民法177条では、どこが実は大事か。
前回の続きです。
ちょっと、長くお待たせしました。
さらに、2つ押さえておきたいところがあるといいました。
宅建110番では、どこにその記述があるのか。
板書のところに「登記がなくても勝てる相手」とあるでしょう。
つまり177条は何でもかんでも、登記で決する訳でないということ、これが重要なんです。
法律を勉強していれば、あたりまえのことですが、この当たり前のことがきちんと分からないと法律的センスができていないことになるんです。
177条は、高校野球でいれば、予選落ちした者へは、試合をしなくても、もう負けだと主張できるということなんです。
これにあたるのは、無権利者とか不法占拠者なんかです。
あと、地区予選ではきちんと勝ち抜けて、試合をしたときでも、試合中ずるいことをしたら、それで勝ってもあとで“負け”ですね。
それが、背信的悪意者ですか・・。そんなイメージです。
以上が、一つ目の、実はすごーい切り口です。
二つめは、板書の下の方で「負ける方は、努力が足りなかった者(負けてもしかたのない者)」であるということです。
法律は負ける方にも、納得させないときちんと守れませんね。
そういう状況がないと、これつまり、177条は使えないんです。
ここは、レースで、ウサギとカメを考えればいいんです。ウサギは真剣に走れば勝てたのに、亀に負けてしまったのは、自業自得ですね。
そういう理由があれば、これ使えるということです。
判例は、この177条を大いに活用していますので、そういう状況なら、即177条つまり先に登記をした方をバンバン勝たせていますね。
宅建110番では、次の第7講のアフターの第三者というところで、出てきます。その時、ここが結びつくことがポイントですね。
ということで、この宅建110番の第6講は、ほとんどの内容が重要ですが、その中でも特に印象づけておかないといけない点は、以上の2点なんだ、ということを意識してもう一度読んでみてくださいね。
そしたら、テキストの読み方もまた違ってきます。
もっと、愛着のある本になります。これは大事です。
では、また。
☆ 各1講1ページ(板書+解説型)の完結型です。独特な新たな切り口、掲載のテキストとなっていますので、下記テキストをよろしくお願いします。
宅建110番 パーフェクト2013
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ちょっと、長くお待たせしました。
さらに、2つ押さえておきたいところがあるといいました。
宅建110番では、どこにその記述があるのか。
板書のところに「登記がなくても勝てる相手」とあるでしょう。
つまり177条は何でもかんでも、登記で決する訳でないということ、これが重要なんです。
法律を勉強していれば、あたりまえのことですが、この当たり前のことがきちんと分からないと法律的センスができていないことになるんです。
177条は、高校野球でいれば、予選落ちした者へは、試合をしなくても、もう負けだと主張できるということなんです。
これにあたるのは、無権利者とか不法占拠者なんかです。
あと、地区予選ではきちんと勝ち抜けて、試合をしたときでも、試合中ずるいことをしたら、それで勝ってもあとで“負け”ですね。
それが、背信的悪意者ですか・・。そんなイメージです。
以上が、一つ目の、実はすごーい切り口です。
二つめは、板書の下の方で「負ける方は、努力が足りなかった者(負けてもしかたのない者)」であるということです。
法律は負ける方にも、納得させないときちんと守れませんね。
そういう状況がないと、これつまり、177条は使えないんです。
ここは、レースで、ウサギとカメを考えればいいんです。ウサギは真剣に走れば勝てたのに、亀に負けてしまったのは、自業自得ですね。
そういう理由があれば、これ使えるということです。
判例は、この177条を大いに活用していますので、そういう状況なら、即177条つまり先に登記をした方をバンバン勝たせていますね。
宅建110番では、次の第7講のアフターの第三者というところで、出てきます。その時、ここが結びつくことがポイントですね。
ということで、この宅建110番の第6講は、ほとんどの内容が重要ですが、その中でも特に印象づけておかないといけない点は、以上の2点なんだ、ということを意識してもう一度読んでみてくださいね。
そしたら、テキストの読み方もまた違ってきます。
もっと、愛着のある本になります。これは大事です。
では、また。
☆ 各1講1ページ(板書+解説型)の完結型です。独特な新たな切り口、掲載のテキストとなっていますので、下記テキストをよろしくお願いします。
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