光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

C57のスローを試す

2009-09-30 21:53:47 | 車両・蒸気機関車
TOMIXのC57のスロー走行性能をチェックするために動画を作成してみました。
http://www.youtube.com/watch?v=QDO0i8Op0gY&feature=channel_page
 動画は3本、最初のは比較のために使ったM社のC60です。2本目が今回のC57です。
 動画のマクロが効かなかったのでピンボケですがご勘弁を。

 動画では冒頭のスイッチを入れた音から実際に走り出すまでの間隔にご注目下さい。ほぼ同じペースでスロットルを廻していますが、かなり電圧を上げないと走り出さず、ラピッドスタート気味のC60に対してC57はするすると発進する感覚となっています。
 スロットルの開度に対する応答性も良くこれほどコントローラブルな蒸機モデルもこれまでなかったように感じます(まるで自動車のインプレッションみたいですが・・・)
 ただ、店頭ではもっとスローが効いた印象でしたが、これは線路のメンテナンス状態の違いによる物かもしれません。
 
 写真は一枚目がC60、2枚目がC57の発進時のスロットル位置です。

 ただ、改めて観ると流石によく出来た16番並みとはいかない印象もあります。 この辺がNの限界に近いのかもしれません。

 最後の動画はスローでモジュール内を走行させたものですが、本機は機関区内の入換走行等の再現にはかなり威力を発揮しそうな走りっぷりと感じました。

 重ね重ね書いていますが、今回のC57はディテールの細密さに加えてこれだけの走行性能ならばこの値段もやむをえない気もしています。

今年最大の大物・C57 135

2009-09-28 22:24:12 | 車両・蒸気機関車

 ・・・と言って良いのではないでしょうか。
 TOMIX久々の新作蒸機 C57 135号機が先日行きつけのショップに入荷しました。
 1両で1万6千円以上(定価)の機関車など16番では廉価版でもプラの量産品Nゲージとしては破格の高級品です。

 昨年までの電車オンリィの私だったら手を出さなかったかもしれないアイテムですが、この1年蒸機の増備が著しい当レイアウトの状況からすると避けて通れなかったともいえます(汗)

 ボディや足回りの細密度は凄い物があります。文句なしに量産品N蒸機のナンバーワンでしょう。
 何しろギリギリのアップで撮影してもこの密度です。
 しかもこれだけでは足りず後付けパーツも結構豊富なのが恐ろしい。私にはとても全部付ける自信がありません(笑)

 しかしこのモデルの本領は走行性にあります。

 スロー発進のスムーズさには正直驚きました。店頭試走の折、ショップのご主人が「気持ち悪い位」とまで表現したほどですが、こちらのレイアウトで発進させた時もパワーユニットのスロットルを目いっぱい絞った状態でゆっくり走りだした様は正に別次元の感覚でした。
 他社の蒸機も最近は結構スムーズに走ると思っていたのですが、更にその上を行く走りっぷりです。スケールスピードでの走行のみを前提に設計されたのではないかと思えるほどです。
 重量が比較的少ないので牽引できる両数は限られそうですがこれだけの質感のある走りを見せるモデルなら気にならない気もします。

 とにかく驚かされっぱなしの大スターの入線になりました。

モジュール更新計画33・並木道の製作

2009-09-27 01:20:03 | モジュール.1

 モジュール改修は道路周辺の整備の続きです。

 結局街路樹は形が比較的揃っていて大きさもこの場合は適当、かつ入手が容易なウッドランドシーニックスの広葉樹の中型を選びました。

 このタイプはベースが円形ですが歩道の形に合わせてカットした上でベースに接着します。
 又中央分離帯の部分は同じく広葉樹の小型をつかいます。こちらは以前入手していた樹木のラーニングキットの余りがあったのでそれを使いました。

 枝振りについては以前のロケハンの結果に基づき上方で広がる形に調整します。

 樹木が配置されると通りの印象がかなり変わりますが、まだ葉が付いていないので真冬みたいな感じがします。

 歩道にはガードレールと生垣を配しました。この生垣ですが何か適当なパーツがないかと思っていた所NOCHの生垣パーツが近所の中古ショップで100円で売られているのを発見。全く有難い偶然でした。早速それを利用しましたが、元がHO用のパーツなので横に半分にカットして使っています。

 当初の予定では放置自転車などがあるとリアルではないかと考えたのですが実際のロケハンでは意外にそうした物は見掛けませんでした。
 又、道路交通法の改正以降は路上駐車の車もかなり減少しておりこれもすっきりした印象となっています。このために配置するミニカーが最小限で済むのはある意味有難いかもしれません(笑)

 ところで、昨日の朝に8万アクセスに到達していた事を先ほど知りました。相変わらずな内容ですがありがとうございます。
 

連休のお土産が・・・

2009-09-25 22:26:30 | アクセサリー

 この連休でうちに遊びに来てくれた弟の土産物です。こんな物を喜ぶ40代って一体(笑)

 食玩のウルトラマンメカシリーズの一アイテムの「科特隊専用車」サイズもほぼカーコレサイズで使えそうです。
 年配の方には科特隊というよりも「シボレーコルベア」と言った方が通りがいいかもしれません。アメ車としては珍しいRR車でしたがスピンしやすいと言う特性から欠陥車のような扱いを受けて消えていった車でした。
 写真でお分かりの様にフロントエンドには何のモールドもなくあっさりした印象ですが、フォルム自体は極めてよくコルベアの印象を捉えています。
 意外にも車体裏側にもモールドがあったのですがドライブシャフトのあるFRのそれだったのはご愛嬌と言う事で(笑)
 幸い当レイアウトの同人誌即売会場に科特隊のコスプレグループ(折角フィギュアを買ったのにそれにしか使えませんでした)もいるので好都合です。

 最後に最近アップした動画から。最近気動車の入線が多いのを反映しています。都会の風景にはややミスマッチなのもありますがご勘弁を。

http://www.youtube.com/watch?v=IALD71vSbwE
キハ22とDE10の動画
http://www.youtube.com/watch?v=p99bk847IT4&feature=channel_page
 富山ライトレールの動画
http://www.youtube.com/watch?v=BQI4jbN-240&feature=channel_page
 キハ30系の動画

モジュール更新計画・32プラスα

2009-09-24 20:18:55 | モジュール.1

 道路部分は区分線の続きと中央分離帯の追加が進行点です。
 中央分離帯部分はこの後植え込みと街路樹の追加プロセスに移行しますがどうなりますか。

 引き続き今回の連休で入手したアイテム。
 カーコレクションのコンパクトカーのセットです。

 前回のリリースでは一般車が中心でしたが、今回のラインナップは車種は同一ながらも営業車とサイレンカーが中心でレイアウトへの配置がよりしやすくなった感じです。

 セブンイレブンとファミリーマートの営業車は街中で最近目にする頻度が高く中々タイムリーな選択と感じました。
 その一方で青い回転灯をつけた町内パトロールカーはなにやら最近の物騒な世情を反映している感じもして個人的には「なんだかな」と言う印象でした。
 かっこいい事はかっこいいのですが。

 さて運転会までそろそろ一ヶ月。ここらでスパートを掛けないとといけません(汗)

いびつな編成(汗)

2009-09-22 21:12:21 | 車輌・電車

 世間でいわゆる「シルバーウィーク」ですが私の場合は今回は出勤と休日が半々位の比率でしょうか。いつもよりは休みが多いですが、連休と言えるほどでもなく。
 それでも田舎から家族が来たり彼岸時だったりと意外と忙しかったりします。
 そんな合間を縫いつついくつか進展させたりしています。

 以前ここでも書きましたが、6月頃にGMのキット製作品の流電のジャンク品を格安で入手したのですが、先頭車が片側しかなく反対側をどうした物かと色々と悩んでいました。
 この場合一番手っ取り早いのは同じGMの板キットから適当な車種を補充する事です。
 しかし近所はもとより故郷のショップを漁っても適当な物がなかなかなく妥協案として一番違和感の少なそうなクモハ43を選択。しかも適合する動力ユニットが見つからずこれまた在庫品から適当に選択した物を使いました。

 一旦作り始めると早く先頭に立てたいのが人情とはいえ、組み立て、塗装ともに速攻の素組みとなったのは前のキハ22の時と同じです。例によって雑な作りになってしまいました。そこへ持ってきて既存の流電と塗装の色調が中々合わせられず他車より少しくすんでしまったのが痛いところです。

 それでもどうにか形にしたクモハを流電の反対側に連結見た目にいびつな編成(特に屋根の形と高さの違和感は残ってしまいます)ではあります。
 とはいえ同時に自前の動力ユニットも付いたのでやっと編成としての運用だけは可能となりました。
 GMの動力ユニットも前のキハ22よりはややスムーズな印象です。

鉄コレの動力ユニットで・・・4・改造レールクリーニングカーを試す(3)

2009-09-20 14:03:42 | 車輌・電車


鉄コレ動力ユニットを使ったクリーニングカーですが先月来改造を加えつつ試走を繰り返しています。
 前回からの改良ポイントは清拭部の形状変更。以前も書きましたが回転しないクリーニングディスクを使うのなら別に清拭部が円形である必要が無い事に気付き、横長の形状にしてみました。当初はカーブでの走行抵抗の増加に対応するためにH字型の清拭部も検討しましたが却って段差での引っかかりを大きくしてしまいました。
 次いで清拭部の端を上に反り上げ、引っ掛かりの軽減を狙っています。


 前回問題となっていた亀の子問題ですが、その後の調査でクリーニングカーに限らずEDやDEの機関車でも同様の問題が起こりました。これは路盤の問題ではないかとチェックした所、レイアウトの接続部で線路が不自然な「への字」になっていた事が判明。改修を加えると引っかかりは軽減しました。

 とはいえ自走式のクリーニングカー1両では心もとない気もして後部補機を追加した2M運転で対応しています。平地ではどうにか満足の行く感じになりましたが、勾配部やポイント部のクリアに課題も残ります。

ジオタウンの角店

2009-09-17 20:17:40 | ストラクチャー


 KATOのジオタウンの新作、角地の商店4種がリリースされていましたが予算の都合で購入は最近になってしまいました。

 これまで商品化されてきた角店は形態的に単純でメリハリに欠けるものが多く「とりあえず角地が埋められます」といったレベルの物が多かったものです。
 今回の商品化でKATOはかなりその辺りを考えたのでしょうか、最後発にふさわしい存在感のある角店となっています。
 
 これまでの製品と異なり構築物のマッスをいくつか組み合わせて単純な形態を避けているのが最大の特徴で見る方向によって印象が異なり角地の単調さをかなり緩和する作りになっています。
 これまでレイアウトの角地で見る店舗は殆どが単純な箱型でスペースの穴埋めはできる物の街のランドマークとしての角地の重要性をあまり理解していない造りだったと思います。
 今回のジオタウンのリリースでその不満はかなりやわらげられそうです(建物キットのもう一方の雄、GMからも魅力的な角地建造物を期待したいところですが…)

 残念と言えばこれまで豊富に付属していたステッカー類が全くなくユーザーの簡単なカスタマイズであるステッカーチューンができない事です。
 手の加え甲斐のある素材ではあるので各自で工夫すればすむレベルではあるのですが…

 さてレイアウト上でのお遊びとして。
 今回の角店のうちの二つはGMの看板建築の商店と敷地面積が殆ど同じです。
 つまり看板建築とのコンバートが可能と言う訳です(但し角地の向きの関係で模型店しか使えません)

 GMの看板建築も角地のランドマークとしてはよくできているのですが、それでも店舗の交換で角地のイメージが結構変わる様に思いました。やはり角地の建物にはそれなりの存在感のあるものが必要な事を再認識した次第です。

モジュール更新計画31・並木道を考える

2009-09-15 23:58:51 | モジュール.1
 今回のモジュール改修ではビル街のモチーフとして「並木道」を想定しています。
 一般にレイアウトで「通り」を制作する際には街路樹にごく小さい木を用いる事が多いのですが、今回は比較的大きな都市のそれ自体が売りになるような並木道を作りたいと考えました。

 そこで帰省や旅行の機会を利用して並木道のロケハンを試行しました。
 今回取材したモデルは仙台の青葉通りと晩翠通り周辺、甲府の平和通りです(あいにく私の故郷の盛岡には観るべき並木道がありません)

 これらはいずれも通り沿いの樹木が比較的大きく、並木道である事自体が売りになっているのが特徴です(他には大阪の御堂筋等が考えられますがさすがに何かのついでにロケハンするので余りあちこちチェックできません)



 写真でチェックして気付いたのは樹木の高さがいずれもビルの4階から6階相当のかなりの高さである事、中央分離帯にもかなりな高さの木を使っている事です。
 比較的小規模な平和通り等でもGMやジオコレの3階建てくらいのビルだったら隠れてしまう位の樹木のボリュームがあります。
 言い換えればこれらの樹木の高さに負けない程度の高さのビルが必要と言う事でした。そうでないとビル街ではなく森に見えてしまう危険もあります。
 この点については今回の改修区画のビルがいずれも6階以上の高さであることから条件はクリアできそうでした。

 所が道の幅の点ではモデルの通りのいずれもが片側3車線以上、中央分離帯も車道の1車線程度の幅を持ったスケールのものでモジュールの片側2車線でもまだ足りないことが判明しました。
 既にモジュールの骨格が定まった後だけにこれは後からいじれません。
 どうしても多少のディフォルメが必要です。

 街路樹の素材ですが、形態的には以前ジオコレから出ていた欅が最も適しているようです。
 枝と葉の分布については森や山に生えている木と違って葉の茂りが上方に集中するように剪定されており車などに接触する恐れのある下方は枝のはみ出しが全く見られません。このため青葉通りなどはあたかも車道が街路樹のトンネルをくぐる感じにすら見えます。
 実は市販の樹木でこうした状態の物はほとんどありません。先ほど言った欅にしても剪定が最低限で済むといったレベルである上に現在入手がかなり難しい(ジオコレでもかなり初期の製品であるため)のがネックです。

 街路樹の素材選択の段階で引っ掛かりそうです。



 中央分離帯の植生ですが青葉通りでは歩道側のそれに匹敵する大きさでスケール感はあるもののこれを再現するのは今のスペースではかなり難しそうです。
 ですが一方の平和通りの方は歩道側の街路樹は大きいですが道幅が狭いせいか中央分離帯の樹木は小ぶりの物が選ばれており、これは参考になりそうです。

 又、注意してみると同じ通りでも西側と東側とでは西側の方が木がよく育っているように見受けられます。
 これもレイアウトの設定方位に合わせて調整する必要がありそうです。

 今回の取材はロケハンと言っても時間の都合で十分な取材になっていない所もありますが今後のシーナリィの設定上参考になる点は多かったと思います。

モジュール更新計画30・路盤下のホーム・1

2009-09-14 22:16:37 | モジュール.1
 モジュール改修はいよいよ一番大掛かりな工程にかかっています。ここさえやっておけば後はアクセサリの配置を中心としたレイアウト製作にとって一番楽しいプロセスに移行できる訳です。
(それゆえに焦りが出て怪我する羽目になったりするのですが)


 ターミナル駅ビルの真下の部分には運転用の線路が3線敷設されていますが、その内最も奥の線路にはホームを一面配置する事にしました。
 ホーム本体はTOMIXの対向式ホームですが駅の存在を示す象徴的な意味(実際運転会ではすべての列車が停車せずに通過します)なので長さは20M級2両分しかありません。
 ホームの屋根の部分とベース板(上の街並みではベースですが線路の方からは天井に相当します)の間はくさび状に切ったスペーサーを挟んだ状態で接着し、ホーム自体が天井に張り付いた形にしました。


 但しこのままでは運転会時にホームがほとんど見えないため、駅ビルと共用する形でLEDによる照明を配線する予定です。
 これにはもうひとつ、運転会ではトレインカムを搭載した列車が運転される事があるので列車前面からの映像にアクセントをつける意味もあります。列車の通過時に車窓の脇をホームの照明が流れていく演出がどう効果を上げますか。



DE10の登坂力比較

2009-09-12 23:57:57 | 車両・ディーゼル機関車
 先日入線したKATOのDE10ですが、今回の入線でメーカー、製造時期の異なるDE10が4両当レイアウトに在籍する事になりました。
 個々のコンディションの違いもあるのですができるだけ条件を揃えて走りの違いを確認してみたいと思います。

 条件は当レイアウトの280Rの4%登り勾配で7両のホキを牽引。パワーパックのノッチを同じポイント(TOMIXのN1000CLダイアルは1時の位置)で固定した状態で比較しました。
 動画で画面中央の架線柱に機関車の先端が掛かる瞬間からホキの最後尾が通過する瞬間までのタイムと言う形で数値化してみました。
 今回の試験に参加したのはKATOの初期型、TOMIXの現行型、KATOのリニューアル版の3車で動画での再生順もこれと同じ順番です。
 動画はこちらです
http://www.youtube.com/watch?v=X6B5IQ3pdM0&feature=channel_page

 結果ですがKATOの初期型が19秒、TOMIXが12秒に対しリニューアル版のKATOは7秒。
 新しい型ほど速くてスムーズというある意味当たり前な結果となりました。



 KATOのリニューアル版は走りは最もスムーズで同じ条件下では他者よりも余裕を感じる走りです。この辺りは最近のKATOの機関車と共通の質感を感じますが、車体の小ささゆえか車体がやや軽めなので牽引力は幹線級の大型機と同じ様には行かないかもしれません。
 軽いとはいっても持った感じは他車よりも心持ち重く感じますが。

 TOMIXは持った感じは最も軽いのですが走り自体は3車の中では中間的な成績です。こちらも長編成や重量級の編成(例えばレールクリーニングカーの牽引)を考えなければ実用上十分な成績と思います。
 TOMIXのはもう一機初期のタイプも在籍しているのですが古すぎて車輪のゴムが溶けてしまっているほどだったので今回は参加しませんでしたが走りの傾向は今回のとほぼ同じでした(ゴムタイヤで無い分牽引力は劣ります)

 成績の点では最も劣るのがKATOの初期型でしたが、こちらも他者と比較すればの話であって実用上走りには問題は感じませんでした。物が30年近く前に機種でコンディションも本調子とはいえ無い状態でしたし、むしろ走りに「一生懸命な感じ」があって個人的には好ましく感じました(笑)

 当レイアウトではDE10は入換や短編成の牽引を主な用途としていますがそうした用途でならば問題なく使える事は確認できた気がします。

KATO DE10耐寒型

2009-09-10 21:42:39 | 車両・ディーゼル機関車


 数年前、当レイアウトにディーゼル機関車が欲しくなった時に真っ先に頭に浮かんだ形式はDE10でした。
 故郷でも又旅先でも最も目にする事の多かった機種で馴染みも深かったからです。とはいえその当時はどこを探してもDE10が見つからず、TOMIXのDE15を代用に入線させた思い出があります。
 ところがその直後から中古やジャンク品でDE10が次々に入りいつしか当レイアウトの顔のひとつにまでなってしまいました。

 そんな事もありもういいだろうと思っていたのですが、何両あっても飽きず又困らない所がこの機関車の怖さです。今回KATOからリニューアル版でDE10が再登場するという情報を得た途端矢も盾も溜まらず予約をしてしまいました。そのDE10が先日届いた訳です。

 写真は右から順にTOMIXの初期版(現在の物もそれほど大きな変化はありません)、KATOの旧製品、手前が今回のKATO版です。
 見ての通り他の2車とはレベルが違うのが歴然としています。台車周りが黒染め車輪で落ち着いた事や手すりがかなり細くなった上にきちんと白である事(他車はプラの地色そのままで実車と比べた際に一番イメージが違って見えたところです)がかなり効いているように見えます。
 久しぶりにとても嬉しい入線となりました。

 それにしても同一形式が4両並ぶと普通ならばうんざりしそうな物ですが、私にとって殊DE10については少しもそれを感じないと言うのも我ながら凄い話ではあります。

モジュール更新計画29・道路の製作3

2009-09-08 23:40:29 | モジュール.1


 前回の道路部分の続きです。
「上手くごまかせたらアップする」等と言っておきながら結局ごまかしきれませんでした(汗)
 カッティングの雑さはどうしようもありませんでした。
 とはいえ少しでも作業を進行させるべく区分線の一部を引き、中央分離帯の仮配置を試みました。
 道路上には下書きの鉛筆跡がまだ残り見苦しい所です。

 それでも試しにクルマを配置してみると意外に道路が生き生きして見えるのは不思議な物です。センターラインが加わっただけなのに。
 こういうのもマジックと言いますか。

 ここが出来れば後はアクセサリ類の製作と配置がメインになります。

キハ22盛岡色が走る

2009-09-06 22:49:27 | 車両・気動車

 先日の指の怪我は非利き手の中指でした。
 ピンセットの使用などは利き手で行えるのですが力の必要な押さえで中指が使いにくいのは少し困り物です。
 そんな状態の中なのに先日の帰省土産のGM系の塗装済みキットを組み立てていたりします。

 盛岡色のキハ22とうとう号仕様の2連。とはいえ全くの素組みで改造もウェザリングもなしのそっけない状態での入線となりました。仕上げが雑なのは元が不器用なせいで決して怪我のせいではありません(笑)

 キハの盛岡色というのは帰省の折り等で見かけたのですが、個人的に配色が今ひとつなのに加えて車体の汚れを目立ちやすくさせる感じもして過去にリリースされたキハ58などには手を出しませんでした。
 今回は手元に無いキハ22という形式だった事とキット形式だった事、何より帰省の土産だった事(笑)が決め手となった入線でした。

 
 モデルならば汚さない限りはこのカラーリングでも見られますし自分で作った車両ならば多少は愛着が出てくるかもしれません。初入線となったGM動力の足回りも思ったよりスムーズでしたし。

 最後におまけを。
 先日のブログで触れたOE88の編成の動画です。

http://www.youtube.com/watch?v=AQlZIsQXG_M

「撮り鉄」軍団

2009-09-05 23:40:43 | アクセサリー

 先程ポポンデッタの10周年記念アイテムの「撮り鉄」フィギュアが到着しました。
 カメラマンのフィギュアは以前からプライザーの物を中心に10人以上揃えてきましたが今回の増員で一気に倍増した事になります。

 かねてこの種のフィギュアが欲しかっただけに嬉しい物がありますが、以前の「メイドっ娘」といい、最近のこのジャンルの充実振りには驚かされるものがあります。

 製品は2セット8種類のポージング。特徴的なのは脚立の上から撮っている者、コンデジや携帯のカメラで撮影しているポーズの物があることです。かつてのSLブームの時には見られなかったポーズである辺り、カメラの進化は撮影ポーズまでも変えつつあることを実感させます。

 これらのフィギュアは同人即売会のコスプレコーナーや公開収録のステージ周辺、あるいは事件現場や警察署前の取材陣等にも応用が利きそうですが、100パーセント威力を発揮するのはやはり列車撮影でしょう。
 というわけで早速記念編成を仕立てました。
 OE88を牽引するU36B「スピリット・オブ・'76」。しかも景色は日本風という「架空編成の極北」みたいな組み合わせですがこの手のカメラマンは確実に集まってくるであろう素材ではあります(笑)

 こうしてみるとシーンの雰囲気作りの上でカメラマン倍増の効果は絶大ですね。