光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

20系がまた増殖する(汗)

2015-11-29 05:44:39 | 車両・客車・貨車
 先日入手のジャンク袋の中には20系の客車らしいのが2両入っていました。

 これも「1両辺り3桁価格」のうちですからできるなら手持ちにない車種だと有難いところです。

 ここで現在の私の手持ちの20系のラインナップを紹介しますが現行品(今では先代セットになってしまいつつありますが)「基本セット」「さくらセット」のふたつが中心です。
 これとは別にジャンク袋なんかに入っているのを集めるうちに数が揃ってきた初期型20系が十数両あるのですが前述の事情から「ナシ・カニ・ナハフが異常に多い」ので編成を組むと思ったより長くならないのですが。

 現行品2セットもナシが2両ダブるので1両は「鉄博風セクションで食堂をやっている」程です。

 この2セットを組み合わせても最長で10両程度の長さで実車の様な12~14両編成にはなりませんがレイアウト上で走らせる分には適当な長さにはなります。

 とはいえセットの組み合わせの性質上一番数が必要なナハネは3両きり。ナロネも21と22が1両づつと言う陣容でした。

 今回のジャンクにあったのはナロネ21とナロネ20の組み合わせ。
 これは非常に有難かったです。

 これまでうちの20系は「さくら」「北星」(「北陸」)の編成を念頭にした組み合わせだったのですがナロネが複数揃った事でフル編成は依然無理な物の前述の2編成以外の編成を組める自由度がかなり上がったのです。
(それでもナロネ20の足回りの色が違ってしまうという問題はついて回りますが)

 そこで重宝しそうなのが昨年実家から持ってきたGMの客車編成表2ブルートレイン編。
 実はこの本、編成よりも巻末のGMカタログ目当てで購入したものでこれまで40年ろくに目を通しすらしなかったものです。
 それも無理からぬ話で当時はこれだけの長編成を組めるだけのタマが(種類的にも私自身の経済的にも)
ありませんでしたから事実上の「猫に小判状態」で経過していましたから。
 まさか40年以上たってようやくこれが役に立つ時がこようとは(笑)

 これだから物は捨てないでおくものですね。

 ジャンク袋の20系以外についてはいずれまたの機会に。

Nゲージ50周年と思い出から、ペーパーのキハ60と製品版のキハ55のはなし

2015-11-28 05:36:50 | 車両・気動車
 日本型Nゲージ50年に当たってこの間入手した雑誌から。

 先日古本屋で発掘した「模型と工作」の昭和40年5月号。
 「模型とラジオ」は私や弟がよく読んでいたのでそれなりに本誌に馴染みがあるのですが本誌の方はあまり馴染みがありませんでした。
 と言うのも本誌の休刊が昭和40年代前半でそれまでこれを読んでいたのが機関士をやっていた親類だったというのが大きかったと思います。

 (別冊の方は長い事残っていたのでそれなりに馴染みがありますが)

 そんな訳で結構新鮮な気持ちで本誌を読む事も出来る訳です。
 前置きが長くなりましたが、本誌の目玉は恐らくこの雑誌では初めてと思われる「9ミリゲージの車両工作」です。

 時期的に関水金属がNに参入する直前くらいのタイミングであり読者の注目度は高かったと思います。
 何しろこの時点では台車ひとつ製品化されていませんから凄い話です。

 この記事を執筆されたのは16番のペーパー工作記事で私の中に強い印象を残す西村正平氏。
 題材は「キハ60とキロ62」と言う所が面白いです。
 この車両、一見するとキハ55そっくりなのですが中身はDD13用の大出力エンジンを設計変更して搭載させたパワーアップ版で当時の特急電車並みの高速性能を目論んだものだそうです。
 (外見上は外吊りドアを採用していましたがこれは後に普通のタイプに改造され、ますますキハ55に似てしまったそうです)

 技法は氏が得意としたペーパー16番のそれに準拠したものですが窓周りのクリーンさが肝となるこの車両は初のN工作の題材としても好適だった事と思います。

 注目点のひとつとしてスケールの設定では当初から150分の1になっている事。欧州製モデルが既に160分の1で販売されている時点でのこのスケール設定は、まだ出ていない国産のモデル(関水と考えるのが妥当でしょうが)が150分の1でリリースするという情報があった事が決め手となったようです。

 とはいえ、作者にとってもはじめてのN工作はかなりてこずらされた様で「小さい、車体の製作すらおぼつかない気がしたが」とか「同じ0.5ミリの狂いでも16番に比べると影響が大きい」とか、更には窓抜きのケガキ直後には「2,3日はテレビも見れずクルマの運転も出来なかったほど」とまで書いてあったりします。

 とはいえ窓抜きに専用の簡易ノミを作って望むなどしてNの車両工作そのものの新鮮さに可能性を模索している姿勢は伺えます。

 面白いのは記事中で9ミリゲージの事を便宜上「Q」と呼んでいる事。
 当時はTMSでも「Nゲージ」と言う呼称を使っておらず新しいフォーマットに対してどういうスタンスを取るべきかユーザー側も迷っていた事が伺われます。

 日本型Nゲージの50周年というタイミングでTMS以外の雑誌の記事を眼にする事ができたというのも(わたし的には)何か因縁を感じます。

 そっくりさんつながりでこの機会に触れておきますがNゲージの完成品でキハ55系が出たのは昭和56年か57年頃だったと記憶しています。
 当初はエーダイナインとして出る筈だったのが同社の倒産とそれに伴う学研ブランドへの吸収を経てリリースされたという複雑な経緯を持つモデルでもあります。

 他に競合メーカーがなかったのでコレクターを中心に一時期かなりプレミアが付いていた様ですが21世紀に入りTOMIXがHG仕様に準拠した決定版とも言えるモデルを出した事で存在意義が薄れてしまいました。
 私も2両ほど持っていますがいずれもTOMIX登場以降の入手で非常に安価に入手できたものです。


 学研時代はアイボリーに赤帯の準急塗装が希少性から非常に持て囃されたそうですがTOMIXで出た同仕様はあまり人気がなかったのか一時期故郷や現住地の模型屋で国鉄色のキハ55が無いのに準急色ばかりが売れ残っているという珍現象が見られました。

 それにしてもこの製作記事はボディができたところで「未完」となっています。
 この後どうなったか気になるところではあります。


懐かしの「機関車入門」から

2015-11-27 05:34:50 | 書籍

 さて今回は趣向を変えて書籍ネタから
 小学館の入門百科シリーズの「機関車入門」を紹介します。
 70年代初めから半ば頃・昭和40年代後半の鉄道ネタの入門書は当時のSLブームを反映してからか何冊か持っているのですが、それらを今改めて俯瞰して見た印象は「玉石混交」
 しっかりしたライターの書いた物は文章的にもしっかりした構成で題材や写真の選択にも意を尽くした物がありました。
 その一方で明らかなブーム便乗型の書籍の中には「適当な写真を羅列して当時の流行語を適当にくっつけた適当なキャンプションをつけて終わり」と言うレベルの物も多かったのも確かです。

 この種の鉄道ネタの入門書が全盛だったと思うのはSLブームの前後の時期だったと思います。
 80年代のブルトレブームの頃にはケイブンシャの大百科系の豆本がこの手の入門書の中心となりましたし。

 話を「機関車入門」に戻しますと
 本書の煽りには「鉄道100年を走り続けた機関車の魅力を豊富な写真と絵で解説!SLファンにも大評判!!」とあります。
 ここからもわかるように本書は「鉄道100年」の時期に当たる昭和47年の初版、SLブームど真ん中の登場です。
 それでもこの版形の児童書としては最も登場が早かった方と記憶しています。

 著者は古谷 善亮氏。
 最近の鉄道ファンにはなじみのない名前と思いますが、当時の交通博物館の館長だった方です。

 そのせいでしょうか当時、大人向けでもよくあったSLブームの便乗本とは一線を画した、機関車図鑑であると同時に鉄道趣味の入門書として今読み返してもよく出来た入門書だったと言えます。
 どのあたりがそうかというと、SL一辺倒・機関車のキャラクター化に偏りがちな類似本の中にあって電気機関車やディーゼル機関車にも十分なページを割いている点。
 機関車にまつわる歴史や海外の機関車の説明にも意を用いている点などのそれを感じます。

 それを支えているひとつの要素が「非常に平易な文章で簡潔かつ十分な情報量の文章」です。
 下手なライターに掛かると単なる「データの羅列の長いだけの文」になったり必要以上に「主観が入りすぎて単なるファンブックに堕してしまう」所を「誰が読んでも読みやすい内容と文章(それでいて基本となる情報が頭に入りやすい)になっている」所は今読み返して凄いと思うポイントでした。
 戦後生まれ以降の鉄道ライターでこれだけの文章が書ける人がどれだけいるか疑問にすら感じるほどです。

 これだけなら単なる機関車図鑑になる所ですが本書の特徴はもうひとつあります。
 それは巻末にある「鉄道趣味を楽しもう」のコーナー

 写真の撮影、切符のコレクション、そして鉄道模型にもそれなりにページが割かれています。
 実は意外な話なのですがSLブーム当時の子供向けの入門書で鉄道模型に言及しているのは私の知る限りこの1冊しかありません。
 それらについても具体例を挙げて平易な文章にまとめている辺り、実に侮れない一冊です。

ミニSLレイアウトを修正する

2015-11-26 05:25:49 | ミニSLレイアウト
 前回の運転会ではミニSLレイアウトの棚幡線もそれなりに活躍したのですが問題点も出て来たので少々修正を加えました。

 実はこのレイアウトは講談社の「週刊SL鉄道模型」のレイアウトの線形に手を加えて拡張したものを基本にしています。
 ですから元々長躯のボギー貨車や15M以上の長い車体の車両を走らせるように出来ていません。

 それでもこれまでの運転会ではネコバス電車やBトレインショーティの巣窟と化していたのでぼろが出ませんでした。
 が、最近は三陸鉄道や鉄コレの18M車、あるいは今回の様にDE10クラスのロコまで入線してくるとなるとカーブで引っかかる場面も出て来ます。

 レールの方はそれでもどうにかクリアできるのですが「建物の屋根や塀が接触してクリアできない」場面が頻発しました。
 そこで今回はTOMIXの36形がクリアできる事を条件に一部の塀の撤去、屋根のカットを行ないました。

 江ノ電並みのタイトな線形と建築限界の棚幡線ですから現物合わせで少しづつカットする形になります。
 一部の踏切警報機等が接触してしまう物の36形700番台まではどうにかクリアできる所まで持って行きました。

 それでも18M級が入り込むと「列車が脱線して街中に突っ込んだ」ように見えるのがなんともです。
(上の写真の列車はちゃんと通過していますw)

 とはいえ、小型車両に限定するなら建物の軒先を掠めて走る列車の動きは結構見ていて楽しい物があります。

 個人用のレイアウトならば入線車両を限定してしまうところですが他のメンバーも車両を乗り入れてくださる運転会用ではある程度の汎用性も保つ必要も出てくることを実感させられる改修でした。


カツミのEB10をレストアしてみる

2015-11-25 05:12:52 | 車両・16番
 先日紹介したカツミ模型店の16番「EB10」型機関車のその後です。

 カラーリングは実車にはなかったと思う「金太郎塗装」ですがかつて工作ガイドブックの写真で見た様な「懐かしさ」と纏まりの良さが感じられて好きなモデルでした。
 コンディションははっきり言ってジャンク同然ですが、この手のモデルは耐久性は結構あるので走らせる様に調整するのは容易と見て購入しました。

 で、その帰りに天●堂で交換用のパンタやらカプラーやら買って帰ってきたのですが「交換パーツと車両本体がほぼ同額だった」所に如何にこのモデルが安かったかが伺われます。

 帰宅後さっそく調整に入りました。

 ですが線路に載せて通電しても反応なし。
 動力系にトラブルがあると少し厄介ですがこの手のモデルの場合モーターに致命的なトラブルが無ければ大概走りは復活できるのでばらして調整します。

 このモデルのモーターはシャシにねじ止めされていますがねじを緩めてモータのマウントを微調整してやると予想通り走り出しました。
 モータの焼ける匂いを漂わせながら意外と元気のいい走りを見せます。


 見た目のプロポーションがほとんど同じなのにプラレールのそれとは明らかに走りの質感が違う辺り模型屋さんの矜持を見る思いがしました。

パンタグラフはエンドウ製の奴ですが電車用なので厳密にはこのロコに似合うかどうか。
 それでも元の奴がシューが欠落していた上に不自然に上に跳ね上がっていたので結構落ち着いた印象にすることはできました。

 ベーカー式だったカプラーは変形がひどかったのとうちの貨車の大半がKATOカプラーなので片方をケーディーに交換しました。
 オリジナルにはあった前面の飾り帯は剥落していたので新たに貼り付けます。
 素材は「ジオコレの照明ユニットの遮光材だったアルミテープ。ナンバーがなかったので一続きに貼りましたがなんだか路線バスにでもありそうな印象に一変(笑)

 とりあえず形としてはそこそこ落ち着きましたがボディの古ぼけっぷりはそのまんまです。

 こいつの活躍についてはいずれ改めて。

しなのマイクロの相鉄7000系から

2015-11-24 05:18:43 | 車両・私鉄/民鉄
 今月の入線車から
 ものは相鉄7000系の4連。

 この編成は今年の初め頃に鉄コレの動力化を果たしたばかりなのですが、何たる偶然かしなのマイクロの仕様のジャンク品が手に入りました。


 こちらも4連ですが、当時のしなのらしく車体が金属製。
 動力も当時のしなののそれです。

 しなのの7000系の外見上の特徴は台車です。
 この形式はブレーキディスクがかなり目立つのが特徴ですが、鉄コレの台車枠がプラ一体式なのに対してしなのの仕様は既存の103系用の台車に金属製の別パーツでディスクを後付けしたものです。
 当時としては手間が掛かったやり方ですが、それだけに効果は絶大でディスクが目立つだけに「実は別の台車」という事に気付きにくいと言うメリットが(笑)

 車体もアルミボディの人徳でプラとつなげてもそれほど違和感はありません。
 前面ヘッドライトも別パーツの挽物で質感は良い方です。
 むしろ帯の赤のトーンが鉄コレより濃いのが目立つくらいです。

 さて折角4連が二編成、しかもしなのの仕様は先頭車でもアーノルドカプラーなのでやろうと思えば8連が可能です。
 ただ、そうなると動力車が2両になるのでどちらかの動力車を外した7連位が適当かなと最初は考えていました。

 ところが鉄コレの動力でこれをやろうとするとしなのの編成の台車の抵抗が大きすぎてあっさりと動力が空転する事が判明。
 80年代のしなの、エンドウの電車はトレーラーでも台車の転がりが悪い事が多く今回はそれが仇となった形です。

 しなのの動力はスムーズさには欠けるものの重量があり、じりじりとトルクを上げるタイプの走り方なので7連でもどうにかいけます。
 結局しなのの鉄コレの動力を2連でつないだ8連でどうにか実用的な走りになりました(笑)

日本型Nゲージの50年と思い出から・京阪1900編

2015-11-22 05:15:41 | 車両・私鉄/民鉄
 昭和39年版の「模型と工作・鉄道模型ガイドブック」から50年前の16番モデル工作とそれ以降のNモデルの思い出を語るある意味支離滅裂な企画(汗)です。

 今回は京阪の「テレビカー」から

 本書では関西系の私鉄の工作法もいくつかありますがその中でも個人的に好きなデザインだったのが京阪1900でした。

 当時は「テレビカー」のステイタスはかなりの物があり「走る電車の中でテレビが観られる」事自体があこがれの対象でした。
 ずっと後の事ですが平成の初め頃にダイハツのミラが軽自動車で初めて「テレビを標準装備したグレード」を出した時に真っ先に連想したのが「京阪のテレビカー」だったりします。

 そういえばダイハツも関西系の自動車メーカーですが関西圏では乗り物にテレビを付ける事に何か特別の思い入れがあるのでしょうか(笑)

 あれから時は流れ、今ではそこいらの携帯でもテレビが観られるようになりテレビカー自体もいつしか廃止されたそうですが個人的には寂しい気がします。

 まあ、それは余談です。

 テレビカーを離れても1900系のデザインには何となく都会的な匂いを感じたものでした。ツートンカラーに運転席下の帯が良いアクセントになって結構スタイリッシュに感じたものです。
(これが「バンパー」だというのを後になって知った時は驚きましたが)

 ただ、本誌が白黒印刷ゆえに当時は正確なカラーがわからず勝手に「上半分がアイボリー、下半分がマルーン」と言うカラーリングを勝手に想像していました。
 あとになって実際のカラーリングを知った時には(笑)

 16番の工作記事ですが、103系の様な切妻と異なりおでこにRの付いた半流線型の車体は工作法を見てもなかなか難しそうなイメージです。
 まして鉄道模型の場合文字通り「木で紙を継ぐ(笑)」上に手すり類は真鍮線、床板にモーターまで据え付ける訳ですから、そのハイブリッドな工作法はそこいらの小学生には歯が立たない印象をきっちり植え付けてくれます。

 ところで本書の記事に出ている1900は両運転台タイプです。これは主に編成の都合上で両方に運転台を付けていた様ですが当時の私はこれまた勝手に「1両だけで走っている」と言う勘違いを(笑)

 なんか、今回の記事は間抜けな思い出ばかりです。

 その京阪1900、Nゲージのモデルが完成品で出る事などあるまいと思っていたのですが、21世紀になってから「鉄道コレクション」で製品化されるとは思いませんでした。
 しかも「事業者特注、イベント限定品」ながらやろうと思えばネットで買う事もできたのですから時代の変化とは凄いものです。

 こちらのモデルは片運転台式の2連。模型と工作の記事に比べるとテールランプがやや小さめで少しイメージが違いますが、こちらの方が実車に近いのでしょう。
 して見ると記事のモデルはどちらかと言うと作り手の印象を反映したディフォルメがあったのかもしれません。

カツミの「EB10形電気機関車」から

2015-11-21 05:09:44 | 車両・16番
今回は16番フリーの機関車の話から
 この間も触れました「工作ガイドブック」から始まる話です。


 私の持っているのは77年版ですが当時はNと16番ではラインアップの差が大きく車両カタログとしては16番のページの方が楽しめた時代でした。
 それらの中にはスケールモデルだけではなくいわゆる「フリー」と呼ばれる一連のショーティモデルもカラーで掲載されていて結構楽しませてもらいました。

 その中にはEF58やEF66を短縮したものもあったのですが中でもひときわ目を引いたのがEH10を短縮した「EB10」のモデルです。
 なかでもグレーとオレンジのツートンのそれの印象は鮮烈でした。

 昔のDLなんかでちらほら見かけたカラーリングですがEH10自体そうしたDLのデザインの系譜を受け継いだ機種なので余計似合って見えたのかもしれません。

 上掲書でこれが紹介されているページ、よく見ると「形の違うEB10がふたつ載っています」が上のほうのがスケール機のEB10です(笑)

 まあ、それは置いておいて
 そんな懐かしのモデルが先日中野の中古屋の店頭にあったのは偶然とはいえ何か因縁めいたものを感じたものです。


 後述の理由もあってジャンク品同然のお値段だったので一もにもなく飛びついてしまいました。

 コンディションはご覧の通り。
 年代相応にくたびれた感じです。模型と言うよりはアンティークタッチの玩具と捉えた方が良いかもしれません。

 ですがそれゆえに素朴な魅力も感じられるのも確かです。
 さてこれがジャンク並みに安かった理由はごく単純です。
 「走らないから」

 とはいえこれまでの経験から言ってこの手のモデルは動力系の構造がごく単純な事が多く、上手く行けばちょっとの調整で再び走行可能になる事が多いからです。
 最悪でもギアかモータの交換で済むだろうと思い購入を決断しました。

 一歩間違えると銭失いになるかもしれませんが、これだけ朴訥なモデルだと単なる飾り物にしても悪くはないでしょう。
 (言い訳)




 カラーリングは実車にはなかったと思う「金太郎塗装」ですがかつて工作ガイドブックの写真で見た様な「懐かしさ」と纏まりの良さが感じられて好きなモデルでした。
 コンディションははっきり言ってジャンク同然ですが、この手のモデルは耐久性は結構あるので走らせる様に調整するのは容易と見て購入しました。

 で、その帰りに天●堂で交換用のパンタやらカプラーやら買って帰ってきたのですが「交換パーツと車両本体がほぼ同額だった」所に如何にこのモデルが安かったかが伺われます。

 帰宅後さっそく調整に入りました。

 ですが線路に載せて通電しても反応なし。
 動力系にトラブルがあると少し厄介ですがこの手のモデルの場合モーターに致命的なトラブルが無ければ大概走りは復活できるのでばらして調整します。

 このモデルのモーターはシャシにねじ止めされていますがねじを緩めてモータのマウントを微調整してやると予想通り走り出しました。
 モータの焼ける匂いを漂わせながら意外と元気のいい走りを見せます。


 見た目のプロポーションがほとんど同じなのにプラレールのそれとは明らかに走りの質感が違う辺り模型屋さんの矜持を見る思いがしました。

パンタグラフはエンドウ製の奴ですが電車用なので厳密にはこのロコに似合うかどうか。
 それでも元の奴がシューが欠落していた上に不自然に上に跳ね上がっていたので結構落ち着いた印象にすることはできました。

 ベーカー式だったカプラーは変形がひどかったのとうちの貨車の大半がKATOカプラーなので片方をケーディーに交換しました。
 オリジナルにはあった前面の飾り帯は剥落していたので新たに貼り付けます。
 素材は「ジオコレの照明ユニットの遮光材だったアルミテープ。ナンバーがなかったので一続きに貼りましたがなんだか路線バスにでもありそうな印象に一変(笑)

 とりあえず形としてはそこそこ落ち着きましたがボディの古ぼけっぷりはそのまんまです。


秋の運転会の車両パレード3(笑)

2015-11-20 05:04:18 | レイアウト・竹取坂
今回は運転会に参加した車両からピックアップしたいと思います。
 



 TOMIXの三陸鉄道36形700番台。
 運転会のミニSLレイアウトでは三陸鉄道の車両をよく走らせていましたが、今年の前半に参加できなかったので今年最後の運転会で初お目見えとなってしまった車両です(入線は3月)
 これまで入線させてきた三陸鉄道の車両の中では最もスムーズな走りでスローも良く効きます。
 運転していて気づきましたがうちの三鉄車両ではじめて「ヘッドライトが点灯するモデル」でした(笑)

 TOMIXの0系新幹線の大窓車
 うちでこの夏入線している学研の0系とは出来がえらい違いです(笑)
 通電カプラーが売りのひとつですが運転会ではユーザーが連結に四苦八苦されていました。連結に少し要領が要る様ですが、走行性を考えると固定編成車には通電カプラーは結構有効ではないかと思えました。

 マイクロのお座敷列車せせらぎ
 20系客車を電車化したようなフォルムが個人的に好きな電車でした。ただ、カラーリングで気に入ったのが無かったのでこの一族のモデルは持っていません。
 ですがこうして走っているのを見るとやはり欲しくなりますね(汗)

 先日入線のKATOクモハ12
 先週は胴受けやジャンパ栓を追加して細密感のアップにそれなりに酔ったものですが(恥)
 こうして運転会に持ち込んでみるとそのディテールがまるで目立ちません。広い空間、大レイアウトの中では多少の細密さはあまり関係ない事を実感させられる一幕でした。
 ですが走行性はサイズを考えるとピカイチで、下手な特急編成よりスムーズな加減速ができていたりします。

 レイアウトの一角を占める鉄道公園のモジュール
 各メンバー自慢の車両のお立ち台として機能しています。
 手前の貨物の積荷はお遊びとしてギャラリーの好評を得ていました。

 EF64 37号機の牽引するブルトレ24系
 編成としてはよくあるものだったのですがなぜこれが印象に残ったかと言うと

 運転会の帰りに偶然同じ機関車が停まっているのを見たからだったりします。
 こういう偶然がたまにあるから面白いですね。

 次回の運転会は来年になります。

秋の運転会の車両たち・2

2015-11-19 05:39:20 | 旅行・探訪・イベントなど
 恒例の秋の運転会も二日間の日程を無事終えました。
 二日目には参加者も増えていつもの活気が戻ってきた感じもします。
 その分カオス度も高くなった気もしますが(汗)

 今回は二日目の運転車両の中から


 200系新幹線と盛岡開通当時の風物詩(笑)の185系リレー号



 もちろん東海道新幹線も抜かりありません(爆)



 ワールド工芸の貨車移動機だそうです。
 写真ではとっさに大きさが分かりませんが小指の爪くらいの大きさなのに自走するそうです。
 今回私が「欲しい!」と思った一品。


 こういう古風な編成が走るかと思えば


 この手の「大洗萌え系」の編成も一緒に走る所がクラブの年齢と層の広さを物語ります。

 二日間でとっかえひっかえ走った編成はトータルで40~50はあったでしょうか。
 
 まさにお祭りでした。


Nゲージ車両の耐久性とトラブルに思うこと

2015-11-18 05:01:52 | 思いつくままに・考察
 今回は秋の運転会でふと思ったことから
 思いつくままに書きなぐった内容なので長い上に脈絡に欠けますがご勘弁を。

 運転会もこれまで随分と参加してきましたが回数を重ねるといろいろとトラブルに出会う事もあります。
DSC_1120.jpg
 走行中の脱線などは毎回2度や3度はありますし、中には「それまで何事もなく走っていたのにある時から突然脱線が頻発し始める」なんてのもあります。
 それも特定の編成だったり特定の場所だったりとトラブルの原因も千差万別。
 これらが起きるとメンバーが集まって原因の究明をしたり簡単な補修や線路の改修などはその場でやってしまったりします。
 (このプロセスは参加するだけでなく傍から見ているだけでも面白い所のひとつだったりしますが)

 どうかすると動力部をその場で分解整備するなんて光景も結構ざらですし
 この辺りクラブのメンバーも長い間に運転会慣れしてきている事を実感させられますが(笑)
DSC_1118.jpg
 この中で線路に関して言えば経年劣化に伴う線路の波うちや接合部のジョイナー劣化、ベース同士の微妙な高低差が特に目立ちます。また、モジュール内エンドレスによく使われる小径カーブは曲がれる車両が増えたとは言ってもレールに対する車輪の抵抗が大きい事が多くレールが汚れやすい傾向もあります。

 これについては何度も運転会をやっているうちに対応する為のノウハウがクラブの内部でもそれなりに行き渡っており、参加メンバーが総がかりで保線にも常に配慮している事もあって今のところ大規模な運転休止に至る事は殆どありません。
DSCN9076.jpg 
 ですが今回の運転会を見ていてそれとは別にふと思ったのは、車両側の耐久性についてです。
 今回の場合ですがクラブの運転会は一日目で12時間、二日目で9時間の間殆どの線路が通電しっぱなし、車両が走りっぱなしの状態になります。

 先に「今回の運転会では50近い編成が走っていた」と書きましたが運転に供される線路は体験運転用の物も含めてメインラインで5線、サブのエンドレス(ひとつのモジュール内に単独で組み込まれたもの、うちのミニSLレイアウトなども含めます)が3線ですから最大で8本の列車が同時走行していた事になります。
DSCN9030.jpg
 これを上述の50本で割ると一つの線路を走る編成は6本強、実際はトロリーラインや体験運転線など終日ほぼ同じ車両が走っていたものもあるので本線に関してはひとつの線路の本数は16本くらいになります。
 今回のモジュールの本線の一周は大体17~20Mはありますから本線を走る編成だと「ひとつの編成が大体で少なくとも1時間強の連続走行をやっていた」事になります。
(おまけに列車の入れ替えは殆どロスを置かない早業なので本線に関する限りは列車のいない時間が殆どありませんw)

 これを本線の一周を20Mと仮定しスケールスピードの時速120キロが出ていたとすると1列車辺り平均して40周程度。距離にして800メートル前後と言う所でしょうか。
 もちろんこれより速い新幹線なんかだとこの2倍、80周・1.6キロ(実物換算で256キロ)を走っていた勘定になります。
 しかもものによってはこの走行パターンを年に数回繰り返している編成も複数ありますし、運転会の目玉でもあるカメラカーの編成などは数時間おきに二本がとっかえひっかえ運用されているのが普通です。

 恐らく個人のレイアウトやレンタルレイアウトでも一つの列車をこの条件で連続走行させるものはあまりないのではないでしょうか(あっても見ている方はすぐ飽きそうですし)展示用だったらありそうですが。

 これがNゲージの模型として過酷な条件かどうかは分かりませんが、とりあえずこれまでは大きなトラブルはあまり起きていません(それでも一部にはメーカー修理に回ったものもありますし、走行距離が長いほどその後の運転で幾分かはスローが効きにくい傾向はある様です)

 ですが正直これまで運転会に何度も出ていて「ではNゲージ車両の走行耐久性がどれくらいあるか」というのはあまり考えませんでした。我ながら迂闊な事です。
 モジュール自体が10年もすれば経年劣化が起きるのに同じ事が車両について言えてもおかしくはなかったはずなのですが。

 考えてみれば私たちはこれまで運転会に参加しながら「Nゲージ車両の耐久テスト」みたいなことを毎回やっていた事になります。

 個人的な印象として今回の運転会で一番長時間連続走行していたのは香港モジュールを終始走行していたKATOの富山ライトレール、次にミニSLモジュール上を走っていたお寿司列車のDE10、本線走行している中ではE6系やドクターイエローなどのギャラリーに人気の編成ほど長く走る傾向があったようです。
 私が持ち込んだ香港TOMIXの583系なんかはよくあのコンディションで1時間近く走ったものです(汗)

 今回の運転会でその種のトラブルとして目についたのはミニSLレイアウトの棚幡線で「お寿司列車」を牽いていたDE10が途中から走行が不安定になったのと、マイクロの483系が連続走行1時間くらいから突然謎の脱線を頻発した事、体験運転用に供されていたKATOの現行型D51が急加速のとたんにリターンクランクがすっぽ抜けてメインロッドとサイドロッドが一斉に垂れ下がったとかがありました。他にもあったかもしれませんが私が見たのはそれ位です。

 そこまでいかないにしても某社のロコが連続走行の後でダイカストブロックの隙間からオイルを噴いていたとか某社の蒸機のリターンクランク周りにもっさりと綿埃が付いていたとか長時間走行の影響と思われるインシデントはあったようです。

 モータとギアを装備したモケイである以上、劣化や故障は必然かもしれませんが、それでも運転会全体を通して見ているとNゲージの動力車も案外タフな印象はあります。
 なにより40年近く前の旧モデルでも走るだけならそれくらいの走りは見せてくれていますし。

 ただ、その場合でもメンテナンスがきちんとされているというのが絶対条件ですが。

 もちろんそれとは別に長時間の連続使用に対するパワーパックやポイント駆動部などの耐久性も考えなければならないかもしれません。

 まあ、本物の車両は累積でこれの何千倍もの距離を走っていますから模型もそれくらいできて当然なのかもしれませんが(笑)
それに走らせずに死蔵するよりはまだましと言う考えも出来るでしょうし。

秋の運転会のよもやま

2015-11-17 05:34:19 | 旅行・探訪・イベントなど
 秋の運転会も二日間の日程を無事終わりました。
 毎回思うのですがこの種のイベントは「大人の文化祭」みたいなノリがあって個人的にはとても楽しませてもらっています。
 
 今回も運転会絡みのはなしです。

 メンバーが毎回持ち込み展示して下さるミニジオラマ。
 ジオコレのパーツと100均の素材を組み合わせてギャラリーに好評です。

 会場の一角では即席で製作の実演コーナーみたいなのもやっていました。
 面白いのはこれに興味を持って集まってくるのはほぼ100パーセント女性客だった点です。

 ジオコレの人形とかへの関心が特に強かった様です。成人の男性客、および子供(これは男女問わず)の殆どが車両中心に関心を示していたのに比べると際立った現象に見えました。


 コーナーモジュールの一角には滑走路のセクションがあったのですが初日には747だけで少し寂しい気がしたので飛行機を追加しました。
 オンボロの737と併せて今をときめくオスプレイも着陸中です。
 実はこれ、数年前にレイアウト用に購入したヘリボーンコレクションのひとつなのですが他の機種と違ってフォルムが派手すぎるのと場所を無闇に取るなど扱いに困る代物でこれまで事実上死蔵状態だったものです。

 今回ようやく初舞台が踏めましたが何でも取っておくものですね(笑)

 大洗行きスーパーレールカーゴ。
 どの辺が「大洗行」なのかと言うと

 積荷がこんなのだからです(笑)

 ある意味なんでもありですがこのバラエティの広さがこの運転会の身上です。
 もちろん列車やモジュールの製作にもメンバーそれぞれの拘りがあるのですが、年に数回のお祭り(結構多いかな)ではこのごった煮的な感覚を楽しむ事が多い様です。

秋の運転会の車両から

2015-11-15 05:31:29 | 旅行・探訪・イベントなど
 毎年秋恒例のショッピングセンターの運転会
 初日夜の部の参加車両から。


 今回は大人の参加者が少なくこだわりの逸品みたいなのが少なかったのが少し残念ですが、その分学生グループがよく頑張ってくれていた感じがしました。
 レイアウトでの列車運用、それもギャラリーの入る中でのそれはレンタルレイアウトでの運転以上に自分勝手が許されず、各メンバーの連携がしっかりしていないとうまく回らない事を考えると、ルールにのっとった運行がきちんとできているだけに頼もしい気がします。

香港TOMIXの583系の「ジャンクの花道」

2015-11-14 05:28:16 | 車輌・電車
先ほど秋の運転会初日に参加してきました。

 毎度書いていますがショッピングセンターの運転会の夜の部は客が途切れやすいのでメンバーが自分の拘りの車両を展開させることが多い、言わばフリータイムに近い性格を持ちます。

 買ったばかりの最新モデルを投入するもよし、自作やキットバッシュで作った編成(これがまた一般客にはわかりにくい物が多かったりします汗)を展開するもよし。
 あるいはこのチャンスに無闇に長い編成を走らせて見たりするのも一興だったりします。

 私の場合ですがその中でも特に変態度が高いかもしれません。
 すなわち今では見向きもされないような旧モデルや高年式のモデルをレストア、又は手を加えて走らせる「ジャンクの花道」編成を投入しています。

 今回その花道をゆくのはTOMIXの583系。
 それも香港製の30年以上前のモデルです。

 香港TOMIXの583系は学研に次いで登場したもので学研の半額以下と言う安さで結構普及したモデルでした。
 ですが造形が当時の香港製ならではの独特のラフさがあった事と、クハネ581・モハネ582(M車)・モハネ583の3形式しかなく長編成が組みづらい欠点があり後発のKATO製品が登場すると同時に一気に色褪せてしまったモデルでもあります。
 実際、当時のセットも4両編成で増結セットなし、実は先発の学研製品もこれにサシが加わった程度という同様の問題を抱えていました。

 今回それを投入した理由はごく最近1両400円と言う破格の安さで中間車が数両入手できたことがきっかけでした。
 つまり足廻りとボディの交換によってMなしのモハネ582が作れたからです。
 これによって2Mの2ユニット組み合わせが効く様になり6連以上の編成が組めるようになりました。
 やはり583系ほどだと最低でもこれ位の長さで楽しみたいものです。

 因みに学研、TOMIXともにラインナップされなかったサロ581だけはKATOの車両で代用しています。
 これで583系の7連が完成しました。
 これが今回の運転会でお披露目となった訳です。



 当時のモデルは駆動系は香港製ですがモーターだけは日本製を使うという変則的な構造が特徴です。
 そのせいもあってノイズは盛大、走行をよく見ると後ろのトレーラーがぶるぶる震えているのが見て取れるほどのヨイヨイな走りなのですが一周2,30メートルはあるモジュールのエンドレスを30分以上連続走行してへこたれませんでした。まさにジャンクの花道です。

 新鋭モデルに混じってこれほどのポンコツ編成が走り回っていた訳ですが、レイアウトが大きい事と車両が相対的に小さい事もあって案外粗が目立ちません。昔のTOMIXだと分かった人もいましたがこっそりKATOのサロが混じっている事などはこちらから言わないと誰も気づかなかったほどです。

 やはり鉄道模型は走ってこそ華ですね(笑)

 余談ですが、今回の運転会は大人の参加者が少なくこだわりの逸品みたいなのが少なかったのが少し残念ですが、その分学生グループがよく頑張ってくれていた感じがしました。
 レイアウトでの列車運用、それもギャラリーの入る中でのそれはレンタルレイアウトでの運転以上に自分勝手が許されず、各メンバーの連携がしっかりしていないとうまく回らない事を考えると、ルールにのっとった運行がきちんとできているだけに頼もしい気がします。

今年最後の運転会に・・・

2015-11-13 05:25:23 | 旅行・探訪・イベントなど
 クラブ恒例の運転会、例年ですと11月中旬から下旬位に行われるのですが、今回は会場の都合で10月31日からになりました。
 少し早めなので例年のような「今年の押し詰まり感(笑)」は薄い気がしていたのですが

 とはいえ、準備のために家を出る時の空を眺めると妙に寒々しさが感じられ、冬が近づいている様な気分にはなりました。

 いつものショッピングセンターでモジュールの設営。
 例年よりも準備に出られる人数が少なかったので手間取るかと思われたのですが1時間半くらいで大体出来上がったのには驚きました。

 今回は私のミニSLレイアウトモジュールも参加です。
 準備のメンバーがこれを見て「久しぶり」と言っていたのが何となく嬉しかったですね。

 よく考えたらこのモジュールが出るのは昨年の今頃以来丸1年ぶりです。
 しかも今年は今回が唯一の参加だったりします。
 思えば今年の前半はまったく運転会に顔を出せませんでしたから私としても「久しぶり」感が強かったですね。

 明日からは今年最後の運転会です。