AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

映画『百瀬、こっちを向いて。』早見あかりの好演にときめいた。(ときめき研究家)

2014-05-19 22:46:21 | ときめき研究家
元ももクロの早見あかりが主演。
ももクロには詳しくないので、彼女がなぜグループから外れたのか知らない。それでも紅白出場時には、歌唱中にメンバーが彼女へのメッセージを送ったとも言われていて、今も強い絆があるようだ。

「百瀬」と「ももクロ」の連想ではないだろうが、見事なキャスティングだ。
この映画のために髪を切ったらしいし、役に成りきった演技が印象的だった。「野良猫のような挑戦的な目つきの少女」というイメージにぴったりだ。ももクロに残ったメンバーとは別のフィールドだが、スクリーン上で輝いていた。

ストーリーは、以下のような内容だ。
バスケ部エースの宮崎先輩に頼まれて、学校内で恋人同士であるような芝居をすることになった相原ノボルと百瀬陽。百瀬と宮崎先輩は実は付き合っているのだが、先輩のステディである神林さんの目を欺くための芝居なのだ。
そういう不自然な状況に戸惑い、うじうじと悩むオタク気質の相原に対し、百瀬は積極的に芝居をリードする。心に後ろめたさややりきれなさを抱えつつの芝居のはずなのに、それを感じさせない屈託のなさだ。しかし、それでも隠しきれない一抹の不安が時々垣間見える、といった複雑な演技を上手にこなしていたと思う。田舎の高校1年生には見えなかったが、そこは仕方がない。

クライマックスは、ダブルデートのシーンだ。これは『大人ドロップ』と同じだ。
拾ったボールで、4人でキャッチボールに興じるシーンは、楽しくもあり切ない4人の関係を象徴するようなシーンだ。
しかし、不自然な関係は突然終わりを迎える。

相原と百瀬の、早朝の川原のシーンが美しい。寝起きのため化粧気のない素朴な百瀬がいとおしい。

宮崎先輩役の男優があまり格好良くなく、演技もいまひとつで、堂々としていないことは難点だ。
それから、15年後の相原として向井理が出て来るが、15年経っても過去を消化できていないようなのは痛すぎる。原作では大学卒業間際の設定だからちょうどいいのだが、向井理の年齢に設定を合わせてしまったのは失敗だったのではないか。

全体に、アイドル映画としても、青春映画としても、充分満足できる内容だった。
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5/17(土) 平嶋夏海主演舞台『女の子ものがたり』感想(ピーナッツ)

2014-05-19 12:40:05 | 平嶋夏海
この舞台は、再演である(前回は、2013年 7月)。
新しいキャスト(約9割)、少し変えてた細かいセリフ、カットしていた部分もあった。
とにかく、新鮮な気持ちで観はじめたんだよ。でもね…
【音量のバランス、その熱量拮抗せず!】
オープニングの前書き台詞…7人?のリレー形式の部分だ。あと、前半の…ホント最初の方に出てきたメンバーの掛け合い箇所もそうだったんだけど、
”メンバーの声の音量が違い過ぎるな…”と。
「(音量が)10」の人→「2」の人→「7」の人→「4」の人→「9」の人→「3」の人…。
声の質は、全然いいんだよ…個性だからね。でも、あの差は、正直しんどかった。1本の長尺台詞の完成度としては、う~ん…どうだろ?
ぶっちゃけ、顔合わせから本番までの時間、短かったのかなぁ~? みんなで声出し!の機会…少なかったのかなぁ~? とか思ったりした。
また、こういう基本て、上に(レベルの高い方に)つられるものだからね…。
まあ、アカンかったな。
重要なのは、言霊…そのパワーにバラつきを感じてしまった…ってことだ。
熱量拮抗せず!
改めて、基本中の基本って、大事だな~と思った。気を付けよ。
【その森岡演出、今回は、ムラあり!】
もう1つ、苦言。
それは、前回までの公演では、バシバシ決まってた 森岡演出の あるパターンが、今回に関しては、なんか、結構ムラがあったというか…。
(流れの中の)アクセントになっていないよ、あれじゃ。前回のような圧倒感がなかった。
それは、演出・森岡さんの得意パターン…「卒業式の答辞」スタイルだ。まあ、演劇の世界では、使う人は、メッチャ使う!ってやつだよね。例えば、
”楽しかった遠足!(遠足!)”
”みんなで頑張った秋の運動会!(運動会!)”…とかね。
全員喋り→1人喋り→こっちのグループだけ喋り→あっちのグループだけ喋り→全員喋り→1人喋り→全員喋り(声マックス)…とかね。そういうやつやつ。
その森岡さんお得意のパターンがね、今回は、なんちゅうか…(前回までのように)打率10割ではなかったんだ。
10打数4安打? それは、メンバーによってかな? 稽古不足かな? とにかく、差があった。ムラがあった。遠慮気味の揃ってない…というパターンが、あったあった。
2時間中、10数発の印象クサビが、あんまし効いてないと思ったなぁ~。
ポテンヒット、ポテンヒット、お見合い台詞、お見合い台詞…。せめて、サード, ショート, レフト…全員で捕りに行けよ!と。最悪、ぶつかれよ!と。
ただ、同系統…その1ヶ所に関しては、”おぉ~!”って思ったなー。
それは、平嶋夏海(過去の高原菜都美)と吉井 怜(現在の高原菜都美)…同時喋りのシーン。
音量を上げて、下げて、ためて、置いて、チョイ早気味突っ込んで、涙混じり…と様々な感情。でも、ちゃんと重なり合ってた。抑揚, スピード感…申し分なし! 100点満々点!
ただ、前回までの森岡作品は、すべて…このレベルだったんだよねぇ~。そこが、残念。
まあ、この1個だけ、特別上手く感じてしまっているって時点で、(後から考えて)非常に不自然なことだな~?と。
【平嶋夏海と歌の才能】
劇中、なっちゃんが、松田聖子の「SWEET MEMORIES」を歌うシーンがある。で、歌い終わった後に、
”わたし、あんまり、聖子ちゃん…好きやないねん”…
前回は、マイクの故障というハプニングで、歌声は、聴けなかったんだけど、今回は、バッチリ聴けた。良かった良かった。
だけど、このシーンを観てて 思った(感じた?)ことがある。
それは、なっちゃん、それほど、この歌を ”わざと下手に”歌ってもいないということだ。
ストーリー上の必要性という観点からの見立て、なっちゃんの様子も見て…、もとい!穴が開くくらいに見て…の判断なんだけどね。
あれは、本気だ。
ぶっちゃけ、なっちゃんってのは、歌う時の音程が基本低くなる。で、重要なのは、そのことに本人が気付いてるか?いないか?ということ。
おそらく、なっちゃんは、そのことに気付いていないね。正直、1番 厄介なパターン。
関ジャニの「カラオケ仕分け」の番組コーナーじゃないけど、もちろん、正しい音程、あの階段にピンポイントで乗っけられるのが、1番いい。当然の基本。それが分かった上での”くずし”だ。それは、だって…西洋音楽(へのアプローチ)だからね…。
で、あの階段のさらに 上、つまり、音程が高めに外れるのは全然いいんだ。イメージ中心 + 横隔膜のちょっとした運動で、30分で解決する。で、このパターンの人ってのは、1度 掴んだら、ずっと、掴み続けられる。正確には、(音程が)ハズれてた過去…その差(間違い)具合を理解できるように、もう なってる!ってことだ。
なっちゃんは~ 難しいねぇ~。
まあ、音程が下がる人。速効性としては、2通りの方法がある。
1つは、楽譜を無視するパターン。
正確に言うと、伸ばしの音を とにかく、細かく細かく切っていく作業の連続にすること。”音程が下がって、より下手に聞こえる可能性を ことごとく回避し続けていく”というパターンだ。
鈴木あみ, 赤西 仁 なんかが…そのタイプ。
あと1つは、安室奈美恵のパターンだ。
つまり、自分が音程低くなりがちなのを知っている人が、あえて、その(正規の音程)階段の下から ”しゃくり上げて、しゃくり上げて、それでも、しゃくり上げて”…その階段周りにまとわりつかせる。そして、それが、もう その人の味だ!としてしまう(認識させてしまう)戦法。結果、正しい音程は、後からついてくる(正確には、常に、そこに引っ掛かってる)って具合でね…。
ん~ でも、なっちゃんはね~。自分が音程低いこと、おそらく気付いてないからね~。
でも、1つだけ、方法があるとしたら、あれかな?
松たか子戦法。
つまり、歌も もう 台詞の延長として捉えてしまう!って方法。”普段の会話の延長線上に歌がある”という考え方だ。
喋って、喋って、話して、チョイ感情こめて、台詞、調子乗って、朗読、お客さん入って、あの人この人、伝えよう!伝えたい!からの~~歌!って入っていく考え方。
とにかく、いきなりの 歌!じゃない。
なんか、そっちの方が、なっちゃんのオリジナル…出ると思うんだよなぁ~。
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選抜総選挙、読者からの投稿です

2014-05-19 00:24:00 | 分析系 メンバー
このブログでは、選抜総選挙ライターの記事だけ読んでいるAKB48グループファンです。
順位予想の精度を上げるために、二点アイディを提供します。

一つは握手会の枠です。
まず枠数。一日5枠あるメンバーは上位でしょうし、枠数の少ないメンバーは下位。
中には枠数が少ないのに順位を上げるメンバーがいますが、予想がはずれることが、少数のファンが大量に投票している証拠となり、総選挙分析ライターの順位予想の資料価値は増すと思うのです。
次に枠が埋まるスピード。
上位メンバーのほとんどが、5枠全部埋まりますが、早く埋まるメンバーは、握手会に参加したいけど買えないファンがいるということになります。
指原莉乃推しのブログ記事で、「握手権利が取りやすくなった(当たる確率が高くなり、申し込んでいる人が減った)」と読んだ時に、「ああ、次の総選挙での1位はないな」と思いましたので、是非取り入れて欲しいファクターです。

次にセットリストベスト100の結果。
私は、須田亜香里と松村香織は、2013年の順位が最高で、2014年は落ちると思っていました。が、セットリストベスト100の4位に「ここで一発」がランクされたことを知り、人気は落ちていないどころか、上がる可能性もあると思いました。
選抜総選挙ライターの予想は、須田亜香里(16から24位)、松村香織(24から30位)とリーズナブルなのですが、
「ここで一発」を4位に押し上げた太い客(大量に投票するファン)がいる
あるいは
幅広いファンがこの二人を支持・応援している事実を、順位の補正のファクターとして採用したらいかがでしょう。

「てもでもの涙」のような名曲がセットリストベスト100で上位になっても、柏木由紀の人気か、曲の人気か判断が難しいですが、
「ここで一発」のような、AKB48グループ史上最低の出来の曲の一つが4位とは、順位予想に見逃せない事実だと思います。

おわり
コメント (2)
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