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てらまち・ねっと



 昨日や今朝のニュースで盛んに流れているロシアの隕石の落下のこと。
 落下の時間帯が午前9時半と明るかったし、画像もそれなりにあるらしい。

 まさにネット時代とあってか、NHK のニュースも、「You Tube では・・・」と結構衝撃的な画像、動画をながしていた。
 とはいえ、自分で動画探しをする気もないので・・・・

 ともかく、滅多にない出来事なので、報道を記録。
 例えば、スポニチは、
    「ごう音とともにウラルの空が激しく明滅した。白煙の帯が大蛇のようにうねる。
    動画共有サイトに投稿された映像などによると、火の玉のような物体がごう音とともに白い線を描きながら落ちてきて、地上に迫ったところで白い閃光(せんこう)を広範囲に放った。
    地元住民の話では、5、6回、大きな爆発音が聞こえたという。」


 現場にいた人たちは、まさに「火の玉」が空を飛んでいったのを見たらしい。

 「火の玉」という仮想の様な言葉が、初めて、「事実を見た人の表現した言葉」なんだと聞こえた。

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●ロシアのウラル地方で隕石が爆発、1000人が負傷 .記事 原文(英語)
             ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 2013年 2月 15日

Reuters
ロシア中部チェラビンスク州の上空を通過する隕石
. 【モスクワ】ロシアのウラル地方の上空で15日朝、隕石が爆発したとみられ、約1000人が負傷した。けが人の多くは爆風によって割れたガラスによるもの。

 ロシア非常事態省は、隕石の破片がロシア中部チェラビンスク州の人口密度が少ない地域に落ちた、と発表した。
 同国内務省のバディム・コレスニコフ報道官によると、隕石の破片の落下後、約1000人が医療支援を求め、その大半が爆発に伴うガラスの破損によるけがによるものだったという。約3000の建物が爆風で被害を受けた。
 晴天の青空の下、何が起こったのについては情報が錯綜している。ロシア非常事態省の報道官は、流星群だったと話した。しかし、別の報道官は、インタファクス通信の取材に対し、1つの隕石だったとしている。
 内務省のコレスニコフ氏によると、亜鉛工場の天井約600平方メートルが崩壊したという。

 ロシアのテレビ局が放映したアマチュア撮影家の撮影したビデオは、現地時間の午前9時20分、上空を猛スピードで横切り、幅の広い飛行機雲のような白い雲と強烈な閃光を残す1つの物体を映し出した。

●ロシア隕石落下 約3,000棟の建物が損壊、けが人は1,200人に
          FNN (02/16 07:37)

ロシア中部に15日朝、隕石(いんせき)が落下し、けが人はこれまでに1,200人にのぼるなど、大きな被害が出ている。
チェリャビンスク州の西部では、氷が張った湖面に直径6メートルほどの穴が見つかった。
隕石の破片によるものとみられている。

ロシア内務省によると、被害はチェリャビンスク州内の10の町に及び、これまでに1,200人がけがをした

また、州当局によると、およそ3,000棟の建物が損壊し、被害総額は日本円で30億円にのぼるという。

現場付近の住民は「そばにいた警官の帽子が吹き飛んだほどの大きい衝撃で、3つの爆発が『バン、バン、バン』と、連続して起こった」と話した。
ロシア非常事態省は、隕石の破片10個以上が地上に落下した可能性があるとし、これまでに、州内の4カ所で破片が見つかったとしている。

ロシアの専門家は、隕石の重さは「10トンに達していた」と指摘していて、政府は、被害状況の調査を進めている。

● <ロシア隕石落下> 直径10メートルの可能性…専門家指摘
          livedoor ニュース/毎日新聞 2013年02月15日20時33分
チェバルクリ 国立天文台によると、上空を発光しながら通過していく様子は、隕石の落下に伴う現象だという。

 通常は上空で分裂して散り散りになるが、今回は、低空まで形を保っていた。軌道が予測できる天体は、直径45メートル程度が限界。これより小さい隕石の接近を事前に把握するのは困難だ。

 地球に接近する天体の研究をしているNPO法人「日本スペースガード協会」も映像を分析。隕石は東から南へ通過し、上空約40キロで温度が上昇し、爆発したとみられる。協会は、衝撃波による被害と発光の程度から、直径約10メートルに近かった可能性を指摘する。

 協会の高橋典嗣(のりつぐ)理事長は「仮に地表到達時に10メートル規模であれば、直径100メートルのクレーターができて壊滅的な被害となったはず」と話す。16日未明に地球近くを通過する小惑星(直径45メートル、推定重量13万トン)の軌道は南北方向と、隕石の軌道とは異なり、関係はないという。

 国立極地研究所の小島秀康教授(隕石学)によると、地球に落下する隕石は、直径約20センチ、重さ10キロのもので年間約800個。小島教授は「数百人規模のけが人が出た例は、記録上ないのではないか」と驚く。【野田武、鳥井真平】

●被害、半径100キロに及ぶ=負傷者1200人に-ロシア隕石落下
          時事 (2013/02/16-06:48)
15日、ロシアのチェリャビンスク州で、隕石の落下地点とされる凍った湖面にできた穴=チェリャビンスク州警察提供(AFP=時事) 
【モスクワ時事】ロシア・ウラル地方チェリャビンスク州を襲った隕石(いんせき)の落下・爆発で、地元警察当局者は15日夜、衝撃波で窓ガラスが割れるなどの被害が少なくとも州内10地区で確認されたことを明らかにした。これは最大の被害が出た州都チェリャビンスク市を中心に半径約100キロに及ぶ広い範囲。負傷者は重傷者2人を含む1200人に増加した。地元通信社が伝えた。

 世界的に前例のない人的被害をもたらした隕石落下を受けてロシアのプーチン大統領は15日、モスクワでの20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁との会合に先立ち、プチコフ非常事態相と会談、「被災者の支援を最優先」するよう指示した。

●空から火の玉!ロシアに隕石落下 約1000人負傷
       スポニチ  2013年2月16日 06:00
 ロシア南部ウラル地方のチェリャビンスク州周辺で15日午前9時20分(日本時間午後0時20分)ごろ、隕石(いんせき)が落下した。空から火の玉のような物体が現れ、上空で爆発、衝撃波で学校のガラスなどが割れ、約1000人が負傷した。隕石落下で多数の負傷者が出るのは極めて異例。地元住民は「ミサイルか」などと大パニックに陥った。

 ごう音とともにウラルの空が激しく明滅した。白煙の帯が大蛇のようにうねる。動画共有サイトに投稿された映像などによると、火の玉のような物体がごう音とともに白い線を描きながら落ちてきて、地上に迫ったところで白い閃光(せんこう)を広範囲に放った。地元住民の話では、5、6回、大きな爆発音が聞こえたという。

 爆風が大気を激しく震動させた。ガラスが割れる音と悲鳴が交錯。ロシアのテレビはガラスの破片で首筋を切り、血まみれとなった男性の姿を映し出した。共同電によると、病院には手当てを求める人々が押し寄せた。

 朝の通勤時間だったため、外にいた多くの住民が閃光を浴びた。学校では授業中で、子供も多数負傷した。一時は何が起きたか分からず、「ミサイルが飛んで来たのか」などとさまざまな噂が飛び交った。地元メディアは当初、「飛行機が空中爆発」と至急報で伝えたほど。隕石落下と判明するまで、人々は不安感を募らせた。

 約1000人が負傷し、120人近くが入院。数人の重傷者もいるもよう。死者はおらず、日本人の被害は確認されていない。被害が報告されたのはチェリャビンスク州のほか、スベルドロフスク州、チュメニ州、クルガン州など。

 ロシア宇宙庁は、隕石は秒速30キロで低空を横切ったと説明。重さは推定約10トン。
専門家によると、大気圏に突入した10メートル以下の天体が上空で砕け、落ちてきたとみられる。
地上に対し45度の確度で落下し、高度70~30キロで3回爆発した。
チェリャビンスク州の湖に張った氷に隕石落下の跡とみられる直径6メートルの穴が見つかった。


 ロシアでの隕石落下は1908年、半径30キロメートルにわたって森林が燃え、2000平方キロメートル以上の範囲の樹木が倒された「ツングースカ大爆発」が有名。
この時は、近くに街がなく、被害者は報告されていない。


 ▼地球衝突の恐れがある天体監視を目指す日本スペースガード協会の高橋典嗣理事長 
現地からの報道を見ると、大気圏に突入した時点で10メートル以下だった天体が上空で砕け、バラバラになって落ちたとみられる。
上空での爆発で衝撃波が生じ、ガラスが割れてケガ人が出たのだろう。
もし天体が直接地上に衝突したのだったら、原爆の爆発ぐらいの規模になりクレーターができてしまう。
小惑星は地球の近くに無数にあり、大きさ1ミリ以上の隕石は、毎日1個ぐらい地球に落ちている。日本時間の16日未明に地球に最接近する小惑星とは全く関係ない。

 ▽隕石 小惑星や小惑星同士の衝突でできた破片が地球に飛び込み、流れ星のように大気圏で燃え尽きずに地上に落下したもの。火星や月から飛来したものも見つかっている。落下時は明るい火球やごう音を伴い、多くの破片に分かれて広範囲に散らばる「隕石雨」となることもある。世界でこれまでに発見されたものは数グラムから数十トンで、含まれる金属などの割合により鉄隕石や石鉄隕石、石質隕石に分類される。

●“隕石”落下 国立天文台・渡部副台長に聞く
        NHK 2月15日
ロシア中部で、隕石(いんせき)とみられる物体が落下し、その際の衝撃で、広い範囲にわたって建物のガラス窓が割れるなどして、多数の人がけがをしました。

国立天文台の渡部潤一副台長の解説を動画で掲載します。

.原因は“隕石”か?
Q)最新の情報で6mほどのクレーター状のものが見つかったということだが、これは隕石の跡なのですか?

(渡部潤一副台長)
これだけ大きな被害を及ぼすような天体衝突ではそれぐらいのクレーターができて当然だと思うので、可能性は高いと思います。
いわゆる「流れ星」の非常に大型のものと思っていいですが、映像を見ると、非常に明るく光ったあとに、消えゆく破片が最後に残っていて、だんだん消えていっています。
これが隕石となって燃え残って落ちた可能性が高い。

Q)これだけの大きさの隕石が落ちることは珍しい?

隕石の落下そのものは地球上でかなりの頻度で落ちています。
しかしこれだけ大きなものが人口密集地の近くであるのは珍しいです。

Q)これは「流れ星」なんですか?

一種の流れ星です。普通の流れ星は大きさが数センチから数ミリ程度で、すぐに燃え尽きてしまいます。
これが数十cmから1mを超えると、こういう大きな流れ星になって、燃え尽きずに最後まで残ってしまいます。
なぜ大きな被害に?
Q)映像で辺りが明るくなるのは爆発?

一種の爆発と呼ぶことが多いですが、流れ星の本体が大気中で突入するときには、バラバラに壊れる、あるいは表面がはげたり分裂したりします。
そうすると表面積が一時的に大きくなるので、流れ星としての発光が一時的に強くなる現象だと思われます。

Q)窓ガラスが割れた被害はどうして?

天体というのは超音速で突っ込んでくるので、いわば超音速旅客機みたいなものが近くを飛んだときと同じで、衝撃波が発生し、それが地上に到達するとドーンという音がする。それが一般の人には爆発音に聞こえてしまうのです。

Q)衝撃波はどんなインパクトが?

一瞬にエネルギーが凝縮して来るので、地震の最初のドーンという揺れのようなもの、何かの爆発と聞き違えてもおかしくないような音が聞こえます。

Q)こうした事例、今まで見聞きしたことは?

無いですね。
隕石の衝撃波は、日本でも1996年の筑波隕石などでは関東一円でドーンという音が聞こえましたがそのときもガラス窓が割れてけがということは無かったと思うので、これだけ大きな被害は記憶にある限り珍しいと思います。

Q)ロシアの建物の構造も影響したんでしょうか?

やはり地震の少ないところですと振動に弱い構造にしている可能性もあるので、そういうところが少しマイナスに作用した可能性もありますが、これは調べてみないと分かりません。

Q)隕石はどの程度の大きさだったと?
このレベルですと1mを超え、数トンクラスの隕石が落ちてきたと考えられます。
かなり大きかったと予想できます。

Q)ロシアでは1908年にも「ツングースカの大爆発」と呼ばれる、小惑星の衝突による大被害が出て、被害は2000平方キロメートルにも及びました。

このときと今回のものとはレベルが違います。
このときの天体は40~50mぐらいの非常に大きなものだと言われています。
それぐらいだと、最後の段階で衝撃波以外に本体が本当に爆発するんです。
そうすると爆風が地上に降りて被害を及ぼしたと考えられています。
このときはシベリアの山林など幸い人のいない場所でした。
隕石に備えられる?
Q)隕石の衝突にどう備えれば?

ツングースカのレベル以上で、甚大な被害を及ぼす天体、50mから100m、数キロというサイズのものは、天文学者たちが世界的にそうした危険な小惑星や天体を探して、衝突するかどうか判定する観測を始めているんです。
大きな天体は太陽の光を反射して明るく見えるので分かります。
今のところわれわれが見ている36万個ぐらいの小惑星の中には、近い将来、地球に衝突するものはありません。
しかし、今回のように数m~50mぐらいの小さなものだと、ぶつかってくるまで分からないと言うことが多いんです。そういう意味では、こういうことは今後も起こりうると思います。

Q)ちょうど明日(16日)、直径45mの小惑星が地球に再接近することになっていますが、それとの関係は?

軌道も飛んだ方向も違うので、関係は無いと思われます。
あすはツングースカレベルの、40mから50mあると言われていますが、そういった小惑星が地球に2万キロちょっとまで近づく、この程度の距離は静止衛星軌道の内側なので、宇宙的に言えば「ニアミス」と言えます。
しかし軌道はしっかり決まっているので、今回は天体が地球にぶつからないことが分かっています。

Q)天文の世界は、予想しがたいですね

まだまだ分からない天体もたくさんあるし、まだ分からないこともたくさんあるということが、宇宙の謎の深いところだと言えます。

Q)それでもあえて教訓とすることは?

これだけの威力を持つことが起こりうるということは、どこかで心に留めておかなければいけません。地震などと同じでいつ起こるか分からない。まあ備えることは難しいですが、心構えは持つ必要があるかもしれません。


●ロシアで隕石が空中爆発、1000人負傷か
   CNN 2013.02.15
ロシアで隕石が空中爆発、負傷者も
(CNN) ロシア南部で15日、飛来した隕石(いんせき)が上空で爆発し、その影響で多数の負傷者がでた。

同国メディアがロシア内務省が発表したとして伝えたところによると、高層ビルなどの窓ガラスが割れるなどして、子ども約200人を含む約1000人が負傷したという。

ロシアの非常事態省は、隕石はウラル地方上空の下層大気で一部燃えたあと粉砕したと述べている。

隕石が落ちたのはウラル地方チェリャビンスク州サトカから80キロの周辺で、上空で数秒白く光り、続いて爆発のような大きな衝撃音が響いたという。

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なお、ネット上にはこのような写真も出でいるけど、今回の落下の現場の一つかどうかは疑わしいのではないか。


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