というキノコ。
まるで傘の無い柄だけのマツタケのよう。
マツタケ山へ行く林道の真ん中に生えていました。傘が開くと、胞子を撒くために傘が黒く融け始め、また柄だけになってしまうらしい。翌日見に行ったら、何かに踏まれたようで傘が黒くなったままぺしゃんこになっていました。
日本では一般的でないけれど、他の国では栽培もされていて、傘が開く前(写真の状態)に油いためやグラタンにして食べるとのこと(「おいしいキノコ、毒キノコ」(主婦の友社))。今度見つけたら是非食べてみたい。
なお、同じ仲間の“ヒトヨタケ”には“アセトアルデヒド分解酵素”を阻害する成分が含まれていて酒と一緒に食べるとアルコールの分解代謝がうまくいかなくなり、悪酔い状態になるとのこと。“ヒトヨタケ”は“ササクレヒトヨタケ”のようなササクレにならず卵のようにつるんとしているそうです(同書)。気をつけよう。
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