4月15日、滋賀県近江八幡市ミモザホールで開催された、沖縄の若手音楽ユニット「ちむぐくる」のコンサート。明るく元気の出る、みんなを励ます歌とトーク、そして観客を置いてけぼりにしない気配りとショーマンシップ。世を恨んだりはかなんだり、惚れたの振られたのといったメメしい歌など一つもない。動画は約2時間のコンサートの始めの一部ダイジェストですが、彼らの優れた音楽性と独りよがりではないショーマンシップを感じ取っていただけると思います。
YouTubeでたまたま聴いた「人のために生きること」のまっすぐでけれん味のないメッセージ、明るく元気でノリのいいメロディーとリズムに惹かれました。沖縄の津堅島で開催された「シマダカラ音楽祭」では、歌だけではないトークとパフォーマンス、ショーマンシップにあふれたステージに魅了され、いっぺんにファンになりました。
最近のリリース「言葉」もいい曲だし、沖縄の太鼓舞踊団=「創作太鼓衆 美らさ」との共作「美らさ」も芸術性の高い素晴らしいパフォーマンス。どれもYouTubeで視聴できます。そして良いと思ったらコンサートへ、CDやグッズも買ってぜひ応援してあげてくださいな。
まだまだ全国区とは言えない彼らですが、そのステージに魅せられ、ぜひ他の人にも聴いて観てもらいたいと応援するファン、サポーター、シロートプロモーターが各地に出現しつつあり、全国を飛び回っています。ま、平たく言えばドサ回りなんですが、ただのドサ回りではない、呼ばれるごとに口コミ、草の根でファンを拡大し続けており、突如TVなどマスコミでも注目され敢然とブレイク、全国に名を知らしめる日も近いと確信します。
今回のコンサートは、全国でも最も強力なサポーター組織の1つ「びわぐくる」のプロモートで今回で4回目とのこと。数10人からスタートした観客も今回は150人を越えたそうです。京都にも来てほしいけれど、残念ながら京都にはまだ強力なサポーター組織が無いようです。