WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

お花見

2012年04月23日 | おもしろ博物館

2週間前、友人の案内で嵯峨野へお花見に行ってきました。

ここは知る人ぞ知る(MOA美術館は行ったことありますが、この施設は永年京都にいて不覚にも私は知りませんでした)とある宗教団体の庭園施設。さすが信者から金を集めてるだけあって、無料茶接待、広沢池からの無料舟遊覧花見サービスと余裕たっぷり。もっともわずか3日間だけの一般開放ですが。

ま、超有名教団なので匿名にすることもありませんわね。
世界救世教。言わずと知れた「手かざし」グループの古手。祖、岡田茂吉の説いた自然農法、大衆的芸術活動には共感する部分もないわけではありませんが、近代医学を否定し浄霊による救済を説くにいたってはかなり胡散臭い。まして、岡田亡き後四分五裂し、各分派の勢力争いは、信者から巻き上げた巨万の富による華美の競い合いに発展、とまあ宗教界にはよくあるパターン。とりわけMOA美術館、滋賀県信楽のMIHOミュージアム(大分派の一つ「神慈秀明会」)の金にあかせた美術骨董品買い付け争い、それぞれのコレクションは一見の価値ありではありますが(エコノミック リリジョン ジャパン)。宗教のことを考え出すと気分が悪くなるので興味のある方はあとはWikipediaででも見てください。

日本の「破綻財政」建て直しの一環で宗教法人課税が検討されているそうですが、大賛成

さて頭を冷やして、ここでほんとに紹介したかったのは胸糞悪い宗教施設ではなく、近くにある“雅な”京都の知る人ぞ知る隠れた穴場。京都で代々ある仕事を受け継いでいる超有名人のお庭。

行ってみたい方はご自分で探してくだされ。


上賀茂市

2012年04月23日 | 手づくり市

4月22日、風雨をついて上賀茂手づくり市に出店しました。

天気予報で悪天候が確実視されたので、すぐたためるように大物は出店をあきらめ超小ぢんまり出店。
幸い、開始早々に4組のお客様がお買い上げいただいたので全くのボウズという悲惨な結果にはなりませんでしたが。

案の定、昼ころには強風の雨が吹きつけ...

1時半ころに早々に退散しました。
出店数もいつもの半分近く、100店くらいでした。その内訳も日延べのきかない食品関係が大半(なぜかパン屋さん、クッキー・ケーキ屋さんがやたら多かったです)。いつも見かけるスツールなどのちょっとかさばる木工品の店は皆無。普段多い服飾関係や焼き物や革製品も少なかったです。

前にも書きましたが、どの手づくり市も「警報」が出ない限りどんな悪天候でも強行開催されます。キャンセルしようにも出店料と同じキャンセル料を取られます。
しょうがないので出店しましたが、私のように商品が大きくてかさばる店には悪天候はほんとにツライです。昨年10月の市役所前でのものづくり市も台風寸前の超悪天候で散々な目に合いました。
主催者側としても準備に経費もかかることは理解できますが、どんな悪天でも強行開催して丸まる徴収するというのはいかがなものでしょうか。出店者の私的な都合によるキャンセルは別として、せめて悪天候でやむをえないキャンセルにはキャンセル料を出店料の半額くらいにできないものでしょうか。

そんな状態でゆっくり見て歩くこともできず、手づくり市のもう一つの楽しみ方、とくに印象に残った面白いお店もみつけることができませんでした。