ちゃ~すが・タマ(冷や汗日記)

冷や汗かきかきの挨拶などを順次掲載

エディー・リーのおくりもの

2007年01月05日 23時05分05秒 | 絵本
 今日から講義-障害児保育でした。
 昨年末に、「たったひとつのたからもの」の一枚の写真からはじまる話をし、ダウン症のことにふれてきた。フォトコンテストで取り上げられた1枚の写真は、父親がダウン症の子どもを抱きしめていた写真。そこから、24時間テレビの合間に入れるための特別にコマーシャルがつくられた。この家族のことはいろいろな番組で取り上げられ、ドラマ「たったひとつのたからもの」もつくられた(母親役は松田聖子だった)。主役の子ども役は、ダウン症の子どもが演じたのも話題となった。今日は、その「たったひとつのたからもの」のビデオの後半をダウン症の説明の後にみんなでみた。
 残念ながら、この最後のクライマックス秋雪くんがなくなる場面が、その上に別のものを録画してしまったので見れない。「先生ダメじゃん」の声…だれか、「たったひとつのたからもの」の完全版をもっている人、お知らせ下さい。

 ところで、絵本に描かれたダウン症の子どもとしては、「ダウン症」とは一言も書かれていない"Be Good To Eddie Lee"がある。この原作を翻訳したのが『エディー・リーのおくりもの』(小学館)。帯には日本ダウン症教会推薦図書とあり、理事長が推薦の言葉を書いている(原作にはこのような説明はない)。原作の表紙の方がよかった-わかる人なら特有の顔の特徴でダウン症とほんのりとわかるからだ。エディーと友達との交流、そして森の中でいっしょにみつける「たからもの」。ダウン症の子どもの写真の絵本が外国にはあるようだ…日本では、あまり見かけないが…。写真絵本については、まとまめて紹介したいと思う。
小学館は、障害を主題とした絵本など(バリアフリーの本)を系統的に出している。この『エディー・リーのおくりもの』もその一つ。小学館のホームページから、「生活」を選択すると「バリアフリーの本」にいける。それをクリックすればその一覧が出てくる。ドラえもんがでてくるバリアフリーの本もある。

 これまで、整理してこなかったつけがまわって首が絞まっている。講義とそばうちの道具を返すこと以外、研究室でこれまで書いてきたモノの整理の仕事をしていた。やってもやっても終わらない。3連休中にやってしまわないといけないのだが