岩倉の里山でヤマカガシに遭遇しました。
日本に生息する毒蛇ベスト3は、毒の強さの順にヤマカガシ、マムシ、ハブです。
いわゆる本土に生息するヤマカガシは、実は日本の毒蛇の中でもその毒性の強さはトップなんですね。
ハブは沖縄・奄美地方にのみ生息し、ヤマカガシは北海道にはいない。
ただ、ヤマカガシは臆病でおとなしい性格で、よほど手荒くいじめたりしない限り噛まれることはなく、毒牙も他の2種が口の前方にあるのに対し奥の方にあるのでよほど深くかまれないと毒牙に届きません。
それでも万一噛まれると大変なので野山では注意するに越したことはありません。
その特徴をよく覚えておきましょう。
その特徴は、
1.全長は70cm~150cm。上の写真のものは約70cmとまだ子供のようでした。
2.赤い斑点がある。ただし、赤の濃さは個体によりさまざまで、写真のものはよく見ないと分からないほどうっすらと赤みが確認できる程度でした。
3.頭の形が他の毒蛇のように三角形ではなく四角い。
4.目が頭の先の方にあり、他の蛇より目と口の先端との間が短い。
などです。