先々週購入したジャンクの車輌たちですが、36型やDE10はほとんど手を加えずに入線できましたが、他の3つは改修や使用法で工夫が必要でした。
先ず、KATOのEH10ですが伝導ジョイントのパーツがどうしても入手できず(現行品と異なりジョイント形状の違う旧動力の為)モーターの無い側のギアを外してトレーラー化しました。これで見かけの上ではEH10なのですが、実態は4軸駆動のED10と化した訳です。機関車ということもありギアを外しても車重がかなりある事から平坦地ではどうにか数両の貨車を牽引できますが、勾配では動輪が一発で空転し全く登れません。見掛け倒しのEHになりましたが、走れるようになっただけでも善しとして時々は活躍させたいと思います。場合によっては生きている方を使ったED電気化も良いかもしれません。
EHとは逆にパワーが有り余っている感じがするのがTOMIXのクモヤ193でした。こちらは同じTOMIXのクリーニングカー2両を牽き(吸引モードとスポンジ乾拭きモードで電気的にも走行面でも抵抗が大きい。また、車重は下手な機関車以上)走行させてみました。
以前製作したトリックスモーター搭載の事業車もモーターは強力な部類ですが、クリーニングカーを2両牽くと4%勾配を上りきれなかったのですが、クモヤ193は同じ状況で一気に勾配をクリアしてしまいました。
とはいえ、走りに余裕が無かったので先のと併せ2両の事業車でクリーニング車をサポートさせる事で余裕のある走りとなりました。
クリーニング車の牽引については以前リリースされたマイクロエースの事業車(2両組)で牽引させるというアイデアが出た事があり私もやってみたかったのですが、時既に遅く店頭から在庫がなくなっていて残念な思いをしていました。
今回2両のジャンク出身の事業車を得た事でどうにか当初の目的は達せられた形となりました(笑)