ちゃ~すが・タマ(冷や汗日記)

冷や汗かきかきの挨拶などを順次掲載

『古典への招待』を読む

2008年06月09日 21時22分09秒 | 
不破哲三『古典への招待(上)』新日本出版社を読む。
エンゲルス『イギリスにおける労働者の状態』、マルクス・エンゲルス『ドイツ・イデオロギー』、マルクス・エンゲルス『共産党宣言』『共産主義の諸原理』、マルクス『経済学批判』などの読み方、魅力を概説している。
『ドイツ・イデオロギー』の中の「交通」「交通形態」の概念の部分である。これは、後に「生産関係」の概念に置き換えられることになる重要な概念である。共同体(コミューン)やコミュニケーションなどとの類似の概念であり、これを社会の構造の中核においたところにマルクス・エンゲルスの初期の考え方があるように感じる。

現象に左右されずに、本質を追究したい。そのために古典を読みたい。