光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

KATOのEF81 300番台

2022-06-30 05:04:14 | 車両・電気機関車
先日ようやく入荷した新車です。

KATOのEF81 300番台、EF30に続くコルゲート電機の最新モデル。

EF81 300というと1970年代末、登場したてだったTOMIXのステイタスシンボルだったモデルでした。
以後、当のTOMIXでも順次バージョンアップやリニューアルが繰り返されている基幹モデルですが遅れてリリースされたKATOのEF81も造形のノリが微妙にTOMIXと異なるそうで独自にファンを持っていると聞きます。

入線したEF81ですが雰囲気は先日入線したEF30とほぼ同じボディの質感。全般に繊細な造形と感じます。

走行性についてはここ最近KATOの電機ばかり入線している事もあって、他のEF61や60とほぼ同じ印象。「スムーズで惰行もよく効く」というフレーズ、昨年来何度使って来たことやら(汗)
まあハズレにも当たっていませんし、走りに関してはそれだけ最近のKATOの品質管理がしっかりしていると解釈するのが良さそうです。

さて、当レイアウトにてレールクリーニングカーを押しているロコとしてTOMIXの初代EF81 300のモデルが存在します。
ジャンク入線だけにパンタも欠落しカプラーも片側欠損していますが重戦車系の走りは今も健在(笑)です。
この機会に比較できるところを今回のKATOの81と並べてみました。

実際やってみてまず驚いたのはTOMIXの方が若干ですが大きめだったこと。
上の写真では一見すると隣の側線にある機関車を並べている様な遠近感を感じますが、実はこれ同じ線路上で連結させた状態なのです。
これでは81同士の重連はできませんね(笑)

造形でもTOMIXのは初代81ならではの「黒いプラで表現された窓」「ステンレス製のスカート」などの個性溢れる特徴があるのを差し引かなければなりませんが、40年以上のジェネレーションギャップをモロに感じる部分はあります。
細密度及びEF30同様にステンレスの質感がよく出ている塗装は40年後に出たKATOの圧勝。それは走行性でも同様です。

こうして直接並べてみるとTOMIXの粗が目立つのですが、単体で線路に載っているとそう悪い印象は感じません(元々ジャンクですし)むしろ初めての機関車モデルゆえにKATOと異なる特徴をどう出そうかと試行錯誤した課程が透けて見える気がします。

モジュール線路のメンテナンスのばなし(汗)

2022-06-29 05:01:04 | アクセサリー
 今回はトレインフェスタ2022のこぼれ話的なネタです。

 展示の設営作業では持ち込めれたモジュールを相互に接続し、配線を接続後線路を磨いて通電、試運転という流れとなっています。

 数人のメンバーで手分けするとは言え、線路の総延長は軽く数十メートル超え。HOも入れれば100メートル以上に達します。
 もちろん埃汚れ程度であればTOMIXのクリーニングカーを交互に走らせればどうにかなりますが、レール自体の汚れはなかなかしつこいので手作業は必須となります。

 今まではボロ切れにクリーナーを染み込ませ拭き取るのが中心でしたが、今回はその作業にメンバーが持ち込んできた新兵器が投入されました。
 それはシャイネックス製の「レールドクターツーアップ」

一見して柄の付いたスポンジといった感じですが、これにクリーナーを染ませて拭き始めると、綿棒よりもはるかに力が入りやすい。
その上、Nゲージだったら同時に2本のレールが拭けるのでかなり効率的です。おかげでレールクリーニングに要する時間が大幅に節減できました。

 パッケージ写真を見るとお分かりのようにスポンジの硬さに合わせて2種類が用意されており粗目のブルーが「久しぶりの運転用」細目のオレンジが「日々のメンテナンス用」で使い分けができます。
 お値段は4本セットで千円ちょっととお高い様ですが使いでは大いにあると思います。
 わたしなんかは長柄の先にこれを括り付けて数十センチ先のレールを磨くのに使いたいところです。

 ついでなのでもう一品。
 メンバーに頂いたものですが、津川洋行の車輪クリーナー。同種の製品に「ソフトくん」があるのは前にも紹介していますが、これはそれよりハードな用途の製品の様です。
 レールに乗せるだけで通電し上に車両を載せて車輪を回転させる機構です。これはグリップで給電するソフトくんよりも手軽です。
 ただし、ブラシが全て金属たわしみたいなものですから今の主流のゴムタイヤ付き車輪には使いにくいのが難でした。

 ですがゴムタイヤ以前の時代物の動力車が多い当鉄道では大いに威力を発揮するアイテム。実際今回の運転会ではフライッシュマンやミニトリックスなどの旧車の走りが見違える様に改善しました。
 これが頂けた事は大いに有難いです。

 これらに限らないのですが、イベントなどでのクラブのメンバーや同好の士との交流の中にはこうした実用性の高い事項の情報交換が多く、後から役立つものも多いです。

 一方でモジュール自体の劣化や一部パーツのくたびれなど、今回のイベントで出された宿題も多かったのも確かです(汗)

新記録の梅雨明けと猛暑の季節の到来

2022-06-28 04:32:58 | 日記
 今回は日常ネタ、ですがわたしのホビーライフとも密接につながるネタでもあるので当ブログでも取り上げたいと思います(汗)

 昨日、私の現住地を含む関東甲信越・東海・九州が梅雨明けしたとの由。

 うちのミニSLレイアウトの「棚幡線」が開通したのは7月7日。
 2013年の梅雨明けがこの日だったので「急遽開業を前倒しし、ついでに七夕に引っ掛けた線名にした」という経緯があります。
 要するに「梅雨明け後の猛暑ではレイアウトの工作どころでなくなるから」というのがその理由でした。

 その時ですら梅雨明けの新記録だったのに今年はそれを10日も上回る「6月27日の梅雨明け」となりました。

 外は馬鹿みたいに暑いのに、空に掛かる雲が今一つ真夏らしくないのが未だ梅雨を引きずっている感じもしないではありません。
 
 さて、毎年飽きもせず書いている事なのですが、梅雨明けから秋の彼岸前後にかけての時期は「汗っかきにとっては地獄の季節」と言える時期です。

 この時期ばかりはレイアウトの改修や製作と言った大掛かりな作業はとてもじゃないけれどできるものではありません。
 (現に10年以上前の7月下旬にこれをやって体を壊したこともあります)

 この時期は大体が「読む」「観る」がホビーのメインになりますし、工作も「台所の片隅で出来る様なレベルのデスクトップ工作」となります。

 そういえば一昨年の夏はひたすら「みにちゅあーとのペーパーキットばっかり作っていた」気が(汗)

 ・・・などと書いていたら裏の草むらで突然雉の鳴き声が

 炎天下の日光が辛かったのか雉も日陰で骨休めしているのかもしれません。
 これまでこんなところに雉が来たことなどなかったので少なからず驚きです。

 因みに雉はわたしの故郷である岩手の県鳥でもあります(笑)

 それにしても
 今からこの調子で涼しくなるのはいつになる事やら。

トレインフェスタの宿題消化・鉄コレ京成3600で「なんちゃってターボくん」を仕上げる(汗)

2022-06-26 05:45:24 | 車両・私鉄/民鉄

 ここ2、3回のトレインフェスタでわたしが実行している個人的行事のひとつに「グランシップデビュー」というのがあります。

 グランシップの折に近くのショップで入手したモデルをクラブのモジュールで走らせるとか(マイクロのEF64 1000番台)あるいは無動力の鉄コレに現地調達した動力を組み込んでN化させ、初走行をグランシップで行なう(701系盛岡色、叡山電鉄の「ひえい」など)といったことです。

 こうやってグランシップで新車デビューを果たさせるというのは、ある意味「入線に際して他のモデルとは違う思い出を与える」という点で、わたし的に意味のあるイベントになっています。

 で、今回やろうとしていたのは先日も紹介した鉄コレ31弾の京成3600系の4連を編成化していわゆる「ターボくん」風の4連に仕立てるというものでした。
  連休の折に行きつけのショップで3600系2連を入手して頭数を揃える事ができたのをきっかけに「今年はコレをグランシップデビューさせてみよう」と考え、設営の帰りに静岡駅のポ●ンデッタで動力ユニットやパンタなどの部材を入手。

 あとは会場で組み込みを行いモジュールの本線上でデビューさせる心づもりでいた訳です(実際4連程度の編成なら鉄コレのN化は30分もあれば可能ですし)
 ところが、当日が予想していたよりもタイトなスケジュールだったため、今回はグランシップデビューを見送らざるを得なくなりました。

 車両と部材を自宅に持ち帰り、グランシップの宿題よろしく先日の平日休を使ってN化、動力化を実行した訳です。
 今回の肝は二つ目の編成の屋根板と床下機器を入れ替え(見た目的に)実際にの編成に準拠した構成にすること。実際、屋根板や床下機器の交換が容易な構造の鉄コレならではのお遊びです。

 前述の通り、部材と工具(と言っても時計ドライバとピンセット、カッター程度)を揃えれば30分程度で「なんちゃってターボくん」は完成します。
 ただ、屋根上のクーラーやアンテナ類の配列は実車と異なるかもしれません。

 グランシップデビューこそ果たせなかったものの、ほっといたら2連の塩漬け状態になりかねなかった編成をN化できただけでも良しとしましょう。
 早速自宅のレイアウトで試運転。
 4連化した編成は意外に様になりますし、全車先頭車(とその改造車)という特異な編成の割に切妻の先頭造形もあってか、それなりの編成美もあります。

ブログ15周年を迎えて・・・

2022-06-25 05:42:40 | その他
 そういえば6月5日は当ブログの開設から15周年でした(旧サービスからのカウントですが)

 この趣味を始めたのが今から大体40年くらい前、途中20年程度の中断期間を挟んでいますが趣味の再開から今日までの期間、この趣味を続けてこられた要因のひとつがこのブログを続けてこられた事にもあるのは間違いないと思います。

 とはいえ、ブログを始めた頃は何をどう書いたらいいのかまるで手探りの状態で、写真1,2枚に適当な解説(確か5行もなかったような気が汗)を打つだけでも、どこかおっかなびっくりだった事が思い出されます。

 その後、徐々に投稿の要領が分かってきた(というか大胆になったというのか?)辺りから内容についても徐々に個人的な主観(と言うか独断と偏見)を交えた記事が増え、その辺りからコメントを通して読者の皆さんとの交流も徐々に得られるようになってきました。
 これらがなかったら、この趣味に対する興味やモチベーションを持続できたかわかりません。何しろ飽きっぽい性格のブログ主ですし(大汗


 その間には家族の逝去や東日本大震災に代表される個人的な事情や環境の変転はあったものの、このブログ自体あまり途切れることなくどうにか続けて来れたという感じです。そして鉄道模型の趣味も。

 ここ数年はグランシップをはじめとするイベントへの参加、あるいは近所でも急に増え始めたレンタルレイアウトへの行き来などの頻度も増え、それに伴い、それまで予期しなかった形での交流が得られているのも大きな変化ではなかったかと思います。

 ですが、それにしたところでもしブログやそれに伴う交流がなかったら、参加の機会を逃していた可能性も高かったと思いますから、これもご利益のひとつと言えるでしょう。

 ただ、昨年に比べると徐々に影響は軽減しているとはいえ、ホビーライフにおけるコロナ禍の影響は依然残っていますし、最近はもう何でもかんでも値上げというご時世ですから、趣味を愉しむと言っても(主に金銭や行動の自由度に於いて)なかなか大変な時期に来ているというのは実感させられます。

 それでも、わたし自身の興味と好奇心が尽きないうちはこのブログを続けていくと思いますし、同好の士との交流をこれからも続けて行ければとも思っています。

 15周年の割に取り留めのない書き殴りで終わってしまいましたが、今後ともよろしくお願いいたします。

KATOのワサフ8000(2両目笑)

2022-06-23 05:40:52 | 車両・客車・貨車
 トレインフェスタで立ち寄った静岡のポ●ンデッタでの戦利品その2から

 先日リリースされたKATOのワサフ8000(単品)です。
 実を言いますとこの貨車はかつてスニ40とコキフ10000との組み合わせで切りついだモデルを2両(つまりどちらも大惨事の出来だったということ汗)更に以前他の客車とのセット売り(確か八甲田だったかな?)だった時期に落合南長崎のホビセンでASSYキット売りで出ていたものを1両持っています。

 本来なら今このタイミングで単品を増備する必要はない筈なのですが、これにはわたしなりの目論みがありました。

 全体をブルーに塗り替え20系「北星」に繋げるワサフ8800に改造するためです。当初の予定では上述のASSYキットのワサフをそれに充てるつもりでいたのですが、いざ買ってみるとこのキットが高価だったせいでこれを更に改造するのがもったいなくなってしまい、結局ノーマルのワサフ8000として使うことになったという苦い思い出が(我ながら貧乏くさいですが汗)

 今回の単品はASSYキットの半額に近い値付けですからあの時よりは改造を決断しやすい気がします。

 さて、帰宅後リペイントのために一旦車体を分解してみると、銀色の扉部分が別パーツ化されていたのに驚きました。

 実車の色と微妙に違うかもしれませんが、これなら車体全体をリペイントするよりも手軽にワサフ8800(タイプ)が作れることになります。
 これは嬉しい誤算でしたw。

 ワサフ8800タイプへのリペイント、今度こそ掛からねば(大汗)

撮り鉄と駅弁のはなし

2022-06-22 05:37:22 | 旅行・探訪・イベントなど

 先日久しぶりに「撮り鉄の真似事」をした話をしたのですが、マニアでもないわたしが写真を撮るだけだったら、わざわざS660を飛ばすこともなかった気がします。

 実は今回の甲府行きにはもう一つ目的がありました。
 先日のグランシップトレインフェスタで丸1年ぶりくらいに駅弁を食したのですが、例年にない健康系の弁当ばかり食したせいか(笑)どうにも物足りなくなり結果「無性に駅弁が食べたくなった」というわけです。

 なので一通り列車を撮ると、そのままホームの売店へゆき駅弁を買い込んで帰りました。


 静岡が幕内系だった反動で「今回ばかりは肉系の弁当を」とばかりの手をつけたのは「しあわせ甲斐」という駄洒落系ネーミングのワインビーフ弁当。

山梨名産と言われる甲州ワインビーフを素材に使いハンバーグと焼き肉をあしらった物。
考えてみたら駅弁でハンバーグというのも珍しい気がします。

 2種類のメニューの合わせ技だけに見た目はなかなか華やか。味も肉料理としては割合あっさり系の味付けながら悪くありません。
 気になったといえば「冷たいハンバーグ」に違和感を感じたくらい。ハンバーグといえば熱々とは行かないまでも暖かい方が嬉しい気もします。


 これだけではその晩のご飯には不足という気がして、駅の売店でサラダとサンドイッチ、ついでに晩酌用のハイボール缶を買い込み帰宅。
 駅売りのサンドイッチは意外に拾い物。車内食を離れても美味しい物でした。


 ハイボールも山梨限定らしいのでその晩の晩御飯が「プチトレインフェスタ」みたいなノリになったのは意外な利得だったと思います。
 (列車に全く乗っていないのに)

久しぶりに「鉄分補給」をしたはなし

2022-06-21 05:33:22 | 旅行・探訪・イベントなど

 コロナ禍からこのかた、列車に乗ることもなく(実物ファンとしての)鉄オタらしい事にここ3年ほどご無沙汰していました。

 精々が近所の駅に出かけたついでに電車を眺めるくらいなものです。

 ですが久しぶりにトレンフェスタに参加したばかりのタイミングだったこともあり、ふと思い立って近場の駅に繰り出す事にしました。
 近場と言ってもまとまった種類の列車が見られるような駅というと甲府辺りくらいしかないのですが(汗)

 たまたま「四季島」が来るという情報に当たっていたので久しぶりにS660を飛ばします。

 頻度から言うと、最近は四季島もよく来ているそうなのでいわゆる「撮り鉄」さんの数はまばら。わたしなんぞはわざわざ車を繰り出しているのにスマホとコンデジ一台づつ、自撮り棒も三脚もなしというお手軽度だったりします。

 模型を買っているのに四季島を間近でみるのは実は初めて。
 こうして見ると、豪華さを感じさせる堂々とした編成です。存在自体が走る豪華客船みたいなものなだけに停車するだけでお祭り騒ぎのような華やかさがありました。

 四季島が出た後は、そこいらにいそうな普通列車を収めます。211系も313系もそろそろ後継の噂が聞かれる車齢になりました。
 以前の115系と同様にいつかは記憶の中の存在になってゆくのでしょう。
 それだけにこうした普通の風景が逆に貴重な気もします。

 コロナ禍までは帰省の主役だったE353系も今は外から眺める存在。次に乗るのはいつになりますか。それ以上に縁がないのが身延線の373系。これもそろそろ引退の噂が聞かれます。

 帰り際の拾い物
 中央線の定期から外れたE257系の5500番台の回送編成に当たりました。
 かつては「かいじ」として活躍していたのですが、最近ではもっぱら団体用か修学旅行列車として運用されているそうです。かいじとは異なる緑のカラーリングがなんとなく踊り子臭い感じもします。

 こうして久しぶりに実車を色々と眺めていると不思議に心が落ち着いてくる感じがしました。
 たまにはこういうのも精神衛生上は宜しかったのではないかと思います(笑)

トレインフェスタと駅弁のはなし

2022-06-19 05:36:41 | 旅行・探訪・イベントなど
 グランシップトレインフェスタ2022のネタから、今回は番外編です。

 わたしが本番に参加するのは二日目の日曜日ですが、土曜日の夜に静岡に向かい一泊という日程でした。
 という訳で、仕事のあと車を飛ばしてどうにか夜の懇親会に滑り込み、普段は味わえないご馳走を頂きます。

 が、そこはこのコロナ禍のことですから(昨年ほどではありませんが)物々しさの中黙々と食べる点は変わりません。
 会話も全てマスク越しですから、まるで曲芸のようにマスクの掛け外しをする羽目にはなりました。
 鉄道模型の話題を肴に酒が飲める数少ないイベントなのに、全く形無しです(涙)

 二日目の昼食は、会場で売られている駅弁を人気のない場所を選んで個食・黙食です。

 上の写真は同じイベントで昨年まで買っていた駅弁の数々。
 昨年まではわたしの好みを優先して肉、肉、肉の大行進だったのですがこれがまた胃もたれが酷かった経験から、ボリュームの点でおとなしめの弁当を選びました。


 静岡といえばやっぱりお茶ですから店頭で見つけた「茶飯弁当」に飛びつきました。茶飯である点を除けばごく常識的な幕の内弁当ですが、昨年よりは「駅弁を食べた」気分になれたのは確かです。
 が、おかずの真ん中にある謎のパッケージ。


 実は最初デザートのゼリーだと思い込み(爆笑)食事の最後に取っておいたのですが、最後におもむろにシールを剥がすとそこには「わさび漬け」が現れました。
 静岡というとお茶と同時にワサビも名物だったのをその時思い出しました(遅い!)よりによって食事の最後に一番鼻にツーンとくる食べ物を口に運ぶ無常感たらありません。


 無情といえば晩御飯用に買い込んだのが「しずおか健康生活応援弁当」
 確かに栄養バランスには優れていそうですが、如何せん量が少なめ。

 晩御飯というと1日で一番満腹感を味わいたいタイミングですから、自宅でこれを食べた時の不足感が(汗)
 ボリュームのある茶めしを夕食用とし、こちらを会場で昼食として食べた方が良かったと反省しきりです。
 それを考えなければ野菜やキノコがふんだんに使われている一方で、彩り程度には肉や魚も使われているので視覚的な満足感はあると思いました。
 文字通り健康的な弁当を望む向きには大いにお勧めできる一品と思います。


 あと駅弁屋さんの定番「サンドイッチ」も健在。
 今回は夕飯の補助ということでフェスタの終了後に自宅に持ち帰って頂きました。
 昨年はこれを地下の控え室で黙食したので気分がくさくさする事夥しかったのですが、今回これを自宅で食べるとまだ「鉄道イベントから帰ってきた」気分で食べられましたw

グランシップトレインフェスタ2022を総括する

2022-06-18 05:34:22 | 旅行・探訪・イベントなど
 当ブログにおけるグランシップトレインフェスタ2022関連の記事も気が付いてみたら「丸々2週間トレインフェスタネタばっかりだった」のに我ながら驚きました(大汗)

 恐らくここまで引っ張ったのはわたしが初めてこのイベントに参戦した2016年以来ではないかと思います。
 とはいえ、その辺りの事情はその時とは全く異なると思います。

 2016年の時は初めての全国区イベントへの参戦という事もあって、見るもの聞くものが全て目新しくそれらの刺激がダイレクトに伝わって来た事が大きかったと思います。
 その点、今回に関してはわたしのクラブも、また参戦した他のクラブの展示にしても新作や新機軸というものはごく少なく、新鮮さという点ではやや物足りなく感じることも多かった気がします。
 (この点は実際にイベントを見た常連の方々のブログ記事などからも推察されます)

 では、なぜ今回はこんなにトレインフェスタのネタで引っ張ってしまう気になったのか?
 この点を自問自答してみるとやはり「ここ3年ほどのコロナ禍の影響」という点に行き着いてしまいます。

 一昨年はイベント自体中止。昨年は来館者数を絞り込んだ状態で、運営する側も見に来る側もどこかおっかなびっくりの状態でイベントが進められていたという印象があります。
 当ブログにしても昨年のトレインフェスタの記事を上げたのは「発症までの潜伏期間の長いデルタ株の為にイベント発のクラスター発生リスクが懸念された」事から、クラスターがなかったことを確認できた6月初旬になってようやく記事を上げたという経緯がありました。

 現行のオミクロン株は感染力が高いものの潜伏期間が短く、また昨年とは違いワクチン接種がある程度進んだ段階だった事もあって記事を上げるための様子見の期間を短くできました。
 が、いずれにせよ昨年も今年もコロナ禍の影を感じない訳には行かないイベントだった事も確かです。

 昨年よりも来館者が増え確実にイベントの活気を感じられた事、コロナ対策の要領もある程度定着していた事もあり(わたしの中で)一昨年までとはいかないまでも鉄道趣味のお祭りとしてのフェスタが確実に復活しつつあることを実感できた嬉しさが、(新機軸が少なかったのに)今回の長期掲載に繋がったとも言えます。

 基本的にインドアな趣味ゆえに個人レベルでの楽しみがメインになりがちだった鉄道模型が、イベントを通した同好の士との交流や一般客の反応を感じることで多少なりとも外に向けて開かれる存在になっている事は、今世紀に入ってからの大きな傾向と思います。
 コロナ禍のおかげでその傾向にブレーキが掛かったのは事実ですが、それでも少しづつ元の流れが復活しつつあることはやはり喜ばしい事ではないでしょうか?

 勿論、今後の行方は予断を許しませんし、次回がどうなっているかもわからない。
 ですがこの流れが続く限りはやはり参加したいと思いますし、次回に向けて「次は何をやろうか」とか考え始めている自分がいるのも確かです(汗)

「南田祐介の鉄道ミステリー」

2022-06-16 05:31:25 | 書籍
 わたくし事の話になりますが、ここ数年朝起きるとCSの日テレプラスの「鉄道発見伝」を観ながら朝食を食べるというのが習慣になっています(笑)

 平日の朝食どきに毎日とっかえひっかえ鉄道番組を観られるというのは、考えてみれば結構な贅沢(というか「鉄ちゃんライフ」)ではありますが、その番組で毎回お目にかかるのが「ホリプロマネージャーの南田祐介」さん。
 先日も三陸鉄道全線開通記念の回で盛駅で何を見るかとの問いに「岩手開発鉄道!」と叫んでいるのにお目に掛かったばかりです(故郷でもマイナー中のマイナーな私鉄の名前を朝っぱらから聞けるとは思いませんでしたがw)

 そんな事もあってメインの藤田アナと共に南田マネージャー氏はわたしにとって「ズームイン朝の福留さんかおはよう720の五木田さん」並みのステイタスになりつつあります(例えが古いなw)

 その南田氏ですが、今回のグランシップトレインフェスタでトークショーが行われていました。朝のテレビでお馴染み(笑)の方だけに一度観てみたかったのですが、他のクラブの見学や自分のモジュールだけでも手一杯なのにそこまで時間が作れなかったのが残念でした。

 とはいえ、フェスタ内の書籍販売コーナーで南田氏の著書(新刊)が平積みで並んでいたのでその中の一冊「南田祐介の鉄道ミステリー」(天夢人)を購入してきました。
 ちなみにトークショーの記念か「南田氏の直筆サインペーパー」付きですw

 冒頭に「稲沢駅や名古屋貨物ターミナル駅の尋訪記」が来る辺りに本書の只者でなさが感じられますが、これを振り出しに貨物列車、臨時列車、事業車などのジャンル毎にミステリーのある列車、車両を紹介。

 それも単なるデータの紹介でなく、南田氏が実際に乗ったり利用したりする探訪記の体裁を取っているのであたかも一緒になって車内を歩き回っているような感覚が味わえるのがいい所です。

本職の関係もあってか、語り口に生硬なところがなく非常に読みやすい文章となっていて鉄道に興味が薄い向きでも「この趣味、楽しそうだな」と思わせるところがあります。

 わたしも寝る前なんかに拾い読みをしていますが、頭の仲が揉みほぐされていく様なほっとした感覚を得ています。
 そして翌朝になるとその南田氏の出ている「鉄道発見伝」をまたやっているとw
 以下、余談。

 本書での1番の収穫は、かねてわたしにとっての謎の一つだった「郵便車(オユ10)内の休憩室」の写真が見られたことでした。

 それまでは漠然と車掌室の車内みたいなのを想像していたのですが、実際の写真を見るとやたらに狭い上に窓はあっても背中向きという「休憩室」というよりも単なる「一人用喫煙コーナー」にしか見えなかったのに驚きました(笑)

TOMIXの25周年記念貨車セット

2022-06-15 05:26:24 | 車両・客車・貨車
 今回のトレインフェスタ、会場での買い物に「テツドウモケイ」はありませんでしたが、行き帰りで立ち寄った「ポ●ンデッタ」で予想外に買い込む羽目になりました。

 というのも前述した様に会場に持ち込んだモジュール用の「DCフィーダー」を忘れてきたので、急遽その補充が必要になったのがきっかけだったのですが、いざ入店すると色々と目について止まらなくなったというのが正直なところです(大汗)

 今回はそこでの戦利品から
 まずは「TOMIX25周年記念貨車セット」
 読んで字の如く、トミックスの25周年を記念してワム80000とタム6000にオリジナルのレタリングを施した物です。

 この種の記念モデルは大概の場合、コレクター相手のレア物志向モデルであることが多く、買われても実際の運転に供されるのは購入直後を除けばごく少ないものと思います。
 わたし自身「トレインフェスタに出ていなければ」これに手を出したかどうかわかりません。

 そう、このモデルを買った目的というのはクラブのモジュール上の小編成列車の彩りとしてです。

 昨年、マイクロエースの20周年記念のタキを入線させ、暮れの年越し運転でTOMIXやTRIXの同様の記念貨車と組み合わせて「お祭り編成」を仕立てたのですが、その編成の持つ華やかさを見て、これならグランシップでもいけるのかもと思っていました。

 当時はミニSLレイアウトに使えるこの種の貨車はTRIXしかなかったので2軸の記念貨車の追加は渡りに船でした。
 翌日のトレインフェスタでは早速アーノルドのT2やTRIXのT3に牽かせましたが、これだけでそれまでとは異なるお祭り的なノリになったのが楽しい物でした。

 これからはこの貨車も死蔵させずに今後の運転会や年越し運転などで彩りになってくれるものと思います。

トレインフェスタで見たクルマたち (トレインフェスタ2022のはなし9)

2022-06-14 05:21:25 | その他
 鉄道イベントの関連ばなしなのにクルマネタとはこれ如何に(笑)
 ですが遠出をすると、クルマ関連でも何かしら拾い物があるものです。

 旅館の近くの駐車場へ忘れ物を取りに夜の静岡の街に繰り出した時の事。
 近くの駐車場で不思議なマイクロバスを見掛けました。

 一瞬、なんて書いているのかよくわからなかったのですが。

 側面を見て納得。
 「京商」のデモカーだったようです。してみるとフロントのあの文字は「バックミラー用の鏡映文字」だった訳です。
 そういえば80年代のターボ車はよくバンパーに「TURBO」の鏡映文字が描かれていて前車のバックミラーを覗けば「TURBO」の文字が威嚇するという寸法でした。

 今だったらこんな「あおり運転推奨ギミック」は到底認められないでしょうね。

 まあ、バックミラーで「KYOSYO」の文字を見たからといって前車が道を譲るとはあまり思えないですが(笑)
 でもこういう遊び心は好きです。

 その直後に目の前を通ったバス
 なんだか見覚えのある様なないような、と目で追っていたのですが

 何という事のない静岡鉄道のバスですがカラーリングが昔の静岡鉄道の電車と同じなようです。
 私鉄系のバスらしい遊び心ですが、今の静岡鉄道は編成ごとに色が違う位カラフルになりましたから、逆にこういうレトロ調が新鮮に見える気もします。

 旅館の駐車場に居たR31スカイライン。
 R32GT-Rが登場する前は歴代スカイラインで最強モデルだった(と思います)GTS-Rの仕様の様です。

 R32は今でもちらほらお目に掛かるもののR31の方は今や絶滅危惧種並みに見掛けなくなりました。
 まるで折り紙の様なペキペキのボディラインが1980年代を感じさせます。

トレインフェスタのみやげ物(笑) (トレインフェスタ2022のはなし8)

2022-06-12 05:00:40 | 旅行・探訪・イベントなど
 グランシップトレインフェスタ2022その8から。
 「トレインフェスタ」という名称から分かるように元々このイベントは静岡の鉄道会社などが集まって鉄道の魅力をアピールする面があります。

 地元色全開モードの駅弁コーナーなんかにそれは顕著ですが、県外から来たわたしなんかからすれば、地元私鉄のパンフレットを拾ったり、物販コーナーを冷やかしてみるのも運転の合間の楽しみと言えます。

 会場をちょこっと回るだけでバインダー1冊分くらいのチラシやパンフが拾えそうな勢い。観光に力を入れていたり地元との密着度の高い私鉄が多い静岡の鉄道の特色を見ることができます。

 マニアのイベントでないだけに、掘り出し物の鉄道模型が売られているなんてことはあまりないのですが(それでも以前、故障したブルトレ牽引機の代打として同形式の中古モデルを買ったことはありますw)それでも鉄コレ系を中心に模型もそこそこ買えます。
 書籍コーナーも有難いところの一つ。現住地の本屋さんではあり得ない「鉄道本だけで棚がひとつ埋まっている」光景はそれだけでワクワクしますw
 尤も、あまりマニアックな物はないのですがそれでも「場の雰囲気に酔って手を出してしまう」衝動買い誘発の面があるのも確かです。

 わたしも生まれて初めて「鉄道本で著者のサイン色紙付き」なんてものを買いました(笑)が、その本についてはのちの機会にでもw

 また、それとは別に模型そのものについてもフェスタ関連で入線させたものもあるのですが、そちらについても次回以降に。

トレインフェスタのもうひとつの楽しみ(トレインフェスタ2022のはなし7)

2022-06-11 05:57:50 | 旅行・探訪・イベントなど

 グランシップトレインフェスタ2022ネタから。

 この種の準全国レベルのイベントに参加するメリット(というか楽しみ)のひとつに「同好の士との交流や駄弁りw」があると思います。

 流石に周囲の迷惑レベルになるとやり過ぎでしょうが、ファン同士の共通言語で語り尽くす楽しみ(それも未知の相手と)は殊、地方のファンにはなかなか機会が作れないもの。
 それがイベントに参加していると、同じ趣味の方々が次々にやってくるのですから。

 わたしの場合はそれらの他に、ブログのコメントでやりとりしている方と出会う事があり、それも楽しみのひとつです。
 当ブログで度々コメントをくださるレサレサさんもそのひとり。
 今回も自身のミニ鉄道モデルの実物を持ってきてくださりました。

 ノス鉄の車両を自分流にモディファイ、あるいはウェザリングしたもの。
 クラブのメンバーや現住地のファンとは異なるノリとポリシーを持つモデラーと直接モデルを交えて交流できる有り難みを感じました。

 お土産にいただいたのがペーパークラフトの製材所の材木置き場。
 これは日本中のどこにでもある製材所の、これまたどこにでもある建物なのですが、小レイアウト向けのサイズの物は意外に少ないので重宝すると思います。

 何しろジオコレの製材所の隅っこに置いたら「ずっと前からそこにあった様な錯覚」を覚えたくらいです(汗)

 今回のフェスタでは他にも2、3人当ブログで交流のあった方が訪れていた様ですが、中にはうちのクラブの位置がわからなかった方もいた様で残念です。
 (この辺りは会場の観客の動線があまり考慮されていない配置や配列にも問題を感じますが)
 次回はこうした交流がもう少し増えるといいなとか思ったりします。

 レサレサさん、今回はありがとうございました。
 この場をお借りして御礼申し上げます。