2週間前、友人の案内で嵯峨野へお花見に行ってきました。
ここは知る人ぞ知る(MOA美術館は行ったことありますが、この施設は永年京都にいて不覚にも私は知りませんでした)とある宗教団体の庭園施設。さすが信者から金を集めてるだけあって、無料茶接待、広沢池からの無料舟遊覧花見サービスと余裕たっぷり。もっともわずか3日間だけの一般開放ですが。
ま、超有名教団なので匿名にすることもありませんわね。
世界救世教。言わずと知れた「手かざし」グループの古手。祖、岡田茂吉の説いた自然農法、大衆的芸術活動には共感する部分もないわけではありませんが、近代医学を否定し浄霊による救済を説くにいたってはかなり胡散臭い。まして、岡田亡き後四分五裂し、各分派の勢力争いは、信者から巻き上げた巨万の富による華美の競い合いに発展、とまあ宗教界にはよくあるパターン。とりわけMOA美術館、滋賀県信楽のMIHOミュージアム(大分派の一つ「神慈秀明会」)の金にあかせた美術骨董品買い付け争い、それぞれのコレクションは一見の価値ありではありますが(エコノミック リリジョン ジャパン)。宗教のことを考え出すと気分が悪くなるので興味のある方はあとはWikipediaででも見てください。
日本の「破綻財政」建て直しの一環で宗教法人課税が検討されているそうですが、大賛成。
さて頭を冷やして、ここでほんとに紹介したかったのは胸糞悪い宗教施設ではなく、近くにある“雅な”京都の知る人ぞ知る隠れた穴場。京都で代々ある仕事を受け継いでいる超有名人のお庭。
行ってみたい方はご自分で探してくだされ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます