WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

宇治田原の古老柿 -由来-

2007年12月27日 | まつたけ



 宇治田原マツタケ研究会の山本さんから「古老柿」が届けられた。「出回るようになったら買いに行くから連絡ください」とお願いしていたのだが、思いがけずわざわざ送ってくださった。ほんとにありがとうございます。
 寒天、高野豆腐、干し柿、..冬場に作られる干し物は、寒暖の差が大きく夜はキンキンに冷えるようでないと良いものはできない。温暖化か、年々冷え込む時期が遅くなり、古老柿の出来上がる時期も年々遅くなっているらしい。

 さて、古老柿の袋の中にその由来が書かれた紙が入っている。写真で読めるかどうか、念のためかいつまんで書くと、
『村人が、とてもおいしい干し柿売りの少女に作り方を教えてもらった。少女の後を追っていくと山中の岩で姿を消したという』
 「ええっ、それだけ?」と思わずつんのめりそうな突込みの足りない言い伝えだ。少女は、貧しい村に名産となる柿をもたらしてくれた山の精だったのだろうか?

 『干し柿にはビタミンCが豊富で成人病予防によく、タンニンは酒の酔い覚ましに良い』とある。特に古老柿は、ほのかで上品な甘さで、へたも取ってあるし種離れもよく、一口サイズでほんとうに食べやすいしおいしい絶品である。


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