真で半分以下、動画で半分ちょっと、ライブで体感し(あるいは自分で作ってみて)初めて100%体感できるものの様な気がします。
 
 少なくとも視覚的な部分だけを肥大化させた評価軸では最悪の場合「見た目に細密なだけのハリボテばかりがもてはやされる」様な事になってしまいますし、現に一部ではそうなりかかっている気もします。
 もし、それが可能であるならばですがレイアウトのコンテストを可能な限り実地審査で行うシステムでもあればこれまでとは違った評価軸によるレイアウトの評価が出てくると思えるし、それはまたこれまでとは別の意味で楽しい物になる様な気もします。

 ・・・とは書いたものの、惜しい事にはこれらのコンテストは殆どが印刷媒体を主体とする専門誌が主催であり、発表形式も誌上の物とならざるを得ない以上視覚のみに訴えた結果しか発表できないのはやむを得ないでしょう。

 ですが幸いにも最近はJAMやグランシップのフェスタに刺激されてか地方のレベルでも「個々のモジュールやレイアウトを実地に持ち寄って展示する」イベントが増えています。
 これらはレイアウトの質的な底上げのみならず、一般のユーザーが実地にレイアウトを見て回る機会が増える事でこれまでにない視点からレイアウトを評価するきっかけ位にはなるのではないでしょうか。

 実は上記の考察も昨年初めてJAMというものを観覧し、それ以後もいくつかそれっぽいイベントを覗く事ができるようになった経験も影響しています。
 あるいは「特撮博物館」のスケール感あふれるミニチュアセットをライブで体験できた事も影響しているかもしれません。

 これらがなければやはり私も見た目の細密さ、写真技術のセンスだけに気を取られっぱなしでレイアウトを見ていたままだったでしょう。

 ですがこの「五感を駆使したライブ感覚」の部分はこれからの鉄道模型の行き方自体を占う上で面白い要素ではないかと思います。
 尤も、同じ鉄道模型でも「ライブスチーム」は既にそれに近いレベルにあるとは思うのですが。

光山鉄道管理局
 HPです。

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「原鉄道模型博物館」を訪ねる

2013-12-18 17:15:53 | 旅行・探訪・イベントなど

 この間、今年最後の平日休を有効活用するべく(笑)一日モデル漁りをしようと心に決めて今年三度目の秋葉行(プラス1)を敢行しました。

 プラス1と言うのは先月から写真撮影が解禁されたという(但し、三脚撮影・ストロボ使用などは禁止、あくまでも常識の範囲内でという事ですね)原鉄道模型博物館です。
 ここには3月にも一度行っていますがやはりじっくり見るには平日にひとりの方がよさそうでしたので(ましてや撮影込みだと尚更)

 やはり目玉は「いちばんテツモパーク」と呼ばれる1番ゲージのレイアウトです。
 前回行ったときにも圧倒されましたがその印象は全く変わっていません。

 スケール感と迫力、そして細部への神経の行き届いたレイアウトと言うのは少なくとも私がこれまで見てきた博物館のレイアウトの中では断トツです。
 何しろ「ただボーッとレイアウトを眺めているだけで30分や1時間が軽く経過してしまう」位見飽きません。



 時期柄、駅舎や列車もクリスマス仕様なのもなかなかに華やかです。

  一応、最低限の写真を載せましたが正直言ってこのレイアウトの凄さは写真くらいで語り切れる物ではありません。
(実はこの印象についても少し考察したいところがあるのですがそれについては後ほどに)
 ぜひ実際に見て、体感される事を強くお勧めします。

 先日、当ブログの訪問者数が58万を超えました。
 最近特に浮気の虫が疼き過ぎて統一性のない内容になっていますが今後ともよろしくお願いします。
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ペーパー車体の上信250リベンジその3

2013-12-16 17:58:36 | 車両・私鉄/民鉄
 上信250のリベンジ製作・その3です。

 車体の工作は殆ど前回と同じです。ただし、前面貼り付けも含めて今回は接着剤をクリアボンドから二液混合式のエポキシに変更しました。
 硬化にやや時間がかかるものの途中の修正が容易であることと固着後の強度がそこそこある点、何より「糸を引きにくい」のはこういう工作では有難いです。

 更に前回のクモユニと同様、万力を使って接着時の固定を行っています。

 それ以外の工程はすべて第一次の工作に準じます。

 こうしてどうにか第2号が形になりました。


 相変わらずお恥ずかしい出来ですが上が第一号、下が第二号です。
 表面の処理が前回とあまり変わっていないのが残念ですが第1号よりは実車に似た感じに出来たのは収穫です。
 (というかGMのカタログにあった小田急9000の前面利用はかなり無理のある工作だったと思います。元の前面がほとんど平面の切妻に近い物なので自作した方がはるかに楽ではあります)
 これならしばらくはレイアウトで運用してもいいかなという気はします。
(それでも塗装や前面の切削などで反省点も多いのでまた3度目のリベンジをやりそうな気もするのですが)

 ペーパー車体の電車工作自体初めてでしたが同じモデルの車体を作り直してリベンジする経験も初めてです。
 リベンジ前は前面以外は同じ工程をまたやる訳なので漫然と前より退屈な工程ではないかと思っていましたが実際にはそんな事もほとんどありませんでした。

 やはりこういうのは作る事自体を楽しむ側面が多いですね。
 たとい趣味でもこれが「自己ノルマ」などに追われていたらこうはいかなかったと思います。
光山鉄道管理局
 HPです。

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