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てらまち・ねっと



 昨日の夕刊の写真をみて、びっくり。
 「イカが空を飛ぶ」・・・世界で初めて撮影・・・だとか。

 とはいうものの、先日、映画で「イカが空中を飛ぶ」シーンがあったような記憶もあるので、
 半分は、納得。

 ともかく、面白い話なのでデータを見た。
 まず、発見した北海道大学の側が広報していたので、そのデータ。
    「イカはホントに空を飛ぶ:イカの飛行行動を世界で初めて解明」
 大学にしてはざっくばらんなタイトル。

 あとは、報道で概観。

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 マスコミ発表データ PDF  / 北海道大学総務企画部広報課 / 2013.2.7
 ●イカはホントに空を飛ぶ:イカの飛行行動を世界で初めて解明
                 イカはホントに空を飛ぶ:イカの飛行行動を世界で初めて解明 / PDF
研究成果のポイント
・イカが水面から飛び出して着水するまでの一連の行動を連続写真での撮影に成功し,その詳細な
行動を世界で初めて明らかにした。
・イカは単に水面から飛び出すのではなく,水面から飛び出した後もジェット推進で加速し,さら
に腕とヒレを広げて揚力を発生させ,その揚力をコントロールして着水するという,高度に発達
した“飛行行動”をすることが明らかになった。
・イカの飛行行動は,捕食者からの逃避行動として発達した可能性が高いと考えられる。

・・・・・・・(略)・・・





Googleのニュース画像から ↓


 


●イカは飛べるじゃなイカ! 北大が連続撮影、飛行の仕組みを解明
      itmedia 2013年02月08日 16時29分 更新
イカが水面から飛び出して着水するまでの連続撮影に北海道大学が成功し、その詳細な行動を世界で初めて明らかにした。

 「外洋性イカは本当に飛ぶ」──そんな論文が海洋生物学の専門誌に掲載された。イカが水面から飛び出して着水するまでの連続撮影に北海道大学が成功し、その詳細な行動を世界で初めて明らかにした。
 2011年7月25日午後2時半ごろ、東京の東方約600キロの海上で、北大付属練習船「おしょろ丸」の実習航海中、船に驚いたとみられるイカ約100匹が海上が飛び出す様子を、大学院生の村松康太さんと国際基督教大学の鯨類研究家・関口圭子博士が撮影=写真=。写真をもとにイカの飛ぶ行動を解析した。

 イカはアカイカかトビイカとみられ、全長は約20センチ強。飛行する場合は
(1)水を勢いよくはき出し水面から飛び出し、
(2)水をろうとから噴射し続けて空中で加速、揚力を発生させるためにひれと腕の間の保護膜を広げる、
(3)進行方向に向かってやや持ち上がった姿勢(ピッチアップ)でバランスを取りながら滑空、
(4)ひれを巻き付け腕をたたみ、進行方向に対してやや下がった姿勢(ピッチダウン)で着水し、衝撃を和らげる─という4段階が分かり、


「単に“水面からの飛び出し”ではなく、高度に発達した飛行行動を持つことが明らかになった」としている。

●イカ、フライ30メートル 滑空生態解明、北大グループ
          朝日 2013年2月8日13時49分
海面の上を飛ぶイカの群れ。ひれと、腕と腕の間の薄い膜を広げている=村松康太さん撮影

 【芳垣文子】イカが海面から飛び出し、滑空するメカニズムを北海道大の研究グループが解明した。高度に発達した「飛行行動」だとして、ドイツの国際的な科学雑誌「マリンバイオロジー」で論文を発表した。

 北大大学院水産科学院の大学院生村松康太さん(24)=海洋生態学=らは2011年7月、東京から東約600キロの北西太平洋で実習航海中、イカの群れに遭遇。村松さんと国際基督教大大学院研究員の関口圭子さんが写真撮影した。

 100匹ほどが海から飛び出し、海面と平行に2~3秒間飛行。約30メートル先に着水した。外洋性のアカイカかトビイカの子どもとみられ、体長約20センチだった。
連続写真を分析したところ、胴体にためた水を勢いよく吐き出して海面から飛び出し、空中で水を噴射し続けて加速。
三角部分のひれと、腕と腕の間にある薄い膜を翼のように広げてバランスを保って滑空し、着水時はひれと膜をたたんで衝撃を小さくしていることがわかったという。

●イカに高度な「飛行」能力=空中で加速、ひれ広げ滑空-北大など
       時事(2013/02/07-23:06)
海から飛び出し、滑空するイカの群れ。ひれなどを広げて「翼」としており、北海道大と国際基督教大の研究チームが「飛行行動」と結論付けた(北大大学院生の村松康太さん撮影) イカが海から飛び出す姿は昔から各地で目撃されているが、北海道大と国際基督教大の研究チームが連続写真を撮影し分析した結果、一般に足と呼ばれる腕や三角形のひれを翼のように広げて制御していることが分かった。研究チームは高度に発達した「飛行行動」と結論付け、ドイツの科学誌マリン・バイオロジーに論文が掲載されたと7日発表した。

 北大大学院生の村松康太さんと国際基督教大研究員の関口圭子さんが2011年7月、北大練習船「おしょろ丸」で関東東方沖を航海中、約100匹のイカが海面から飛び出し、着水するまでを写真撮影した。イカは全長20センチ強で、スルメイカと同じアカイカ科の若い群れだった。

 飛行行動は4段階に分類された。
まずひれを体に巻き、腕もたたんだ姿勢で高速遊泳して勢いよく海面から飛び出した後、水を噴射し続けて空中で加速。ひれと腕、腕同士の間にある保護膜を広げて「翼」とし、秒速8.8~11.2メートル(時速31~40キロ)に達した。そのままやや上向きの姿勢で安定して滑空した後、「翼」をたたんで着水し、衝撃を小さくしていた。

 イカは敵から逃げるため海面から飛び出すとみられるが、空中で海鳥に捕まることもあり、食物連鎖の研究対象になるという。

●海を飛び出し空飛ぶイカ 撮影に成功
       NHK 2月8日
北海道大学の研究グループが、海中から飛び出して滑空するイカの撮影に成功し、グループは、魚から逃げるために発達した能力の1つではないかとみて注目しています。

撮影したのは、北大水産科学研究院の研究グループに所属する大学院生、村松康太さん(24)です。研究グループはおととし7月、東京の東600キロの太平洋で、アカイカの仲間とみられるおよそ100匹の群れが、海中から飛び出して滑空する姿を連続撮影しました。

これまでも、一部のイカには体内から海水を噴射して海中から飛び出す能力があることは分かっていましたが、画像を解析した結果、イカは空中でも体内から海水を噴射して速度を上げ、ひれや腕などを広げてバランスを保ち、1回でおよそ30メートル飛ぶと推測されたということです。

研究グループは、一連の動きから「高度な飛行行動」に当たるとみています。

撮影した村松さんは、「魚からより遠くに逃げるため、こうした能力を持っているのではないか」と話しています。


●イカの「飛行」確認 北大助教ら連続撮影で
       2013/02/07 21:52 【共同通信】
 海中から飛び出し「飛行」するイカの群れ=2011年7月(北海道大提供)
 北海道大北方生物圏フィールド科学センターの山本潤助教らのグループが海中からイカが飛び出す姿の連続撮影に成功。空中で加速、ひれなどを翼のように広げてバランスを保つ様子を確認し、一連の動作は「飛行」に当たるとの研究結果をまとめ、7日までにドイツの科学誌に発表した。連続撮影は世界初としている。

 山本助教は「イカの驚異的な飛行能力が明らかになっただけでなく、空中で海鳥に捕食されている可能性も高まった」と指摘している。

 研究グループによると、2011年7月、東京の東方沖約600キロでアカイカ科の小型のイカ約100匹が海中から飛び出す姿を撮影。

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