おくればせながら、黒柳徹子『窓ぎわのトットちゃん』(講談社、1981年)を・・・。資料として配付したりしているのだが、通して読んでみると、戦中にこんな学校があったのかと感慨を禁じ得ない。1944年頃までの短い2年間くらいの間のこと・・・。実に多様な子どもたちをうけとめた。ダイバーシティ、障害のある子どもとインクルージョン、子どもの自由とニーズ、インクルーシブ教育、多文化共生、子どもの願いなど、現代的な教育としても考えさせられることが多い。
内容(目次)
はじめての駅/窓ぎわのトットちゃん*/新しい学校/気にいったわ/校長先生/お弁当/今日から学校に行く/電車の教室/授業*/海のものと山のもの/よく噛めよ/散歩/校歌/もどしとけよ/名前のこと/落語/電車が来る/プール*/通知簿/夏休みが始まった/大冒険*/肝試し/練習所/リトミック*/一生のお願い/一番悪い洋服/高橋君*/とびこんじゃダメ!/「それからさあー」/ふざけただけなんだ/運動会/小林一茶/手でお話し*/泉岳寺/マサオちゃーん/おさげ/サンキュー/図書室/しっぽ/二度目の春/白鳥の湖/畠の先生/はんごうすいさん/「本当は、いい子なんだよ」*/お嫁さん/ボロ学校/リボン/お見舞い/元気の皮/英語の子*/学芸会/はくぼく/康明ちゃんが死んだ*/スパイ/ヴァイオリン/約束/ロッキーが、いなくなった/茶話会/さよなら、さよなら/あとがき
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