でもめている。
オッチョコチョイのバカ知事が「尖閣を買う」などと口ばしっちまったおかげで「領土問題」を認めてしまった。まさに「語るに落ちた」というやつである。
中国では反日デモ。日本では右翼的政治家、評論家がここぞとばかりに臨戦体制を煽る。
でこの騒動、そもそもいったい誰が得をするのだろうか?
中国も日本も今や、経済的にはすでに相互依存に陥ってしまっていてどちらも本音はもめたくはない。世界第2と第3の経済力とされる国どうしが仲良くされては“面白くない”のはどの国か。さらに加えて成長著しい韓国や電子立国台湾などアジア諸国が組んで「大東亜共栄圏」を作られたらどうなるか。
そう、アメリカにとっては一大脅威である。
朝鮮半島、ベトナム、中東、フォークランド、アフガン、イラク、...。頼まれもしないのに次々とチョッカイを出しては当事国を引っかきまわして、罪もない国民を苦しめ金儲けをしてきた武器商人国家アメリカ。銭にならないアフリカの紛争などは知らんぷりだった。
新聞報道によると、バネッタ米国防長官は尖閣問題では、
「米国は相対する主権に関する紛争にはどちらの肩も持たない。当事者が冷静に対応することだ」
と今回は高見の見物を決め込んでいるらしい。
そりゃそうだろう。黄色い劣等人種どうしがもめて疲弊しようが知ったこっちゃない。むしろ成長著しいアジアの経済的脅威が鈍ってくれれば願ったりかなったりだ。
基地一つ移転するにも、オスプレイ一つ買わせるにもなんだかんだと小うるさいイエロージャップ。(そう言えば、アンブレラ社がこっそり入り込んでいた東京からTウィルスが世界中に蔓延する「バイオハザードⅣ」にオスプレイが出ていたのはなかなか意味深で感慨深いものがある)中国や韓国、北朝鮮と戦争にでもなってくれれば、向こうから頭下げて「国民を絞って金はいくらでも出すから武器を売ってくださいな、自衛隊を弾除けに差し出しますからもっと米軍を増強してください」とすがってくる、と踏んでいる。
今やツイッターやら“ウェイボ”とやらを使って、簡単におバカな連中を動員できる世の中。
日本では、中国からのサイバー攻撃でHP一面中国国旗にされちまったとか。ほんとかどうかはどうでもいい。要はネットなど簡単に攻撃、煽動できる媒体なのだということだ。そしてその発祥の地は他でもないアメリカなのだ。