WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

5月7日 小町手づくり市

2011年05月07日 | 手づくり市

午前中は雨が降りそうな重い空でしたが午後からは晴れて暑いくらいでした。
ゴールデンウィーク終盤ということでか、出店数も70店くらいと私が出店しだしてから(4回目)最も多かったです。しかし来場者数は思ったほどなく前回(4月)並というところでした。みなさん他へお出かけということだったのでしょう。

マイブース
今回は木工品の出店が5店もありました。それぞれ芸風があり、幸い?私のようなログ風、自然木風は他になかったので大小スツールはまあ売れました。しかし、木のオモチャはどの店も似たり寄ったりの物が多く、ポルシェが1台売れたのみで、なんとか場所と足代が出た程度でした

二匹目のドジョウを狙って“公約”どおりログ風ベンチを出してみました。思惑通り「これいいね」と言ってくれたり座ってみたり、興味を示してくれるお客さんは多かったのですが、売れませんでした。こういう大物は、売れると売り上げがぐっと上るのですが、売れ残るとまた持って帰るのが大変です。

<気になったお店>
似たり寄ったりの木のオモチャの出店が重なる中、動きのアイデアがとても斬新でユニークでした。

ユンボ。ちゃんとアームもバケツもユンボの動きをするんです。子供達がユンボの構造を理解するのにとても良い教材でもあると思いました。小学校でユンボは習わないかもしれませんが。惜しむらくはキャタを履いていなかったところ。これで木キャタ履いてれば完璧だったのに。
幼いころ、工事現場の重機をいつまでも飽きることなく眺めていたことを思い出しました。

ショベルカー。もちろんショベルが動きます。キャタ履かせればブルにもなる?

フォークリフト。ちゃんとパレットの拾い上げ下ろし、リフトアップまでできるようになっていました。

新作クレーン車。車輪が回るのは当たり前。ちゃんとアウトリガーも出て、2段ブームが伸び、もちろん吊り上げもできます。クレーンユニットは旋回まで可能。しかも構造は以外にシンプル。現代のカラクリ、もう匠の技でした。ただし値段もそれなりで売れてはなかった。それだけの価値はあると思いましたが。
今度お会いしたら林業用プロセッサをお題にお願いしてみようと思います。できたらスゴイ。

ちなみにこの師匠、あの“某有名手づくり市”には出店されないそうです。理由は私と一緒。

切り絵の刻紙庵さんといい、手づくり市ではたまに「何でこんなスゴイお方がこんなところで(失礼)」と思わせられる方に遭遇することがあります。これもまた手づくり市の醍醐味。「オレはこんなにスゲーんだぞ!」とガツガツせず、マイナーなままで飄々と製作されているところが一層スゴイ。私もそんな達人になれるように精進したいものだと思いを新たにいたしました。