新型コロナの第6波感染爆発でマスク騒動以来の、今度は検査騒動、ワクチン騒動となってまたぞろ行列やら価格暴騰でネット通販で一儲けをたくらむ連中やら、まったく日本という国は...。
今さら嘆いたところでしようがないのだが、コロナ感染拡大初期に「検査など擬陽性も多くやっても無意味」だのとTVで吹きまくっていた某元大阪府知事など、検査否定論者の最近おとなしいこと😛。
では第6波感染爆発対策はというと、TVの「専門家」サンの答は「従来通りの感染対策の徹底とワクチン3回目接種の促進」。何も言っていないのと同じだ。
国民の間では、3回目接種では根拠のない「ファイザーワクチン奪い合い」が起きている。これもこれまでのファイザー優位の訳の分からない印象操作の影響だ。政府と専門家は「ワクチンの種類と仕組み」についてもっと丁寧に正確に国民に説明して、まっとうな行動を判断するための材料を提供すべきだ。
①ワクチンには無毒化または弱毒化ウィルスワクチン、ウィルス構成成分抽出ワクチン、RNA、DNAワクチンなどがあり、対応できる抗原の種類や数、効果の度合いが異なること。
②”ブースター”とは、「時間が経過して抗体産生能力が減少した場合に同じ抗原を追加接種して抗体産生能を再度刺激・上昇させること」を言う。その意味ではファイザーを打った人にファイザーをブースト接種することは無意味ではないが、問題はファイザーのRNAワクチンがいつまでも数少ない抗原反応性を残しているかどうかだ。
もたもたしている間にもどんどん変異しているウィルスに対応するにはできるだけ多くの抗原対処能が必要なのであり、その意味ではファイザーを打った人には、むしろ異なる抗原部位に対応できるであろうモデルナを、モデルナを打った人にはファイザーを打つべきなのである。
なにより、ワクチンを対策の柱にするのであれば一時しのぎのRNAワクチンではなく、多抗原部位に対応できる無毒化弱毒化ワクチンの開発を急ぐべきである。
同時に、対策の遅れの割には感染拡大が比較的小さいアフリカ系のウィルス耐性遺伝形質の解明も急がれる。
そしてなにより緊急基本的対策として、これまでのザルのような水際対策による新しい変異種の海外からの流入をこれ以上させないこと、万一流入しても安易に拡大させないことである。その筆頭は、権力に近づくものほど口ごもる米軍基地であり海外取引企業の社員たちだ。
例え影響力のある有名選手だろうと原則を厳格に守ったオーストラリア、未だに欧米と比べれば一桁も二桁も人口比感染者の少ないニュージーランドや台湾、マダガスカルなど、そしてこれだけ大騒ぎにはなっているが、実は対欧米では今のところまだ少ない”島国”日本の共通点に学ぶべきである。
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