11月10日
今日は午後1時半から、風の松原に守られる人々の会の講演がありました。会のメンバーでもあり行ってきました。講演は能代市にある県立大学木材高度加工研究所の所長である林知行氏で演題は何でこうなったのか「戦後の木材工業の歩み」でした。詳しくはガッペさんの10日のブログをリンクしておきますのでこちらを見て下さい。
追加:11月14日 地元紙北羽新報の記事より抜粋。
シダノ会でどうしても解らないものの中にキノコがあります。今日図書館で調べましたら子嚢菌ヒイロチャワンタケというキノコです。一つの謎が解明されました。
それと常緑の木がありました。小学館発行のフィールドガイド23「葉で見分ける樹木」著者林将之著の図鑑を見てもありません。それでネットで尋ねて見ました。なかなか思うように写真が送れませんでしたが概要の説明文をつけましたらすぐに返事が返って来て「オグルマ科 ヤマオグルマ」と判明し納得しました。こちらではあまり見かけない大変珍しい木です。
こちらにはない木で山形県以南とあります。最初から植樹された木とは知っていましたが、一番悩んだの葉柄の長さです。でも解ってよかったです。すぐにメンバーに報告しました。
01.11月07日 ヤマオグルマ 能代市内の杉林の日当たりの悪い所に生育。樹高は10m以下。常緑樹です。枝は幹から45度に斜上(写真下)。
02.11月07日 ヤマオグルマ 樹皮はごつごつした感じで、白く短いが縦に皮目があり灰褐色。
03.11月07日 ヤマオグルマ 枝は灰色で細かく見ると縦皺がある。
04.11月07日 ヤマオグルマ 前年枝Aは灰色で、本年枝Bは緑色。どちらも無毛。
05.11月07日 ヤマオグルマ →は短枝の枝先に葉が輪生する。
06.11月07日 ヤマオグルマ 短枝の長さ2~10cm。短枝の先に必ず冬芽がつく。
07.11月07日 ヤマオグルマ 枝を採取したが葉は短枝に輪生する。
08.11月07日 ヤマオグルマ 1個の担子につく葉。葉は互生。葉は下側につく葉が多きく上にいくほど小さくなる。写真下は裏側で粉白色。
09.11月08日記録 ヤマグルマ4枚の写真を合成。A=08の写真と重複する。1個の短枝につく葉の表裏。裏から見ると輪生につくのが解る。B=1個の短枝につく葉の枚数は15~20枚の固体でした。C=一枚の葉の葉身は9~10.5cm、幅4~5cm、柄の長さは大体が5~7cmと長い。葉の形は広倒卵形~長卵形。D=枝先に必ずと言ってもいいぐらい芽がつく。円錐形。現在の芽の芽鱗の縁は赤褐色に縁取られています。芽には必ず2個の苞?がついています。
10.11月08日記録 ヤマグルマ 葉身は9~10.5cmで幅4~5cmで革質。葉柄は長く緑色で5~6cmです。
11.11月07日 ヤマグルマ 葉の先長さ2cm程の突起があり、突起には鋸歯がない。
12.11月07日 ヤマグルマ 明瞭な鋸歯がある。但し葉の基部三分位の一程度には鋸歯が無い。写真下。
13.ヤマグルマ 11月07日 葉の基部は楔形。
14.11月07日 ヤマグルマ この固体の葉柄は6.5cm。
15.11月07日 ヤマグルマ 葉の裏側は白っぽく無毛。
16.11月07日 ヤマグルマ 葉痕は楕円形で維管束3個です。
毎日新聞 仲畑流万能川柳 「持ったなら手放すわけない核兵器」
明日は荒れ模様で雪が降るかも知れない予報。急遽公演聴取後後父の車のタイヤ交換。それと私たち2台のタイヤ交換の準備。明日荒れる前の早朝にやってしまう段取りです。
誤字脱字はご容赦を。