むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

なが~いサラシナショウマ

2022年10月21日 | 小さな自然
長すぎて傾いたのか、傾いたから下を向いて長くなったのか。
通常より長いサラシナショウマが咲いていました。
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エリマキツチグリ

2022年10月20日 | 小さな自然
何かの実かと思ったら、キノコの一種でした。
ツチグリの仲間かなと調べてみたら、エリマキツチグリと言うヤツらしいです。
図鑑にはツチグリが載っていて美味と書いてありましたが、エリマキツチグリは食べることはないようです。
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『バンクーバーの朝日』西山繭子 (マガジンハウス文庫)

2022年10月19日 | 読書
戦前、夢の生活を求めてカナダに渡った日本人たちがいました。向こうで二・三年働けば、一生遊んで暮らせるくらい稼げる。そんな夢の生活だでした。
しかし、現実は、白人に搾取されながら貧しい生活を余儀なくされる暮らしだったのです。
そんな中でも、カナダで生まれ育った2世たちは、野球チームを作り、その地で楽しみを広げていくのでした。
安い賃金で真面目に働く日本人を現地の白人たちは自分たちの仕事を奪うよそ者と毛嫌いします。そして、英語を覚えようとせず、ところ構わず痰を吐き、立ち小便をする1世たち。
日本人を理解するカナダの友人や、白人と交流を深めていく2世たち。
日系人の野球チームで最強の朝日軍は、カナダの野球リーグに入り、日本人の希望と成りますが、体が大きく力がある白人のチームにかないません。相手の剛速球に手も足も出ず1点も取れず連戦連敗の朝日軍ですが、日本人たちは朝日軍を愛情込めて応援しているのでした。
ある日、止めたバットに当たったボテボテのゴロがヒットになったことから、バントと盗塁、積極的な走塁で点を取れるようになった朝日軍は、その戦い方が面白いと白人の間でも話題になります。
少しずつ勝ちを重ねられるようになり、人気チームになっていったのですが、日本が真珠湾を攻撃し、米英(カナダは英国領)と戦争に突入してしまったのでした。
複雑な人種や国家の間で、野球を通じて、信頼や友情を描くエンターテインメント作品です。
実話を元にアレンジしてあるそうですが、さわやかさと切なさが入り交じった小説を楽しみたい方にオススメです。

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熊本県甲佐町よりふるさと納税返礼品

2022年10月18日 | 投資・節約
焼き鳥88本が届きました。
7種類11本パックで8袋、合計88本です。
食べる分だけ解凍して焼きました。
魚焼き機に並べて、こんがりと……
塩を振っておいしく頂きます。

コメント (2)
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ガマガエル!

2022年10月17日 | 小さな自然
この秋、またガマガエルに会えました。
道の真ん中にいたので、のいてくれるのを待っていたのですが、全然ゆずる気がないようです。
仕方がないので、またいで失礼。
またがれても、動じないガマ様なのでした。

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『ドグラ・マグラ』夢野久作(青空文庫)

2022年10月16日 | 読書
日本3大奇書の筆頭、読んだ者は精神に異常をきたすと言われていて、しかも長いので、ある程度は読みにくさを覚悟して読み始めたのですが、割とすんなり読み切れました。
最初の導入部は見事で、精神病院の一室に閉じ込められた感がヒシヒシと伝わってきました。
物語は、目覚める前の記憶を完全に失った青年が、何かしら重大な事件に巻き込まれており取り戻したときにすべてが解決すると言われます。とは言え、まったく覚えていないのだから仕方ありません。部屋で見せられた物の一つに「ドグラ・マグラ」という記憶を失い入院していた青年が記憶を取り戻すまでを記した本がありましたが、それは物語の最後まで開かれることなく終わります。
「胎児の夢」「脳髄論」「阿呆陀羅経」と来て、二人の博士の闘争に巻き込まれたらしいと悟る主人公なのですが、自分が誰なのかまったく解りません。
精神遺伝による殺人者なのか、その遺伝を持っていると知って、その引き金になる巻物を見せたヤツが悪いのか。
隣の部屋の精神を病んだ絶世の美少女が婚約者なのか。その子は自分に殺されているのではないのか。それとも別の誰かに殺されたのか。
なぜ、隣の部屋で叫んでいるのか。
自殺したはずの博士が突然現れて、これは陰謀だと主張し出したり、確かな物が全くなく物語が進みます。
何やら、真相に近づいたと思うとスルリと逃げられ、いつまで経っても、その糸口を掴むことはできません。
真相がまったく解らないまま、物語は終わります。

で、何が面白いのかと言えば、夢の面白さと言えるでしょう。
わたしは徹夜をしたとき、午前5時頃に猛烈に眠気が襲ってきて、そのときに思ったのは「寝たい」ではなく、「夢を見たい」でした。睡眠時に夢を見ることは人間にとって心地良いことであろうと思われます。
たとえそれが悪夢であっても。

『ドグラ・マグラ』は、胎児の夢の再現です。卵細胞が二つに分裂したときから始まる単細胞生物から脊椎動物、そして人間へ進化した過程を辿りながら、胎児は夢を見ています。そして、先祖が体験したことの記憶すら夢の中で再現しているのです。


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高立山2022秋

2022年10月15日 | アウトドア
雲がやや低めで、管名山塊の頂上付近にかかっていました。夜に飲み会もあるので、すぐに上れる高立山へ行ってきました。
登ったことがないコースで大平経由を選んでます。

林道から沢の側道へ入ります。
クルマが入れる幅ですが、人が通る程度で草が茂っています。
天然の大木が乱立する原始的な沢の横を歩いて行きます。
一度、降りてきたことがあるので、なんとか登り口を発見しました。印がないけどなんとなく覚えていました。
手入れをされていたと思われる杉の人工林を登ります。
しばらく行くと明るい雑木林の尾根道に変わります。
平均台のような簡易ベンチ。
山の中ではこのくらいが良いですね。
イワカガミの群落も健在でした。春の花の時期に見に来てみたいです。
大平を抜けると、日本海が見えるスポットがあります。山から遠くに見える海はなんとなくロマンを感じます。
ムラサキシキブが少し色づき始めました。
ヤブコウジの実も赤くなり始めています。
だんだん、秋が深まってきました。

アキノキリンソウ、ツリフネソウ、キツリフネはまだ見ることができます。
オヤマボクチが咲いています。
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『日本軍兵士』吉田裕(中公新書)

2022年10月14日 | 読書
「―アジア・太平洋戦争の現実」が副タイトルです。
日本軍を兵士の目線から見ることによって現実の一端を見据えることが目的です。
日本は310万人の死者を出し、そのうち9割が1944~45年の絶望的な戦いで命を落としました。
わたしは子供の頃から、日本は日中戦争で力をかなり使っているのに太平洋戦争までして勝てるはずがないと思っていました。本書では、兵士の装備品(服や靴、飯ごうなど)の変遷にも注目しており、太平洋戦争前から、軍靴などかなり粗悪な品質になっていたことを知りました。日中戦争が行き詰まり疲弊した国力をなんとかするために太平洋戦争を始めることとなり、借金を返すために借金をするような状態だったと言えます。
また、装備品だけでは無く兵士の体格も年を取るごとに悪くなり、年齢も高くなり、最期には少年兵に頼るまでになっていきました。
すべての面で、質が悪くなり、勝つことが不可能となった絶望期に9割の死者が集中することになったのです。
それには、日本軍の偏った思想に影響されており、欧米列強に無理に追随していった悲惨さがありました。
統計データを元に客観的な視点で書かれているので、説得力があります。

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足を掃除中のザトウムシ

2022年10月13日 | 小さな自然
ザトウムシも足の手入れをするのですね。
おどろきです。
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この現象はいったい?

2022年10月12日 | 小さな自然
ツクバネの実の下半分の皮が剥けてチョコレート色になっていました。
誰かのいたずらか?
虫の仕業?
謎です。
普通の実↓

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