WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

宮古島2日目

2023年10月05日 | 沖縄

朝一で予約していたレンタカーで観光スタート。
まずは地元の匂いに触れられそうな地域の島尻購買店へ。
宮古島でしか売られていないという「元気の子」と特産マンゴー。
「元気の子」はほぼ「カルピスウォーター」。1回試せば十分。てかあえてこれのために宮古島へ来る人もいないだろう
マンゴーはとっくに季節(7,8月)を過ぎていたけれど、冷凍マンゴーが売られていた。シャーベットのようで案外こっちの方が美味しいかも。無くなり次第販売終了。

観光案内の定番、池間大橋を渡ってみる。確かに海はきれい。ただ人口600人弱、特に産業上必要もないこれだけの大橋を海にかける意味はあるのだろうか?定期船で十分だろう。 池間島民の方には申し訳ないが、基地と引き換えの沖縄振興交付金を使い切るための大いなる無駄遣いとしか思えない。実際、目に入った車は観光客のレンタカーばかり。「わ・れナンバー」以外の車は見かけなかった。
池間島自体、申し訳ないが海の景色(これも沖縄本島とそう変わらない)以外これと言って観光に値するスポットも無いので渡ったらそのまま引き返す。

池間大橋手前にある「すむばり食堂」。タコ🐙料理が売りらしいのでタコ炒め750円を試食。期待していたのですが、こう言っちゃ何ですけど普通にタコ炒めでした。
「すむばり」とは「隅っこの畑」という意味だそう。地域の中でも貧乏で端の方の畑しか使わせてもらえなかった一家のことなのでしょうか?
 
宮古島特産。黒糖ピーナツ、雪塩黒糖、泡盛菊の露VIP。
黒糖は多良間産!?「宮古島は島の半分はサトウキビ畑なのになぜ地元産をつかわないの?」と尋ねたら、「宮古島には製糖工場がなく、多良間島にある製糖工場で粗糖にして、各地の黒糖製品製造地に卸されて商品化されるから粗糖製造地の多良間島が原産地になる。宮古島では多良間島産粗糖を「再輸入?」して最終商品化している」んだそうです。
雪塩黒糖は宮古島特産の雪塩と黒糖のコラボ商品。塩が加わって独特の柔らかで上品な甘みになっていて美味しいです。御茶菓子に良さそう。
 
人頭税石。
本島の首里王府は農民に重税を課した。この石の高さより大きくなると納税義務の対象(大人?)とされた、と言われている。が、大勢いの島民をいちいち石の高さと背比べなど現実的とは思えないし、観光用の作り話ではなかろうか。


ちょっと穴場かも。来間島大橋で来間島へ渡ってすぐ、入江橋のたもとに交通安全の看板と公園の案内板が。
石畳の道を行くと沖縄本島で有名な観光地ガンガラーの谷のようなジャングルが。約300m、5分ほど行くと突然、真っ赤なタコ🐙のオブジェ。
そこから波立つ宮古ブルーの海と来間大橋が一望できる。誰もいない。今日の収穫はここかも。


宮古島はオフシーズンのためか、休業中の施設も多かった。主な観光地は海岸沿いの景勝地とダイビングスポット。あとは夜のライブ居酒屋街くらい。
お金持ちは空調の効いたオーシャンビューの高級リゾートホテルであまり出歩かず1週間ほどノンビリゆったり過ごすんだろうな。
その他はビジネスホテルクラスやウィークリー利用で数日レンタカーで走り回って帰る。ダイバーは中長期でゲストハウスに住みついている人も多い感じ。
それにしてももう10月だというのに恐ろしく蒸し暑い。写真はエアコンの効いている車から降りてサトウキビ畑を撮影したときのもの。モヤがかかっているように見えるのはスマホカメラのレンズが湿気で曇ってしまったため。メガネも曇る。冬のスキー場と逆🤣 申し訳ないけど、正直よくこんなところに住んでられるなあと思ってしまった。
確かに海は抜群に美しい。しかしいくら美しくても毎日はさすがに飽きるだろう。島内部は一面ザワワのサトウキビ畑ばかりで何もない。
宮古空港や港のある平良周辺は夜だけライブ居酒屋で賑わうけれどどこも似たり寄ったり。住民、観光客とも行動パターンが一律で限定的。正直ちょっと期待外れだった。

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