光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

番外編・ジャンク軍団その後

2008-08-31 15:34:23 | 車両・電気機関車

 先々週購入したジャンクの車輌たちですが、36型やDE10はほとんど手を加えずに入線できましたが、他の3つは改修や使用法で工夫が必要でした。
 先ず、KATOのEH10ですが伝導ジョイントのパーツがどうしても入手できず(現行品と異なりジョイント形状の違う旧動力の為)モーターの無い側のギアを外してトレーラー化しました。これで見かけの上ではEH10なのですが、実態は4軸駆動のED10と化した訳です。機関車ということもありギアを外しても車重がかなりある事から平坦地ではどうにか数両の貨車を牽引できますが、勾配では動輪が一発で空転し全く登れません。見掛け倒しのEHになりましたが、走れるようになっただけでも善しとして時々は活躍させたいと思います。場合によっては生きている方を使ったED電気化も良いかもしれません。

 EHとは逆にパワーが有り余っている感じがするのがTOMIXのクモヤ193でした。こちらは同じTOMIXのクリーニングカー2両を牽き(吸引モードとスポンジ乾拭きモードで電気的にも走行面でも抵抗が大きい。また、車重は下手な機関車以上)走行させてみました。
 以前製作したトリックスモーター搭載の事業車もモーターは強力な部類ですが、クリーニングカーを2両牽くと4%勾配を上りきれなかったのですが、クモヤ193は同じ状況で一気に勾配をクリアしてしまいました。
 とはいえ、走りに余裕が無かったので先のと併せ2両の事業車でクリーニング車をサポートさせる事で余裕のある走りとなりました。
 クリーニング車の牽引については以前リリースされたマイクロエースの事業車(2両組)で牽引させるというアイデアが出た事があり私もやってみたかったのですが、時既に遅く店頭から在庫がなくなっていて残念な思いをしていました。
 今回2両のジャンク出身の事業車を得た事でどうにか当初の目的は達せられた形となりました(笑)

第二モジュール製作21・山とトンネルと樹木2

2008-08-30 19:56:10 | モジュール・2

 山肌の着色の後、地面のパウダー撒布を経て植樹に入ります。

 今回用いたのはジオコレのザ・樹木の唐松と黒松です。いずれも枝振りが水平に伸びて居る樹木で川際の山に植えると映えそうな所から択びました。
 但し製品付属のフォーリッジがぽろぽろ取れやすいためここだけはKATOのクラスターフォーリッジを細かくちぎって貼り付けています。

 今回のポイントは運転会などで近寄って覗かれる事が多い事を考え、単に緑の山が見えるというだけではなく木の枝や幹越しに山肌の地面が透けて見えるような配置を心がけました。
 この為、スタイロフォームの山の骨格よりも山全体が膨らんだ感じになっています。

 サブのエンドレスのトンネル入り口部分です。ポータルはGMの単線用ですが、ミニカーブレールを長い車輌が通過する際に横に広がった動きになりやすいため、そのままではポータルにぶつかりやすい事が判明。幅を広げ線路に対する角度も調整してあります。
 それも当初は鉄コレ第5弾の20m車の通過を基準に設計したのですが、後から出た第8弾等は更に車体が伸びた為に再びポータルに激突し始めた為、最近になって再度修正しています。

第二モジュール製作20・山とトンネルと・・・1

2008-08-29 22:12:48 | モジュール・2
 順番は前後しますが、町並みの構成が決まった時点で既にモジュール左側のトンネル付きの山は形が出来ていましたが、町並み製作の前にこれらの山に着色、パウダー撒き・植樹を行いました。

 これまでのレイアウトやモジュールでは山の部分の塗装には原則としてKATOのアンダーコート(アース)を使ってきましたが、前回のモジュールでは茶色のスプレーを使い失敗していました。
 今回は移動の多いモジュールと言う事もあってスタイロフォームにプラスターをかけるのは避け、直接塗装して処理する事にしました。
 使用したのは見た目が一番土の色に近そうに見えたリキテックスベーシックスのローシェンナというアクリル塗料です。
 実際に塗ってみると前回の茶色とは逆に色が明るすぎる感じもします。この後に別なモジュール製作で同じリキテックスのジェッソを使ったのですが、土らしさという点ではこちらの方が良かったようです。
 とはいえ、今回の製作時点ではこれでもまだいいかと次の工程にさっさと入ってしまいました。我ながらせっかちで損をしています。

 樹木については今回はジオコレを使う事を最初から決めていたのですが、これまでの様に山肌に直接クラスターフォーリッジを貼り付けず、極力樹木を山肌に貼り付けて行く方針でした。
 所が現物合わせで実験した所、山肌が分厚すぎた為実際に植樹すると木々がかなり川の上に張り出してしまうことがわかり
急遽塗装の終った山肌を削る羽目になりました。順序としては植樹試験をしてから塗装すればよかったのに・・・
 返す返すせっかちはいけません(笑)

第二モジュール製作19・道路と町並み

2008-08-28 20:05:02 | モジュール・2

 メーカーによってベースの高さが違う建物類ですが、地平を揃える意味でグーパネの建物部分を掘り込んでここに建物を埋め込む形としました。商家の町並みの場合地面の高さと建物のベース高さが一致している事が多いので地面がフラットになるだけでも結構落ち着いた雰囲気にはなります。


 電車通りの配置です。町並みは街コレ甲州街道から3軒、GMのむしこ造りの店舗と商業ビル二軒(商家だけだと都市の雰囲気が出にくいと判断しました)ジオタウンの角店を並べてあります。町並みについては統一感を少しでも出す為に出来るだけ白壁の物を択んでいます。

 建物類のメイクアップや他の地域の建物についてはまたこの次に。
 

第二モジュール製作18・道路

2008-08-27 22:07:30 | モジュール・2

 今回はモジュール製作の続きです。
 建物の配置、特に併用軌道の通る町並み沿いのそれが大体固まってきたので道路を配列します。

 この通り沿いに並ぶ建物はジオタウン・街コレ・GMのキットなどからなる雑多な物ですが、困った事にメーカーによってそれぞれベースの厚みが違います。尤も厚い街コレなどだとGMのキットなどと並べるとかなり段差が付きます。
 また、併用軌道の処理にはTOMIXの路面電車のパーツを使いましたがこれ自体の厚みも5ミリ近くあります。

 つまりどうやってもこの周辺はベースより5ミリ程度かさ上げした高さの道路である必要がある訳です。
 そんな訳で今回は5ミリ厚のグーパネを灰色に塗装した物を道路の形に切り出してつかいました。もちろん周辺の建物のベースも兼ねる物です。
 これまではグーパネの上に灰色のボール紙などを貼っていましたが貼り付けが甘いと後でボール紙が波打ったり剥がれたりする事がわかった為、周囲の環境の変化が激しいモジュールには不適と判断し今回のやり方としました。(続く)

番外編・大いなるおまけ?2

2008-08-25 20:43:01 | 車両・電気機関車
 前回に引き続きジャンク品の紹介です。

 TOMIXの三陸鉄道36型。
 本来は2両セットだったと思うので相方がなかった事とヘッドライトが点灯しない(ひょっとすると最初から無かったのかもしれません)事がジャンクの理由と推定されます。
 短行でも問題のない車種なのでレイアウト上で活躍させやすい車輌です。走りもちゃんとしています(発売時期相応という意味でですが)

 さて、今回のジャンクで一番の難物と思われるのがKATOのEH10です。
 2車体の電気機関車で1モーターで8軸を駆動するという当時としても中々のハイテク(死語)ロコですがふたつの車体をつなぐ動力伝達用のジョイントが欠損しておりモーターのない側の車体が全く走れません。つまりパーツがないと単なる置物と化す訳です(笑)
 幸いモーターのある側の方は走行上問題はなく(というよりも車体の大きさを考えると元気すぎる走り)、手の加え方によっては十分に使えそうです。
 オリジナルの車体を被せてED電機にしてしまうとか、動かない車体のギアを抜いてトレーラー化し「ED10」にするとか、妙な想像が頭をよぎります。

 それにしても先の蒸気といい今回といい、素性が把握できればこの種のジャンク漁りも結構楽しめそうですね。

番外編・大いなるおまけ?

2008-08-24 16:06:54 | 車両・電気機関車
 先日のEF65は記述の通り中古ショップでの購入となりました。状態も中々良かったので新車を安く買ったと思っても良いレベルと思います。
 さて、ショップを見回すと普段は見かけないNゲージのジャンク品が陳列されていました。ジャンク品といってもピンからキリまであり個人的には見た目の良い物ほど危ないというイメージを持っています(この辺り昔の中古車選びにも似ています)

 その一方見てわかるような(自分でどうにか出来そうな)欠点ならば買ってもそれ程後悔しない気もします。特に動力車の場合は構造の勉強の為にばらす位の積りの方がいいかもしれません(それで納得の行く値付けであることも条件ですが)
 そんな訳でジャンク品からいくつかサルベージしてきました。これだけ買っても合計金額が先のEF65と合わせても65を新品で買うより安いと言った程度の値付けです。

 TOMIXのDE10。
 かなり前の製品らしくゴムタイヤがどろどろの状態でした。帰宅後のチェックでは走行は問題ないので30分ほどかけてゴムをこそげ落としました。これで牽引力は多少は低下したかもしれませんが元々が入換え機ですのでその積りで使えば大丈夫と思います。

 TOMIXのクモヤ149
 昔はレールクリーニングカーとして2両組で売られていた車輌ですが、今回のはクリーニング車の無い片割れです。ジャンクの理由もその辺でしょう。つまり自走できる動力車という事になります。

 理由がはっきりしているので走りへの不安は無かったのですが想像以上にしっかりとした走りでなおかつ140Rのミニカーブをすいすい走り切ります。
 現在売られているTOMIXのクリーニングカーは結構重量級で走行抵抗も大きく勾配のあるカーブを走らせるにはかなりの性能の動力車を必要としますがそれらの牽引には好適そうです。足りなければ先日作った事業車と組ませて重連牽引させてもいいでしょうし。
 ジャンク品は他にもありますが続きはまた。

番外編・「偉大なる凡庸」の入線

2008-08-23 22:23:30 | 車両・電気機関車

 先日EF60が入線したばかりの当電機区ですが、既にEF58や64などが入線し大分活気付いてきました。
 そうなるとどうしても直流電化区ならばどこに行っても見られるEF65が無いのが気になって仕方なくなって来ました。
 以前杉やんさんへのコメントで書きましたが、いつでも入手できると言う安心感からこれまで入線させてこなかった車輌ですがそろそろそのタイミングと考え、ショップ行脚を始めました。
 とはいえ今月は出費も多く新車と言う訳にはなかなか行かないのでオクや中古ショップを中心に探したのですが、程度から製造時期、外見に至るまで千差万別で選択には苦労しました。

 結局、特急色の500番台と1000番台の新車同様の奴を発見し無事購入しました。どちらもKATOですが、最近はTOMIXも良いモデルを出していると言う事なのでできればどちらかはTOMIXにしたかった所です。

 EF65は以前30数年前の旧製品を持っていた事があるのですが、当時の品は足回りがEF70と同じ(従って台車もスカートも違う)で細部への色刺しも無く、走りもそれなりのレベルでした(とにかくスローが効かなかった。尤も当時の製品の大半はそうなのですが)
 それに比べると今回の車輌は30年の間に何もかもが進化したことを納得させられる出来でした。スローはまるで1/150の人間が小走りに走る程度ののろのろ運転が可能で音も滑らか。車体周りは各部の作りこみが更に細かくなり30年前の品を知る身からすればあの頃の16番完成品に匹敵するか凌駕するレベルに感じられました。

 さてEF65ですが、ED75とならんで好きな機関車です。どちらもブルトレや高速コンテナから普通の貨物、旧客、イベント列車にまで対応できる懐の深さと親しみやすさがあるところから、個人的に「偉大なる凡庸」と呼んでいます。
 これからこの「偉大なる凡庸」氏らはレイアウト上でどれだけ活躍してくれる事でしょうか。

第二モジュール製作17・町並みの配置2・建て込み

2008-08-22 22:18:43 | モジュール・2
 サブエンドレス(140R)の内側のスペースは想像していた以上に狭く、ジオタウンはもとより街コレでも3件位できちきちの状態でした。
 他の建物を漁ってみたのですが、丁度バンダイの「私の生まれた街」が目に付きました。コレはNと言うよりもZゲージに近い大きさの建物類なのですが、路地から引っ込んだ裏町部分に何件か立て込ませるとそこそこ賑やかな雰囲気になりそうです。


 但し、これだけでは街コレとの建物の大きさ(スケール)との差がありすぎるので道路沿いにはNスケールでそこそこ背の低い店舗か民家を配置する必要が感じられました。

 そこで思い当たったのが昨年の秋に購入していた「3丁目の夕日」の店舗です。こちらはNスケールですがGMやTOMIXの店舗に比べると背が低く「わたしの~」の2階建ての建物を背後に置いてもあまり違和感がありません。
 早速これも配置してみるとそこそこ奥行感のある裏町ができそうです(とは言っても物理的な奥行が無いので上から見ると結構ちゃちなのですが)
 一応裏通りの配置はこの方向で行くことにしました。

第二モジュール製作16・町並みの配置1

2008-08-21 22:10:23 | モジュール・2
 
 このモジュールでは町並みはサブのエンドレスの内側右半分の部分がそのスペースに当てられます。
 手前の踏切から併用軌道から分岐した支線が通る縦貫道路を中心に町並みが広がる形を考えて手持ちの建物を配置する事にしました。

 今回は昔(といってもここ50年くらい)の商家が立ち並ぶイメージでジオタウンや街コレを中心に構成する事にしましたが、最近はこの種の建物の製品が殆どよりどりみどりと言っていい位に揃っており意外とセレクトで悩まされました。

 表通りの方は大体イメージが出来たのですが、問題はカーブの内側に来る家並みでした。
 当初はイメージに合うジオタウンの住宅を配置する積りだったのですが、いざ並べて見ると以外にスペースが少なく(と言うか、レイアウトに使うには建物が大きすぎるのかも知れません)2軒並べるのがやっとでした。建物自体は非常に好感を持っていたので残念な感じがしますが仕方ありません。

 自分としてはもう少し家々が建て込んでいるイメージを考えていたのですが・・・とにかくこれでは余りにもスカスカなので他の小さめの製品から探してみる事にしました。

第二モジュール製作15・第5の橋

2008-08-20 21:25:45 | モジュール・2
 本モジュールでは既に4つの橋が掛かっていますが、今回は最後に残っていた橋の据え付けです。
 とはいってもこれまでのような鉄道橋ではありません。
 モジュールの一番手前、川の端に架かる道路橋です。
 
 橋そのものはGMの道路橋ですが使ったのは欄干と橋桁のみです。
 この部分は手前の橋の上から向こうの鉄橋を渡る列車を眺めるアングルを想定し、欄干と道路のみの橋でそれも縦に半分だけ作っています。
 製作時に気付いたのですが、GMの今回の製品は道路橋ということで真ん中が幾分高く端に行くほど低い(実際の道路も水はけの関係でこういう構造になっています)ので直接取り付けてもベースの平面にはうまく適合しにくくなっています。パテやプラスター盛りなどの処理が必要なのですが完成を急ぐ事情からとりあえずそのまま仮止めしました。
 

 又、ここには電車を眺める人形などを配置しようと思っていますが、よく見ると奥の鉄橋の裾が高すぎて列車がよく見えないかもしれません(笑)


第二モジュール製作14・本線の橋2

2008-08-19 21:33:08 | モジュール・2
 バラストを撒き終わった所で改めて橋を据えつけます。本線の複線用の橋はメンテナンスや移動時の破損を避ける意味で取り外し式にしてあります。

 ここまで製作して思いましたが、運転会に対応したモジュール式ということで本線の線路周りの寸法に余裕がある配置になっていますが、写真のアングルから見ると実際以上に広く感じられます。又、手前と奥の間に30センチ幅(実物換算45メートル)の川が入る事で奥の町並みが遠く感じられ風景としての広がり感も出てきているように思えます。

 

第二モジュール製作13・バラスト撒布

2008-08-17 16:03:36 | モジュール・2
 

 橋の配置が纏まってきた所でバラストの撒布を行いました。

 前回のモジュール製作の時には霧吹きで水を吹いてもボンドを落とす段でバラストがダマになったり盛り上げたバラストが崩れたりで結構手間が掛かりました。
 又、部屋の中の作業なので家族への気兼ねや猫対策も考えるとできるだけ手早く効率的に上げたいというのも本音であります。

 そんな折、昨年専門誌に掲載されたレイアウトの製作記事の中にバラスト散布の技法がありました。早速検討し、それを実行してみました。

 ①予め中性洗剤の溶液の入った水にバラストを入れて攪拌
 ②①を乾燥させた後ベース部分に盛り付け
 ③最後にスポイト又は注射器でボンドの水溶液を注入

 という物で、一見手間が掛かるようですが平日の夜に①をやっておけば次の日の帰宅時にはバラストが乾き、②と③の工程がスムーズに行くという点で夜間や休日に製作が集中する場合には効率的の様です。
 又、既に洗剤の成分がバラストに行き渡っているのでボンドを垂らす時にスムーズに沁み込みダマや型崩れは減少しました。 殊に今回の様に線路が多く且つ短時間で仕上げたい時には有効な技法と感じました。
 
 4つの線路は本線・支線・トロリー線とそれぞれバラストの素材や混合比を変えて線路の違いを出してみました。

 又、取り外し可能な山の部分等はバラストやパウダー撒きで境界部分がはっきりするようにして山の据付の際の位置合わせを容易に出来る様に心がけました。


第二モジュール製作12・本線の橋1

2008-08-15 17:49:22 | モジュール・2

 手前側の本線には複線の橋を架けました(とは言っても例によって側壁を被せるだけですが)
 この部分が複線なので最初の計画ではトラス橋を検討したのですが、奥の併用軌道のアーチ橋がある為見た目にうるさくなりそうだったので普通のガーダータイプとしました。
 それも市販パーツは既に使い尽くしていた為、グーパネとプラバンで他の二本に形とカラーリングが似ていない物としました。


 橋の形態はこんな感じです。
今回は桁上に複線架線柱を埋め込みアクセントとしました。架線柱はTOMIXの一番古いタイプの鉄骨架線柱ですが、複線間隔がユニトラックより広い為橋の幅もそれにあわせて幾分広くなっています。
 これを線路の上から被せます。



 ほぼ一箇所に3種4線の橋が掛かることとなり大分賑やかな雰囲気です。


第二モジュール製作11・支線の橋

2008-08-14 22:14:57 | モジュール・2

 今回は久しぶりにモジュール製作の話です。
 モジュール内側のエンドレスに掛かる橋はデッキガーダーと併用軌道付きのアーチ橋でしたが、運転会用の長編成の列車を走らせる本線(複線)と支線(内側の3本目の線路)についてもそれぞれ橋を製作します。

 以前にもお話しましたが、この部分は線路の部分を残して川に相当する部分をくりぬく事で走行時の安定と台枠の強度を保つ様に作りました。従ってこの部分には市販の橋はそのままでは使えません。
 線路のある路盤部分に橋の側壁のパーツを貼り付ける事で対応する形になります。


 先ずは内側の支線用の単線の橋から。
 エンドレスのデッキガーダーと差別化するのと、バラスト付き線路が使える点を考え、ハーフスルーガーダータイプとしました。
 今回使用したのは河合製のガーダー橋のキットです。
 側壁部分が独立したパーツになっているのでそのまま線路の脇に貼り付ければ即橋になります。
(「そのまま」使ったので未だに塗装をしていません。プラ丸出しの質感なので早急にどうにかしたい部分です)