AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

大島優子を支える大島優子の母親の姿に感動(ピーナッツ)

2013-06-18 23:00:00 | AKB48
"エエお母ちゃんやなぁ~…"
この話を聞いた時、そう思ったんだ。
それは、先週金曜日(6/14)の『おはよう朝日です!』(大阪朝日放送)…「ちょこっとスクープ」のコーナーで、井上公造さん(芸能ジャーナリスト)が明かしてくれた 第5回AKB選抜総選挙の客席ウラ話…。
その日、日産スタジアムの客席にいた井上さんの左ナナメ後ろ(すぐ)に、大島優子のお母さんがいらっしゃったんだってね。で、やっぱ、ちょっとキレイだったらしい。ま、それは いいか。
ほいで、そのお母さん…我が娘が登場してから、あと、歌を歌って…と、その間…ずっと、目が うるうる~ うるうる~って状態だったらしく…。
でもね、そんな お母さんが、唯一…その表情が、態度が変わった一瞬があったらしい。それはね…
"第2位! AKB48 チームK 大島優子!"
この時だったそうだ。
もう…お母さん、大爆笑だったんだってね。ゲラゲラ笑ってた…って。
僕は、この話を朝…聞きながら、"なんか エエなぁ~。エエお母ちゃんやなぁ~。大島優子のお母ちゃん…素敵やなぁ~ "って思ってしまった。
舞台上の娘と客席の母親が同じリアクション。シンクロしてる? いや、なんやったら、母親の方がデカイ感じの…?
これは 僕の想像なんだけど、この母娘…"笑顔がムッチャ似てるんやろなぁ~ "って、ツーショット…浮かんでしまったよ。でも、母から受け継いだ娘の笑顔,ゲラの要素って、なんか…素敵やん!
あと、僕は思うよ。
親からしたら、"たかが…1アイドルグループの人気投票"なんだ…あくまでもね。そんな…少し寂しげな表情で、"残念だったね…"とか言われても、娘からしたら、そんなもん…"しんどい & しんどい + 困る & 困る"…ですって!絶対に。
"人生単位…そんな たいしたことあらへんて。そこそこやて…"って、笑顔で言ってくれる人。
母親だから出来ること。
きっと、この母娘は、選挙後に会った時、再び 爆笑するんやろうなぁ~? (メールかも?)
"指原て!"…ってさ。
それにしても、大島優子は、いい「オアシス」もってんな~。でも、子役からきた子供が潰れなかった パターンだよ、これ。
さて、この話をテレビで伝えてる井上公造さんも なんでしょう…その時のお母さんの表情を思い返していたんでしょうね? 思い出し笑い? ず~っと 爆笑しながら喋ってんの。
なんか、僕は、大島優子のお母さんのファンになってしまったよ。
そして、大島優子は 強い。2位でも 強い。
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柏木由紀4位には、日本のアイドルファンの民度の高さを感じます(ナッキー)

2013-06-18 12:00:26 | アイドル論
柏木由紀4位には、日本のアイドルファンの民度の高さを感じます(ナッキー)

もし1位大島優子、2位渡辺麻友、3位指原莉乃、4位柏木由紀だったとしたら、現在指原莉乃一人に集中している攻撃は、指原・柏木の二人に集中したのかもしれない。
順位の高い方が攻撃を受けやすいので、指原莉乃が1位になったおかげで、週刊文春報道を受けた柏木由紀が、不当に高い順位だったという批判はほとんど聞かない。

指原莉乃1位にしろ、柏木由紀4位にしろ、日本のアイドルファンが、
セックス・恋愛をしている(かもしれない)生身の女性(本人)の是非よりも、
芸能活動というパフォーマンスを作品として鑑賞するようになったから、

つまり生身の本人ではなく、作品の是非を評価し(投票した)と考えると、日本のアイドルファンの民度は高まったのだと感じます


総選挙前、指原莉乃については心配はしていませんでしたが、
(指原はスキャンダルで人気を失うほどアイドルの純度が高くなかったから、スキャンダルによりファンが減る度合いは柏木由紀よりは、ずっと少ないと思っていたので。また、総選挙の順位が上がろうと下がろうと彼女の芸能界での将来にさほどの影響は与えないという意味で。)

柏木由紀は、スキャンダルによって、人気を失うのではないか

それまでアイドルとしての純度が高かっただけに、とても心配でした。

KCさんがスキャンダル報道無視は正解だったと書いていますが、これは結果論であって、報道を無視し、釈明もしなかったことが、大幅は人気ダウンになった可能性もあったので、チームBのファンとしては、総選挙の結果には、ハラハラしていました。

スキャンダルの記憶と、選抜総選挙の順位(KC)という記事を読むと、大場美奈といい、菊地あやかといい、吉田朱里といい、スキャンダルに負けずにランクインしているメンバーは、みなさん、魅力的です。


「竹井氏の文章の要約」と、<<私の感想>>の続き、最後まで 前回までの感想をリンク 

「だからこそ、「2位、大島優子」が発表された瞬間に、多くのファンが日産スタジアムを立ち去り、ツイッターやネットの掲示板では「エッチ写真バラ巻かれた女が国民的アイドル1位になる時代」などという、いささか下品だが本質を突いた投稿が溢れたワケである。」
<<こういう時代は、よい時代だと思います。ナッキー>>

「 念のために断っておくが、僕は大島押しでもなければ、指原莉乃が嫌いなワケでもない。ただ、指原ファンの今回の投票行動は、AKB48の価値を毀損する行為だったと言っているわけだ。それが本当に指原のためにもなったのだろうか、という危惧もある。
 今回の1位を受けて指原本人はこのように宣言している。
「私がセンターになったらAKBは壊れる、とか言われましたが、AKBは壊しません! 頑張ります!」
 そう、AKBを壊すのは指原莉乃ではない。彼女に投票したファンなのである。」
<<そう、今までAKBを壊し続けたのは、前田敦子・大島優子に投票したファンなのである本当にアイドルらしいアイドルが選抜されるのが遅くなり、順位がようやくあがった時には全盛時の魅力がなくなってしまっているという点が「アイドルグループを壊している」渡辺麻友と島崎遥香が該当。ナッキー>>

ナッキー
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ダイヤモンド社竹井善昭氏の 指原莉乃1位に違和感論への感想と指摘(ナッキー)

2013-06-17 07:28:59 | アイドル論
ダイヤモンド社竹井善昭氏の 指原莉乃1位に違和感論への感想と指摘(ナッキー)

このブログのコメントで話題になったダイヤモンド社竹井善昭氏の記事 AKB総選挙「指原1位」、ホントにそれでいいの!? 公平な選挙制度が持つ「光と影」を考えるを読んで、とても参考になりました。

中森明夫、小林よしのり、濱野智史等の文章は、AKB48をよく知っているから面白い。一方、逆にAKB48を知らない人の文章は、知識や認識に誤りはあるが、「木を見て森を見ず」になっている自分に気がつかせてくれることがよくある。

「竹井氏の文章の要約」と、<<私の感想>>

「最終結果が出た時に感じた「ああ、ホントに指原が1位になっちゃったんだ」という感覚。それは虚無感とか脱力感ともいえるものだった。」
<<私は毎年、虚無感と脱力感を味わってきた一番最初は2010年に渡辺麻友が1位になれなかった時。アイドル史上最高傑作と言ってもよい「まゆゆ」がアイドルとして全盛なのに、1位になれない総選挙っておかしい、制度に問題がある、辞めた方がよいのではないかと。ナッキー>>

「多数の人間が「指原1位」の結果に違和感を持ったということだ。指原ファンには申し訳ないが、これが今回のAKB総選挙の結果に対する、多くの人の反応である。」
<<私は2010-12年と3年連続も、違和感を持ち続けてきた指原1位により、私が3年間持ち続けてきた違和感を、多くのAKB48ファン・一般人と共有できたことは、とてもうれしい。ナッキー>>

「指原個人に向けられた違和感ではないと思う。そうではなくて、指原を1位にしてしまったファンの投票行動に対する違和感だったと思う。」
<<指原莉乃がセンターのAKB48は認められない・認めたくないというファンの攻撃は、本来は指原に投票した人に向かうはずだが、誰を攻撃してよいのか分からないため、結果として違和感と攻撃は指原莉乃個人に向けられているのではないでしょうか。ナッキー>>

「ファン自身の手で踏みにじられたアイドルに対する「神聖感」
指原が1位になったことで、僕や多くの人が感じた違和感。それは「ホントにそんな結果でいいの?」ということだったと思う。もう少し詳しく言えば、AKB48などのアイドルグループには不可欠の「神聖感」というものが、ファン自身の手で踏みにじられたことへの違和感、嫌悪感だったと思う。」
<<私はアイドルは恋愛自由にして、恋愛発覚により人気がなくなるメンバーは自然淘汰されればよいと考える。「神聖感」はアイドルに不可欠ではなく、「神聖感」がある方が売れやすいという付加価値にすぎない「神聖感」がなくても売れるアイドル(タレント・芸能人)がいて、そちらの方が恋愛禁止を守り続けないと人気を維持できないアイドルより、(芸能界で生き残る)実力がある
文中、多くの人が違和感・嫌悪感を抱いたという点は正しい認識。>>

「恋愛スキャンダルを起こしたAKBメンバーは指原1人ではないが、彼女の場合(週刊文春の報道によると)「ファンに自分から手を出した」という致命的なスキャンダルだった。いかに寛容なファンといえども、(スキャンダルの相手が業界関係者や芸能人相手ならともかく)自分からファンを誘うという行為は、重大なルール違反だと感じたはずだ。しかし、指原ファンは僕の予想を超えて寛容だった」
<<相手がファンだと罪が重いという思考回路は(私にはないので)新鮮。>>

「だからこその総選挙1位という結果なのであった。これは何を意味するかというと、恋愛禁止というルールを必死に守ってきた他のメンバーに対するモラルハザードが起きてしまうということである。」
<<モラルハザードは起きない。他のメンバーはアイドルであると同時に芸能人である。芸能界で人気をつかむには、恋愛禁止を守らないと人気が保てない「甘ちゃん」のアイドルでは限界がありスキャンダルを踏み台にしてビックになるくらいの実力が必要であるという、マーケットの声を実感したはず。それができないアイドルは恋愛禁止を守っているという「売り」に頼らざるをえないので、モラルハザードは起きない。>>

続く。ナッキー
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AKB48グループにおける二大政党モデル(ナッキー)

2013-06-16 15:55:31 | 分析系 メンバー
AKB48グループにおける二大政党モデル(ナッキー)

選抜総選挙ライターさんの記事に政治の投票との類似分析「例えて言うと政権与党が圧勝した選挙で野党の人気議員が最大投票を集め首相となってしまったという感じ。このAKBの選挙、すなわちアイドル票が割れる仕組みの選挙だからこそ“非アイドルの指原”がトップをとれた。」を読んで、

世の中では少数派である(私一人である可能性もすてきれない)アイドル原理主義者の論理では、大島優子も、渡辺麻友も、前田敦子も、投票してはいけないアイドルらしいがアイドルにあらずとなるが、世の中の多数派(世間)では、

前田敦子と大島優子の二大政党党首によって争われていたトップの座は、
前田敦子が渡辺麻友に党首の座を譲ったことにより、2013年は渡辺麻友と大島優子による争いだった
にもかかわらず、第三極というか、泡沫政党の党首指原莉乃が選挙制度の盲点をついてトップになった。・・・・・・と感じるから、指原1位に対する反発が強い・・・・という構図が分かりやすい。

前田敦子から渡辺麻友党首の党を、アイドル前衛党
大島優子党首の党を、パフォーマンス党
この二つの党に分類できないメンバーを無所属
筆者のメンバーにいだくイメージより分類して投票数を合計してみら。

1位 指原莉乃・・ 無所属
2位 大島優子・・ パフォーマンス党
3位 渡辺麻友・・ アイドル前衛党
4位 柏木由紀・・ アイドル前衛党
5位 篠田麻里子・ パフォーマンス党
6位 松井珠理奈・ パフォーマンス党
7位 松井玲奈・・ アイドル前衛党
8位 高橋みなみ・ パフォーマンス党
9位 小嶋陽菜・・ アイドル前衛党
10位 宮澤佐江・・ パフォーマンス党
11位 板野友美・・ パフォーマンス党
12位 島崎遥香・・ アイドル前衛党
13位 横山由依・・ パフォーマンス党
14位 山本彩・・・ パフォーマンス党
15位 渡辺美優紀・ アイドル前衛党
16位 須田亜香里・ アイドル前衛党
17位 柴田阿弥・・ アイドル前衛党
18位 峯岸みなみ・ パフォーマンス党
19位 梅田彩佳・・ パフォーマンス党
20位 高城亜樹・・ アイドル前衛党 (P党移籍の可能性あり)
21位 北原里英・・ アイドル前衛党 (P党移籍の可能性あり)
22位 木ゆりあ・ アイドル前衛党
23位 高柳明音・・ アイドル前衛党 (P党移籍の可能性あり)
24位 松村香織・・ 無所属
25位 川栄李奈・・ アイドル前衛党
26位 宮脇咲良・・ アイドル前衛党
27位 古川愛李・・ アイドル前衛党
28位 山田菜々・・ パフォーマンス党
29位 大矢真那・・ パフォーマンス党
30位 入山杏奈・・ アイドル前衛党
31位 木本花音・・ アイドル前衛党
32位 藤江れいな・ アイドル前衛党
33位 佐藤亜美菜・ アイドル前衛党 (P党移籍の可能性あり)
34位 片山陽加・・ アイドル前衛党 (P党移籍の可能性あり)
35位 永尾まりや・ アイドル前衛党
36位 倉持明日香・ パフォーマンス党
37位 兒玉遥・・・ アイドル前衛党
38位 田野優花・・ パフォーマンス党
39位 梅本まどか・ パフォーマンス党
40位 上西恵・・・ アイドル前衛党
41位 松本梨奈・・ アイドル前衛党
42位 斉藤真木子・ パフォーマンス党
43位 多田愛佳・・ アイドル前衛党
44位 矢倉楓子・・ アイドル前衛党
45位 武藤十夢・・ パフォーマンス党
46位 石田晴香・・ アイドル前衛党
47位 小林亜実・・ パフォーマンス党 (知識不足で分類に迷う)
48位 大場美奈・・ アイドル前衛党 (P党移籍の可能性あり)
49位 薮下柊・・・ アイドル前衛党
50位 吉田朱里・・ アイドル前衛党
51位 菊地あやか・ アイドル前衛党 (P党移籍の可能性あり)
52位 佐藤すみれ・ パフォーマンス党
53位 前田亜美・・ アイドル前衛党
54位 小笠原茉由・ パフォーマンス党
55位 田島芽瑠・・ アイドル前衛党
56位 岩佐美咲・・ パフォーマンス党
57位 市川美織・・ アイドル前衛党
58位 磯原杏華・・ パフォーマンス党 (可愛いのでI前衛党かも)
59位 朝長美桜・・ アイドル前衛党
60位 松井咲子・・ パフォーマンス党
61位 山内鈴蘭・・ アイドル前衛党
62位 平嶋夏海・・ 無所属
63位 金子栞・・・ アイドル前衛党
64位 中西優香・・ パフォーマンス党

アイドル前衛党    1084188票(49.6%)
パフォーマンス党    911123票(41.7%)
無所属         189942票( 8.7%)

選抜総選挙ライターさんは、「もし、大島と指原がアメリカの大統領選挙のようにファンによる決戦投票をしたなら大島が圧倒的勝利を飾っていただろうし、渡辺麻友と指原が決戦投票をしても渡辺が勝っていたと思う。」と書いているが、

ドイツが泡沫政党であったナチスの台頭を許した反省より導入した足きり制度(阻止条項)が適用されていたら、指原莉乃1位は無効になっただとうか。
票数は64位までに入った全票数2,185,154票の6.89%にあたるだからドイツなら5%以上で有効、ロシアなら7%以下なので無効 wiki 各国の阻止条項で調べました

ナッキー


Wikiより引用「阻止条項」
阻止条項(そしじょうこう)は、主に政党名簿比例代表制において、政党がその国または地域で議席を得るのに獲得しなければならない最小限の得票率(しきい値)を規定する条項のことである。足切り条項(あしきりじょうこう)ともよばれる。
本来、比例代表制は政党の支持を直接、議席に反映させることができ、死票を少なくすることができる点で理想的な選挙制度であるが、それ故に小党分立を招く欠点がある。現にヴァイマル共和政時代におけるドイツのライヒ議会では完全比例代表制を採用していたため、著しい小党分立状態(分極的多党制)を招き、その結果、ヴァイマル共和政の政権基盤を弱体化させ、ナチスの台頭を招いた。そのため、第二次世界大戦後のドイツでは政治システムを安定化させる意図から阻止条項が設けられ、1949年8月に行われた第1回連邦議会選挙から適用された。
しきい値の影響は小政党の代表権を拒否すること、もしくは小政党が政党連合になるのを強いることである。多くの人はこれが急進派を門前払いすることにより選挙制度ひいては議会制民主主義をより安定させると考えている。得票率(または得票数)を制限する以外に、ブロック割りを行う方法や、政党が獲得しなければならない最低議席数を定める方法がある。当選する政党の数に定数を設ける方法もある。

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原理主義者は、美空ひばり・島倉千代子・「リップスティック」の頃の桜田淳子に投票しない。(ナッキー)

2013-06-16 00:33:51 | 分析系 メンバー
アイドル原理主義者は、美空ひばり・島倉千代子にも、「リップスティック」を歌っていた頃の桜田淳子にも投票しない。(ナッキー)

指原莉乃が躍進するという予測を(しばらくの間、トップ記事)として編集したのは、テッドさんではなく、KCさん。
KCさんは、去年の選抜総選挙の直後に、来年の選抜総選挙1位は、宮脇咲良 と予想(KC)しています。
この予想ははずれて、宮脇咲良は、47位から26位に躍進。
このブログは複数のライターが書いているところが「ずるい」。それぞれのライターが1位を予想すれば、誰かがあたってもおかしくない。

総選挙分析ライターさんが、「指原のトップはふさわしくないとか指原に投票したファンはどうかしている」という“アイドル原理主義者”からの執拗な攻撃が続いている。と書いています。

ところが、日本で一番のアイドル原理主義者を自負している私は、指原莉乃の1位には違和感も不満もありません。
私の不満は、選抜総選挙が始まって5年にもなるのに、指原莉乃以外の上位のメンバーが変わらないことです。

こちらの記事では、
「70年代に女性歌手総選挙を実施した時に、山口百恵・桜田淳子より、美空ひばり・島倉千代子・都はるみが上位にくるみたいで、変。
大御所は、普通の人気投票では上位にこないから、AKB選抜総選挙の結果は毎年普通じゃないと感じる。
たとえを新しくすると、
現在、女性歌手総選挙を実施した時に、AKB48やももいろクローバーZより、ドリカム・MISIA・松田聖子が上位にくるみたいな。もちろん、歌手としての実力は上ですよ。でも人気ランキングで上にくるとしたら興ざめ。」
 と書きました。

もし、
1位 指原莉乃
2位 宮脇咲良 (実際は26位)
3位 木元花音 (実際は31位)
4位 田島芽瑠 (実際は55位)
5位 朝永美桜 (実際は59位)
という順位だったら、原理主義者として徹底的に運営を批判したでしょう。

2位から5位が、今一番旬なアイドル。
アイドル原理主義者としては、妥当な(理想的な)順位なのに、センターに「アイドルには見えない」指原莉乃が歌うのでは、「台無し」ではないかと。

でも現実には、
1位 指原莉乃
2位 大島優子 (美空ひばりのような)
3位 渡辺麻友 (「リップスティック」を歌っていた頃の桜田淳子のような)
4位 柏木由紀 (都はるみのような)
5位 篠田麻里子 (島倉千代子のような)
指原莉乃を70年代でたとえると、CMで人気をつかみ、アイドル雑誌の表紙を飾るまで人気が出た藤谷美和子でしょうか。
「カルビーポテトチップス」のCMをリンク あしからず

「リップスティック」を歌っていた頃の桜田淳子は、アイドルとして晩年でしたが、さすがは桜田淳子、そのアイドル性は高かった。
でも、「はじめての出来事」「17才の夏」を歌ったころの全盛時(選抜総選挙が正常に機能し、美空ひばり等の大御所が上位ランクしなければ)アイドル界1位だった桜田淳子も、「リップスティック」の頃は10位くらい。

このたとえは、渡辺麻友は、アイドルとしての全盛は過去だが、まだレベルが高いという意味。

アイドル原理主義者の私が考える、AKB48選抜総選挙のあるべき結果は、
2008年 前田敦子
2009年 渡辺麻友
2010年 松井玲奈
2011年 島崎遥香
2012年 佐々木優佳里

ナッキー

追伸:桜田淳子と藤谷美和子は、アイドルでなくなってから起こした事件で、芸能人としての評価を落としている。アイドル時代の人気を記憶している者として、評価する義務を負っているのがアイドリアン。
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6月15日 握手会 前田美月さん

2013-06-15 18:00:00 | 研究生/チーム4
10時半にメッセ会場に到着すると2部の受付が始まったところ。
57番レーンで受付を済ますと直ぐに前田美月さんが現れました。
一見、黒い超ミニのワンピースに見えてドキッとしましたが下は白い短パンでした。
高いヒールのサンダルをスリッパに履き替えての握手会開始でした。
スリッパに履き替える時に座り込む仕草が子供っぽかった。

1巡目
テ:この間の公演(5/24)観たけど、イナゴ好きなの?
前:イナゴですか? 好きです。
テ:(ちょっと引いた)アイドルとしてどうかと思うけど。
前:エ~! 良いじゃないですか、どうしてですか!?

駄目だ、美月さん、さっほーに洗脳されている。
5月24日は高島祐利奈さんの生誕祭でした。
レポートしてませんが当選して観戦しました。

2巡目
テ:武道館公演でアンコールの時に紙飛行機拾ったでしょ。
前:紙飛行機ですか??? ハートの?
テ:そう、それ拾ってどうしたの。
前:拾って~、(ここで剥がされて何を言ってるか分かりませんでした。)

3巡目
テ:前田さんはお寿司食べる時サビ抜きですか?
前:そうです、サビ抜きです。
テ:わさび苦手ですか。
前:苦手です。

良く分からない会話になってしまった。

4巡目
テ:前田さんもマラソンするの?
前:します。
テ:お母さんと走るの?
前:走ります。
テ:それで公演最後まで頑張れるんだ。
前:イヤイヤイヤ(左手を振りながら)
前田美月さんのお母さんはアマチュアですがマラソンランナーとしては有名だそうです。

5巡目
テ:武道館(雨の動物園)の着ぐるみは何だったの?
前:(元気に)キリン!
テ:キリンか、分からなかった。かっこ良かったけどね。
前:ありがとうございます。

矢継ぎ早の質問でこいつは何者だって顔をされました。
同じブースが橋本耀、その向こうが茂木忍。
橋本さんが公演の舞台上で観るよりずっと可愛くて驚きました。
茂木ちゃんはおんなじ。

研究生のレーンは空いていてループが楽でした。
正規メンバーのレーンは全体的にファンは多めでしたが大場さんと峯岸さんのレーンの並びが薄いのはやはりアイドルにスキャンダルは駄目ってことでしょう。

午後は天気が荒れるかも知れないと言う予報でしたのでさっさと撤収しました。

テッド
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指原莉乃と前田敦子の似てるトコ(ピーナッツ)

2013-06-15 13:30:00 | AKB48
それは、"共通点"っていう程、大層なものではないので…。だから、"似てるトコ"って表現してみました。
僕が、指原莉乃と前田敦子…"ここが似てる"って思ってること。そして、それは、センターとして、いや! 将来、芸能界で生き残っていくため、意外に必要なことだと思ってる…。
指原のあの騒動の時(たぶん…あのラジオ直後ぐらいのことだったんだと思う)、彼女にインタビューした人がいたみたいでね。で、その時の話をその人から聞いた人が、後に ラジオで言ってたこと…(もしかしたら、もう1人…はさんでいるかもしれません)。
つまり、僕は、又聞きの又聞き?ってことなのかも?の話なんだけど…。ま、いっか。
簡単に言うと、その時の指原は、マイナスコメント & ネガティブ発言の連発だったんだってね。軽い打ち合わせの時からね…。でも、傍らに用意されていたお弁当(何とか丼の大盛り?だったと思う)は、どんどんどんどんなくなっていって(なくなっていて?)…。
で、それを見ていたインタビュアーの方が、"(いい意味で)こいつ…大物だな"って思った…って話。
僕は、この話を聞いた時、真っ先に、前田敦子のことを思ったんだ。
ほら! メンバーとかの話で、よく聞いてた…
"あっちゃん…(コンサート前とか)よくそんな 入るよね"
"いっつも、お弁当 2個とか…" 等々。
指原莉乃、前田敦子と似てる部分あるな~ ってさ。
それを、"精神力"と言うのか?分からないんだけど、 元々の体質なのか? それも よく分かんないんだけど、でも、僕は、
"どんな時でも 食が細らない"ってのは、意外に大事な要素だと思ってる。才能だといってもいい。
また、ぶっちゃけ、そういう神経にもっていく力がないと、今の(巨大化した)AKBのセンターって勤めあげきらないんだと思うのよね。
だって、2位が発表された瞬間に日産スタジアムを退場していった多くの大島優子ファンが、とりあえず、とりあえずは、全員…指原叩きに回ると考えた方がいいからね…指原本人はね。
また、指原は、特異なキャラクターゆえ…いろいろ言われるだろうしね。
そんな時、いっぱい 飯食って、その上で、その上で~ いつもの指原らしいネガティブ & ヘタレ発言連発するのと、周囲の声にやられて(食も細くなり…チョイやせ気味で)同じことをするのとでは、舞台上 & テレビ出演時に受ける印象…全っ然!変わってくるからね。もう、天と地ほど…違ってくるからね。
指原らしさ…"変わらない"ために、実は、"ものすごく変わること"が必要になってくると思うんだ。
そして、そのことについて、指原にアドバイス出来るとしたら、僕…それは、この世の中で、前田敦子だけだと思っているんだ。けっして、大島優子ではない。
理由は、こういう現象…最も客観的な立場で見ることの出来る立場にいる人が 前田敦子…その人だからだ。
なんか、交流とか…もって欲しいなぁ~(本気のね)。大島優子に対する感情は、ちょっと…こっちに置いといてさ…。

ここで、せんえつながら、僕から指原へのアドバイス。それは、人の先頭に立ったら(立ってしまったら)…ってな内容だ。ま、完全に受け売りなんだけどね…。
僕は、彼女に「完全なる逃げ場(完全なる逃げ時間)」を1つ持つことを勧める。
本当は、それ、「彼氏!」って言ってあげたいトコなんだけど、どうも AKBでは、そういうのは ダメらしいので…。じゃ、「家族」…って、13歳ぐらいまでだったら、本音もタテマエも それで じゅうぶん一致するとは思うんだけど…。20歳? そんなもん…なかなか…ね。一瞬の気持ちとか…ね。
それは、ひとり…没頭できる趣味でもなんでもいい。そっち方向がいい…。とにかく、AKB以外の何か1つだ。
よし! 我が阪神タイガースの現OB会長・川藤幸三さんの話を…。
川藤さんの口癖に、"(プロでやっていくんなら)どんな時でも食える!ってのが結構大事!"ってのがあんだけど、僕は、これ…意外に当たってるような気がしていてね…。
で、この教えを実際に(忠実に)守り、後に阪神の大エースになってしまったのが、あの井川 慶だ。
テレビ番組…お好み焼き屋で、8枚完食(9600円)した時は、さすがに笑ったけどね。そして、川藤さん、"どんだけ食うねん!"…VTR観ながら呆れてはったけど、井川を見つめる目は本当に嬉しそうだった。
やがて、18歳の茨城から出てきた純朴田舎青年は、阪神のエースになった。
そして、川藤さんが(この頃の)井川にしたという…もう1つのアドバイス…それは、
"関西のマスコミは、本当に怖い。お前はエースだし、風当たりもかなり強くなる。野球以外…「完全な逃げ場」を1つ持っておいた方がいい"
ちなみに、井川の「完全なる逃げ場」は、"ラジコンヘリの製作 & 操縦"だった。誰にも邪魔されない1人だけの時間…。
気分転換, リセット…ってこと(意味)なんでしょうね?
僕は、前田敦子にも そういう時間があった…と思っていてね…。だから、指原にも…いや、さすがに、"前田敦子になれ!(前田敦子と同じになれ!)"とは言えないから、なんか、井川 慶を目指してほしい…かな?
ほら、異業種…って、考え方としては(物事を考える際)、ちょうどいい…ってことあるでしょう。
2回で、早々とKOされた夜、虎風荘(阪神の選手寮)の食堂で、1人 もくもくと食ってる井川の姿があった。そして、そのあと…ラジコンヘリと向き合う "1人だけの時間"…「完全なる逃げ場」。
数年後、井川は、20勝投手となった。
"(どんな時でも) 食える!"ってのは、中心でやっていくには必要な才能だと思ってる。
そして、指原は、その才能を すでに持ってる。
次は、逃げ場…「完全なる逃げ場」を持つことだ…と僕は思っています。
ただ、実は、意外に難しいコト…だったりする。
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指原莉乃トップ 大島優子の憂鬱 AKBファンの悩み(総選挙分析ライター)

2013-06-15 10:13:15 | 分析系 メンバー
指原莉乃トップ 大島優子の憂鬱 AKBファンの悩み(総選挙分析ライター)


6月8日に行われたAKB48 第5回選抜総選挙は事前の大方の予想を裏切ってHKT48の指原莉乃が大本命の大島優子や渡辺麻友に大差をつけてトップをとった。

筆者は数票だが指原に投票していたので、指原のトップは大変うれしかった。

そこまではよかったのだが、指原がトップをとってから、「指原のトップはふさわしくない」とか「指原に投票したファンはどうかしている」と真顔で声高に言う人が出てくるものだから、せっかく投票して総選挙を楽しんでいたのに興ざめしてがっかりしてしまった。

大方の予想は渡辺麻友か大島優子がトップをとると見ていたらしく、そうならなかったのが意外であり面白くないようだ。

だが、今回の総選挙をよく見てみると、指原のトップを除けばそのあとの順位は大島2位、渡辺3位、柏木4位、篠田5位となり、昨年4位の指原がトップの位置に来ただけで、指原を除いた順位はまったく昨年と変わっていない。指原が1位にワープしただけで、他は昨年順位そのまま。その後ろも昨年9位松井珠、10位の松井玲が昨年6位の高橋、7位の小嶋と入れ替わったくらいだ。指原の1位がなければ上位陣はおもしろみにかける選挙結果となっていた。

指原は第1回選抜選挙27位、第2回19位、第3回9位、第4回4位、今回トップとなり、過去一度も前年順位を下回ったことがない唯一のメンバーだ。なぜ、指原だけが順位を毎年伸ばし今年トップの栄冠に就いたのか。

実は第3回選抜総選挙のとき他の上位メンバーがほとんど順位の移動がないなか指原が順位を10アップ(第2回19位→第3回9位)させ大躍進した謎を分析したときにほかのメンバーにはない指原の特殊性(タレント力)に気が付いた。
第3回選抜総選挙分析 指原莉乃 大躍進の謎を解く

少し大ぐくりに見たとき、指原を除いた選抜16人の上位に来るメンバーは大なり小なりAKB48グループメンバーの中では可愛く、踊りや歌もできるという子だ。アイドルとして完璧とまではいかなくともアイドルとして必要な前述の要素の一つだけではなく二つ、場合によっては三つも持っている。アイドルとして甲乙つけがたい水準の高いメンバーが多い。

一方で、指原の場合、第3回選抜総選挙で9位になったときの挨拶で自ら言ったように「可愛くないし、歌、ダンス、演技は自信がない」とアイドルとして必要な要素が決定的に弱いと認めている。

指原はまだもっと若く売り出し中のころ写真写りが悪くカメラマンから「ブサッシー」と呼ばれていたのは有名な話だ。卒業した前田敦子は写真をとると9割が使えるのに対して、指原は100枚中たった2枚しか使えなかったというエピソードがあるくらいのカメラマン泣かせ。

歌やダンスにしても「意気地なしマスカレード」を昨年10月19日にMステで生声で歌ったが、声がかすれがちなうえに音程が狭く決してうまいとは思えなかった。ダンスにしても昨年10月28日のMUSIC JAPAN「UZA」では他メンバーに比べてダンスのキレが今一つだった。

このようにアイドルとしての決定打がないことを早くから自覚していた指原はアイドルの土俵でAKBの他メンバーと競争することは不利と判断してやめてしまい、他メンバーが得意としないニッチな領域のトークに賭けた。アイドルではないジャンルで個性を発揮しようとしたのである。そして活躍の場をTVに絞った。指原の夢は「TVにいっぱい出ること」これも指原ファンならみんな知っている。さらに昨年の文春スキャンダルで“アイドル”として頂点を極めることは不可能だと悟った指原は、なお一層ひたすらTVで芸人、タレントとしての技を磨き、人脈を広げていった。
指原莉乃 桜 はかないもの

つまり、指原はAKBメンバーでありながら他のAKBメンバーとは異なる世界(芸能界)に属している比率が多いため、ファン層が他のAKBメンバーと異なっている。だから他メンバーとは重ならないファン層による集票力を持っている。

ところが、指原を除いた選抜16人の上位に来るメンバーは、誰もが甲乙つけがたいほど“アイドル”らしいが、この甲乙つけがたいところが選挙になると弱点になる。アイドルとしての大きなくくりの中に入ってしまったメンバー間の競争は、他のメンバーに対する圧倒的な優位性、自らを他メンバーと大きく差別化するポイントを出しにくいので、メンバー同士でカニバリゼーションを起こし票の食い合いを起こしてしまう。そのために最後の決定的な集票力に欠けてしまう。それが指原を除いた上位陣(大島、渡辺麻、柏木、篠田)の順位は昨年と同じにも現れている。

今年トップを狙うと宣言していた渡辺麻友は誰もが認めるAKBのアイドルの中のアイドル、アイドルの“純粋結晶”みたいな存在だが、先輩の大島優子も可愛さはまったくひけをとらず、こちらもどこに出しても恥ずかしくないAKB48の看板アイドルなので、渡辺は結局3万5千票という大差をつけられ大島を抜くことは出来なかった。アイドルという同じパラダイム内の競争となってしまったために大島の厚い壁にぶちあたってしまった。大島がいる限り、渡辺は大島を抜くことが難しいのだ。

大島は選抜選挙2位になったときの挨拶で、(渡辺麻友に)「自分を踏み台」にして追い越してほしいと思っていたようだが、指原に踏み台にされしまった。大島がいる限り渡辺は大島を抜くことが難しいが、大島が卒業すれば良いかというとそう簡単ではない。実は、大島が卒業して自分の後継者は渡辺麻友だ、と指名しない限り、大島ファンの票はAKBのたくさんいるメンバーに分散してしまい渡辺の票はそんなに増えない可能性がある。けれども、大島が渡辺を自分の後継者だと指名すれば大島票の何割かは渡辺麻友に流れるだろうが、そうしてしまうと、昨年篠田麻里子が選抜総選挙で若手メンバーに挑戦的に話した「席を譲らなければ上に上がれないメンバーはAKBでは勝てない」に渡辺が適合することになってしまう。渡辺にトップをとらせたい大島としては憂鬱だろう。

今回の総選挙後に指原のトップに対して違和感を持ったファンが多いというのもある程度納得できる話だ。指原は150,570票の投票を得てトップになったが、この票数は64位までに入った全票数2,185,154票の6.89%にあたる。指原以外の2,034,584票(93.11%)は、AKB48グループのアイドルたちの順位をつけるために投じられた票であるのに対して、指原に投じられたのはアイドル順位投票というよりは指原応援票という色彩を持った票が相当含まれている可能性がある。アイドル選挙と違うジャンルの票というべきか。

全投票数の93%のファンはアイドル選挙に投票したのだが、アイドル間で票が最終的には割れてしまいトップはアイドルというよりもタレント、芸人と言える指原になってしまった。指原が集めた150,570票の投票のうちバラエティータレントとして、また、大分・博多・九州の“地元の輝ける星”として“元気の象徴”としての指原を応援したいというファンの票が93%のファンが応援したアイドルのトップ(大島優子)より、結果として多くの票となったのである。少数派の象徴が多数派のトップより多くの票をとってしまったのだ。(例えて言うと政権与党が圧勝した選挙で野党の人気議員が最大投票を集め首相となってしまったという感じ。日本は間接民主制なので実際には起こりえない。) もし、大島と指原がアメリカの大統領選挙のようにファンによる決戦投票をしたなら大島が圧倒的勝利を飾っていただろうし、渡辺麻友と指原が決戦投票をしても渡辺が勝っていたと思う。このAKBの選挙、すなわちアイドル票が割れる仕組みの選挙だからこそ“非アイドルの指原”がトップをとれた。

指原がそういう投票のからくりでAKBグルーブの“顔(トップ)”になったことで、アイドル集団がバラエティータレント集団に変わっていくかのような印象を与えた。

これが、総選挙後、多くのファンが非アイドル指原のトップに対して感じた違和感(悩み)ではないか。「合成の誤謬」に対する違和感と言ったところか。

状況的にはこんなところだろうと勝手に筆者なりの独断的分析をした(当たっているかどうか検証できない)のだが、「指原のトップはふさわしくないとか指原に投票したファンはどうかしている」という“アイドル原理主義者”からの執拗な攻撃が続いている。だが、指原のトップはこのAKB選挙の構造がもたらしたもので、指原への個人攻撃は的外れだ。

まして、今回の総選挙は立候補制で“過去スキャンダルが原因でAKBを卒業した元AKBメンバー”も立候補ができるようになっている。

そもそも選抜総選挙は総合プロデューサーの秋元康氏らの運営側が普段決めているメンバーの選抜や配置をファン目線で行うためにファン投票による投票数で決めようという年1回の祭典であり、ファンが選んだ人気投票がおかしいという議論が出てくること事態意味がわからない。指原ファンにしてみれば、黙っていると運営側は大島優子や渡辺麻友(最近は島崎遥香)をセンター近辺にして指原などは昨年4位にもかかわらず16人の選抜メンバーのいつも最後列だから、この機会に年1回ぐらいなんとか前列のTV映りの良いところで歌ってもらいたいという至極自然なファン目線から出た投票行動で、そういうファンが今年は多く、結果として指原はトップになっただけ。

選挙で選ばれてから良いの悪いのというなら、そもそも選挙をやる意味がない。そういうひとは総選挙にはかかわらず、普段、秋元康氏らの運営側が決めているメンバーで十年一律がごとく予定調和の美しきAKBの世界に浸っていればよいと思う。

最後に付け加えるなら、 “アイドル”票を特定メンバーに集める工夫をしなければ、来年以降も少数派の“非アイドル”指原がAKBグループのトップに君臨する可能性がある。(1指原ファンの妄想)


以上

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第5回総選挙雑感(読者からの投稿その3)

2013-06-15 00:00:57 | AKB48
第5回総選挙雑感(読者からの投稿その3)

第5回総選挙雑感(読者からの投稿その1)
第5回総選挙雑感(読者からの投稿その2)

もう一つ、特筆すべきなのは、既に多くの方が指摘していることだが、AKBグループのローカル化、支店の躍進の波である。

支店の躍進は、既に昨年第四回のSKEの大量ノミネートで始まっていたが、当時、それは、単に本店の地盤沈下と表裏一体なのではないか、そうとしか思えなかった。

しかし、今年の指原の1位は、昨年までの、指原個人の人気というよりは、HKTに移籍し、若いヘタレた妹たちを背負った、リーダー指原の評価でもあり、HKT全体への期待の表れでもある。
彼女の躍進をわがこととして心から喜び、後に続こうとする宮脇咲良や児玉遥を始めとするHKTメンバー全員に、無条件に祝福され、背中を押されての堂々の1位である。
そして、あの場外で大声を張り上げ続けていた大分のサポーターたちに支えられての、まさに九州のエースとしての勝利である。

これは、他のAKBメンバーにはない強みだったといえる。
今や、指原はAKBオタのヒロインであることを超えて、地域のヒーロー、九州のエースとなったのだ。
「地方組」と自虐的に語り、「大分」「大分」と自分が田舎者であることをむしろ全面に打ち出してきた指原の郷土愛が、スキャンダルからの復活を期する指原には、極めてポジティブに機能した。

AKBグループの方向性として、支店の活性化、グループ間の切磋琢磨を企図し、その一環として指原を博多に送り込んだ運営とすれば、これは、最高の展開だったともいえる。

指原が、去年よりもはるかにシャンとして、堂々と輝いていたのは、何と言ってもHKTを率いてきたリーダーとしての自覚、風格によるものであり、「地位は人を作る」をこれほど端的に示した例も珍しい。

自分の喜び以上に、最高の笑顔で「HKTも応援してくれるかなー?」と叫び、満座に「いいとも!」と言わせたシーンは、まさに総選挙の大変質と、AKBグループにおける地殻変動を象徴していた。

6位の松井珠理奈も、自らのことと併せてSKEの躍進を喜び、応援を求めた。
選抜入りを果たした笑顔の山本彩も、NMBを引っ張る意思を高らかに宣言した。
そして、自らの退路を断って、SHN専任を選んだ宮澤佐江の、凛々しすぎるスピーチも、AKBグループ「地方の時代」「ローカルパワー」「グローバルパワー」を確信させるできごとだった。

本店に負けるな、追いつき追い越せ、という支店メンバーのエネルギー、パワー、それを「おらが町」のアイドルとして熱狂的に応援する地元のファンたち。
彼らは、東京一極集中が続いたアイドル文化、サブカルチャーを変える起爆剤になるだろうし、それはひいては地方の活性化にもつながろう。



さらに、私が感銘を受けたのは、昨年ほどの切迫感、悲壮感はなかったとはいえ、今年も総選挙を彩ったいくつものすばらしいスピーチだった。
感極まり、考えがまとまらず、いたずらに冗長だったが、表情は抜群に美しかった須田亜香里。
「21歳だから次世代ではないけれど、だったら、今を引っ張ればいいじゃん。」という訴えは実に清々しかった。

「誤解されやすいが自分は強い人間じゃない」「5回出たが、やはり総選挙は嫌い」と今年も本音を吐き出した板野友美。
「私だって順位は気にします。来年は速報前にも少しは投票してください」とすねてみせる小島陽菜はやはり自分の可愛らしさを十二分に知っている。

「ファンのみなさんにいつも魔法をかけてもらっている」と、凛と語りかけた松井玲奈。
自分でも決して容姿、素質に恵まれたわけでないことを自覚しながら、だからこそ、ファンのみんなに支えられて自分が変身できることを、彼女らしい素敵なフレーズで表現して見せた。

絶対的なSKEのリーダーとして、また、11歳でAKBのセンターに抜擢され、ずっと全力疾走でやってきた松井珠理奈は、次第に年齢を重ねて、逆に怖さを知るようになったのか、珍しく見せた号泣が、彼女の肩にかかってきた重圧をあらわしていた。
しかし、彼女は、いつ、いかなる時も、誰の前にいてもリーダーである。
100人が100人彼女を応援するとは言わないだろう。
半分は彼女を支持し、半分は彼女を嫌悪するかもしれない。
しかし、嫌われることを恐れない、そんな不動のリーダー、エースになれるだけの覚悟と信念を持った数少ない逸材である。
いよいよガツガツと上を目指してほしい。

篠田麻里子は、終始、去年よりはるかに優しく穏やかな表情だった。
とても最年長とは思わせない若々しく美しい笑顔だった。

敢えて厳しいことをいい、後輩を煽った昨年とは対照的に、「後輩たちが頑張っている姿を見て感動した。つぶすつもりで来い、といったけど、後輩に道を譲るのもありかな、と思えた。」と実にやさしく穏やかに卒業を宣言した彼女は、まさに菩薩のような神々しさをたたえ、珠理奈を始めとする若い後輩たちの涙を誘ったに違いない。

柏木由紀の、「おばあちゃんになった頃、柏木由紀ってすごいアイドルがいたんだよ」って孫に語ってもらえるようになりたい。という言葉も、永遠のアイドルを目指す彼女らしい、魂のこもったメッセージだった。

3位に敗れた悔しさにも動じず、「私ほどこの1年間、AKBにすべてをささげてきた人はいない。来年は最後の一人になれるよう頑張る」と淡々としかし力強く語った渡辺麻友からは、いまどき珍しい、アイドルのプロとしての矜持と誇りが感じられ、目頭が熱くなった。

終わってみれば、次世代は3位の渡辺、6位の珠理奈、そして12位の島崎遥香と、まだウェイティングサークル手前といった位置取りではあるが、彼女たちの顔つきは確実にたくましくなっている。
順位はどうあろうと、事実上AKBを引っ張っていこうという強い意思と決意を感じる。

さあ、次回のDocumentary of AKB48はこの指原劇場をどう描くのだろう。

そして、次回シングルで、秋元康は指原センターのAKBのためにどんな曲をぶつけてくるのだろう。
大島優子のスピーチにインスパイアされて、思い切りコミカルな曲で来るかもしれない。

秋元康は、すべてを計算ずくで緻密にプランニングしていく、トップダウン型のプロデューサーではない。
きっかけは自分が起こすが、そのムーブメントが、大衆にどう受け止められ、本人たちがどう変わり、そしてそこからどんな新たな動きが派生していくかを、息をひそめて見守り、風向きを巧みに読み、そしてその流れに思い切り乗ってしまうことで、次々とヒットをつなげてきたタイプである。

経営学で言えば、「創発型」のイノベーターでありクリエーターである。
風の読み方と乗り方が絶妙なのだ。

指原を切らずに博多に派遣した策は見事に当たった。
今度は、その指原が1位になってしまったシングルで、どれだけ「お祭り」騒ぎを楽しみ、新たなAKBファンを取り込み、それをさらなる世代交代と、支店活性化につなげるか、早速頭をひねっていることだろう。

個人的にずっと好きにはなれなかったが、今回ばかりは、なぜか、平和の使者である指原におめでとう、そしてありがとう、と言いたい気持ちになった。

以上
ご本人のご家族のブログに全文


この読者からは昨年シリーズで投稿いただいていたので、リンクをはります。
古川愛李推し読者からの投稿その1 選抜総選挙は面白い

古川愛李推し読者からの投稿その2 アイドル歌手が一種のアスリート化

古川愛李推し読者からの投稿その3 パーソナリティが垣間見える総選挙インタビュー

古川愛李推し読者からの投稿その4 選抜総選挙はイノベーションのジレンマに陥っており、衰退の危険をはらむ

古川愛李推し読者からの投稿その5 乃木坂46にはAKB48から失われた魅力があるのは選抜総選挙がないから

古川愛李推し読者からの投稿その6 ジャニー社長の独裁が男性アイドル制覇の原点

古川愛李推し読者からの投稿その7 平嶋夏海についてお答えします。アイドルは自然現象(ナッキー)

古川愛李推し読者からの投稿その8 職人としての秋元康

古川愛李推し読者からの投稿その9 作詞家としての秋元康

古川愛李推し読者からの投稿その10 英語の歌詞には違和感
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スキャンダルの記憶と、選抜総選挙の順位 (KC)

2013-06-14 15:11:37 | 分析系 メンバー
スキャンダルの記憶と、選抜総選挙の順位(KC)

柏木由紀がスキャンダル報道にもかかわらず処分がなかったことは知っているが、メンバーのスキャンダルを丹念に追いかげている訳ではないので、他にもいるのではないかとネットで調べた。

 1位 指原莉乃(HKT48) 移籍
 2位 大島優子(AKB48) 処分なし
 3位 渡辺麻友(AKB48)
 4位 柏木由紀(AKB48) 処分なし
 5位 篠田麻里子(AKB48)
 6位 松井珠理奈(SKE48)
 7位 松井玲奈(SKE48)
 8位 高橋みなみ(AKB48)
 9位 小嶋陽菜(AKB48)
10位 宮澤佐江(SNH48/AKB48)
11位 板野友美(AKB48)
12位 島崎遥香(AKB48)
13位 横山由依(AKB48)
14位 山本彩(NMB48) 処分なし
15位 渡辺美優紀(NMB48) 2ndシングル選抜に入れず
16位 須田亜香里(SKE48)
17位 柴田阿弥(SKE48)
18位  峯岸みなみ(AKB48) 研究生に降格
19位 梅田彩佳(AKB48)
20位 高城亜樹(AKB48/JKT48)
21位 北原里英(AKB48)
22位 木崎ゆりあ(SKE48)
23位 高柳明音(SKE48) 処分なし
24位 松村香織(SKE48)
25位 川栄李奈(AKB48)
26位 宮脇咲良(HKT48)
27位 古川愛李(SKE48)
28位 山田菜々(NMB48)
29位 大矢真那(SKE48)
30位 入山杏奈(AKB48)
31位 木本花音(SKE48)
32位 藤江れいな(AKB48)
33位 佐藤亜美菜(AKB48)
34位 片山陽加(AKB48)
35位 永尾まりや(AKB48)
36位 倉持明日香(AKB48) 処分なし
37位 兒玉遥(HKT48)
38位 田野優花(AKB48)
39位 梅本まどか(SKE48)
40位 上西恵(NMB48)
41位 松本梨奈(SKE48)
42位 斉藤真木子(SKE48)
43位 多田愛佳(HKT48 )
44位 矢倉楓子(NMB48)
45位 武藤十夢(AKB48)
46位 石田晴香(AKB48)
47位 小林亜実(SKE48)
48位 大場美奈(AKB48/SKE48) 謹慎
49位 薮下柊(NMB48)
50位 吉田朱里(NMB48) 謹慎
51位 菊地あやか(AKB48) 解雇
52位 佐藤すみれ(AKB48)
53位 前田亜美(AKB48)
54位 小笠原茉由(NMB48)
55位 田島芽瑠(HKT48)
56位 岩佐美咲(AKB48)
57位 市川美織(AKB48)
58位 磯原杏華(SKE48)
59位 朝長美桜(HKT48)
60位 松井咲子(AKB48) 処分なし
61位 山内鈴蘭(AKB48)
62位 平嶋夏海(卒業生元AKB48) 辞退(実質解雇)
63位 金子栞(SKE48)
64位 中西優香(SKE48)

上記のリストは、過去のAKB48メンバーが犯した男性問題。謹慎や活動中止、解雇など処分されるアイドルとお咎めなしメンバーとの違いとは?というサイトの情報を参考にした。以下、私自身の記憶の有無を記載する。

<<記憶が明確にある>>
08、菊地彩香、<15>、男性とのプリクラ流出、解雇
10、秋元 才加、<22> 、自宅に演出家男性宿泊、キャプテン辞任
11、大場 美奈、<19>、男性とのプリクラ流出、謹慎
12、平嶋 夏海、<19>、男性との私的写真流出、活動辞退
12、米沢 瑠美、<20>、男性との私的写真流出、活動辞退
12、指原 莉乃、<19>、ファン男性と交際報道、HKT48移籍
12、増田 有華、<21> 、タレントとの交際報道、活動辞退
13、峯岸みなみ、<20>、男性歌手宅へのお泊まり報道、研究生降格
10、石黒 貴己、AKB48の17thシングル選抜総選挙で研究生ながら40位になり、アンダーガールズ入りを果たした。総選挙締め切り前に、同年代の男性との抱き合うプリクラがネットに流出 (リンクしたサイトには解雇と書いてあるが、セレクション落ち) プリクラ写真をリンク
11,、島田玲奈(NMB48) 加入前に男性と撮影したプリクラが流出して謹慎。復帰の是非に関するファン投票の結果が開票され、賛成票が過半数を越え復帰が決定

記憶があいまい>>
AKB48 西川七海 (解雇)⇒読者モデル  (現在乃木坂46)
2009年7月 8期研究生の西川七海の彼氏とのプリクラが出回り 「AKB48の研究生としての自覚に欠けた軽率な行動を取ったことが判明した」として解雇。

AKB48 小野恵令奈 (解雇)⇒女優として活動中
2010年、交際している彼とのプリクラ画像がネットに流出

AKB48 豊田早姫 (解雇)⇒別グループで活動再開
2010年10月、人気アイドルグループ・AKB48の研究生だった豊田早姫は、彼氏とのプリクラが流出したとのことでグループを脱退。現在はアイドルグループ「パワースポット」で活躍

<<次の4人は、処分なしと書いてあるが、スキャンダル報道の記憶が私にはない>>
山本彩はNMBメンバーとして唯一お泊まりデートが発覚

松井咲子 元彼との2ショットプリクラが流出も、AKB加入前の写真だったので処分の対象にはならず

矢神久美 2011年2月10日ごろあるブログに SKE48メンバー矢神久美と男性のツーショット写真が流出。 東京ディズニーシーで撮られたものであることから彼氏とのツーショット写真と噂された 過去に友人達と遊んだ際に撮った写真であるということから 注意のみ

高柳明音 彼氏と思われる男性とのツーショットプリクラが流出  

<<記憶ある>>
処分なし倉持明日香はよく覚えているが、これは男性スキャンダルではない。
2009年9月「Flash」に中学時代の倉持明日香の 手ブラセミヌード写真が本人のコメント付きで掲載 当ブログでも記事にした

<<調べたサイトに記載ないが、記憶にある>>
大島優子 男性俳優との交際報道
篠田麻里子 週刊文春報道、事実無根と係争していた記憶あるので、リストには記載せず。
渡辺美優紀 (シングル2曲目で選抜入りしていないのは謹慎だったという記憶)
吉田朱里 (謹慎解除の是非をファンの投票で決めた記憶)があった。

感想:スキャンダル報道、処分のあったメンバーの活躍が目立つ。

KC
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第5回総選挙雑感(読者からの投稿その2)

2013-06-14 00:00:21 | AKB48
第5回総選挙雑感(読者からの投稿その2)

今までの総選挙では、一貫して、すべてのメンバーが同一の軸で、厳然と順位づけされ、序列化されてきた。

上位になるには、歌にダンスに励むことはもとより、メディアの露出も勝ち取り、握手会を始めとする地道な営業活動でコアなファンを掴み、さらにググタスやブログでもまめに発言し個性を際立たせなければならない。
それでいて、まっとうに頑張ること、露出を増やすことが票につながる保証はない。
むしろ、ファン心理は危機にこそ燃える傾向があるため、一般にファン層が広がっても逆に選挙での順位が落ちる板野友美のようなパラドックスも少なくない。

そして、どんなに人気のある若手でも、なかなか神7の壁は崩せない。

そんな正攻法で、心身をすり減らし、無力感に打ちひしがれてきた多くのメンバーたちは、指原の快挙を「うそでしょ」「ずるい」「ありえない」と思ったかもしれぬが、逆に、指原は自分たちと違う種目で、違う戦い方で1位になれたのだ。そう思うこともできたはずだ。

言い換えれば、AKBで1位になるには、別にどんなやり方でもいいし、もっともっと自由でよいのだ。
前田敦子になる必要も、大島優子を目指す必要もないのだ。
自分は、自分なりの力、個性で、自分に与えられた場所で、自分を信じてやっていけばよいのだ。

そう勇気づけられたメンバーも少なからずいたのではないか。

そして、真摯にパフォーマンスを磨いてきたメンバーから見れば、指原に選挙で敗れたことは、決して痛手にはならないだろうし、トラウマにもならない。
なぜなら、彼女は彼女のやり方、指原wayで1位になったのであり、指原が、あらゆる場面での「不動のエース」というわけではないからだ。

所詮、総選挙は、たった1枚のシングルの選抜を決めるお祭りにすぎないのだ。
みんなにかけられていた魔法の呪縛が解け、目が覚め、そんな単純な事実に気が付いた。

もちろん順位は上の方が良い。
努力は報われてほしい。

でも、その順位が一つ上がったから、下がったから、何かが変わるというものではないのだ。
それぞれの、固有のやり方が、どれだけ指示されたかの指標でしかないのだから。

だからこそ、自分なりのやり方で、去年より一人でも多くのファンを惹きつけて、票を増やしたい。
自分との闘いとして。

そんな風に、多くのメンバーは思ったのではないか。
だから、今回の選挙後、指原のウイニングラン?をしり目に、多くのメンバーが、実に晴れ晴れとした清々しい笑顔で、会場を去っていった。
こんなに後味の良い、爽やかな総選挙はそうあるまい。

自分を真のアイドルと思いきれない、半端なアイドル、指原にしかできない芸当だったろう。


会場中がそんな平和なムードに溢れていた時、二人だけ、非常に険しい表情をしていた人間がいたことが、私には気になった。

成田から駆けつけて、何気にスタジアムの解説者席で観戦していた前田敦子と、ウィッグを外して現れ、18位にランクされた峯岸みなみである。

二人の心中、真意はわからない。
しかし、TVの画面から垣間見た二人の表情からは、こんな心情が透けて見えた気がした。

前田敦子は、自分があれほど苦しい思いをして求め、盟友大島優子と二人で争い、守ってきたトップの座と、指原という存在がどう考えても結びつかない、といういわく言い難い戸惑い。

そして、周囲が爆笑の渦に包まれるなかでも、厳しい目線を緩めることのなかった峯岸には、指原に対して、より複雑な心情があるのかもしれない。
自分は1期生の中で、歌もダンスも負けていなかったはずの前田に「渚のチェリー」であっさりとセンターの座をさらわれ、以後、常に後列に甘んじてきた。
でも、見れば見るほどセンターで輝いていく前田敦子の姿に、いつしか自分も、一番近くにいる前田敦子ファンとして、憧れの気持すら抱くようになり、あっちゃんになりたいが、なれない自分に折合いをつけてきた。
バラエティー班として、MCやコメントでは誰にも負けないという自負を持ってきたが、自分はアイドルなんだ、アイドルになりたいんだ、という残り5%のプライドはどうしても捨てることができなかった。
だから、プライドのかけらも見せずに、すいすいバラエティーの世界で居場所を作っていく指原には複雑なやっかみを感じていた。
敦子が卒業し、若手が台頭し、恋愛沙汰で古参メンバーが次々と辞めていく。

自分はどこに居場所を求めればよいのか。
揺れていた自分、現実から逃避していた自分、どこか脇が甘くなっていた自分。
そんな自分が起してしまった恋愛騒動で、奈落に突き落とされてみて、改めて自分にはAKBしかないこと、AKBをとことん愛していたことを思い知らされた。

運営や秋元Pとどんな話があったのか知らぬが、AKBに残りたい一心で丸坊主にして謝罪したことが、思わぬネガティブな反響を呼び、自分の誠意や反省もどこかに紛れてうやむやになってしまった。
研究生として一から出直そうと心に決め、バラエティでも努めて笑って明るくふるまい、再起を期してきた。
だから、この総選挙は、けじめの意味で、ウィッグを外し、今のありのままの自分を見てもらい、自分の決意のほどを知ってもらいたかった。

しかし、なぜ指原?
あのあっちゃんのためにあった最上位の席にいるのが指原?

バラエティでは自分の方がずっと先を行っていたはず。
指原だって即刻、辞退になってもおかしくないほど叩かれたのに、博多に移って、何食わぬ顔をして今まで以上にメディアに露出して。
何かを失うどころか、得るものばかりで。
よりによって1位。
しかも、それを周囲はおかしいと思うどころか、笑って許してしまっているこの雰囲気。
じゃあ、私の立場はどうなるの。
私の居場所はどこに残されるの。

そんな風に思ったかどうかは定かではない。
しかし、彼女だけはあのステージ上で笑っていなかった。笑えなかった。

その後のインタビューでも、何度も自分の髪の毛について触れ、育毛剤も使った、というネタを披露していた。

彼女の心情を慮るにやぶさかではないが、そういう痛いネタを語れば語るほど、この日の総選挙のムードから浮いて行った気がする。
彼女なりのこだわりとプライドとは対極にある指原が最大の支持を得てしまう現実から。

もちろん峯岸にはしっかりとコアなファンがついているし、歌もしゃべりも巧みで、愛すべきキャラクターであることに変わりはない。
今後、運営が彼女をどう遇するかにもよるのだろうが、指原が遠いところに羽ばたいてしまい、篠田麻里子、板野友美など1期生が続々と卒業する中で、彼女がどこに自分の居場所を求め、どうやって、愛してやまないAKBに貢献していけるのか。
微妙な立場に立たされていることは否定できない。

(続く)
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柏木由紀のスキャンダル報道無視は正解だった(KC)

2013-06-13 14:48:37 | チームB
柏木由紀のスキャンダル報道無視は正解だった(KC)

柏木由紀の合コン報道が週刊文春に載ったのは、峯岸みなみが坊主になった直後。

平嶋夏海は辞退(実質は解雇)
指原莉乃はHKT48に移籍(左遷)
峯岸みなみは研究生降格
という処分があったのに、柏木由紀には処分がなかった。

これは、週刊文春の報道が嘘だったからなのか。

われわれファンは、スキャンダルが本当にあったのか、真実を知るすべがない。
メディアやネット、口コミの情報から推察することしかできない。

処分がなかったということは、ゆきりんが合コンに参加しなかったからだ・・・・とファンに思わせた・・・・そして得票数は昨年より増えて、4位という立派な順位。

総選挙の解説記事で、スキャンダルというと、指原・峯岸・平嶋の話題が中心で、
スキャンダルを克服して柏木由紀4位という報道をあまりみかけなかった。

スキャンダル報道があったという記憶が薄れている。

週刊文春のスキャンダル報道を無視した運営の判断は正解だった。

筆者は意地悪い見方しかできないので、本当は合コンに参加したのだが、プロダクションの力が強いので、秋元康とAKB48運営側を説得したと想像する。

KC
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指原莉乃1位は、失敗しても、チャンスがあるという勇気を与えてくれた。日本経済にとり好ましい結果(KC)

2013-06-13 12:00:09 | 分析系 メンバー
指原莉乃1位は、失敗しても、挽回のチャンスがあるという勇気を与えてくれた。日本経済という資本主義にとって好ましい結果(KC)

こちらの記事に対して「何故お前(KC)は、人の気持ちを暗くする記事しか書けないのか」という批判を頂いたので、今日は、とても前向きで、皆さんを明るくする記事を書くことにする。

指原莉乃は、昨年の選抜総選挙で4位に輝いたあとに、失脚した。
このブログでは、「指原莉乃のHKT48移籍は左遷ではなく栄転」と書いたが、もちろんこれは少数意見で、世間の評価は、男性スキャンダルを起こした指原莉乃に対して冷たかった。

失脚して、左遷されたにもかかわらず、博多でHKT48の一員として実績をつみ、
その努力が九州というローカルで認められ、そして選抜総選挙という全国区の舞台で結実する。

こういう組織は、活力を継続することができる。

筆者の個人的な話題で申し訳ないが、会社の同僚と飲みに行くと、会社批判、経営方針に対する不満、経営陣への不満に話題が収斂することが多い。
しかし、私は会社人事を客観的に評価して、例えば、
社長になったAは、課長時代に、スペインの仕事で大きな失敗をしたが、事故後の誠意ある対応が、客先・官庁に評価され、左遷することなく社長に上り詰めた。
あるいは、社長になったNは、課長時代に、アメリカの仕事で、数百億円の赤字を出しがた、若いことから修羅場を潜り抜け実績が評価され、官僚的階段を登りつめたエリートより経営者としてふさわしいという理由で社長に選ばれた
ことを例にあげて、失敗しても、失脚することなく、チャンスが与えられる会社に在籍していることの幸運に感謝しなければならないと説いている。
資本主義の社会で企業が生き残るには、失敗しない官僚エリートでなく、失敗経験のある経営ができる人材を登用するのは鉄則なのであるが、これができていない企業は世の中に多数ある。

前田敦子のように、なんのとりえもないアイドルでもAKB48のセンターとして輝くことができた、という事実からの類推である。エリートである小野恵令奈でなく、一見無能に見える前田敦子をセンターにした判断が秀逸。

しかし、これからは、
「指原莉乃のように恋愛禁止を犯し、失脚したにもかかわららず選抜総選挙1位になったように」という比喩を使うことができる。

資本主義は、チャレンジして失敗しても、チャンスを与えられ、与えられたチャンスをものにすればトップにたてる(あるいは、儲けることができる)社会の仕組みである。

アメノミクスが資本主義という競争社会で成功するには、
チャレンジして、失敗しても再度チャンスがあるから、チャレンジする人が続いていくことが、実感としてもてることが肝要である。

失敗したらチャンスはなく終わりでと思わせる社会は、官僚主義であり、崩壊前の社会主義国(例えば東ドイツ)の社会。

現実には、日本も東ドイツと同じだなと悲観することも多いが、指原莉乃1位は、東ドイルとは異なり日本は、失敗しても頂点にたてる可能性のある社会であることを、

AKB48選抜総選挙で、指原莉乃が証明したことは、

日本の将来にとって、たいへん価値のあることである。

大げさに表現すると、アメノミックスは指原1位により、成功する可能性が高まった。

共産主義には神にはいないが、日本には資本主義の神(の見えざる手)が、指原莉乃に手をさしのべたような気がする。

KC
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第5回総選挙雑感(読者からの投稿その1)

2013-06-13 00:00:16 | AKB48
第5回総選挙雑感(読者からの投稿その1)

折しも、重厚で閉鎖的な雰囲気の日本武道館から、ワールドカップ決勝の舞台と
なったオープンな日産スタジアムに場所を移した第五回選抜総選挙は、この移転が
象徴するような劇的な変貌を遂げたように思う。
少女たちが、真剣に斬り合い、血を流す、見るも痛々しい壮絶な審判の場から、お
おらかで華やかな祝祭の場への変化と言えようか。

もちろん、総選挙が1年間の彼女たちの活動、努力が冷厳に定量化され、序列化され
る厳しい審判の場であることには変わりないが、フジの中継で見た限りでは、昨年
までの選挙と比べて、一人ひとりの表情はリラックスして、スピーチのトーンもカ
ジュアルで肩の力が抜けたものが多かった気がする。
様々な要因があろうが、広大な日産スタジアムの開放的な雰囲気も、彼女たちに好
ましく作用したのではないか。
特に、昨年までの武道館のように、ステージ下にメンバーたちが陣取り、嫌が応に
も視線に入るレイアウトから、ミスユニバース的に、コールを待つメンバーもス
テージ上横に同じ方向を向いて座る配置に変わったことで、スピーチ時には観客し
か目に入らなくなり、自ずと、他のメンバーへの意識よりも、ファンの目線にのみ
集中できたことも、「宣言」調や「挑発」調よりも、「告白」調のスピーチが増
え、親密な雰囲気が漂った要因だったかもしれない。
実際、松村香織のビデオ映像を見る限り、まぶしいライトで客席はほとんど見えな
い状況であり、より、自分の世界に浸りやすい環境に思える。


昨年の第四回総選挙は、絶対エースである前田敦子の抜けたポジションを誰が埋め
るのか、ライバルと目された大島優子が順当に跡を襲うのか、前田票はどこに流れ
るのか。これを追うのは渡辺麻友や柏木由紀なのか、はたまた世代交代を目するさ
らに若い世代なのか。
前回までと同様に、この選挙の序列そのものに、世間一般も、そして本人たちも神
経を尖らせ、それが会場での張りつめた雰囲気、表情、そして多くの気丈なスピー
チに表れていた。

高橋みなみの「努力は必ず報われる」、「トモもここにいていいんだ」板野友美の
切々とした心情の吐露、小嶋陽菜の「私も一押しにしてください」という可愛くも
切実な訴え、そして、圧巻ともいえる篠田麻里子の「つぶしに来い」発言など、昨
年の総選挙は、ベテラン組を中心とした、順位に対するこだわり、意地、プライド
が火花を散らした、「闘い」の場であり、本職の政治家をもうならせるほどの名ス
ピーチのオンパレードとなった。

柏木由紀を凌駕しながらも一歩届かなかった渡辺麻友や、ついに松井玲奈を超えて
ベスト10入りは果たしたものの神7の壁に跳ね返された松井珠理奈など、篠田の檄
を真剣に受け止め、いよいよトップ狙いを言葉にあらわした新世代の「闘
志」も、AKB第二幕の幕開けを感じさせた。


そして、第五回。
世代交代がどんな波乱を呼ぶのか、に世間の耳目は集まったが、終わってみれば
「指原に始まり、指原に終わった」総選挙だった。

「つぶしに来い」という篠田を、勝手につぶれてもおかしくないヘタレの指原がす
るりとかわして4位に入り、フジテレビを喜ばせたのもつかの間。
「調子に乗るな」とばかりに、渾身の力をこめて過去のスキャンダルをあげつらっ
てつぶしにかかって来た週刊文春の記事で、HKT移籍が決まったのが、総選挙からわ
ずか1週間後の6/15だった。
栄光から奈落へ、もう指原も終わったか、と思われた。

それからの彼女の苦闘と再起、努力は、多くのメディアに取り上げられ、ドキュメ
ンタリー映画でも一つのモチーフとして描かれたが、何よりHKT48のメンバーを盛り
立て、引っ張る姿が、従来のAKBファンの枠を超えて世間の共感と信頼を克ち得たこ
とが、今回の速報での一位、そして最終結果で、15万票の大台を超える圧勝につな
がったのだろう。


早くも3位に、昨年2位だった渡辺麻友がコールされ、残る二席に、ディフェンディ
ングチャンピオンの大島優子と、速報1位の指原莉乃が残る、1年前に一体誰がこの
展開を予想できただろう。

そして、あろうことか、第二位に大島優子の名前が呼ばれたとき、7万2千人の観客
も、そしてテレビの前の数千万人の視聴者も、Youtubeを凝視していたオタたち
も、大きくどよめいたことだろう。

2位に沈んだ大島優子の、何とも拍子抜けしたような、まさに「笑うしかない」と
いった笑顔がすべてを物語っている。
「いやあ、涙の一つも出ない。なんでしょうこの気持ち。おなかを抱えて笑ってし
まう総選挙は初めてです」
このスピーチは見事なリアクションだったと思う。
大島優子はもともと気配りばかりする、優しい子である。
事務所の後輩である指原の活躍を祝福してあげたい気持ちも素直に持っていよう。

しかし、彼女が前回、自分を踏み台にしてもらいたい、超えて欲しいと奮起を促し
た若手は、決して指原ではなかった。
渡辺麻友や松井珠理奈を始めとする、若手のエースたちは、彼女の期待に応えるべ
く、今までになく自分を前面に出し、AKB全体を引っ張ろうという意思をみなぎらせ
てきた。
彼女たちに道を譲って、卒業しよう、そんなスピーチも用意していたかもしれな
い。

なのに、指原である。
指原は愛すべき後輩ではあるが、前田敦子と自分が争ってきた総選挙の1位を担う器
か、と言えば、大島優子ならずとも、メンバーたちの誰もそうは思っていなかった
だろう。
秋元康をはじめとする運営にとっても、決して望んでいたシナリオではなかったに
違いない。

しかし、なんなのだろう、この気持ち。
なぜこんなに笑えるのだろう。
えっ?ここって、あの、血で血を洗う総選挙の場じゃなかったの?

この大島優子の戸惑い、そして笑いが、このシーンを目撃したすべての人を包ん
だ。
指原自身だって、1位は予想していなかっただろうし、謙虚な彼女は、尊敬する前田
敦子や大島優子と同列に立ったなどとは夢にも思っていないだろう。

だからこそ、これまでの総選挙の持っていた重苦しい意味合い、殺伐とした雰囲
気、何とも言えない後味の悪さを根底からひっくり返し、この場を、笑顔に満ちた
祝祭の場に変えてしまった指原のパワーに、私は素直に天晴と脱帽した。

あの、伝説になった第二回総選挙での、アンチによる「前田、前田・・・」という
呪詛、第三回総選挙での「私のことは嫌いでもAKBは嫌いにならないでください」と
いう、前田のあまりにも悲痛な訴え、楽屋裏で泣き崩れた大島優子。
年々エスカレートし、先鋭化し、ファン同士の争いもし烈化し、誰が勝っても常に
荒涼とした苦さが残る真剣勝負。

たかがアイドルの人気投票でしかない、内輪のノリだったはずの総選挙が、行きつ
くところまで行ってしまっていた。

前田敦子が卒業することで、このし烈な争いが緩和され、次世代の争いに焦点が移
り始めた中で、他方、不動の軸を失ったAKBは、おそらく求心力も活力も低下し、明
らかに下り坂を迎えるだろう、それが、私自身の第四回の時点での印象だった。
この先、AKBはどこに行くのか。どこに行けるのか。それは、彼女たちにとって望ま
しい方向なのだろうか。

第二の前田敦子、第二の大島優子は現れるのか。
しかし、あくまで「第二」であったとすれば、それは小粒な争いに終始し、結局は
AKBが飽きられてしまうのではないか。
それでも、毎年、メンバーたちは胃の痛む、辛い総選挙をくぐり続けなければなら
ないのか。

そんな疑念を、あっけらかんと、しかも期せずしてぶち壊してしまった指原莉乃は
ただものではない。
こんな生き方があったのか。
こんな風にして1位になってもいいのか。

小林よしのりならずとも、保守的なAKBファンなら、ついそうボヤいてしまいたくな
るほど、あっさりと、前田や大島のル・サンチマンを超えてしまった指原。
1年前には、あわや活動辞退か、という崖っぷちに追い詰められた、決してセン
ターのオーラなどない、自らのソロシングルですら、後輩にセンターを奪われてい
た指原が、全く違う場所で、全く異なるやり方で、ゆうゆうと1位を仕留めてし
まった。

逆に、こんな選挙になったのだから、もはやAKBは何でもありなのだともいえる。

(続く)
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指原莉乃、センターの記憶(ナッキー)

2013-06-12 15:13:30 | チームA・チームK・SDN48
指原莉乃、センターの記憶(ナッキー)

シアター公演のアンコールで、指原莉乃がセンターで歌った曲を見たことを思い出した。記憶の糸をたどると、

チームBからチームAに移籍後、
曲は、「ヘビー・ローテイション」

大島優子が1位になったのは、2010年の選抜総選挙、
組閣後、目撃者公演が始まったのが、2010年7月27日。記憶と事実が合致する。

指原莉乃がセンターだったのは、なぜだろう。
大島優子センターの「ヘビー・ローテイション」を他のチームAメンバー(前田敦子、篠田麻里子、小嶋陽菜、板野友美、高橋みなみ)に歌わせるのをはばかったからなのだろうか。

セットリストが終わり、
最後にもう一曲との紹介(これが誰だったかまでは覚えていない)
スタンドマイクがセットされ、
指原莉乃がセンターの位置に立った時、
客席がどよめいて、

それに対して指原莉乃が「うるせー、私がセンターなんだよ」という表情をしたのを思い出します。

ナッキー
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